2016年1月6日水曜日

2016 ヤクルトスワローズ TOP10 Prospect

2016 ヤクルトスワローズ TOP10 Prospect

当ランキングは選手の将来性と即戦力性のバランスを考慮して作成しました。基準としては現行のNPBの新人王規準ではなく、50IP/140打席(あくまで目安)たるメジャーかぶれの基準となっております。選手名リンクより動画をチェックできます。


1. 原 樹理(RHP)※ルーキー
15年ドラフト外れ1位指名。切れ味鋭いシュート&抜群の制球力を武器に大学通算20勝&1.93ERAをマーク。ストレートはコンスタントに140㌔台を叩き出し、変化球もシュートの他にスライダー&カッター&フォークなど多彩に操ることができる。内野ゴロの多さと豊富なスタミナを生かして先発完投型のイニングイーターになり得る。


2. 藤井 亮太(C/OF)
2軍:75試合 .244/.312/.278 2本塁打 12盗塁
1軍:13試合 .176/.222/.206 0本塁打 0盗塁
アスレチック。捕手登録ながら50m5秒8の俊足&遠投120mの強肩を生かすため外野手としてもプレー。課題の打撃は2軍で打率.244&OPS.590と向上が見受けられず正念場を迎えている。アマ時代に見せていたシュアな打撃をプロでも披露することができれば、堅実な守備を武器に1軍での出番も増えてくるだろう。

3. 西浦 直亨(SS)
2軍:55試合 .258/.345/.343 1本塁打 10盗塁
1軍:26試合 .295/.340/.477 1本塁打 1盗塁
堅固なSSディフェンスに定評を得ており、宮本慎也(元ヤクルト)と比べられる。ルーキー時の14年には開幕戦で初打席初球ホームランの輝かしいデビューを飾るも打撃不振で2軍降格。15年は2軍でOPS.688とまずまずの数字を残し、また手首の強さからパワーも向上が目される。

4. 西田 明央(C)
2軍:39試合 .258/.351/.409 4本塁打
1軍:13試合 .147/.216/.257 1本塁打
2歳上の中村悠平と正捕手の座を争う。パワフルなオフェンス面での評価が高く、2軍ではOPS.760&4ホーマーをマーク。守備では2塁送球1.8秒のスローイング&強気なリードを武器に投手陣&指揮官の信頼を勝ち取りつつある。ブロッキングも向上を辿る。

5. 風張 蓮(RHP)
2軍:12試合 52.1回 38K 28BB 3.96ERA
1軍:1試合 0.1回 0K 0BB 0.00ERA
最速151㌔のストレートを武器に、大学4年間で198Kをマークした本格派。カーブ&スライダー&フォークも扱うことができ、即戦力の呼び声高い。ルーキーイヤーとなった15年は1軍で1登板のみに終わった。K/BB=1.36とコマンドの粗さを改善してローテーション定着を狙いたい。

6. 谷内 亮太(SS)
2軍:92試合 .279/.363/.362 5本塁打 5盗塁
1軍:4試合 .500/.500/.667 0本塁打 0盗塁
堅実な守備をウリにしているポスト宮本候補。パワー&スピードなどのツールは平凡も、メークアップの評価が非常に高く真面目で練習熱心だ。課題の打撃では2軍でOPS.725と着実な進歩を辿っており、来季は1軍定着を図りたい。チームの柱になれるリーダーシップの持ち主。

7. 廣岡 大志(SS/3B)※ルーキー
オフェンシブ。パワフルさと柔軟性を兼ね備えた打撃は、本人も尊敬するミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)と重なるものがある。手首の柔らかさとスイングスピードがずば抜けており、パワーとアベレージを両立したバッターになり得る。180cm/80㎏と細身の体格から伸びしろは大きい。SSのディフェンスは粗削りながら強肩を披露。


8. 児山 祐斗(LHP)
2軍:17試合 65.2回 32K 32BB 5.07ERA
石川雅規に次ぐ左のエース候補。ストレートは最速140㌔ながら、タイミングの取りにくいフォーム&カーブ&スライダーで打者を翻弄する。時折織り交ぜるスローカーブは最遅94㌔。しかし2軍では制球が定まらず苦しい投球を強いられた。変化球のコマンドを磨いて投球の幅を広げたい。

9. 山崎 晃大朗(OF)※ルーキー
15年ドラフト5巡指名。50m5秒7の俊足がウリのスピードスター。小柄でパワーレスながら攻守にスピードを発揮することができる。大学通算では打率.244も春のリーグ戦では打率.333をマークするなど打撃力は向上を辿る。レンジに富んだCF守備を武器に出場機会を掴みたいところ。

10. 奥村 展征(2B)
2軍:26試合 .211/.311/.233 0本塁打 0盗塁
相川亮二のFA移籍に伴う補償で巨人→ヤクルト。広角に打ち返す高いヒットセンスに支えられたオフェンスでの評価が高かったが、今季はOPS.544と期待に応えることができなかった。父は社会人時代に宮本慎也とチームメイトだった。高校時はSSも、不安定なスローイングをカバーするためプロでは2Bコンバート。過去にはU-18でもプレーするなど高いポテンシャルの持ち主であり、今年の成績で評価を下すのはまだ早い。


Plus One Prospect
原 泉(OF)
2軍:101試合 .177/.261/.276 6本塁打 1盗塁
14年ドラフト7巡目。大学では4試合連続ホームランを放つなど未知数のパワーポテンシャルを秘める。1年目の15年は6ホーマーをマークしたが、打率.177&三振率23.2%とコンタクトを生み出すことができなかった。オフには台湾WLでもプレーし経験を積んだ。




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