2021 TORONTO BLUE JAYS
TOP 20 PROSPECTS
Nate Pearson |
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は21年6月30日見込みのもの。なお2020年はマイナーリーグの公式戦が中止となったため、メジャーでのパフォーマンスを基に再評価を行った。昨年の順位と大きな変化はないが、再度情報を収集し、更新している。またマイナーの成績は19年のもの、MLBの成績は20年のものを掲載している。
1.ネイト・ピアーソン(RHP)/Nate Pearson:24歳
(A+/2A/3A)2.30ERA 101.2IP BB/9=2.4 K/9=10.5 K/BB=4.41
(MLB)6.00ERA 18.0IP BB/9=6.5 K/9=8.0 K/BB=1.23
◎速球 / ◯スライダー / △耐久性 スタミナ
最速104マイルの速球が武器で、速球派としては珍しくコマンドに不安を抱えていない。課題とされてきたスライダーは切れ味が増し、打者の手元で鋭く落ちる。ほとんどは速球とスライダーで抑えてしまうが、チェンジアップも平均から平均以上の評価。20年はメジャーデビューしたが4先発した後に右ひじの故障で離脱。終盤に復帰しPSでは2回パーフェクトの好投を披露したが、先発としての耐久性に再び不安を露呈した。
◎速球 / ◯スライダー / △耐久性 スタミナ
最速104マイルの速球が武器で、速球派としては珍しくコマンドに不安を抱えていない。課題とされてきたスライダーは切れ味が増し、打者の手元で鋭く落ちる。ほとんどは速球とスライダーで抑えてしまうが、チェンジアップも平均から平均以上の評価。20年はメジャーデビューしたが4先発した後に右ひじの故障で離脱。終盤に復帰しPSでは2回パーフェクトの好投を披露したが、先発としての耐久性に再び不安を露呈した。
Nate Pearson
2.オースティン・マーティン(SS)/Austin Martin:22歳
◎打撃 / △SS守備
20年ドラフト全体5位指名。ドラフトクラスではNo.1のピュアヒッターと評され、ヒットツールの評価は20-80スケールで70の高評価。一方の守備面ではSSとしてドラフト指名を受けたが、大学では3BからCFにコンバートされるなど将来的なポジションが不透明。よく比較される大学OBのダンズビー・スワンソン(ブレーブス)とは打撃で勝るも守備で劣るか。Austin Martin
◯打撃 パワー 肩 / △3B向き 素材型
18年ドラフト全体12位指名の高卒選手。ブルージェイズの新星ボー・ビシェットのような攻撃型SSとして注目。速球に力負けしないスイングスピードと成熟したアプローチを兼ね備えており、パワー&ヒットツールはプラス評価。大柄な体格の割には動けるが守備範囲には欠け、強肩と併せて3B向きのプロフィール。代替キャンプではチームトップのホームラン数をマークした。
Jordan Groshans
4.シメオン・ウッズリチャードソン(RHP)/Simeon Woods Richardson:20歳
(A/A+)3.80ERA 106.2IP BB/9=2.0 K/9=10.6 K/BB=5.25
◎コマンド / ◯速球 カーブ 体格 / △素材型
マーカス・ストローマンとのトレードでメッツから加入。スピンレートの高い91-95マイルの速球とキレのあるカーブ主体にテンポよく攻め込む。18歳のシーズンでK/BB=5.25のコマンドはプラス評価。早いカウントではツーシームやカーブでカウントを稼ぎ、追い込んだらスライダーで仕留める。20年は代替キャンプでチェンジアップの向上に重点的に取り組んだ。
5.アレク・マノア(RHP)/Alek Manoah:23歳
(A-)2.65ERA 17.0IP BB/9=2.6 K/9=14.3 K/BB=5.40
◯速球 スライダー 奪三振 / △チェンジアップ
19年ドラフト全体11位指名。6-6/260の大柄な体格、速球とスライダーの2ピッチで捻じ伏せる投球スタイルはマット・レイトス(元レッズ)を彷彿とさせる。大学ではあまり投げなかったチェンジアップもプロでは平均レベルのポテンシャルを示している。コントロールも問題なく、天井はレイトス同様にローテーション2-3番手クラス。
6.オレルビス・マルティネス(SS)/Orelvis Martinez:19歳
(R)40G 142AB 7HR 14BB 29K .275/.352/.549/.901
◯パワー 打撃 肩 / △素材型 3B向き
18年夏に契約金350万ドルで入団の原石で、エイドリアン・ベルトレ(元レンジャース)と比べられる。素晴らしいスイングからフィールド全体に力強い打球を量産し、平均以上の打者になれると評される。20年は代替キャンプや教育リーグでも本塁打を放ち評価を上げた。。守備面では、強肩だがフットワークに難があり、3B向きと見られている。21年にAでフルシーズンデビューの予定。
7.アレハンドロ・カーク(C)/Alejandro Kirk:22歳
(A/A+)92G 310AB 7HR 56BB 39K .290/.403/.465/.868
(A/A+)3.80ERA 106.2IP BB/9=2.0 K/9=10.6 K/BB=5.25
◎コマンド / ◯速球 カーブ 体格 / △素材型
マーカス・ストローマンとのトレードでメッツから加入。スピンレートの高い91-95マイルの速球とキレのあるカーブ主体にテンポよく攻め込む。18歳のシーズンでK/BB=5.25のコマンドはプラス評価。早いカウントではツーシームやカーブでカウントを稼ぎ、追い込んだらスライダーで仕留める。20年は代替キャンプでチェンジアップの向上に重点的に取り組んだ。
5.アレク・マノア(RHP)/Alek Manoah:23歳
(A-)2.65ERA 17.0IP BB/9=2.6 K/9=14.3 K/BB=5.40
19年ドラフト全体11位指名。6-6/260の大柄な体格、速球とスライダーの2ピッチで捻じ伏せる投球スタイルはマット・レイトス(元レッズ)を彷彿とさせる。大学ではあまり投げなかったチェンジアップもプロでは平均レベルのポテンシャルを示している。コントロールも問題なく、天井はレイトス同様にローテーション2-3番手クラス。
6.オレルビス・マルティネス(SS)/Orelvis Martinez:19歳
(R)40G 142AB 7HR 14BB 29K .275/.352/.549/.901
◯パワー 打撃 肩 / △素材型 3B向き
18年夏に契約金350万ドルで入団の原石で、エイドリアン・ベルトレ(元レンジャース)と比べられる。素晴らしいスイングからフィールド全体に力強い打球を量産し、平均以上の打者になれると評される。20年は代替キャンプや教育リーグでも本塁打を放ち評価を上げた。。守備面では、強肩だがフットワークに難があり、3B向きと見られている。21年にAでフルシーズンデビューの予定。
7.アレハンドロ・カーク(C)/Alejandro Kirk:22歳
(A/A+)92G 310AB 7HR 56BB 39K .290/.403/.465/.868
(MLB)9G 24AB 1HR 1BB 4K .375/.400/.583/.983
◯コンタクト アプローチ / △パワー C守備 / ✖スピード
パブロ・サンドバルのようなずんぐり体型だが、コンタクト技術は本物。19年はマイナーでBB>Kの驚異的なアプローチを示し、31本の二塁打を放つなど長打も打てる。守備ではマイナーで盗塁阻止率39%と強肩を披露しているが、平均以下の守備能力を払拭できるか。仮にコンバートされるとして、1Bとしては長打力がネックとなるだろう。20年はメジャーデビューを経験して攻守に好パフォーマンス。
8.ガブリエル・モレノ(C)/Gabriel Moreno:21歳
(A)82G 307AB 12HR 22BB 38K 7SB .280/.337/.485/.823
◯コンタクト 肩 / △パワー スピード C守備
ズバ抜けたハンドアイコーディネーションに支えられたコンタクトヒッターで、小柄ながら10-15HR程度のパワーも秘める。四球も三振も少ないアプローチで出塁率は高くない。守備面では盗塁阻止率33%をマークするなどスローイングは及第点だが、ブロッキングとキャッチングに欠点がある。カーク同様に守備に課題のある攻撃型捕手だが、打撃の貢献で勝るカークを上の順位にした。
9.アンソニー・ケイ(LHP)/Anthony Kay
(2A/3A)2.96ERA 133.2IP BB/9=3.8 K/9=9.1 K/BB=2.41◯コンタクト アプローチ / △パワー C守備 / ✖スピード
パブロ・サンドバルのようなずんぐり体型だが、コンタクト技術は本物。19年はマイナーでBB>Kの驚異的なアプローチを示し、31本の二塁打を放つなど長打も打てる。守備ではマイナーで盗塁阻止率39%と強肩を披露しているが、平均以下の守備能力を払拭できるか。仮にコンバートされるとして、1Bとしては長打力がネックとなるだろう。20年はメジャーデビューを経験して攻守に好パフォーマンス。
8.ガブリエル・モレノ(C)/Gabriel Moreno:21歳
(A)82G 307AB 12HR 22BB 38K 7SB .280/.337/.485/.823
◯コンタクト 肩 / △パワー スピード C守備
ズバ抜けたハンドアイコーディネーションに支えられたコンタクトヒッターで、小柄ながら10-15HR程度のパワーも秘める。四球も三振も少ないアプローチで出塁率は高くない。守備面では盗塁阻止率33%をマークするなどスローイングは及第点だが、ブロッキングとキャッチングに欠点がある。カーク同様に守備に課題のある攻撃型捕手だが、打撃の貢献で勝るカークを上の順位にした。
9.アンソニー・ケイ(LHP)/Anthony Kay
(MLB)5.14ERA 21.0IP BB/9=6.0 K/9=9.4 K/BB=1.57
◯速球 奪三振 / △コマンド
17年に契約金75万ドルで入団の18歳。コンパクトかつ鋭いスイングから平均以上の打者になれると目されており、アプローチも年齢に比して発達している。引っ張り傾向が強く、変化球を引っ掛けるシーンが目立つなど選球眼を磨く必要がある。機敏さに欠けSS適性には疑問も、肩の強さやグラブ捌きは良いので3Bが適任か。21年はAで開幕を迎える予定。(A-)2.24ERA 64.1IP BB/9=3.2 K/9=9.0 K/BB=2.78
18年ドラフト3巡目で、オーバースロットの契約金245万ドルで入団。19歳にして196cm/110㎏の恵まれた体格を有する大型右腕。最速97マイルのシンカーと平均以上のスライダー&カーブは威力抜群。チェンジアップはまだ安定感に欠けるが左打者の外へ逃げていく有効なボール。20年は地元テキサスに留まり、独立リーグでプレー。制球に苦しみ21.1回で防御率4.64と今一つだったが、課題のチェンジアップ向上に取り組んだ。◯カーブ / △コマンド
20年ドラフト2巡目のカレッジ投手。ピッチトンネルを大きく外すカーブが1番の武器。チェンジアップは落差は小さいが腕がよく振れるため、90-95マイルの速球とペアで三振が取れる。3球種を効果的に織り交ぜる完成度は先発候補として魅力も、コントロールがイマイチ。球威は飛びぬけているわけでもないので、コマンドの向上が求められる。
13.エリック・パルディーニヨ(RHP)/Eric Pardinho:20歳
(R/A) 2.15ERA 37.2IP BB/9=3.8 K/9=8.4 K/BB=2.19
◯速球 カーブ / △素材型 TJ明け 体格
ブラジル出身で、17年に契約金140万ドルでブルージェイズに入団した。5-10/155とアンダーサイズだが滑らかなフォームから最速96マイルの速球&プラスのカーブを投げ込むポテンシャルは非凡。しかし19年は速球が89-92マイルに落ち込み、8月にシャットダウン。20年2月にTJ手術を受けた。21年に復帰予定。
14.パトリック・マーフィー(RHP)/Patrick Murphy:26歳
(2A)4.71ERAA 84.0IP BB/9=2.9 K/9=9.2 K/BB=3.19
(MLB)1.50ERA 6.0IP BB/9=3.0 K/9=7.5 K/BB=2.50
◯速球 体格 グラウンドボーラー / △コマンド 耐久性
長身から96-98マイルのシンカー&落差大のドロップカーブのコンビネーションでハードコンタクトを許さない。チェンジアップ&コマンドのクオリティーは平凡。グラウンドボール率51.1%とゴロアウトの多さも特徴。リリーフの方が映えるタイプかもしれないが、先発4-5番手クラスのポテンシャルはある。故障が多く、健康に過ごせるかが問題。20年はリリーフとしてメジャーデビュー。シンカーは平均96.8マイルを計測した。
15.ニック・フラッソ(RHP)/Nick Frasso:22歳
◯速球 / △コンディション リリーフ向き◯速球 体格 グラウンドボーラー / △コマンド 耐久性
長身から96-98マイルのシンカー&落差大のドロップカーブのコンビネーションでハードコンタクトを許さない。チェンジアップ&コマンドのクオリティーは平凡。グラウンドボール率51.1%とゴロアウトの多さも特徴。リリーフの方が映えるタイプかもしれないが、先発4-5番手クラスのポテンシャルはある。故障が多く、健康に過ごせるかが問題。20年はリリーフとしてメジャーデビュー。シンカーは平均96.8マイルを計測した。
15.ニック・フラッソ(RHP)/Nick Frasso:22歳
16.ジョーイ・マレイ(RHP)/Joey Murray:24歳
(A/A+/2A)2.75ERA 137.1IP BB/9=3.2 K/9=11.1 K/BB=3.45
◯速球 奪三振 / ✖球速
ジョシュ・コールメンター(元Dバックス他)と比べられるクセ球の投手。速球は88-90マイルとパワーレスだが、カット気味のアクションで面白いほどに空振りが取れる。スライダー、カーブは平均的なボールで速球がどれだけ通用するかにかかっている。マイナー2年でK/9=11.7。
17.ケビン・スミス(SS/2B)/Kevin Smith:24歳
(2A)116G 430AB 19HR 29BB 151K 11SB .209/.263/.402/.666
◯パワー 野球IQ 守備 / △コンタクト アプローチ
打率.302・25本塁打・29盗塁をマークした18年から一転、19年は大スランプ。アプローチ面の悪化が著しく、三振率が21.0%→32.3%になるなどコンタクトに悩まされた。走守のポテンシャルは目立たないが、堅実な守備力を有しており、ある程度打てればユーティリティーとして出番があるだろう。
18.レオナルド・ヒメネス(SS/2B)/Leonardo Jimenez:20歳
(R)56G 245AB 0HR 21BB 42K .298/.377/.377/.754
◯SS守備 コンタクト / △素材型 / ✖パワー
パワーには乏しいが、それが以外の4ツールは平均から平均以上と攻守にオールラウンド。打撃ではコンパクトなスイングでライナーを打ち分け、外野の間を破る。守備では派手さはないが、打球勘やポジショ二ングに冴え、ルーティンプレーを堅実にこなすことができる。
19.ジュリアン・メリーウェザー(RHP)/Julian Merryweather:29歳
(MLB)4.15ERA 13.0IP BB/9=4.2 K/9=10.4 K/BB=2.50
◯速球 チェンジアップ / △スライダー
ジョシュ・ドナルドソンとのトレードで獲得した右腕。TJ手術から復帰すると20年はメジャーでリリーフとしてデビュー。オーバースローから平均96.7マイルの4シームとプラスのチェンジアップのコンビネーション。カーブ&スライダーはいずれも縦変化タイプで、右打者相手に有効な決め球がないのがネック。遅咲きながらセットアッパー以上の球威を持っている。
20.ライリー・アダムス(C)/Riley Adams
(A+/2A)100G 352AB 14HR 46BB 123K .261/.366/.443/.809
◯パワー C守備 / △スピード コンタクト 肩
17年ドラフト3巡目。攻守にオールラウンド。クリス・ブライアント(カブス)似のスイングで広角に長打を打てる。大振り気味で三振は多いが、その分四球も選べる。守備では肩の強さは平均止まりだがゲームメークに優れ、全体としては平均以上の評価を得ている。
Plus One Prospect
ダサン・ブラウン(OF)/Dasan Brown:19歳
(R)14G 45AB 0HR 9BB 17K .222/.444/.356/.800
◎スピード / ◯CF守備 / △素材型 パワー
19年ドラフト3巡目指名。20-80スケールで80評価のスピードが武器で、CF守備も平均以上の可能性を秘めている。素早いスイングスピードでハードコンタクトを生み出すが、全体的なヒットツールはまだ荒削り。育成に長い時間がかかるだろうが、ダイナミックなポテンシャルは見過ごせないだろう。
(A/A+/2A)2.75ERA 137.1IP BB/9=3.2 K/9=11.1 K/BB=3.45
◯速球 奪三振 / ✖球速
ジョシュ・コールメンター(元Dバックス他)と比べられるクセ球の投手。速球は88-90マイルとパワーレスだが、カット気味のアクションで面白いほどに空振りが取れる。スライダー、カーブは平均的なボールで速球がどれだけ通用するかにかかっている。マイナー2年でK/9=11.7。
17.ケビン・スミス(SS/2B)/Kevin Smith:24歳
(2A)116G 430AB 19HR 29BB 151K 11SB .209/.263/.402/.666
◯パワー 野球IQ 守備 / △コンタクト アプローチ
打率.302・25本塁打・29盗塁をマークした18年から一転、19年は大スランプ。アプローチ面の悪化が著しく、三振率が21.0%→32.3%になるなどコンタクトに悩まされた。走守のポテンシャルは目立たないが、堅実な守備力を有しており、ある程度打てればユーティリティーとして出番があるだろう。
18.レオナルド・ヒメネス(SS/2B)/Leonardo Jimenez:20歳
(R)56G 245AB 0HR 21BB 42K .298/.377/.377/.754
◯SS守備 コンタクト / △素材型 / ✖パワー
パワーには乏しいが、それが以外の4ツールは平均から平均以上と攻守にオールラウンド。打撃ではコンパクトなスイングでライナーを打ち分け、外野の間を破る。守備では派手さはないが、打球勘やポジショ二ングに冴え、ルーティンプレーを堅実にこなすことができる。
19.ジュリアン・メリーウェザー(RHP)/Julian Merryweather:29歳
(MLB)4.15ERA 13.0IP BB/9=4.2 K/9=10.4 K/BB=2.50
◯速球 チェンジアップ / △スライダー
ジョシュ・ドナルドソンとのトレードで獲得した右腕。TJ手術から復帰すると20年はメジャーでリリーフとしてデビュー。オーバースローから平均96.7マイルの4シームとプラスのチェンジアップのコンビネーション。カーブ&スライダーはいずれも縦変化タイプで、右打者相手に有効な決め球がないのがネック。遅咲きながらセットアッパー以上の球威を持っている。
20.ライリー・アダムス(C)/Riley Adams
(A+/2A)100G 352AB 14HR 46BB 123K .261/.366/.443/.809
◯パワー C守備 / △スピード コンタクト 肩
17年ドラフト3巡目。攻守にオールラウンド。クリス・ブライアント(カブス)似のスイングで広角に長打を打てる。大振り気味で三振は多いが、その分四球も選べる。守備では肩の強さは平均止まりだがゲームメークに優れ、全体としては平均以上の評価を得ている。
Plus One Prospect
ダサン・ブラウン(OF)/Dasan Brown:19歳
(R)14G 45AB 0HR 9BB 17K .222/.444/.356/.800
◎スピード / ◯CF守備 / △素材型 パワー
19年ドラフト3巡目指名。20-80スケールで80評価のスピードが武器で、CF守備も平均以上の可能性を秘めている。素早いスイングスピードでハードコンタクトを生み出すが、全体的なヒットツールはまだ荒削り。育成に長い時間がかかるだろうが、ダイナミックなポテンシャルは見過ごせないだろう。
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