2026 KANSAS CITY ROYALS TOP 15 PROSPECTS

2026 KANSAS CITY ROYALS

TOP 15 PROSPECTS

2026年 カンザスシティ・ロイヤルズ プロスペクトランキング

Carter Jensen

本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。当ブログのスケーリングの基準についてはこちらを参照いただきたい。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。

FV60

1.カーター・ジャンセン(C)/Carter Jensen:22歳
パワーと選球眼に強みがある攻撃型捕手。昨季は打球角度&コンタクト率の改善に成功し、打者として穴がなくなった。2A/3Aで20本塁打/wRC+136と結果を出し、MLBでも20試合で3本塁打/wRC+159と打ち続けた。守備面も着実に成長しており、小サンプルながら球界トップクラスのポップタイムを記録した。


FV50

2.
ケンドリー・チョーリオ(RHP)/Kendry Chourio:18歳
17歳シーズンにしてAに昇格し、6先発でFIP3.66と年齢離れした完成度を披露した右腕。体は大きくないが、90マイル中盤の速球に、質の高いカーブ&チェンジアップを器用に投げ分け、コントロールも発達している。3月のスプリングブレイクアウトゲームでは最速98.5マイルを計測。今年の高校生ドラフト組と同じ年であることを考えれば1巡目上位相当の逸材といえるだろう。


FV45

3.ブレーク・ミッチェル(C)/Blake Mitchell:21歳
23年ドラフト全体8位指名の高卒攻撃型捕手。プラスのパワーと優秀な判断力(平均以上のゾーンスイング率と平均以下のボール球スイング率を両立)を両立し、24年には高卒1年目ながらAで18本塁打/wRC+141/四球率17%と結果を出した。昨季は故障により60試合の出場にとどまり、ISO.102/三振率31.8%と苦戦。守備では高校時に投手としてMAX97マイルのダブルプラスの強肩が武器で、盗塁阻止率31%を記録。
Blake Mitchell


25年ドラフト全体28位指名。投手としても有望だったが、本人の希望もあり、高校最終年は野手に専念。強靱なフィジカルと高い運動能力を兼ね備えたスラッガー候補で、MLB公式はオースティン・ライリーと比較。現在はSSだが、ライリー同様に3B向きとの評価。


25年ドラフト全体23位指名。IMGアカデミーで育ったエリート選手で、名門バンダービルト大への進学を断ってKCに入団した。プラスのスピードを武器に攻守に輝けるアスリートで、打撃面も成長著しい。高校では2B中心の起用だったが、身体能力をより生かせるのはCFか。

24年ドラフト2巡目の高卒左腕。アメフトのクォーターバックとしても鳴らしたアスリートで、 伸びしろを高く買われている。昨季はAで18先発して防御率2.38/奪三振率28.5%/与四球率5.0%をマークし、リーグの最優秀投手に選ばれた。速球は平均90マイルとパワーレスだが、年齢離れした投球スキルでカバー。これからどれだけ球速を伸ばせるか。

7.ラモン・ラミレス(C)/Ramon Ramirez:21歳
パワーが武器の攻撃型捕手で、Aでの70試合で11本塁打/wRC+120をマーク。素早いバットスピードに加え、39GB%と打球角度をつける技術も備わっている。捕手守備は発展途上で体型も一般的な捕手よりもガッシリしているため、捕手に留まれるように特訓が必要だろう。


FV40

8.ルインダー・アビラ(RHP)/Luinder Avila:24歳
マイナーでは先発として育成されているが、昨季リリーフとしてMLBデビューすると、14イニング/2失点と好投。平均95マイルのカット系4シームと2800rpm超のカーブで果敢に攻め込む。すでにブルペンでの貢献は計算できるので、第3球種や制球力を磨いて先発として大成できるか。

9.アンヘイベル・ゴメス(OF)/Angeibel Gomez:17歳
26年度版のMLB公式の国際アマチュアリストで4位にランクインしていた原石で、今年1月に290万ドルで契約した。スラリとした長身細身の5ツール候補で、スピードは20‐80スケールで70評価。打撃はコンタクト能力が高く、ビルドアップしてどれだけパワーを伸ばせるか。

10.
ベン・クドルナ(RHP)/Ben Kudrna:23歳
21年ドラフト2巡目。スロット額の倍近い契約金300万ドルで入団した逸材も、プロ入り後は伸び悩み気味。高校時に97,98マイルを計測していた速球は昨季平均92マイルにとどまっている。それでも22歳シーズン(カレッジ選手のプロ1年目)にして2Aで19先発/FIP3.53と好投している点は評価したい。現時点ではローテーション下位のイニングイータータイプか。

24年ドラフト3巡目。テネシー大では1年時から先発として活躍し、USA代表でもプレーした実力者。ドラフトイヤーに成績を落とし指名順位が後退したが、プロ1年目となった昨季にA+で26先発/FIP3.35と名誉挽回。プラスピッチは無いが、4球種を効果的に織り交ぜるストライクスロワーで打たせて取る。
マイナーで2年連続「20先発以上&防御率2点台」をクリアしている右腕。94‐95マイルの4シームとスプリット、スライダーのコンビネーション。長身細身の体格から伸びしろあり。奪三振率19.5%と空振りを奪えないことが弱点。変化球の開発が奪三振率向上の鍵。

25年ドラフト全体71位指名。ローテーション下位のイニングイータータイプで、球種のコンビネーションで打者を惑わす投球が持ち味。90マイル前半の速球、ジャイロスライダー、右打者に有効なチェンジアップを巧みに投げ分け、空振りを誘う。

14.マイケル・ロンバーディ(RHP)/Michael Lombardi:22歳
25年ドラフト2巡目。制球に荒さはあるが、MAX97マイルの4シームと80マイル前後のパワーカーブがプラスピッチ候補でシーリングは高い。大学3年間でBB/9=6.5ながら、CFとの二刀流で運動能力が高いこと、二刀流選手だったためマウンド経験が浅いことから今後の制球改善に望みが持てる。

15.カーソン・ロカフォート(OF)/Carson Roccaforte:24歳
快足とセンター守備の上手さが武器の外野手だったが、プロ入り後にパワー特化の打撃スタイルに転身し、長打力が開眼。昨季A+/2Aで三振率29.4%/コンタクト率9.6%と空振りは多いが、18本塁打/wRC+138をマーク。上の階級でも長打力を維持できれば第4の外野手~レギュラー格として期待できるだろう。


Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)

24年1月に240万ドルで契約したキューバ出身の大器。長身細身のスイッチヒッターで、20HR相当のパワーポテンシャルとSSにふさわしいツールを兼ね備える。しかし、打席でのアプローチが未熟なため、Rでは33試合でwRC+151と活躍も、Aでは50試合でwRC+61と打てなかった。

22年ドラフト20巡目。進学の可能性が高いためスリップしたが、3-4巡目相当の契約金でプロ入りした。6フィート4の長身アスリートで、現時点ではロマン枠だが、エリー・デラクルーズ(CIN)やオニール・クルーズ(PIT)のような大器になれる可能性も。ヒットツールが未熟で、昨季A+でwRC+59と苦しんだ。

ヤディエル・スアレス(SS)/Jadier Suarez:17歳
今年1月に契約金170万ドルで入団の原石。当時13歳でキューバU-15代表入りするなどキューバのユースチームで活躍した実績を持つ。身体能力に恵まれており、SSにふさわしい守備ツールと平均以上のパワーポテンシャルを兼備。

プラスのスピードが武器のセンターフィールダー。昨季Aでリーグ最多の78盗塁。打撃は現時点ではパワーレスでコンタクト重視だが、長身細身の体型からパワー向上の余地を残す。50GB%とゴロ打球が多く、筋力アップと打球角度改善が課題。

23年ドラフト2巡目の高卒投手。オーバースロットとなる契約金280万ドルで入団した。6-4/215という立派な体格の持ち主で、高卒1年目にして速球はMAX99.4マイルに到達。しかし、昨季は肩の故障に悩まされ、不本意なシーズンとなった。まだ若く、長い目で見ていきたい。

Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)

パワーが武器の左打ち捕手。広角にホームランを打て、大学最終2シーズンで計30本塁打を放ち、USA代表にも選ばれた。一方で大学3年生シーズンに三振率26%を喫するなどコンタクト能力には疑問あり。不安を払拭できるか。

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