2016年1月5日火曜日

2016 読売ジャイアンツ TOP10 Prospect

2016 読売ジャイアンツ TOP10 Prospect

当ランキングは選手の将来性と即戦力性のバランスを考慮して作成しました。基準としては現行のNPBの新人王規準ではなく、50IP/140打席(あくまで目安)たるメジャーかぶれの基準となっております。選手名をクリックすると選手動画をチェックできます。

 

1. 岡本 和真(3B)
2軍:69試合 .258/.307/.354 1本塁打 1盗塁
1軍:17試合 .214/.290/.321 1本塁打 2盗塁
未来の4番サード候補。智弁学園高時代には通算73発を放った生粋の大砲タイプであり、素材型とされながらも高い適応能力を見せつけ、1軍でも17試合&1ホーマー。一方で三塁守備では脆さを露呈した。台湾WLでは18試合出場して打率.415 3本塁打 20打点 OPS1.120。



2軍:12登板 11.1回 12K 1BB 1.59ERA
1軍:2登板 3回 3K 1BB 3.00ERA
キューバ出身。190cm/80㎏たる大柄な体格から最速157㌔のストレートでパワフルに攻める。スライダーもアウトピッチとして申し分ない。キューバ内でも名の知られたプロスペクトであり、メジャーからも熱視線を集める。パン・アメリカ世界大会ではキューバ代表としてもプレー。

3. 桜井 俊貴(RHP)※ルーキー
15年ドラフト1巡指名。完成度の高さを買われており、即戦力として期待される。ドラフトイヤーにして成長を遂げ、ドラフト後の神宮大会では大会記録タイとなる1試合18奪三振を記録。最速150㌔のストレート&カーブ&チェンジアップをバランス良く投げ込む。


4. 土田 瑞起(RHP)
2軍:48試合 54回 59K 28BB 2.33ERA
1軍:11試合 11.2回 13K 6BB 6.39ERA
クローザーポテンシャル。150㌔に迫るストレート&鋭いフォークのコンビネーションで高い水準でKを生み出せる。2軍&1軍いずれもイニング数を上回るKを記録した。フォークの他には、カーブ&スライダーを扱うことができるも、BB/9=4.67と制球が不安定。越智大祐(元巨人)タイプ。

5. 今村 信貴(LHP) 
2軍:18試合 89.1回 62K 18BB 3.12ERA
13~14年に1軍で53.1回を経験。今季は1軍昇格こそなかったが、2軍で安定した投球内容を残した。140㌔前半のストレート&80㌔台のスローカーブのコンビネーションが印象的で、チームでは内海哲也に次ぐ左のエースとして高い期待を背負っている。球威は平凡で、リリーフ向きではない。

6. 公文 克彦(LHP)
2軍:44試合 30.1回 16K 11BB 1.78ERA
ルーキー時の13年には1軍デビューも経験。150㌔超えのストレート&スライダーを武器とするパワーリリーバー。2軍では3年間で120試合に登板しており、山口鉄也の後継者として期待されている。今季は1.78ERAをマークしたが、16K/11BBとコマンドは平凡。

7. 重信 慎之介(OF)※ルーキー
早稲田大の先輩である青木宣親(マリナーズ)と比較される俊足巧打の外野手。50mを5秒7で駆け抜けるスピードは鈴木尚広(巨人)クラスと称される。打撃でもアプローチが安定しており、大学通算のOPSは.819と高水準。15年秋には打率.432をマークし、リーグ戦の首位打者を獲得。

8. 宇佐見 真吾(C)※ルーキー
強肩強打の捕手。選手タイプ及び打席での雰囲気は阿部慎之助(巨人)と比べられる。高校時は無名だったが、大学に入り長打力が開眼。広角に飛ばせるようになった。守備でも成長著しく、2塁送球は2秒を切る。

9. 平良 拳太郎(RHP)
2軍:16試合 63.1回 34K 15BB 5.12ERA
トルネード気味に体を捻ってサイドスローから投げ込む姿は斎藤雅樹(元巨人)を彷彿とさせる。ストレートは最速147㌔とパワーがないわけではないが、K/9=4.86と支配力に乏しい。それでも内外に投げ込む制球力と投げっぷりは高く評価されており、秋季キャンプでは高橋由伸監督も「まとまっている」と評価。

10. 辻 東倫(2B/SS)
2軍:106試合 .269/.329/.330 2本塁打 3盗塁
4年目を迎え、そろそろブレークしたい22歳。2軍では3年間で通算打率.269と安定した成績を残しており、14年秋にはU-21侍ジャパンにも選出。上質なスピード&強肩を武器に片岡&坂本&クルーズらが揃う鉄壁内野陣に乗り込みたい。

Plus One Prospect
與那原 大剛(RHP)※ルーキー
沖縄出身。190cm/89㎏の恵まれた体格の持ち主で、アップサイドを買われドラフト3巡目で巨人入り。最速148㌔の角度あるストレート&スプリットのコンビネーションは野茂英雄(元ドジャース他)と比べられるほど。トルネード気味のフォームだが、クイックも磨かれている。


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