2026 TEXAS RANGERS TOP 15 PROSPECTS

2026 TEXAS RANGERS 

TOP 15 PROSPECTS

2026年 テキサス・レンジャース プロスペクトランキング

Caden Scarborough / Yolfran Castillo / Sebastian Walcott


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。当ブログのスケーリングの基準についてはこちらを参照いただきたい。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。

FV55

抜群の身体能力を誇る超大型ショート。規格外のパワーを持ち、アプローチの荒さを改善できれば40本塁打も夢ではない。昨季は課題であるスイング判断の面で成長がみられ、18歳シーズンながらA+/2Aで11本塁打/wRC+126と健闘。守備面は昨季27盗塁の走力、70評価の肩力を有し、SSにとどまれるだけの資質あり。エラーを減らすことが課題で、3BやRFに移る可能性あり。今季は右肘の手術によりシーズン前半戦を欠場する見込み。


FV50

2.ケイデン・スカボロー(RHP)/Caden Scarborough:21歳
昨季A/A+で21先発して防御率2.45/奪三振率33.2%/与四球率6.1%とブレイクを飾った長身右腕。リリース高5フィート3という超低リリースから90マイル中盤の浮き上がる4シームと2800rpm前後で鋭く曲がるスイーパーのコンボは強烈。ファンキーなフォームだが、コントロールも安定している。今年2月に悪性黒色腫の手術を受けたが、5月に実戦復帰。


FV45

傑出した守備能力と卓越したバットコントロールを兼ね備えたベネズエラ出身のSS。柔らかなグラブさばき、軽快なフットワーク、プラスの強肩からSSに高い確率でとどまれるとの評価。打撃はコンタクト重視のラインドライブヒッター。パワー向上が課題だが、今季Aでの50試合で2本塁打/wRC+127と開花の兆しあり。

4.
A.J. ラッセル(RHP)/A.J. Russell:22歳
25年ドラフト2巡目。驚異的なホップ成分と低いリリースポイントを両立したライジングファストボールは93‐96マイルという球速以上の体感速度があり、「ユニコーンファストボール」の異名を誇る。課題は耐久性。大学では肘や肩の故障を経験しており、大学3年間で70イニングの投球にとどまっている。

5.マルコム・ムーア(C)/Malcolm Moore:22歳
24年ドラフト1巡目の攻撃型捕手。パワー&ゾーン管理に優れ、広角に長打を打てるのも魅力。またスタンフォード大出身ということで頭脳明晰な点も評価されている。一方で捕手としての守備力は賛否両論。1B/DHに回る可能性も。25年はA+でwRC+75と打撃不振に苦しんだが、26年は37試合で8本塁打/wRC+142(6月6日現在)と復調。

25年ドラフト3巡目指名の二刀流高卒選手。傘下No.1アスリートとの呼び声高く、SS/CFにふさわしい運動能力と投手としてMAX98マイルの馬力を兼ね備える。打者としてはスイングが大振りでコンタクト能力向上に課題あり。投手としてはサイドアームからシンカー&スライダー。


7.ホゼ・コルニエル(RHP)/Jose Corniell:23歳
球種のコンビネーションで勝負する実戦向きな投手。平均94マイルのシュート系4シームと鋭いスイーパーのコンボを軸に、左打者にはカット&チェンジを器用に織り交ぜる。昨季TJ手術から復帰して13登板/38回で防御率1.89と好投し、MLBデビューを果たした。長いイニングでの投球はどうか。


FV40

8.ダルトン・ペンス(LHP)/Dalton Pence:23歳
24年ドラフト11巡目。大学ではリリーフとして活躍も、プロでは先発として成功中。昨季A/A+で82.1回を投げて防御率2.73/奪三振率31.5%/与四球率8.3%と好投。4シームで打者を押し込み、スラ&チェンジでタイミングを外す。4シームは90マイル前半ながらホップ変化&エクステンション幅が大きいため、体感速度に優れる。


9.デービッド・ダバリロ(RHP)/David Davalillo:25歳
洗練された投球術と高いコマンド能力が持ち味の技巧派右腕。24年にA/A+で110.1回/防御率1.88、25年はA+/2Aで107回/防御率2.44とマイナー打者を抑え込んでいる。速球は93マイルほどで目立った球威は無いが、豊富な球種レパートリーとコントロールの良さで的を絞らせない。中でもスプリットは昨季空振り率54%と絶品。

24年にフューチャーズゲームに選出されるなど急成長を遂げたが、昨季は故障により17イニングの投球にとどまった。最速99マイルの4シームと平均以上のチェンジアップが得意球で、第3球種としてジャイロスライダーの改良に取り組んでいる。被弾が多く、細かなコマンドや速球の球質の改善が課題か。

24年ドラフト2巡目。ドラフト年に24本塁打を放つなどブレイクし、カレッジワールドシリーズでは3試合連続弾。パワーとヒット技術のバランスが取れた左打者で、大学通算四球率18%とゾーン管理も優秀。弱肩で守備はLFが適任とされる。

12.ポーリーノ・サンタナ(OF)/Paulino Santana:19歳
24年の国際アマチュアFAの目玉選手。MLB公式の国際FAリストでは3位にランクインし、フリオ・ロドリゲス(SEA)と比較されていた。CFで20本塁打以上が狙える5ツール候補だが、ヒットツールの向上が課題。昨季はR/AでwRC+93、三振率30.7%と不本意な内容に終わった。

13.キム・ソンジュン(SS/RHP)/Seong-Jun Kim:19歳
KBOドラフト1巡目指名が有力視されていた二刀流原石。契約金120万ドルで米球界へ渡った。SSにふさわしい運動能力を持ち、投手としてはMAX95マイル。実力は未知数な部分が多いが、当面は二刀流選手として育成される見込み。

14.レアンドロ・ロペス(RHP)/Leandro Lopez:24歳
リリースポイントの高いオーバースローから角度のある速球&縦の変化球。ゴロアウトと奪三振を量産する。昨季はA+/2Aで計101.1回を投げて防御率2.40/奪三振率28.9%/与四球率10.2%をマークするなどブレイク。コントロールの向上が課題であり、MLBではブルペン向きとの評価。

25年ドラフト11巡目の短大出身右腕。低リリースから最速96マイルのシンカーと80マイル前半のスイーパーでゴロと空振りを誘発する。長身細身の体型としなやかな投球フォームから伸びしろ大。今季Rで5先発して防御率1.74/奪三振率32.9%/与四球率13.4%(6月6日現在)と好投中。掘り出し物になるか。

Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)

25年ドラフト6巡目の高卒ロマン砲。高校では三塁/投手に加え、アメフト&バスケでも活躍した四刀流アスリート。6フィート5/205ポンドという強靱な体格に桁外れのパワーを秘める。一方で荒削りな部分が目立ち、プロの投手相手に十分なコンタクトを生み出せるか。

今年度の国際アマチュアFAの目玉選手で、契約金250万ドルで入団した。17歳には見えない貫禄ある体格に圧倒的なパワーを秘めるスラッガー候補。広角に長打を打てるバレル技術もあり、DSLでは早速打球速度106マイルのホームランを放っている。守備は両翼向きとの予想。

25年ドラフト7巡目。強豪ルイジアナ州立大では芽が出ず、3年生シーズンでペンシルベニア州立大に転校しブレイク。CFを守れるスピードと20本塁打級のパンチ力を秘めたツール型の外野手。変化球の対応に弱点があり、打撃能力向上が飛躍のカギを握る。

卓越したバットコントロールと選球眼を併せ持つ打撃職人。昨季Aで90試合に出場して4本塁打ながら、四球率15.4%/三振率12.0%と成熟したアプローチを披露。今季はAでの50試合で11本塁打/wRC+163とパワーも覚醒(6月6日現在)。身体能力は平凡で、守備は両翼向き。

Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)

コマンドは未熟だがスペックは要注目。6フィート4の長身から平均93マイルでホップ変化の大きい4シーム、高精度のスライダー&チェンジアップ、大きく落ちる縦カーブでゾーンの上下左右を攻め込む。昨季はA+で66回を投げて防御率5.18/FIP4.18と今一つだったが、年齢を考慮すればそう悲観する必要はないだろう。


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