TOP 100 PROSPECTS
FOR 2018
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。
1.大谷 翔平(RHP/DH)/Shohei Ohtani /LAA
投打に置いて才能は圧倒的。課題は多いが、それを克服しメジャーの歴史を変えてくれると期待させるだけのポテンシャルを持っている。
2.ロナルド・アクーニャ(OF)/Ronaldo Acuna /ATL
チームOBであるアンドリュー・ジョーンズのような殿堂入り級の5ツールプレーヤーとして期待。2018年新人王候補最右翼。
3.ビクター・ロブレス(OF)/Victor Robles /WSH
L.ケイン(ブルワーズ)のように「3割・15本・30盗塁・GG賞」をコンスタントにクリアしてくれそう。攻守の貢献度では4位のゲレーロらを上回る?
4.ブラディミール・ゲレーロJr.(3B)/Vladimir Guerrero Jr. /TOR
父譲りの打撃能力は文句無しでマイナーNo.1。3B守備は向上との報告も、すでに成熟しきった体格から将来は1B/DH?
5.イロイ・ヒメネス(OF)/Eloy Jimenez /CWS
G.スタントン(ヤンキース)のような球界屈指のホームランバッターになれる。ヒットツールは要改善も、89試合/72K/35BBとアプローチは破綻していない。
6.ニック・センゼル(3B)/Nick Senzel /CIN
成熟した打撃能力からA.レンドン(ナショナルズ)のようなスター三塁手になれる。ドラフト時不安視されていた守備はSS転向案も出るほどに上達。
7.フェルナンド・タティスJr.(SS)/Fernando Tatis Jr. /SD
18歳にしてA/2Aで22本塁打・OPS.877をマークした打撃は本物。守備力はSS相応も、大柄な体格から天職は父と同じ3Bか。
8.ウォーカー・ビューラー(RHP)/Walker Buehler /LAD
ボールの威力は傑出しており、すでにメジャーデビュー済み。先発適性は他のプロスペクトにやや劣るが、最低でもW.デービス(ロッキーズ)のようなクローザーになれる。
9.フォレスト・ウィットリー(RHP)/Forrest Whitley /HOU
MLB公式と『ベースボールアメリカ』では大谷に次ぐ投手2位の評価も、薬物使用とビューラーの方がフロアで勝る点からこの順位とした。
10.カイル・タッカー(OF)/Kyle Tucker /HOU
「テッド(ウィリアムズ)」の異名を誇る打撃は本物。増量とフライボール革命を取り入れ、春季トレーニングでも20試合で5本塁打・OPS1.256。
11.ルイス・ブリンソン(OF)/Lewis Brinson /MIA
荒っぽさはあるが、メジャーに上手く適応できればA.ジョーンズ(オリオールズ)のような「30本塁打・GG賞」相当の5ツールプレーヤーになれる。
12.ミッチ・ケラー(RHP)/Mitch Keller /PIT
長身から速球とカーブを投げ下ろすパイレーツ好みの投手。コマンド&チェンジアップも優れ、先発適性は◎。
13.グレイバー・トーレス(SS)/Gleyber Torres /NYY
C.コレア(アストロズ)と比較する声もあるが、マイナーでのパフォーマンスは傑出しておらず、期待されているようなスター選手になれるかは疑問。
14.ブレンダン・ロジャース(SS/2B)/Brendan Rodgers /COL
守備範囲の問題から2B向きとも言われるが、A+/2AでOPS.940・18本塁打をマークした打撃はSS/2Bの選手としては傑出している。
15.ボー・ビシェット(SS/2B)/Bo Bichette /TOR
マイナートップの打率.362をマークした打撃は魅力だが、守備力は1B/LF向きと評するスカウトも。守備面の不安からロジャースより低い順位とした。
16.オースティン・ヘイズ(OF)/Austin Hays /BAL
ブリンソンのようなCFでGG賞を狙える守備力はないが、強肩強打のポテンシャルはオールスター級。昨季A+/2Aで32ホーマー。
昨季マイナーで13勝・K/9=11.3をマークした実力派も、今季はTJ手術により全休が決定。球種の多さ、コマンドの精度から先発適性◎。
昨季デビューしたI.ハップ(カブス)のように、内外野守れる強打のスーパーユーティリティーになれる。今季開幕前に6年$24Mの契約延長を結んだ。
19.ミゲル・アンドゥハール(3B)/Miguel Andujar /NYY
20.マイケル・コペック(RHP)/Michael Kopech /CWS
100マイル超を連発するスピードマシーン。昨季BB/9=4.4の制球力で比較対象のN.シンダーガード(メッツ)とは劣る。
21.ウィリー・アダメス(SS)/Willy Adames /TB
シンプルに振り抜き二塁打を量産する打撃はA.レンドン(ナショナルズ)似。マイナーでは3割も15本塁打も打ったことはないが、メジャーSS相応の守備力は◎。
22.アレックス・レイエス(RHP)/Alex Reyes /STL
昨季をTJ手術で全休したが、健康を維持できれば先発であろうとリリーフであろうとブレーク間違いなし。
23.フランシスコ・メヒア(C/3B)/Francisco Mejia /CLE
16年にマイナーで50試合連続安打の偉業を達成。C守備も優秀だが、チーム状況を考慮し3Bとしてのメジャー定着を目指す。
24.ハンター・グリーン(RHP)/Hunter Greene /CIN
あるアリーグスカウトが「投打のポテンシャルは高校時代の大谷翔平以上」と評する大器。マイナーでは早速100マイルを連発。
25.トリストン・マッケンジー(RHP)/Triston McKenzie /CLE
昨季は19歳ながらA+で12勝・K/9=11.7をマーク。6-5/165の細身の体格と滑らかで球持ちの良いフォームから伸びしろ◎。
26.シクスト・サンチェス(RHP)/Sixto Sanchez /PHI
小柄ながら最速100マイルの速球と両コーナーに投げ分けるコマンドを備えており、L.セベリーノ(ヤンキース)と比較される。
27.ロイス・ルイス(SS)/Royce Lewis /MIN
昨年のドラフト全体1位。T.ターナー(ナショナルズ)のようなスケールの大きい1番打者になれる。将来はCFに転向する可能性も。
28.フランクリン・バレット(SS)/Franklin Barreto /OAK
アプローチは未熟だが「20本塁打・20盗塁」レベルのポテンシャルを買いたい。守備はSS失格レベルだが、2B/CFに回ったら穴は埋められる。
29.J.P. クロフォード(SS)/J.P. Crawford /PHI
GG級のSS守備は素晴らしい。課題の打撃がもし適応できればF.リンドーア(インディアンズ)のようなスターSSになれる。
最速100マイルを叩き出すロマン溢れるサウスポー。メークアップと肩の状態を不安視されており、春季トレーニングでは足首を故障し、開幕メジャーを逃した。
31.カイル・ライト(RHP)/Kyle Wright /ATL
90マイル中盤の速球と80マイル後半でキレよく曲がるスライダー&チェンジアップは現代メジャー向き。まずはマイナーでフルシーズンの成績を見たい。
32.ジョン・ダプランティアー(RHP)/Jon Duplantier /ARI
昨季マイナートップの防御率1.29とブレーク。球威とコマンドを両立したエースポテンシャルも、故障歴の多さは不安材料。
33.マッケンジー・ゴア(LHP)/MacKenzie Gore /SD
昨年のドラフト全体3位。球威、変化球、コマンドを取り揃えた希少な大型サウスポー。投球フォームも滑らかで力みがなく、伸びしろ◎。
34.A.J. パク(LHP)/A.J. Puk /OAK
長身長髪から投げ下ろす姿はランディ・ジョンソンと重なる。マイナー2年でK/9=12.8と球威は抜群だが、BB/9=3.5の制球は要改善でリリーフ向き?
35.アレックス・バードゥーゴ(OF)/Alex Verdugo /LAD
豪快なスイングから長短打を生み出す。昨季デビュー時には15試合/打率.174と苦しんだが、春季トレーニングではスイング改造に取り組み18試合/OPS.979をマーク。
36.ルイス・ウリアス(2B/SS)/Luis Urias /SD
現段階での長打力は限られているが、ヒットツールはマイナー屈指。マイナー5年で打率.300・136K/155BB。昨季はSSも60試合守り、バリューを上げた。
荒削りながらパワーとスピードを備えたCFで、C.グランダーソン(ブルージェイズ)と比べる声多数。三振率31%のコンタクトを改善してほしい。
小柄ながら常時90マイル中盤の速球と80マイル中盤のスライダー&チェンジアップとメジャーレベルの3球種が揃っている。
39.マイク・ソローカ(RHP)/Mike Soroka /ATL
40.フランクリン・ペレス(RHP)/Franklin Perez /DET
球威とコマンドのバランスが良く、20歳にして2Aで開幕を迎えた。ソローカ同様に堅実なローテ3番手タイプ。
41.ヘズス・ラザード(LHP)/Jesus Luzardo /OAK
TJ手術から復帰すると、R/A-で防御率1.66と素晴らしいパフォーマンス。まだ階級が低いが、健康を維持できればローテ3番手以上も可能。
42.オースティン・ライリー(3B)/Austin Riley /ATL
攻守揃ったオールラウンド三塁手で、E.ロンゴリア(ジャイアンツ)と比較される。ヒットツールは要改善だが、マイナーで2年連続20本塁打をマークのパワーと平均以上の3B守備を評価したい。
43.オースティン・メドウズ(OF)/Austin Meadows /PIT
滑らかなスイングから繰り出す巧打とCF可能な守備力はメジャーレディ。故障の多さも含めてM.ブラントリー(インディアンズ)似。
44.ヘリオット・ラモス(OF)/Heliot Ramos /SF
昨年のドラフト1巡目高校生。素材型ながらポテンシャルは「30本塁打・30盗塁・CF守備平均以上」相当。
45.アレク・ハンセン(RHP)/Alec Hansen /CWS
昨季マイナートップの191Kをマークの球威は文句無し。コマンドとスタミナ面の不安を克服できれば素材はローテ2番手相当だが、リリーフ向きとの見方が強い。
46.カル・クアントリル(RHP)/Cal Quantrill /SD
TJ手術から本格復帰し、A+/2Aで防御率3.80とまずまず。TJ手術の経歴を含め、昨季のW.ビューラー(ドジャース)のようなブレークもある。
47.ブレット・フィリップス(OF)/Brett Phillips /MIL
アメフトでも鳴らした身体能力モンスター。打撃では三振の多さが目立つが、K.キアマイアー(レイズ)になれる。
48.ジャック・フラハティ(RHP)/Jack Flaherty /STL
昨季球速が常時93-95マイルにアップし、2A/3Aで14勝・防御率2.18とブレーク。コマンドが最大の武器で、ワークホースタイプ。
49.ウィリー・カルフーン(OF/2B)/Willie Calhoun /TEX
昨季3Aで31本塁打・OPS.927の打撃は本物。選球眼も良く、メジャーにも適応してくれそうだが、拙守がネック。DHでどれだけ価値を生み出せる?
50.チャンス・アダムス(RHP)/Chance Adams /NYY
常時94マイル超の速球と80マイル後半のスラッターを武器に、2A/3Aで15勝・防御率2.45をマーク。球種も多く、現代メジャー向き。
51.ケストン・ヒウラ(2B)/Keston Hiura /MIL
スカウトからは「守備走塁を引いたJ.アルトゥーベ(アストロズ)」と評される。OF転向も目されるが、2Bに残れればD.マーフィー(ナショナルズ)レベルのバリュー。
52.ライアン・マクメーン(1B)/Ryan McMahon /COL
課題の三振を大きく減らし、昨季2A/3Aで打率.355・20本塁打・OPS.986とブレーク。1B/2B/3Bも守れる器用さもアピールした。
53.テイラー・トランメル(OF)/Taylor Trammell /CIN
高卒2年目の5ツールタイプがAでOPS.819・13本塁打・43盗塁と好パフォーマンス。守備はCFよりもLF向きとされる。
54.マイケル・バイエズ(RHP)/Michel Baez /SD
98-99マイルを計測する速球を武器にR/Aで防御率2.56・K/9=12.6と支配的な内容。変化球&コマンドを磨いて上の階級でも結果を出したい。
55.タイラー・マーレー(RHP)/Tyler Mahle /CIN
抜群のコマンドを武器にストライク先行の投球でイニングを稼ぐ。昨年4月にはわずか88球でパーフェクトゲームを達成した。
56.ヘズス・サンチェス(OF)/Jesus Sanchez /TB
パワーとスピードを兼ね備えたファイブツール候補。昨季はLFメインのプレーも、守備力はCFも可能なほど。
Y.モリーナ(カージナルス)の後継者として期待される司令塔。捕手としての守備力は素晴らしく、課題の打撃も3AでOPS.834と向上の兆し。
58.ルイス・ロバート(OF)/Luis Robert /CWS
キューバ出身の5ツール。パワーとスピードに優れ、強打のCFとして期待。Y.セスペデス(メッツ)と比較するスカウトも。
59.ホルヘ・マテオ(SS/OF)/Jorge Mateo /OAK
15年にはマイナーで82盗塁を決めた韋駄天。昨季はA+/2Aで12本塁打・30二塁打・18三塁打とパンチ力もアップ。SS守備は△。
60.ブレンダン・マッケイ(LHP/1B)/Brendan McKay /TB
二刀流プレーヤーで、投手としてはC.リー(元フィリーズ)、打者としてはA.ゴンザレス(現メッツ)と比較されている。
61.ジョー・アデル(OF)/Jo Adell /LAA
ズバ抜けたファイブツールポテンシャルを示す。高卒選手で時間はかかるだろうが、B.バクストン(ツインズ)のような選手になり得る。
62.ジェシー・ウィンカー(OF)/Jesse Winker /CIN
守備走塁は並だが、昨季3Aで打率.314・四球率11.0%・三振率13.3%と打撃技術が卓抜。3A計191試合で5本塁打とLF/RFとしてはパワーが△。
63.キーバート・ルイズ(C)/Keibert Ruiz /LAD
巧打のスイッチヒッター捕手。昨季マイナーの捕手で第3位となる打率.316とブレーク。捕手としては肩が平凡だがフレーミングが◎。
64.アンソニー・アルフォード(OF)/Anthony Alford /TOR
アメフトでも鳴らした選手で、ダイナミックな1番CFになれる。昨季は故障もあったが、2Aで68試合に出てOPS.835と上々な内容。
65.レオディ・タベラス(OF)/Leody Taveras /TEX
まだ19歳で、昨季AでOPS.672とまだまだ時間はかかるが、C.ベルトランとも比較される両打ちCF。すでに外野守備はGG級とも。
66.モンテ・ハリソン(OF)/Monte Harrison /MIA
荒削りながらツールはマイナートップクラス。マイナー5年目でようやくブレーク。A/A+で打率.272・21本塁打・27盗塁をマーク。2Aをクリアできるか。
67.フアン・ソト(OF)/Juan Soto /WSH
故障もあり、昨季R/Aで32試合の出場にとどまったが、OPS.919と好成績。守備走塁は並だが、打撃能力に優れ、平均以上のレギュラー外野手になれる。
68.タイラー・オニール(OF)/Tyler O'Neill /STL
昨季は3Aで31ホーマーを放った。コンタクトは脆いが、メジャーでも30本塁打以上が見込めるパワーが武器。K.デービスと比較される。
69.エイドリアン・モレホン(LHP)/Adrian Morejon /SD
91-93マイルの速球に上質なチェンジアップ&カーブを投じる。耐久性に不安も、J.レスター(カブス)のようなエース左腕になり得る。
70.ダズ・キャメロン(OF)/Daz Cameron /DET
スイング改造に成功し、Aで14本塁打・OPS.814と好成績。父マイクのように20本塁打以上打ててCF守備も平均以上の選手に成長するかもしれない。
71.コルビー・アラード(LHP)/Kolby Allard /ATL
球威はプロ入り後下降気味だが、19歳にして2Aで27先発して防御率3.18の実力は買いたい。チェンジアップとコマンドが生命線。
72.マット・マニング(RHP)/Matt Manning /DET
元NBA選手である父譲りの体格と身体能力はロマン溢れる。長身から速球とカーブを投げ下ろすが、昨季BB/9=4.4の制球を磨きたい。
73.サンディ・アルカンタラ(RHP)/Sandy Alcantara /MIA
100-102マイルを叩き出す豪腕だが、速球の質とコマンドが悪いため、昨季2Aで防御率4.31と打ちこまれた。リリーフ向きの選手か。
74.カイル・ルイス(OF)/Kyle Lewis /SEA
ポテンシャルはA.ジョーンズ(オリオールズ)級だが、故障体質がネック。体の大きさと肩の強さからRF向きか。
75.シェーン・バズ(RHP)/Shane Baz /PIT
速球も変化球も非常に威力があり、N.シンダーガードのような圧倒的なスターターになれる逸材。時間をかけて育てていきたい。
76.コリン・モラン(3B/1B)/Colin Moran /PIT
コーナー選手としてはパワーレスだったが、フライボール革命を取り入れ、3Aで18本塁打・OPS.916と開花。MLBで起用される今季に注目。
20歳にしてパワーと打撃技術を兼ね備えており、芸術的な広角打法を披露する。昨季はA/A+で打率.304・12本塁打・OPS.859をマーク。
6-6/242の恵まれた体格から最速100マイルの速球を投げ込む。昨季2Aで14先発して防御率2.38・K/9=9.3・BB/9=1.9をマーク。
79.アルバート・アブレウ(RHP)/Albert Abreu /NYY
最速101マイルの速球を投げ込み、コマンド&変化球を磨ければ先発ローテ2~3番手も可能。昨季R/A/A+で防御率3.38・K/9=10.3をマーク。
80.ディラン・シーズ(RHP)/Dylan Cease /CWS
最速103マイルの速球と左打者の足元に食い込むパワーカーブは強烈。一方でコマンド&チェンジアップが未完成でリリーフ向きか。
81.デーン・ダニング(RHP)/Dane Dunning /CWS
最速96マイルのシンカーを武器に昨季A/A+で防御率2.94・K/9=10.5・BB/9=2.4と好投。スライダー&チェンジアップも平均以上。
82.アドニス・メディーナ(RHP)/Adonis Medina /PHI
昨季は球威アップに成功し、Aで22先発して防御率3.01・K/9=10.0・BB/9=2.9をマーク。チェンジアップ&カーブも決め球として安定。
83.ネイト・ピアーソン(RHP)/Nate Pearson /TOR
最速101マイルの速球を武器に昨ドラフト1巡目でプロ入りすると課題の変化球&コマンドが向上。R/A-で20.0回/26K/5BB/防御率0.90。
84.ホルヘ・グズマン(RHP)/Jorge Guzman /MIA
マイナーNo.1のスピードボーラーで、昨季A-で13先発して速球の平均球速は99マイルだった。フルシーズンで結果を出せれば来年度は大きく評価を上げるだろう。
85.ジェーク・バウアーズ(1B/OF)/Jake Bauers /TB
一塁手としてはやや長打力不足だが、抜群のバットコントロールと選球眼を武器に、昨季3Aで打率.262・13本塁打・OPS.779をマーク。
86.J.B. バカウスカス(RHP)/J.B. Bukauskas /HOU
投手としては小柄だが、パワフルなストレート&スライダーのコンビネーション。S.グレイ(ヤンキース)とよく比べられる。
87.マイケル・チャビス(3B)/Michael Chavis /BOS
14年ドラフトNo.1パワーヒッターがプロ4年目で31本塁打・OPS.910ようやく開花。しかし、禁止薬物の使用が発覚し80試合の出場停止処分。
88.イアン・アンダーソン(RHP)/Ian Anderson /ATL
長身から速球とカーブを繰り出し、Aで防御率3.14・K/9=11.0をマーク。コマンドは年齢に比して発達しているがBB/9は4.4だった。
89.アレックス・ファエド(RHP)/Alex Faedo /DET
大学No.1投手として昨年のドラフトで全体18位指名。90-94マイルの速球を主体にスライダー&チェンジアップはどちらも決め球に使える。将来像は先発ローテ2~3番手。
打撃能力が高く、R/A/A-でOPS.889をマーク。SSとしては運動能力に欠けるが、野球IQで補っている。守備範囲の問題から3B向き?
91.ホルヘ・アルファロ(C)/Jorge Alfaro /PHI
強肩強打の捕手で、昨季MLBデビューすると29試合で打率.318・5本塁打をマーク。正捕手として起用される今季が楽しみだ。
92.ダスティン・ファウラー(OF)/Dustin Fowler /OAK
「20本塁打・20盗塁」相当のポテンシャルを秘めたオールラウンドCF。外野3ポジション守れ、CFが手薄なチーム状況を助けてくれるだろう。
93.ユスニエル・ディアズ(OF)/Yusniel Diaz /LAD
マイナーでのパワースタッツはまだ物足りないが、その点も含めてA.マッカチェン(ジャイアンツ)との共通点が指摘されている。
94.ミッチェル・ホワイト(RHP)/Mitchel White /LAD
プロ入り後に才能が開花。94-97マイルの速球を武器に、昨季R/A+/2Aで防御率2.93・K/9=10.8をマーク。先発ローテ2~3番手も可能。
95.シェルドン・ノイジー(3B)/Sheldon Neuse /OAK
強肩強打が武器で、レギュラー3B相応のポテンシャル。昨季はA+/2A/3Aで打率.321・16本塁打・14盗塁・OPS.884をマーク。
96.ジャメイ・ジョーンズ(OF)/Jahmai Jones /LAA
フットボール一家に育ったサラブレッドで、身体能力が傑出している。昨季はA/A+で打率.282・14本塁打・OPS.794。パワーを伸ばしたい。
パワフルなバッティングが武器で、昨季Rでは39試合に出場して打率.350・4本塁打・OPS.944をマーク。健康に過ごすことが大事。
伸びあがるような90マイル中盤の速球と大きく曲がるスライダー&チェンジアップ。今季はローテーション入りも目される。
99.ショーン・マーフィー(C)/Sean Murphy /OAK
未来のゴールドグラバーも狙える守備型捕手。打撃もA+/2Aで13本塁打・OPS.723とレギュラー候補に名前が挙がるまでに育ってきた。
100.アンダーソン・エスピノーザ(RHP)/Anderson Espinoza /SD
昨季はTJ手術により全休もズバ抜けたポテンシャルを買っての100位入り。健康にプレーし、エースポテンシャルを発揮してほしい。
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