2022年4月30日土曜日

2022 TOP 20 PROSPECTS:Index By Organization

2022 TOP 20 PROSPECTS

Index By Organization


Spencer Torkelson

 
MLB30球団のプロスペクトランキングトップ20を公開しています。以下の球団名リンクから閲覧することができます。傘下注目のプロスペクト上位20名+スリーパー5名をスカウティングレポートと共に紹介しています。

アメリカン・リーグ


Baltimore Orioles /ボルティモア・オリオールズ
Boston Red Sox /ボストン・レッドソックス
New York Yankees /ニューヨーク・ヤンキース
Tampa Bay Rays /タンパベイ・レイズ
Toronto Blue Jays /トロント・ブルージェイズ

Chicago White Sox /シカゴ・ホワイトソックス
Cleveland Gurdians /クリーブランド・ガーディアンズ
Detroit Tigers /デトロイト・タイガース
Kansas City Royals /カンザスシティ・ロイヤルズ
Minnesota Twins /ミネソタ・ツインズ

Houston Astros /ヒューストン・アストロズ
Los Angeles Angels /ロサンゼルス・エンゼルス
Oakland Athletics /オークランド・アスレチックス
Seattle Mariners /シアトル・マリナーズ
Texas Rangers /テキサス・レンジャース

ナショナル・リーグ


Atlanta Braves /アトランタ・ブレーブス
Miami Marlins /マイアミ・マーリンズ
New York Mets /ニューヨーク・メッツ
Philadelphia Phillies /フィラデルフィア・フィリーズ
Washington Nationals /ワシントン・ナショナルズ

Chicago Cubs /シカゴ・カブス
Cincinnati Reds /シンシナティ・レッズ
Milwaukee Brewers /ミルウォーキー・ブルワーズ
Pittsburgh Pirates /ピッツバーグ・パイレーツ
St. Louis Cardinals /セントルイス・カージナルス

Arizona Diamondbacks /アリゾナ・ダイアモンドバックス
Colorado Rockies /コロラド・ロッキーズ
Los Angeles Dodgers /ロサンゼルス・ドジャース
San Diego Padres /サンディエゴ・パドレス
San Francisco Giants /サンフランシスコ・ジャイアンツ

2022年4月29日金曜日

2022 SAN FRANCISCO GIANTS TOP 20 PROSPECTS

2022 SAN FRANCISCO GIANTS

TOP 20 PROSPECTS

Marco Luciano


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は22年6月30日見込みのもの。

1.マルコ・ルシアーノ(SS)/Marco Luciano:20歳
(A/A+)106G 395AB 19HR 48BB 122K .258/.344/.471/.815
◎パワー / 〇肩 / △スピード 3B向き? アプローチ
打席でのアプローチや選球眼が磨かれれば「3割・40本」も狙えるポテンシャル。一方でSSに残れるかは評価が分かれている。プラスの強肩を有し、運動能力&野球IQも高いが平均以下のスピードがネック。今後体が成熟すればさらにスピードが失われるため3BやRFに移る可能性もある。AではOPS.930と圧倒したが、A+昇格後は打率.217・三振率37.2%と対応に苦しんだ。
Marco Luciano

2.
ジョーイ・バート(C)/Joey Bart:25歳
(3A)67G 252AB 10HR 21BB 82K .294/.358/.472/.831
◯パワー 肩 C守備 / △コンタクト スピード
18年ドラフト全体2位指名。バスター・ポージーの後継者になれる強打の司令塔候補。広角に長打が打てる生粋の長距離砲で、マイナー通算ISO.225とパワー面は文句なし。一方で昨季3Aで三振率29.4%とヒットツールに不安を抱える。捕手守備では最高でゴールドグラブを狙えると評判。肩の強さも平均以上で、足は遅いがプレート後方での動きは機敏だ。
Joey Bart

3.ルイス・マトス(OF)/Luis Matos:20歳
(A)109G 451AB 15HR 28BB 61K .313/.359/.495/.853
◯打撃 スピード / △素材型 フリースインガー
フリースインガーながらコンタクト技術が傑出しており、パワー&スピードも20-20を狙える水準。21年は打率.313の高打率に加え、三振率12.4%・フライ率41%と打撃技術の高さを見せつけた。CFに残るにはルート取りを含めた守備力向上が求められる。野球家系に育ったため、野球IQも高く評価されている。

4.エリオット・ラモス(OF)/Heliot Ramos:22歳
(2A/3A)116G 449AB 14HR 42BB 138K .254/.323/.417/.740
◯パワー 肩 / △両翼向き?
17年ドラフト1巡目。ガッシリとした強靭な体型に平均から平均以上の5ツールを備える。中でもパワーがベストツールであり、MLBのレベルに適応できれば20本塁打以上が狙える。だんだんとスピードは下降傾向にあり、現在はCFを守っているが最終的にはコーナーに落ち着くだろう。

5.
カイル・ハリソン(LHP)/Kyle Harrison:20歳
(A)3.19ERA 98.2IP BB/9=4.7 K/9=14.3 K/BB=3.02
◯速球 スライダー 奪三振 / △素材型 コマンド  
20年ドラフト3巡目指名。名門UCLAへの推薦を持っていたが、1巡目相当となる契約金249万ドルでプロ入りを決めた。21年は23先発してK/9=14.3と三振を量産した一方で、BB/9=4.7と先発としてやっていくにはコマンドを改善する必要がある。MAX98マイルの伸びのある4シームとプラスのスライダー、平均的なチェンジアップのコンビネーション。

6.
ウィル・ベドナー(RHP)/Will Bednar:22歳
(R/A)1.29ERA 7.0IP BB/9=1.3 K/9=7.7 K/BB=6.00
〇速球 スライダー / 
21年ドラフト1巡目。パイレーツ所属デビッド・ベドナーの弟。92-94マイルの速球とスライダーの2球種がプラスピッチで、ローテーション半ばポテンシャル。平均的なチェンジアップ&コマンドの向上が先発として成功の鍵を握るだろう。

7.
パトリック・ベイリー(C)/Patrick Bailey :23歳
(R/A/A+)82G 317AB 9HR 48BB 91K .265/.366/.429/.795
◯パワー 肩 C守備 運動能力 / △スピード コンタクト
20年ドラフト全体13位指名。豪快なパワーが武器の両打ち捕手で、運動能力抜群の捕手守備もアマチュア屈指との評判だった。一方で打撃の対応力を懸念されており、21年はA+で開幕を迎えるも33試合で打率.185・OPS.587と結果を出せなかった。その後はAで打率.322・OPS.947と年下選手を相手に圧倒したが、22年は2度目のA+で結果を出せるか。
Patrick Bailey

8.
ハイロ・ポマレス(OF)/Jairo Pomares:21歳
(A/A+)77G 302AB 20HR 16BB 87K .334/.378/.629/1.007
〇パワー / △守備 素材型 アプローチ
四球率4.9%とフリースインガーでアプローチを洗練する必要があるが、打率.334・20本塁打・OPS1.007と長打力を発揮。平均打球速度92.4マイルとMLBで見ても平均以上のパワーを見せている。守備面も向上を辿っているが、依然として平均以下であり、コーナーが適任だろう。
Jairo Pomares


9.
マット・ミカルスキー(LHP)/Matt Mikulski:23歳
(A)1.80ERA 5.0IP BB/9=5.4 K/9=9.0 K/BB=1.67
◯速球 奪三振 / △コマンド
21年ドラフト2巡目。ショートアーム採用を機にブレークし、出所の見にくいリリースから90マイル後半の速球にキレの良いスライダー&チェンジアップのコンビネーション。コントロールも改善傾向にあるが、先発に残れなくてもジョシュ・ヘイダーのようなパワーリリーバー適性があるだろう。

10.
エバーソン・アルティアガ(SS)/Aeverson Arteaga:19歳
(R/A)57G 200AB 9HR 23BB 70K .290/.362/.495/.857
◯肩 SS守備 / △パワー 素材型
19年に契約金100万ドルで入団した原石。肩&守備力がプラス評価で、MLBでもSSにとどまれる可能性を示している。一方で平均以下のパワー&三振率30.6%という空振りの多さから打撃のポテンシャルには疑問。守備は良いだけに打撃を伸ばせるかがカギを握る。

11.ライアン・マーフィー(RHP)/Ryan Murphy:22歳
(A/A+)2.52ERA 107.1IP BB/9=2.2 K/9=13.8 K/BB=6.31
◯コマンド / △プラスピッチ無し
プラスピッチは無いがコマンド能力に優れており、21年はマイナー全体3位となる164Kをマークするなどブレーク。しかし絶対的な球種が無いことから、選手としての上限には疑問もあり、プロスペクトの関門である2Aでどのような投球を見せるか。

12.ケーシー・シュミット(3B)/Casey Schmitt:23歳
(A)64G 251AB 8HR 22BB 44K .247/.318/.406/.724
◯肩 3B守備 パワー / △コンタクト
20年ドラフト2巡目。プラスの強肩を生かした3B守備はマイナーでも屈指との評判で、Baseball Prospectusの出す守備指標FRAAでは+6.0をマーク。打撃は発展途上ながら20ホーマーを狙えるポテンシャル。アベレージ面が上がってくればレギュラー3B候補だろう。


13.
ライアン・レックリー(SS)/Ryan Reckley:17歳
(R/A)57G 200AB 9HR 23BB 70K .290/.362/.495/.857
◯スピード コンタクト / △パワー 素材型
今年1月に契約金220万ドルで入団したバハマ出身プロスペクト。アスリート性を高く評価されており、打撃ではヒットツールが優秀でゾーンコントロールもOK。プラスのスピード&出塁率重視の打撃スタイルはリードオフに適任。

14.
ルイス・トリビオ(1B/3B)/Luis Toribio:21歳
(A)94G 340AB 7HR 63BB 113K .229/.351/.356/.707
◯打撃 肩 / △素材型 3B守備 スピード 21年不調
傘下ベストのピュアヒッターになれると評判も、21年は打撃不振に悩まされた。四球率15.4%は優秀だったが、三振率28%&グラウンドボール率51.1%は打者として黄色信号だろう。また3Bとしてはマイナー通算守備率.854と不安定で、昨季は1Bメインでの出場だった。

15.
マニュエル・メルセデス(RHP)/Manuel Mercedes:19歳
(R)5.11ERA 56.1IP BB/9=4.0 K/9=9.9 K/BB=2.48
◯速球 スライダー / △素材型 コントロール
安定感に欠け、21年はRで防御率5.11という内容ながらリーグ4位の62Kを奪うなど片鱗は見せた。MAX98マイルのランニングファストを主体に80マイル中盤のスライダー&チェンジアップを織り交ぜる。フォームにばらつきがあり、コントロールを安定させることが課題。

16.
ニック・スウィニー(LHP)/Nick Swiney:23歳
◯3球種 / △球威
20年ドラフト2巡目。70マイル台のチェンジアップが得意球で、88-92マイルの4シームとの緩急で打者のタイミングを崩す。また4シームはホップ成分が強く、高めで空振りが取れる。第3球種のカーブも効果的に扱えるが、球威不足からローテーション4-5番手向きか。

17.
ショーン・ジェリ(RHP)/Sean Hjelle:24歳
(A/A+/2A)3.32ERA 143.2IP BB/9=2.3 K/9=8.7 K/BB=3.76
◯グラウンドボーラー 体格 / 
210cmの長身から投げ下ろされるボールは角度があり、中でもナックルカーブが絶品。速球は92-94マイルと支配的ではないが、低めに集めてゴロを打たせることができる。チェンジアップも向上を辿り、3球種で勝負できるようになった。21年は2A/3Aでグラウンドボール率54%とゴロマシーンぶりを発揮した。

18.プレマンダー・ベロア(RHP)/Prelander Berroa:22歳
(A)3.56ERA 98.2IP BB/9=4.8 K/9=12.3 K/BB=2.55
◯速球 奪三振 / △コントロール
コントロールに課題があるが、球威は抜群。21年はAで24先発してK/9=12.3を記録した。MAX99マイルのランニングファストと80マイル中盤のスライダーで空振りを量産する。また80マイル後半の高速チェンジアップも交える。力みの入ったフォームでリリースがばらつきやすく、コントロールを改善していく必要がある。

19.
リカルド・ジェノベス(C)/Ricardo Genoves:23歳
(A/A+/3A)109G 375AB 14HR 45BB 108K .275/.359/.453/.812
◯パワー 肩 / △スピード ブロッキング
Aでの38試合でOPS.993と好調なスタートを切るとシーズン終盤には3Aまで到達。シーズン通して14本塁打・OPS.812とキャリアハイイヤーを送った。捕手守備では俊敏性が弱く、26個のパスボールを許すなど捕球面に課題を抱えるが、プラスの強肩を生かした盗塁阻止能力が強み。

20.ブレット・アウルバック(2B/C)/Brett Auerbach:23歳
(A/A+)87G 316AB 17HR 40BB 89K .288/.379/.529/.907
◯21年ブレーク コンタクト / △ツール
20年にドラフト外のアマチュアFAでの入団となったが、今季A/A+で打率.288・17本塁打・OPS.907・30盗塁とブレーク。身長5フィート9と小柄ながらヒットツールに優れており、プルサイドへのパワーも見せる。守備では2B/Cを中心に外野もこなす。
Brett Auerbach


Sleeper Prospects

エスマーリン・ビニシオ(LHP)/Esmerlin Vinicio:19歳
(R)2.64ERA 58.0IP BB/9=4.5 K/9=10.9 K/BB=2.41
◯カーブ / △素材型 コントロール 球速
ヒョロリとした体型で伸びしろが期待できるスリーパー左腕。現在の速球は80マイル台ながら落差の大きいカーブはプラスピッチ候補で、球速を伸ばせれば浮上の可能性あり。21年はリーグ平均よりも3歳近く若いRで防御率2.64をマーク。コントロールは要改善。

ジェーク・ウォン(RHP)/Jake Wong:25歳
◯3球種 / △TJ手術明け
18年ドラフト3巡目。TJ手術により19年を最後に公式戦でのプレーは無いが、ワークホース適性あり。健康であれば91-94マイルのツーシームを低めに集め、スライダー&チェンジアップも平均レベル。打者を圧倒する球威はないだけに細かいコマンドを磨いていきたい。

(A+)103G 382AB 19HR 38BB 139K .262/.342/.495/.837
◯パワー 内野守備 / △アプローチ
19年ドラフト4巡目。ユーティリティー候補で、パンチ力ある打撃と内野全ポジションをこなせる守備力を併せ持つ。21年は荒いアプローチながらも19本塁打・28二塁打とパンチ力を発揮。22年はプロスペクトの山場となる2Aにチャレンジ。

アレクサンダー・スアレス(OF)/Alexander Suarez:20歳
(R)55G 193AB 6HR 10BB 72K .311/.379/.503/.881
◯コンタクト スピード / △素材型 アプローチ
5ツール候補。コンパクトなスイングで鋭いライナーを量産し、21年はRでリーグトップの60安打をマーク。上位レベルに対応するためにもフリースインガーなアプローチを磨いていきたい。守備は全試合CFでプレーも8失策&守備率.896と要改善。

ジミー・グロウェンキー(2B/SS)/Jimmy Glowenke:23歳
(A)97G 360AB 13HR 49BB 100K .256/.367/.444/.812
〇打撃 / △スピード 肩
20年ドラフト2巡目。打撃能力が高く、上手くハマればジェド・ジョーコ(元STL他)のような攻撃型ユーティリティーに育つ可能性がある。一方でツール面が平凡なため、大学ではSSもプロでは2Bメインに転向している。

2022年4月24日日曜日

2022 SAN DIEGO PADRES TOP 20 PROSPECTS

2022 SAN DIEGO PADRES

TOP 20 PROSPECTS

CJ Abrams

本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は22年6月30日見込みのもの。

1.
CJ エイブラムス(SS)/CJ Abrams:21歳
(2A)42G 162AB 2HR 15BB 36K .296/.363/.420/.782
◎スピード / ◯コンタクト 肩 守備 / △パワー
19年ドラフト全体6位指名。マイナー通算76試合の出場ながら、開幕ロースター入りを果たしたトッププロスペクト。20-80スケールで80評価のスピードが武器で、高いコンタクト技術も備える。肩やフットワーク、ハンドリングもSSとして十分な水準にある。現段階ではコンタクト重視だが、当てるだけのスラップヒッターではなく、体格がつけば20本塁打も可能なパワーポテンシャルを秘める。SSから移るとすれば2BやCFが候補だろう。
CJ Abrams


2.
マッケンジー・ゴア(LHP)/MacKenzie Gore:23歳
(R/A+/2A/3A)3.93ERA 50.1IP BB/9=5.0 K/9=10.9 K/BB=2.18
◯速球 4球種 運動能力 / △コマンド 健康面 
昨季開幕前の時点では、マイナーNo.1ピッチャーの呼び声高かったが、昨季はコマンドを失い絶不調だった。オフに参加したAFLでは3先発で防御率6.35も、98マイルを計測するなど復調の兆候も見られた。復調に期待し、この順位とした。
MacKenzie Gore


3.
ロバート・ハッセル(OF)/Robert Hassell:20歳
(A/A+)110G 443AB 11HR 66BB 99K .303/.393/.470/.863
◯打撃 スピード / △素材型 パワー
20年ドラフト全体8位指名。20年ドラフトの高校生ではNo.1ピュアヒッターと評判で、滑らかなスイングで広角にライナーを打ち分ける。21年は初のフルシーズンで打率.303・34盗塁と強みを発揮。パワーを伸ばせるかが課題。守備はプラスとまでは行かないものの、平均から平均以上との見立て。CFに残れる可能性を残す。
Robert Hassell


4.ルイス・カンプサーノ(C)/Luis Campusano:23歳
(3A)81G 292AB 15HR 27BB 66K .295/.365/.541/.906
(MLB)11G 34AB 0HR 4BB 11K .088/.184/.088/.272
◯打撃 パワー 肩 / ×スピード
フィールド全体にバレル性の打球を量産する攻撃型捕手。選球眼も良く、メジャーで中軸を狙えるポテンシャル。守備は発展途上だが、レギュラー捕手として及第点。ブロッキングは問題なく、フレーミングも改善中。肩は平均以上だが、マイナー通算盗塁阻止率は21%とスローイングの精度を磨く必要がある。

5.ジェームズ・ウッド(OF)/James Wood:19歳
(R)26G 86AB 3HR 13BB 32K .372/.465/.535/1.000
◎パワー / ◯スピード / △素材型 コンタクト
21年ドラフト2巡目の高卒選手。6-7/240の恵まれた体格の持ち主で、30ホーマー級のパワーポテンシャルを秘めている。三振の多さは要改善だが、RではOPS1.00と好デビューを飾った。平均以上のスピードを生かした走守もセールスポイント。CFとしてプロデビューも最終的にはRFに落ち着くか。
James Wood


6.ジャクソン・メリル(SS)/Jackson Merrill:19歳
(R)31G 107AB 0HR 10BB 27K .280/.339/.383/.722
〇打撃 パワー / △素材型 SS守備
21年ドラフト1巡目の高卒選手。6-3/195と体格に恵まれでおり、パワーとヒットツールを両立した攻撃型SSとして期待されている。守備面では、平均的なスピードと大柄な体格から将来的には2Bや3Bへの転向が目されている。

(A)71G 242AB 17HR 36BB 114K .244/.368/.529/.897
◎パワー / △素材型 / ✖コンタクト
19年ドラフト2巡目。6-3/220とすでにメジャーリーガーのような体型に仕上がっており、ダブルプラスのパワーポテンシャルを秘める。22年の春季トレーニングでは速度117.3マイルの弾丸ホームランを放ったが、これは21年のMLBであれば、大谷翔平、ゲレーロJrに次ぐ全体3位の数値。あとはバットに当たるかどうか。
Joshua Mears


(MLB)3.86ERA 4.2IP BB/9=3.9 K/9=5.8 K/BB=1.50
◯速球 3球種 奪三振 / △体格 耐久性 コマンド
ローテーション半ばポテンシャルも、故障体質が致命的。21年は開幕ローテーション入りも、4月にTJ手術を受けた。今季後半の復帰が目されているが、プロ5年でキャリアハイは18年の65.1イニングとシーズンを故障なく投げ抜いたことがなく、メカニクスやコンディショニングを見直す必要があるだろう。

9.
ビクター・アコスタ(SS)/Victor Acosta:18歳
(DSL)56G 186AB 5HR 38BB 45K .285/.431/.484/.915
〇5ツール / △素材型
21年1月に契約金180万ドルで入団したドミニカ共和国出身の原石。5ツールポテンシャルを秘めており、21年はDSLでOPS.915・26盗塁と申し分ないプロデビューを飾った。走攻守に平均以上の選手に育つ可能性がある。

10.
サミュエル・ザバラ(OF)/Samuel Zavala:17歳
(DSL)55G 195AB 3HR 32BB 36K .297/.400/.487/.887
◯コンタクト 守備 / △パワー 素材型
21年1月に契約金120万ドルで入団したベネズエラ出身の原石。スムーズなスイングでアプローチも磨かれており、DSLでOPS.887と好デビューを飾った。スピードは平均的ながら打球反応やルート取りが良く、チームはCFとして高く買っている。

11.ロバート・ギャサー(LHP)/Robert Gasser:23歳
(R/A+)1.20ERA 15.0IP BB/9=1.2 K/9=8.4 K/BB=7.00
〇コマンド 3球種 / △球威
21年ドラフト全体71位指名。打者を圧倒する球威はないが速球、スライダー、チェンジアップを扱うコマンドに長けている。6-1/190と体格的な伸びしろも残っておらず、ローテーション4-5番手向きのポテンシャル。

12.
ビクター・リザラガ(RHP)/Victor Lizarraga:18歳
(R)5.10ERA 30.0IP BB/9=4.5 K/9=10.5 K/BB=2.33
◯伸びしろ / △素材型 コントロール
21年1月に契約金100万ドルで入団したメキシコ出身プロスペクト。6-3/180と体格的な伸びしろが期待できる素材型で、すでに90-94マイルの速球とスピンの利いたカーブを主体に、チェンジアップも扱える。コントロールを含めて全体的に磨かれる必要あり。

13.
ハーリン・スサーナ(RHP)/Jarlin Susana:18歳
◯速球 体格 / △コマンド 素材型
今年1月に契約金170万ドルで入団した原石。6-6/235と体格に恵まれた剛腕で、すでに90マイル中盤から後半の速球を投げ込む。変化球はスライダーがベストピッチで、カーブやチェンジアップも交える。コマンド難を改善できるか。

14.エギー・ロサリオ(IF)/Eguy Rosario:22歳
(2A)114G 420AB 12HR 49BB 109K .281/.360/.455/.815
◎肩 / ◯スピード / △パワー SS守備
ユーティリティー候補。身長5フィート9と小柄ながら、ラインドライブ中心のアプローチで2Aでリーグ最多の31二塁打をマーク。マイナー5年で20盗塁以上のシーズンが4度とスピードも平均以上。昨季はSSを中心に守ったが、MLBでは2Bや3Bがフィットするとの見立て。

15.
マックス・ファーグソン(2B)/Max Ferguson:22歳
(R/A)37G 118AB 0HR 31BB 42K .212/.382/.297/.678
〇スピード 2B守備 / △パワー 21年打撃不振
21年ドラフト5巡目。ドラフトイヤーに打撃の調子を崩して評価を落としたが、本来であればコンタクト能力と守備走塁に長けたスーパーユーティリティタイプ。プラスのスピードを生かしてプロでは15盗塁/1失敗。守備は2Bとしてはプラスで、SSやCFもこなせる。

16.
ダニエル・モンテシーノ(OF/1B)/Daniel Montesino:18歳
(DSL)56G 190AB 4HR 43BB 53K .316/.444/.490/.934
◯パワー / △素材型 守備走塁
21年1月に契約金100万ドルで入団したヒッティングプロスペクト。軽々と柵越えするパワーが武器で、アプローチもセレクティブ。守備力は平均以下で、守備位置は1B/LFに限られるので、打ち続けることが求められる。

17.
ブランドン・バレンズエラ(C)/Brandon Valenzuela:21歳
(A/A+)97G 378AB 7HR 59BB 100K .299/.393/.429/.821
◯アプローチ 肩 / △スピード パワー
レギュラー捕手としては長打力不足だが、堅実な守備力と成熟したゾーン管理&コンタクト能力はバックアップ捕手に適任との評価。21年は四球率13.3%・OPS.821をマーク。6-3/230と大柄で俊敏性への不安あり。

18.ジャガー・ヘインズ(LHP)/Jagger Haynes:19歳
◯速球 伸びしろ / △素材型 コマンド
20年ドラフト5巡目で「スティール」に成功した左腕。ノースカロライナ大への推薦をもらっていたが、オーバースロットとなる契約金で入団した。運動能力の高さ、滑らかなフォーム、6-3/170の細身の体格から伸びしろ大。速球はすでに93-94マイルに届いている。TJ手術により昨季は全休した。

19.ロベルト・スアレス(RHP)/Robert Suarez:31歳
(NPB)1.16ERA 62.1IP BB/9=1.2 K/9=8.4 K/BB=7.25
◎速球 / 〇スプリット / △リリーフ専門 年齢
阪神タイガースでのプレーを経て、今オフ2年1100万ドルの契約でMLB入り。最速101マイルの伸びのある4シーム&切れの良いスプリットチェンジのコンビネーション。セットアップ以上の働きが期待される。

20.スティーブン・ウィルソン(RHP)/Steven Wilson:27歳
(R/3A)3.21ERA 42.0IP BB/9=3.0 K/9=15.2 K/BB=5.07
◯速球 スライダー 奪三振 / △リリーフ専門
リリーフプロスペクト。93-96マイルのライジング系の速球と80マイル中盤のスライダーの2球種を武器にマイナー通算でK/9=13.0をマークしている。オフには40人枠入りを果たし、開幕ロースター入り。

Sleeper Prospects

イーサン・エリオット(LHP)/Ethan Elliott:25歳
(A+/2A)3.06ERA 70.2IP BB/9=2.4 K/9=11.1 K/BB=4.58
◯コントロール チェンジアップ / ✖球威
ギクシャクした独特のフォームから88-90マイルの速球と80マイル前半のチェンジアップのコンボで打者のタイミングを崩す技巧派左腕。先発としては球威不足でリリーフ向きか。肩の痛みにより昨季は7月でシーズン終了。

(A+)4.25ERA 103.2IP BB/9=3.0 K/9=8.9 K/BB=2.94
◯ナックルボール / △コマンド
元々は90マイル前半の速球を主体に3球種を扱うオーソドックスな右腕だったが、昨年の春季トレーニングにて遊び半分でナックルボールを投げていたところ、これは使えるとなり、実戦でも使用開始。シーズン終盤には全投球の8割をナックルボールが占めるほどになった。ナックルボーラーとしてブレークを狙う。

(R/A)32G 121AB 3HR 18BB 22K .380/.451/.570/1.022
◯スピード / △パワー
21年ドラフト12巡目。プラスのスピードの持ち主で、CFに残れる可能性のある選手。打撃ではコンタクト&選球眼に優れ、
スムーズなスイングで長短打を量産する。プロデビューはさすがに出来過ぎだろうが、上手く育てばベン・ギャメル(元SEA他)のような控え外野手になれるかもしれない。

(2A/3A)115G 409AB 8HR 51BB 98K .311/.383/.445/.828
◯コンタクト / △パワー 年齢
マイナー5年で二桁本塁打無しとパワーはないが、コンタクト&アプローチに長けており、昨季は2A/3Aで打率.311・四球率10.9%をマーク。守備は外野両翼と1Bを守り、左のベンチ要員に適任だろう。

(2A)84G 309AB 10HR 28BB 73K .249/.328/.411/.739
◯スピード / △コンタクト
攻守に荒いがマイナー5年で158盗塁の俊足とパンチ力ある打撃は魅力大。守備は元々2Bだったが、昨季よりフルタイムの外野手になった。コンタクト面の不安を克服できるかがポイントとなるだろう。

2022年4月2日土曜日

2022 LOS ANGELES DODGERS TOP 20 PROSPECTS

2022 LOS ANGELES DODGERS

TOP 20 PROSPECTS

Diego Cartaya


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は22年6月30日見込みのもの。

1.ディエゴ・カルタヤ(C)/Diego Cartaya:20歳
(A)31G 114AB 10HR 18BB 37K .298/.409/.614/1.023
◯C守備 肩 パワー / △スピード 素材型
将来像をサルバドール・ペレス(KC)と比較されているトッププロスペクト捕手。上手く育てば30ホーマー&ゴールドグラブが狙える。6-3/219とすでに大柄な体格ながらも俊敏性を備えておりゴールドグラブ候補と評されているが、11捕逸&盗塁阻止率20%と磨かれる必要がある。
Diego Cartaya


2.
ボビー・ミラー(RHP)/Bobby Miller:23歳
(A+/2A)2.40ERA 56.1IP BB/9=2.1 K/9=11.2 K/BB=5.38
◎速球 / ◯スライダー チェンジアップ 奪三振 / △スタミナ
20年ドラフト1巡目のカレッジ投手。コントロールに課題があったが21年は大きく評価を上げてブレークイヤーとなった。MAX100マイルの4シームと90マイル中盤の2シームを軸にキレの良いスライダー&チェンジアップでピッチトンネルを通す。スペックはローテーション2番手相当も、17登板で5イニングを投げ抜いたのは1度のみとスタミナ面をこれから証明していく必要がある。
Bobby Miller


3.
ミゲル・バルガス(3B)/Miguel Vargas:22歳
(A+/2A)120G 483AB 23HR 45BB 89K .319/.380/.526/.906
◎打撃 / △スピード 3B守備
21年は2Aで首位打者となる打率.321、A+/2A通じてキャリアハイとなる23本塁打とブレーク。ゾーンを長く通すスイングを身に着けており、バレル性の打球を量産する打撃が強み。完成度の高い打撃とは対照的に、守備ではスピード、運動能力ともに3Bとしては欠如しており、1B向きと見るスカウトが多い。同じくキューバ出身のユリ・グリエル(HOU)と比較される。
Miguel Vargas


4.
マイケル・ブッシュ(2B)/Michael Busch:23歳
(2A)107G 409AB 20HR 70BB 129K .267/.386/.484/.870
◯打撃 パワー / △スピード 肩 守備
19年ドラフト全体31位指名。美しいスイングで広角に長打が打て、バランスの取れたアプローチで四球も多い。パワーとアベレージを両立した平均以上の打者になれるとの見立て。一方で守備面が課題。大学では主に1B/LFとしてプレーしていが、ドジャースは2Bとして育成中。ダニエル・マーフィー(元WSH他)が理想像か。

(R)63G 235AB 19HR 26BB 79K .298/.398/.651/1.049
◎肩 パワー / △RF向き? 素材型 / ✖コンタクト 
キューバ出身で、強靭なフィジカルや運動能力の高さはヤシエル・プイグ(元LAD他)を連想させる。21年はA+でリーグトップの31本塁打を放つなどの大活躍でMVPを獲得した。三振率を19年の28%から24.5%に、四球率を9.3%から14.3%に伸ばすなどアプローチ面に進歩が見られたが、アッパー気味のスイング軌道は要改善。ダブルプラスの強肩はRFに適任も、残念ながらプイグ同様に緩慢プレーが目立つ。

6.ライアン・ペピオ(RHP)/Ryan Pepiot:24歳
(2A/3A)4.62ERA 101.1IP BB/9=4.2 K/9=11.3 K/BB=2.70
◎チェンジアップ / ◯速球 奪三振 / ✖コントロール
94-96マイルの速球と80グレイドのチェンジアップのコンボ。投球フォームが乱れやすく、コントロールに課題。21年は2Aでは15登板/防御率2.87と好投も、3A昇格後は11登板/防御率7.13と苦しんだ。ローテーション半ばポテンシャルだが、デビン・ウィリアムズ(MIL)のようにリリーフに専念して開花するパターンもあり得る。

7.ランドン・ナック(RHP)/Landon Knack:24歳
(A+/2A)3.18ERA 62.1IP BB/9=1.2 K/9=11.8 K/BB=10.25
◎コマンド / ◯速球 チェンジアップ / △対右打者
20年ドラフト2巡目。ダブルプラスのコントロールが強みで、MAX98マイルの4シームと80マイル前半のチェンジアップでトンネルを通す。スライダー&カーブが平均的なため、右投手ながら左打者の方が得意。先発としての価値を高めるためには、変化球の精度を磨いて右打者も封じていきたい。

8.
ウィルマン・ディアズ(SS)/Wilman Diaz:18歳
(DSL)24G 85AB 1HR 9BB 26K .235/.309/.353/.661
◯5ツール / △素材型 
21年1月に契約金269万ドルで入団の原石。21年はDSLでOPS.661とプロデビューは不発だったが、打撃能力を改善できれば攻守に平均以上のSSになれるポテンシャルを秘める。スピード&肩はすでにプラス評価で、かりに今後増量してもSSとして育成されるとの見立て。
(A/A+)107G 425AB 22HR 51BB 116K .297/.390/.539/.929
◯打撃 パワー / △守備
21年は自己最多の22本塁打を放つなどブレーク。バットスピードは傘下トップクラスであり、ゾーン管理などのアプローチ面も悪くない。課題は守備で、将来的な守備位置が不透明。昨季はSSメインにプレーもMLBレベルでは2Bもしくは外野が適任と目されている。
Eddys Leonard


10.
ホセ・ラモス(OF)/Jose Ramos:21歳
(R/A)62G 255AB 11HR 23BB 71K .329/.396/.577/.972
◯パワー 肩 / △素材型 アプローチ 
強肩強打のRF向きプロフィールで、リスト5位のパヘズと似たタイプ。雑なアプローチを修正できれば、パワーとアベレージを両立した打者になり得る。守備では非常時にCFを守れるだけの力があり、平均以上のRFになれるだろう。プロ通算113試合で20補殺を記録している。

11.ヨービット・ビバス(2B/3B)/Jorbit Vivas:21歳
(A/A+)106G 413AB 14HR 40BB 55K .312/.396/.496/.893
〇コンタクト / △パワー 守備
卓越したコンタクト能力を有しており、ルイス・アラエス(MIN)と比較される。小柄ながら14本塁打を放つなどパンチ力あり。守備はMLBでSSを守れるレベルではなく、2Bが適任との見立て。20本塁打以上が打てるほどのパワーがない上に守備も平均から平均以下のため、レギュラーよりもユーティリティー向きか。

12.
マダックス・ブランズ(LHP)/Maddux Bruns:20歳
(R)16.20ERA 5.0IP BB/9=12.6 K/9=9.0 K/BB=0.71
◯速球 スライダー カーブ / △素材型 / ✖コントロール  
21年ドラフト1巡目の高卒左腕で、制球難を改善できればエースを狙えるポテンシャル。MAX98マイルの4シームにカーブ&スライダーもプラスピッチ候補。第4球種としてチェンジアップも扱う。まずはフォームを固めてコントロールを安定させたい。

13.クレイトン・ビーター(RHP)/Clayton Beeter:23歳
(A+/2A)3.44ERA 52.1IP BB/9=3.8 K/9=13.4 K/BB=3.55
◯速球 カーブ 奪三振 / △耐久性 コマンド リリーフ向き?
20年ドラフト2巡目。コントロールの悪さや肘の故障歴からリリーフ向きとの見方が強いが、最速98マイルの速球とプラスのカーブのコンビネーションは強烈。21年はオープナーとして起用され、最長でも1試合3.1イニングの投球にとどまった。22年は先発として投球回数を増やしていくと見られる。
Clayton Beeter


14.ニック・ナストリニ(RHP)/Nick Nastrini:22歳
(R/A)1.93ERA 14.0IP BB/9=4.5 K/9=20.6 K/BB=4.57
◎速球 / 〇変化球 奪三振 / ✖コントロール
21年ドラフト4巡目。大学では92-94マイルほどだったが、プロでは短い起用ということもあるが、平均96マイルを計測するなど球速が大幅に上昇。速球に加えて、高スピンのカーブ&スライダーもプラスピッチ候補。課題のコントロールを改善できればローテーション半ばポテンシャル。

15.アンドレ・ジャクソン(RHP)/Andre Jackson:26歳
(A/2A/3A)3.68ERA 95.1IP BB/9=2.8 K/9=9.7 K/BB=3.43
(MLB)2.31ERA 11.2IP BB/9=4.6 K/9=7.7 K/BB=1.67
〇チェンジアップ / △コントロール 年齢
来季26歳と年を食っている点はネックだが、昨季2Aで63.1回/防御率3.27、MLBデビューも済ませているなど即戦力である点は強み。プラスのチェンジアップを低めに落とす投球が持ち味だが、先発としては球威、コントロールともにあと一歩であり、リリーフ向きか。
(A+/2A)104G 414AB 18HR 63BB 139K .266/.379/.490/.869
◯スピード 肩 CF守備 / △コンタクト
プラスのスピード&強肩に支えられたCF守備が高評価で、第4の外野手にうってつけの選手。打撃面でもキャリアハイとなるOPS.869、オフのAFLでもOPS.974と結果を出した。三振率28.3%のコンタクト能力の改善が課題だろう。

(A)97G 351AB 12HR 69BB 128K .268/.386/.447/.834
◯パワー / △スピード 3B向き? コンタクト
パワーが武器で、コンタクト&アプローチを改善できるかがポイント。21年は最初の2か月は打率.210・三振率38%と苦戦したが、スイング修正に取り組み、ラスト2か月は打率.314・三振率25%と適応を見せた。平均以下のスピードからSSよりも3B向きか。

(A/A+)3.76ERA 91.0IP BB/9=2.5 K/9=13.6 K/BB=5.52
〇速球 奪三振 コントロール / △体格 リリーフ向き?
20年ドラフト5巡目。低めのリリースから高めに投げ込むことで浮き上がるように見える平均94マイルの速球が武器で、この速球と平均以上のチェンジアップを組み合わせて空振りを誘う。アンダーサイズな体格と力んだフォームから先発よりもマルチイニングリリーバーが適任と見る声も。

19.カルロス・ドゥラン(RHP)/Carlos Duran:20歳
(A/A+)5.56ERA 81.0IP BB/9=3.3 K/9=12.8 K/BB=3.83
◎スライダー / 〇体格 奪三振 / △チェンジアップ 対左打者
6-7/230と規格外の体格を備えた大型投手で、92-95マイルのツーシームとマイナートップクラスと評されるスライダーのコンビネーションはパワフル。しかしチェンジアップの質が悪く、対左被OPS.831と先発に残るには左打者対策が課題。
(R)0.00ERA 4.0IP BB/9=4.5 K/9=20.3 K/BB=4.50
〇伸びしろ カーブ / △素材型
21年ドラフト3巡目の高卒右腕。6-3/170の細身の体格から伸びしろを期待されている。90-93マイルの伸びのある4シームを高めに、落差の大きいカーブを低めに投げ込み空振りを誘う。フォームも力感なく滑らかで、将来的なコントロールの評価もまずまず。

Sleeper Prospects

エメット・シーハン(RHP)/Emmet Sheehan:22歳
(R/A/A+)5.17ERA 15.2IP BB/9=4.6 K/9=19.5 K/BB=4.25
◯速球 奪三振 / ✖コントロール
21年ドラフト6巡目。低いリリースポイントから95-99マイルのライジングファストボールを高めに集めて空振りを量産するパワーピッチャー。不安定ながら80マイル前後のチェンジアップも速球との球速差が大きく有効なボール。課題のコントロールが改善されれば大化けの可能性あり。

(R/A)5.57ERA 21.0IP BB/9=4.3 K/9=15.4 K/BB=3.60
◯速球 チェンジアップ 奪三振 / ✖コントロール
アレックス・ベシアとのトレードで獲得したプロスペクト。MAX98マイルの伸びのある4シームとストンと落ちるチェンジアップを軸にパワーカーブ&縦スライダーも交えて空振りを量産する。ボールは良いだけに、制球難を克服できるかがポイント。

(R/A)42G 172AB 3HR 12BB 30K .355/.414/.488/.902
〇コンタクト / △素材型
優れたハンドアイコーディネーションに支えられたヒットツールが高評価で、フィールド全体にバレル性の打球を量産できる。フリースインガーながら選球眼は悪くない。元々は二塁手で、捕手としての守備力は発展途上ながら運動能力や肩の強さは十分。

(A+/2A)92G 340AB 7HR 51BB 69K .365/.443/.485/.928
◯コンタクト / △守備走塁 パワー
21年はマイナートップの打率.365、同2位の出塁率.443とブレーク。一塁手としてはパワーレスながらコンタクト能力に優れている。平均を大きく下回るスピードから守備位置は一塁に限られており、パワーの向上や外野もこなせるようにするなど守備面のユーティリティー性を上げるなどしないと厳しいだろう。

(A/A+)101G 387AB 22HR 46BB 83K .264/.348/.519/.867
◯スピード 肩 / △打撃 
19年ドラフト25巡目と下位指名の出身だが、課題の打撃を磨いて「20-20」を達成するなどブレーク。大学通算111試合で11本塁打に対し、昨季だけで22本塁打を放ってみせた。とはいえ、A+昇格後は打率.232と苦戦していたので、もう1年様子を見たいところ。