2014年2月16日日曜日

プロスペクトレポート #2Drew Vettleson

~~失った信頼を取り戻せるか、ラウンド1プレーヤーの逆襲~~

ドリュー・ベトルソン(OF)




Bats/Throws   L/R

Height/Weight 6-1/185


Prospects Ranking By Team

MLB.com #11(2013 after)

Baseball America #11(2012 after)



・経歴 

2010年にドラフト1巡目、全体42位でレイズに指名された外野手。現在22歳。TBとのロバトン絡みのトレードでナショナルズに加入。高校時代は両投げの”スイッチピッチャー”として活躍。ヒッティングプロスペクトとして見る者さえいなかったほど。しかしプロ入り後は伸び悩みトレードで放出されることとなった。”TB2010暗黒ドラフトの象徴選手”とまで呼ぶ声さえあった。


・レポート

Year Age Tm Lg Lev Aff G PA AB R H 2B 3B HR RBI SB CS BB SO BA OBP SLG OPS TB GDP HBP SH SF IBB
2011 19 Princeton APPY Rk TBR 61 267 234 33 66 13 4 7 40 20 6 27 53 .282 .357 .462 .819 108 2 2 1 3 0
2012 20 Bowling Green MIDW A TBR 132 562 505 80 139 24 5 15 69 20 11 51 117 .275 .340 .432 .772 218 14 1 0 5 1
2013 21 Charlotte FLOR A+ TBR 121 516 467 50 128 29 6 4 62 5 7 40 78 .274 .331 .388 .718 181 12 2 2 5 1
3 Seasons 314 1345 1206 163 333 66 15 26 171 45 24 118 248 .276 .340 .420 .760 507 28 5 3 13 2
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Generated 3/19/2014.

2011,2012年とそこそこ順調に育ってきたが昨年はホームランと盗塁数が激減。守備でも14失策と繊細さを欠き、何があったのか、嫌な予感…

Batting

コンパクトで素晴らしいバットスピードを誇る。そのため速球への対応ができ、メジャーでもアベレージ、パワーともに平均以上に育ちうる素材。しかしまだ発展途上で持っているパワーを打撃に生かし切れていない。
偶に驚くようなパワーをみせつけることがあるとのこと。
6”1とけっして体は大きくないが、日に日にパワー自体は増している。広角に長打を打ち分けられるようにならないと厳しいかもしれないとの評価。
ただ昨年の成績不振が気になるところ。課題としてはパワー、選球眼、左投手への対応などが挙げられている。


Base Running

盗塁技術はは11年に20盗塁、12年にも20盗塁をマークするなど昨年の5盗塁7失敗を除いては良い。
ベースランニングは高評価で一塁から三塁、二塁から本塁など次の塁へスムーズに進むことができる。三塁打も3年で4→5→6本と悪くない。



Fielding

Year Age Tm Lg Lev Aff G Ch PO A E DP Fld% RF/G
2011 19 Princeton APPY Rk TBR RF 56 116 107 6 3 4 .974 2.02
2012 20 Bowling Green MIDW A TBR RF 117 219 196 18 5 6 .977 1.83
2012 20 Bowling Green MIDW A TBR CF 12 26 20 2 4 1 .846 1.83
2013 21 Charlotte FLOR A+ TBR RF 119 253 226 13 14 4 .945 2.01
2013 21 Charlotte FLOR A+ TBR CF 1 1 1 0 0 0 1.000 1.00
3 Seasons 305 615 550 39 26 15 .958 1.93
RF (3 seasons) RF 292 588 529 37 22 14 .963 1.94
CF (2 seasons) CF 13 27 21 2 4 1 .852 1.77
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Generated 3/20/2014.

元投手だけあってアームツールの評価は高い。持っているツールの中で一番評価されている。
強肩を生かしたライト守備は平均以上の評価も、まだ適応しきれておらず12年は9失策、13年は14失策と荒さを感じる。
しかし持ち前のアームで、12年は20補殺、13年は13補殺を記録しており、外野守備がものになれば面白い存在。

・総評

正直A+で打撃つまずいているようでは厳しい印象を受けます。
クリーンナップを打つ長打力もなければ、リードオフを任せられるほどのスピードも出塁能力もありません。このままだとよくて控え外野手どまりだと思います。おまけに守備も失策があまりにも多すぎて…
昨年の不振が”ただのマグレ”だと思わせるような活躍を今年は期待したいところです。









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