2024年3月30日土曜日

2024 TOP 100 PROSPECTS

2024 TOP 100 PROSPECTS 




本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の詳細なスカウティングレポートは各球団のリストを参照いただきたい。

FV65

1.ジャクソン・ホリデイ(SS)/Jackson Holliday /BAL
22年ドラフト全体1位指名の高卒SS。元メジャーリーガーであるマット・ホリデイの息子で、走攻守揃った5ツールプレーヤー候補。
比較対象:ワンダー・フランコ(TB)

2.
ジャクソン・チョーリオ(OF)/Jackson Chourio /MIL
ズバ抜けたパワー&スピードの持ち主。昨季は19歳ながら2Aで22本塁打/43盗塁。特に7月以降は61試合でOPS.894/三振率13.5%とさらにワンランク成長。
比較対象:ロナルド・アクーニャ(ATL)

3.ジュニアー・カミネロ(3B)/Junior Caminero /TB
アプローチに荒さはあるが80グレイドのパワーが魅力。昨季は19歳ながらA+/2Aで31本塁打/OPS.976をマーク。守備はRF向きとの評価も。
比較対象:フェルナンド・タティスJr.(SD)

FV60

4.エバン・カーター(OF)/Evan Carter /TEX
ドラフト時は全くの無名ながら急成長。洗練された巧打とCFに残れる守備力を兼ね備える。昨季は2AでOPS.862、MLBでも23試合でOPS1.058と打ちまくった。
比較対象:ブランドン・ニモ(NYM)

5.ワイアット・ワングフォード(OF)/Wyatt Langford /TEX
23年ドラフト全体4位。大学屈指の強打者として入団すると、プロ入り後も44試合で打率.360・10本塁打・OPS1.157と勢い止まらず。
比較対象:クリス・ブライアント(COL)

6.ジェームズ・ウッド(OF)/James Wood /WSH
6-7/240の恵まれた体格の持ち主で、30ホーマー級のパワーポテンシャルを秘めている。走守も良いが、ジャッジ同様に将来的な適性は両翼か。
比較対象:アーロン・ジャッジ(NYY)

7.
ディラン・クルーズ(OF)/Dylan Crews /WSH
23年ドラフト全体2位。大学1年時から活躍した強打者であり、適応できればCFで「3割25本」の常連になれる。高めの速球への対応に問題あり。
比較対象:アンソニー・レンドン(LAA)

8.イーサン・サラス(C)/Ethan Salas /SD
攻守を両立したエリート捕手への成長が期待される。23年は17歳のシーズンながらいきなりAでOPS.837。異例となる2Aまで昇格を果たした。
比較対象:アドリー・ラッチマン(BAL)

9.
ジョーダン・ローラー(SS)/Jordan Lawlar /ARI
21年ドラフト全体6位指名。MLBで中軸を担える打撃能力と平均以上のSS守備を兼ね備える。6月以降は2A/3AでOPS.970/三振率16.8%と完全に適応。
比較対象:ザンダー・ボガーツ(SD)

10.
ポール・スキーンズ(RHP)/Paul Skenes /PIT
23年ドラフト全体1位指名。最速102マイルの速球とスライダーのコンボで打者を制圧する。球界を代表するエースへの成長が期待される。
比較対象:ジェーコブ・デグロム(TEX)

11.
サミュエル・バサヨ(C/1B)/Samuel Basallo /BAL
10代離れしたパワーを秘めた攻撃型捕手。18歳にしてA/A+/2Aで打率.313・20本塁打・OPS.953と圧倒的な打撃内容。守備は1B転向の可能性も。
比較対象:ブラディミール・ゲレーロJr.(TOR)

12.アンドリュー・ぺインター(RHP)/Andrew Painter /PHI
22年には「ベースボールアメリカ」のマイナー最優秀投手に選出されるなどブレイク。エースポテンシャルも、TJ手術等で丸2年シーズン全休予定。
比較対象:ジャスティン・バーランダー(HOU)

13.ジャクソン・メリル(SS)/Jackson Merrill /SD
FanGraphsが「遊撃版マイケル・ブラントリー」と形容する攻撃型SS。スムーズなスイングで左右にハードコンタクトを量産する。
比較対象:コリー・シーガー(TEX)

14.
コルソン・モンゴメリー(SS)/Colson Montgomery /CWS
パワーとアベレージを両立した攻撃型SSで、大柄な体格と合わせてコリー・シーガーと比べられる。高校では野球、バスケ、アメフトの三刀流。
比較対象:コリー・シーガー(TEX)

15.ウォーカー・ジェンキンス(OF)/Walker Jenkins /MIN
23年ドラフト全体5位指名。高校生No.1スラッガーと評判で、30ホーマー級のポテンシャルでヒットツールもプラス評価。
比較対象:ジャレッド・ケルニック(ATL)


FV55

16.ジェイソン・ドミンゲス(OF)/Jasson Domínguez /NYY
「20-20」級のパワー&スピードを兼ね備える怪童。前半戦は苦しんだが、7月以降は2A/3AでOPS.921、20歳ながら2Aでの109試合でwRC+118で健闘。
比較対象:ランディ・アロザレナ(TB)

17.ジャクソン・ジョーブ(RHP)/Jackson Jobe /DET
21年ドラフト全体3位指名の高卒右腕。スピンレート3000rpm超えのスライダーがベストピッチ。昨季はマイナー4階級で防御率2.81・14.00K/BBと好投。
比較対象:ザック・ウィーラー(PHI)

18.マルセロ・メイヤー(SS)/Marcelo Mayer /BOS
21年ドラフト全体4位指名。コリー・シーガーの打撃力&ブランドン・クロフォードの守備力と評される5ツール候補も、昨季は肩の故障で調子を崩した。
比較対象:コリー・シーガー(TEX)

19.ロマン・アンソニー(OF)/Roman Anthony /BOS
高卒1年目にしてA/A+/2Aで打率.272・14本塁打・OPS.869とブレイク。プラスのパワー&CFにとどまれる守備力を兼ね備える。
比較対象:ライリー・グリーン(DET)

20.マックス・クラーク(OF)/Max Clark /DET
23年ドラフト全体3位指名の高卒選手。ドラフト時のコービン・キャロルと比較される5ツールアスリート。
比較対象:コービン・キャロル(ARI)

21.
リッキー・ティエディマン(LHP)/Ricky Tiedemann /TOR
球威、変化球、制球、体格と先発投手に必要な資質を全て揃えたエース左腕候補。あとは耐久面を証明できるか。
比較対象:フリオ・ウリアス(元LAD)

22.
コービー・メイヨ(3B)/Coby Mayo /BAL
昨季2A/3Aで29本塁打/OPS.974をマークしたパワーヒッター候補。三振率24.1%とコンタクト能力に課題を残すが、四球率やゾーン内コンタクト率は大きく改善されている。
比較対象:オースティン・ライリー(ATL)

23.
ロビー・スネリング(LHP)/Robby Snelling /SD
球威と完成度を兼ね備えた大型左腕。昨季は高卒1年目にもかかわらず、マイナーで100イニング以上投げた投手の中で1位となる防御率1.82とブレイク。
比較対象:マッケンジー・ゴア(WSH)

24.ピート・クロウ=アームストロング(OF)/Pete Crow-Armstrong /CHC
自慢の外野守備は『ベースボールアメリカ』の20-80評価で80を獲得。課題とされてきた打撃も2A/3Aで20本塁打/OPS.876と成長している。
比較対象:ケビン・キアマイアー(TOR)

25.
ケイド・ホートン(RHP)/Cade Horton /CHC
94-98マイルの速球とプラスのスライダーで打者を制圧する。昨季はTJ手術から復帰するとA/A+/2Aで防御率2.65・11.9K/9と圧倒的な投球を見せた。
比較対象:ウォーカー・ビューラー(LAD)

26.
カーソン・ウィリアムズ(SS)/Carson Williams /TB
三振の多さは心配だが、20本塁打以上が見込めるパワーとゴールドグラブ級のSS守備が魅力のダイナミックな選手。
比較対象:ウィリー・アダメス(MIL)

27.
チェイス・デローター(OF)/Chase DeLauter /CLE
6-4/235と体格に恵まれたパワーヒッターで、守備も強肩を武器にCF/RF適性あり。故障で57試合の出場にとどまったが、R/A+/2AでOPS.945をマーク。
比較対象:カイル・タッカー(HOU)

28.
アダエル・アマダー(SS)/Adael Amador /COL
卓越したコンタクト能力を有し、ヒットツールは20-80スケールで70評価を受ける。R/A+/2AでOPS.875、BB>Kと好パフォーマンス。
比較対象:ジェフ・マクニール(NYM)

29.カイル・ハリソン(LHP)/Kyle Harrison /SF
マイナー3年でK/9=14.6を記録しているパワーレフティ。昨季はMLBデビューも経験。通算BB/9=4.8のコントロールを改善できるか。
比較対象:カルロス・ロドン(NYY)

30.
ジェット・ウィリアムズ(SS)/Jett Williams /NYM
身長5フィート8と小柄ながらコンタクト&走力がプラス候補のリードオフポテンシャル。高卒1年目ながらA/A+/2AでOPS.876/45盗塁をマーク。
比較対象:ムーキー・ベッツ(LAD)


31.
コール・ヤング(SS)/Cole Young /SEA
22年ドラフト1巡目の高卒内野手。洗練された打撃能力が魅力で、打者としての完成像はダニエル・マーフィーと比較されている。
比較対象:J.P.クロフォード(SEA)

32.AJ スミス=シャウバー(RHP)/AJ Smith-Shawver /ATL
現段階では粗削りだが、速球とスライダーで打者を制圧する投球スタイルは現エースのスペンサー・ストライダーと重なるものがある。
比較対象:スペンサー・ストライダー(ATL)


FV50

33.ノエルビ・マーテイ(3B)/Noelvi Marte /CIN
パワーと走力を兼ね備えた大型内野手。昨季2A/3AでOPS.820、MLBでも35試合でOPS.822と活躍したが、禁止薬物の使用により今季前半戦は出場停止処分。
比較対象:エウヘニオ・スアレス(ARI)

34.コルト・キース(3B)/Colt Keith /DET
昨季2A/3Aで打率.306・27本塁打・OPS.932をマークした打撃能力は疑う声なし。一方で将来的な守備位置は不透明で、1B/DHに回る可能性も。
比較対象:マイク・ムスタカス(元KC他)

35.ジェファーソン・クエロ(C)/Jeferson Quero /MIL
ゴールドグラブ級の捕手守備と20-25ホーマー級の打撃能力を兼ね備える。フリースインガーなアプローチを改善していきたい。
比較対象:ホルヘ・アルファロ(元PHI他)

36.
ハリー・フォード(C)/Harry Ford /SEA
捕手離れしたアスリート性を備える万能捕手。「20-20」級のパワー&スピードを兼ね備え、四球率18.3%/出塁率.410とアプローチも磨かれている。
比較対象:ドールトン・バーショー(TOR)

37.コルト・エマーソン(SS)/Colt Emerson /SEA
23年ドラ1。ヒットツールが高評価の攻撃型SS。ドラフト時17歳という若さながら、プロではOPS1.045/打球速度MLB平均以上と圧巻のデビュー。
比較対象:ジャクソン・メリル(SD)

38.オーウェン・ケイシー(OF)/Owen Caissie /CHC
昨季20歳ながら2Aで22本塁打/wRC+144と素晴らしいパフォーマンスを見せたパワーヒッター候補。三振率31.1%とコンタクト能力の改善が課題。
比較対象:ジョーイ・ギャロ(WSH)

39.
エマニュエル・ロドリゲス(OF)/Emmanuel Rodriguez /MIN
三振の多さは要改善だが、20歳にして上位10%の打球速度107マイル/MAX117マイルというMLBトップクラスの数値を記録したパワーモンスター。
比較対象:アドリス・ガルシア(TEX)

40.ブレイディ・ハウス(3B)/Brady House /WSH
プラスのパワーと強肩に支えられた平均以上の3B守備のパッケージ。フリースインガー気味なアプローチの修正が求められる。
比較対象:マット・チャップマン(SF)

41.
メイソン・ミラー(RHP)/Mason Miller /OAK
常時90マイル後半から100マイルを計測する豪腕。ボールの威力はMLBでもトップクラスだが、故障体質が唯一にして最大の欠点。
比較対象:ハンター・ハービー(WSH)

42.コルトン・カウザー(OF)/Colton Cowser /BAL
プラスのヒットツール&CFとしては平均レベルの守備力から、選手としての将来像をブランドン・ニモと比較されている。
比較対象:ブランドン・ニモ(NYM)

43.メイソン・ウィン(SS)/Masyn Winn /STL
遊撃から100マイルを計測する爆肩が最大の魅力。MLBで遊撃守備プラスを出しながらOPS.750程度が狙え、WAR3.5程度の貢献が期待できるとの見立て。
比較対象:J.P.クロフォード(SEA)

44.
ジェーコブ・ミジオロウスキー(RHP)/Jacob Misiorowski /MIL
6-7/190の長身細身からMAX102マイルのライジングファスト&高スピンのスライダーを投げ込むポテンシャルの塊。しかし5.3BB/9という制球難が致命的。
比較対象:マイケル・コペック(CWS)

45.ノア・シュルツ(LHP)/Noah Schultz /CWS
6フィート9の長身、サイド気味のアームアングル、MAX98マイルの球威はランディ・ジョンソンと重なるものがある。
比較対象:クリス・セール(ATL)

46.ジャレッド・ジョーンズ(RHP)/Jared Jones /PIT
速球、変化球ともにハイレベルで、コントロールを改善できればローテーション3番手相当のポテンシャル。速球のトラッキングデータはJ.デグロム(NYM)に近い。
比較対象:ジャック・フラハティ(DET)

47.ディラン・レスコ(RHP)/Dylan Lesko /SD
22年ドラフト全体15位の高卒右腕。TJからの復帰年でコマンドは安定しなかったが、今季の飛躍に期待。持っている球種はどれも一級品。
比較対象:ディラン・バンディ(元BAL他)

48.ブルックス・リー(SS)/Brooks Lee /MIN
22年ドラフト全体8位指名。卓越したコンタクト能力を有するスイッチヒッターで、フルシーズン1年目にして3Aまで到達。ガッシリ体型でコンバートが既定路線か。
比較対象:ヨアン・モンカダ(CWS)

49.
ゼビアー・アイザック(1B)/Xavier Isaac /TB
6-4/240の強靭なフィジカルから凄まじい打球を繰り出し、潜在的なパワーポテンシャルは20-80スケールで80評価。23年は高卒1年目にしてA/A+で19本塁打/OPS.916。
比較対象:マット・オルソン(ATL)

50.
ジョーイ・オルティズ(SS)/Joey Ortiz /MIL
プラスのSSディフェンダーで、課題の打撃もMLBでブレイクできるポテンシャルあり。3Aで打率.321の巧打に加え、上位10%の打球速度105マイルはMLB平均以上。
比較対象:オーランド・アルシア(ATL)

51.
カイル・ティール(C)/Kyle Teel /BOS
23年ドラフト全体14位指名。攻守を両立したオールラウンド捕手で、捕手ながら平均レベルのスピードを有するアスレチックさを備える。
比較対象:J.T.リアルミュート(PHI)

52.ヘストン・カースタッド(OF)/Heston Kjerstad /BAL
20年ドラフト全体2位指名。故障がちだったが、昨季は2A/3Aで自己最多の122試合に出場して打率.303・21本塁打・OPS.904と本領発揮。パワーが武器の左打者。
比較対象:ジョック・ピーダーソン(元SF他)

53.
ブライアン・ロキオ(SS)/Brayan Rocchio /CLE
本塁打を量産するようなパワーは無いが、ゴールドグラブ級の守備&コンタクト能力の高さが強み。ニックネームは「プロフェッサー」。
比較対象:アンドレス・ヒメネス(CLE)

54.
ノーブル・メイヤー(RHP)/Noble Meyer /MIA
23年ドラフト組ではNo.1評価を得ていた高卒投手。長身細身の体格から90マイル中盤の速球&高スピンのカーブ。エース級のアップサイドを秘める。
比較対象:ホセ・フェルナンデス(元MIA)

55.マット・ショウ(SS)/Matt Shaw /CHC
23年ドラフト全体13位指名。小柄ながら広角にバレル性の打球を量産する打撃力が自慢。大学通算53本塁打はメリーランド大の学校記録。
比較対象:アレックス・ブレグマン(HOU)

56.
ギャビン・ストーン(RHP)/Gavin Stone /LAD
22年にマイナーで防御率1.48とブレイクも、昨季は不調だった。決め球チェンジアップがダブルプラスの魔球。今季はSTで好投し、開幕ローテ入り。
比較対象:ケビン・ゴーズマン(TOR)

57.カーティス・ミード(3B)/Curtis Mead /TB
マイナー屈指のピュアヒッター。パワーとアベレージを両立した完成度の高い打者。一方で守備面が不透明で、一塁転向のリスクも。
比較対象:ヤンディ・ディアズ(TB)

58.レット・ラウダー(RHP)/Rhett Lowder /CIN
23年ドラフト全体7位指名。エースポテンシャルではないが、完成度の高さを評価されており、早期昇格が期待されている。
比較対象:アーロン・ノラ(PHI)

59.
ティンク・ヘンス(RHP)/Tink Hence /STL
アスレチック。低リリースから放たれるライジングファストボールが最大の武器。昨季はA+では好投したが、2Aの壁に苦しんだ。
比較対象:マーカス・ストローマン(NYY)

60.マルコ・ルシアーノ(SS)/Marco Luciano /SF
40ホーマーも狙える凄まじいポテンシャルを秘めるが、故障続きで今一つブレークしきれない。上位10%の打球速度109マイルはMLBでもトップクラス。
比較対象:フェルナンド・タティスJr(SD)

61.
マイケル・ブッシュ(3B)/Michael Busch /CHC
昨季3Aで27本塁打/OPS1.049をマークしリーグのMVPを獲得。辛抱強いアプローチと長打力を兼ね備える打撃能力は文句無し。一方で守備面は1B/DHに回る可能性も。
比較対象:ダニエル・マーフィー(元WSH他)

62.ロデリック・アリアス(SS)/Roderick Arias /NYY
22年に契約金400万ドルで入団した5ツールSS候補。昨季はRでの27試合で6本塁打/OPS.928と躍動。今季19歳、大ブレイクに期待したい。
比較対象:エリー・デラクルーズ(CIN)

63.
ブライス・エルドリッジ(OF)/Bryce Eldridge /SF
23年ドラ1。6-7/223の規格外の体格を有するパワーヒッター候補。R/AでOPS.905とアプローチ面も磨かれている。足が遅く1B転向のリスクも。
比較対象:マット・オルソン(ATL)

64.
オレルビス・マルティネス(3B)/Orelvis Martinez /TOR
30ホーマー級のパワー&強肩を生かした3B守備のパッケージ。2Aでのラスト50試合は四球率16.1%/三振率19.9%、OPS.968と課題のアプローチ面も成長。
比較対象:マット・チャップマン(SF)

65.
ババ・チャンドラー(RHP)/Bubba Chandler /PIT
荒削りだがポテンシャルは間違いなし。高校では投打の二刀流に加えてアメフトでも活躍。6月以降は課題の制球難も克服傾向だった。
比較対象:ハンター・グリーン(CIN)

66.セダーン・ラファエラ(OF/SS)/Ceddanne Rafaela /BOS
CFとしてGG級なだけでなく、SSもハイレベルでこなすスーパーユーティリティー。昨季2A/3AでOPS.870も、超フリースインガーでMLBでも打てるかは未知数。
比較対象:ホゼ・シリ(TB)

67.ケード・カバリ(RHP)/Cade Cavalli /WSH
コントロールに課題があるが、マイナートップクラスのパワーピッチャー。今季中盤にTJ手術から復帰予定。
比較対象:ルーカス・ジオリト(BOS)

68.ハーストン・ウォルドレップ(RHP)/Hurston Waldrep /ATL
ダイナミックなフォームからMAX99マイルの4シームとプラスのスプリットチェンジで打者を圧倒するKマシーン。制球難を克服できるか。
比較対象:ロバート・スティーブンソン(LAA)

69.
ミック・アイブル(RHP)/Mick Abel /PHI
速球や変化球の球質、体格はローテーション上位クラス。マイナー3年でBB/9=4.8のコントロールを改善できるかが先発に残れるかを左右するだろう。
比較対象:ルーカス・ジオリト(BOS)

70.
タマー・ジョンソン(SS/2B)/Termarr Johnson /PIT
22年ドラフト全体4位指名の高卒選手。身長5フィート7と小柄ながら、傑出した打撃能力の持ち主。守備は将来的には2Bが適任とも。
比較対象:ブランドン・ラウ(TB)

71.
タイラー・ブラック(3B)/Tyler Black /MIL
アプローチの良いプラスヒッター。昨季2A/3AでOPS.930とブレイクを飾った。55盗塁を決めるなど足でも貢献できる。パワーが伸びれば面白い。
比較対象:クリスチャン・イエリッチ(MIL)

72.
ラザロ・モンテス(OF)/Lazaro Montes /SEA
80スケールのパワーモンスター。コンタクト能力を心配されていたが、三振率を25.1%に抑え、OPS1.001と打ちまくった。将来はDH専念が既定路線。
比較対象:ヨーダン・アルバレス(HOU)

73.マックス・マイヤー(RHP)/Max Meyer /MIA
今季はTJ手術からカムバックして開幕ローテーション入り。小柄ながら速球とスライダーのパワフルなコンビネーションが魅力。
比較対象:ソニー・グレイ(STL)

74.
ジェーコブ・ウィルソン(SS)/Jacob Wilson /OAK
23年ドラフト全体6位指名のカレッジSS。パワーレスだが攻守に完成度が高く、中でも高打率を見込めるヒットツールが最大の強み。
比較対象:ケビン・ニューマン(元PIT他)

75.
ブライアン・ラモス(3B)/Bryan Ramos /CWS
上位10%の打球速度106マイルはプラス水準であり、昨季2AでOPS.826/四球率11.1%とヒットツールも成長中。3B守備も軽快で守備貢献が期待できる。
比較対象:マイケル・フランコ(PHI)

76.
セバスチャン・ウォルコット(SS)/Sebastian Walcott /TEX
プロ初年度、17歳のシーズンにしてMLB平均を上回る打球速度112マイルを計測した怪物で、一気にA+まで昇格した。三振率29.8%とコンタクトに問題あり。
比較対象:オニール・クルーズ(PIT)

77.スペンサー・ジョーンズ(OF)/Spencer Jones /NYY
6-7/225の大型選手で、第2のアーロン・ジャッジとして期待。30ホーマー級のパワーを秘めるが、低弾道&三振の多さの改善が課題。
比較対象:アーロン・ジャッジ(NYY)

78.テコア・ロビー(RHP)/Tekoah Roby /STL
J.モンゴメリーの交換相手の1人。平均以上の4球種+プラスのコントロールからローテーション3番手相当の評価を得ている。
比較対象:トリスタン・マッケンジー(CLE)

79.
チェイス・ハンプソン(RHP)/Chase Hampton  /NYY
22年ドラ6。アーリーエントリーで1年早くドラフトされるとプロ1年目にして2A到達。速球&スライダーのコンボを武器にA+でK/9=14.7。
比較対象:クラーク・シュミット(NYY)

80.ヨエンドリー・バルガス(SS)/Joendry Vargas /LAD
パワー、スピード、守備力すべてを兼ね備えた大型SS候補。昨季はDSLでの48試合でOPS.952/7本塁打と鮮烈デビュー。
比較対象:フェルナンド・タティスJr.(SD)

81.ダルトン・ラッシング(C)/Dalton Rushing /LAD
30ホーマー級のパワーと優秀な選球眼を有し、A+では89試合で15本塁打・四球率18.9%・wRC+146をマーク。捕手守備は平均以下の評価。
比較対象:ミッチ・ガーバー(SEA)

82.
ジェイス・ヤン(2B)/Jace Jung /DET
フライボール特化のアプローチで昨季A+/2Aで28ホーマーを放った攻撃型二塁手。コンタクト能力と守備力が弱点。
比較対象:マックス・マンシー(LAD)

83.ヨシュア・デパウラ(OF)/Josue De Paula /LAD
パワーと打撃技術を兼ね備えた強打者への成長が期待される原石。昨季は18歳にしてRを飛び級していきなりAでプレー。wRC+118と健闘した。
比較対象:ヨーダン・アルバレス(HOU)

84.
レイナー・アリアス(OF)/Rayner Arias /SF
10代にしてパワー、アプローチ、コンタクト能力を兼ね備えたピュアヒッター候補。DSLでは16試合という限られたサンプルながらOPS1.333をマーク。
比較対象:マーセル・オズーナ(ATL)

85.
ミゲル・ブレイス(OF)/Miguel Bleis /BOS
5ツールポテンシャル。昨季は故障により30試合の出場にとどまった。荒削りな面が目立ち、ヒットツールを証明したい。
比較対象:バイロン・バクストン(MIN)

86.
チェイス・ドーランダー(RHP)/Chase Dollander /COL
23年ドラフト全体9位指名。全体1位候補でもあったが、ドラフトイヤーに不調で評価を落とした。プロで復活できるか。
比較対象:ジョン・グレイ(TEX)

87.
エドガー・クエロ(C)/Edgar Quero /CWS
卓越したコンタクト力を有する攻撃型スイッチヒッター捕手。昨季は20歳のシーズンにして2AでwRC+105と健闘し、成功ルートに乗った。
比較対象:キーバート・ルイーズ(WSH)

88.
ルイサンジェル・アクーニャ(SS/2B)/Luisangel Acuna /NYM
ロナルド・アクーニャ(ATL)の弟で、兄譲りのパワー&スピードが武器。一方で打撃ではゴロ打球の多さ、守備では2B向きの肩力が懸念事項。
比較対象:ティム・アンダーソン(MIA)

89.ドリュー・ギルバート(OF)/Drew Gilbert /NYM
走攻守揃ったオールラウンダーであり、レギュラーCFポテンシャル。打撃ではアプローチが良く、出塁率の高さが強みだが、小柄でパワー面には疑問。
比較対象:アンドリュー・ベニンテンディ(CWS)

90.クリスチャン・スコット(RHP)/Christian Scott /NYM
昨季マイナーで80イニング以上投げた投手の中では4位の与四球率3.6%、1位の28.4K-BB%をマークするなどブレイク。コマンドが優秀。
比較対象:ローガン・ウェッブ(SF)

91.
ドリュー・ジョーンズ(OF)/Druw Jones /ARI
22年ドラフト全体2位指名の高卒外野手。ATLの元スター選手であるアンドリュー・ジョーンズの息子で、父と同じような5ツールプレーヤー候補。
比較対象:アンドリュー・ジョーンズ(元ATL他)

92.アージャン・ニムラ(SS/Arjun Nimmala /TOR
23年ドラフト1巡目の大型高卒SS。マーカス・セミエンのような強打のSSへの成長に期待したい。細身の体型からパワー増にも期待。
比較対象:マーカス・セミエン(TEX)

93.
D.L. ホール(LHP)/D.L. Hall /MIL
マイナー6年でBB/9=5.2とコントロールは悪いが、軽々と100マイルを叩き出すなどボール単体の威力は圧倒的。先発として大成できるかが争点。
比較対象:A.J.パク(MIA)

94.ダレル・ヘルナイス(SS)/Darell Hernaiz /OAK
昨季21歳にして2A/3Aで打率.321/OPS.841とブレイク。守備はMLB基準で見ると2Bや3Bの方が適しているとの見立て。
比較対象:タイロ・エストラーダ(SF)

95.タイ・マッデン(RHP)/Ty Madden /DET
90マイル中盤のライジングファストとキレの良いスライダーで奪三振を量産する。ここ2年で240イニング消化と耐久面も証明済み。
比較対象:ブランドン・ウッドラフ(MIL)

96.
コナー・フィリップス(RHP)/Connor Phillips /CIN
95-97マイルの伸びのあるランニングファストとスイーパー系のスラーブのコンボ。コントロールが不安定でリリーフに回る可能性あり。
比較対象:アレックス・レイエス(LAD)

97.
ケビン・アルカンタラ(OF)/Kevin Alcantara /CHC
6フィート6の恵まれたフィジカルに傑出した運動能力も兼ね備えた5ツール候補。軽々と広角に長打を生み出すプラスのパワーが強み。
比較対象:ジョージ・スプリンガー(TOR)

98.サミュエル・ザバラ(OF)/Samuel Zavala /CWS
5ツールに加えて選球眼も優秀なオールラウンドCF。18歳にしてAで101試合/wRC+140と好成績を残した。三振率26.4%と空振りの多さが懸念点。
比較対象:テイラー・トランメル(SEA)

99.
マルコ・ライヤ(RHP)/Marco Raya /MIN
速球、カーブ、スライダーの3球種がプラスピッチ候補とポテンシャルは非凡。昨季22先発で55球以上投げた試合は無く、スタミナ面が不透明。
比較対象:ホセ・べリオス(TOR)

100.
ライアン・クリフォード(1B/OF)/Ryan Clifford /NYM
打撃能力が高く、高卒1年目にしてA/A+で24本塁打/OPS.854をマーク。しかし夏のトレードでNYM加入後は32試合で打率.188と苦しんだ。
比較対象:アレックス・キリロフ(MIN)

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