~~ストラスバーグになり得る存在~~
Bats/Throws R/R
Height/Weight 6-6/230
Age 19
Age 19
Prospects Ranking By Team
100マイルのストレートを武器に、12年ドラフトナンバーワン右腕の呼び声高かったが、肘の故障により評価を落とし、結局ナショナルズが全体16位で指名。トミージョン手術のため1年目の12年は1試合の登板のみ。約1年のリハビリを経て13年は11試合に先発し防御率1.96という成績でカムバック。術後の影響がないことをアピールした。ボールのみにとどまらず、体格、性格など全てがエースポテンシャル。
Year | Age | Tm | Lg | Lev | W | L | G | GS | IP | HR | BB | IBB | SO | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 17 | Nationals | GULF | Rk | 0 | 0 | 4.50 | 1 | 1 | 2.0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 9.0 | 0.0 | 0.0 | 4.5 | |
2013 | 18 | 2 Teams | 2 Lgs | Rk-A- | 2 | 1 | 1.96 | 11 | 11 | 36.2 | 1 | 14 | 0 | 39 | 1.145 | 6.9 | 0.2 | 3.4 | 9.6 | 2.79 |
2013 | 18 | Nationals | GULF | Rk | 1 | 1 | 2.78 | 8 | 8 | 22.2 | 0 | 10 | 0 | 25 | 1.279 | 7.5 | 0.0 | 4.0 | 9.9 | 2.50 |
2013 | 18 | Auburn | NYPL | A- | 1 | 0 | 0.64 | 3 | 3 | 14.0 | 1 | 4 | 0 | 14 | 0.929 | 5.8 | 0.6 | 2.6 | 9.0 | 3.50 |
2 Seasons | 2 | 1 | 2.09 | 12 | 12 | 38.2 | 1 | 14 | 0 | 40 | 1.138 | 7.0 | 0.2 | 3.3 | 9.3 | 2.86 | ||||
Rk (2 seasons) | Rk | 1 | 1 | 2.92 | 9 | 9 | 24.2 | 0 | 10 | 0 | 26 | 1.257 | 7.7 | 0.0 | 3.6 | 9.5 | 2.60 | |||
A- (1 season) | A- | 1 | 0 | 0.64 | 3 | 3 | 14.0 | 1 | 4 | 0 | 14 | 0.929 | 5.8 | 0.6 | 2.6 | 9.0 | 3.50 |
Pitching
100マイルのストレートと大きく縦に割れるカーブを軸にした投球で打者をねじ伏せるパワーピッチが真骨頂。TJ手術後は球速を抑えてコマンド面で向上を辿った。13年はRkとA-で計11試合先発して防御率1.96
メジャートップクラスのパワーピッチャーになりうるポテンシャルを備える。TJリハビリ中にはフィールディング練習を積んだ。
メジャートップクラスのパワーピッチャーになりうるポテンシャルを備える。TJリハビリ中にはフィールディング練習を積んだ。
Fast Ball(93~100マイル)=◎
最速100マイルのストレートは20-80スケールで文句無しの80評価を受ける。昨年夏以降は95~97マイルのボールをコマンド重視で安定して投げられるようになってきている。球速は手術前の水準にまで戻っており、19歳という年齢と6フィート6、230ポンドたるフレームから球速はまだまだ伸びる可能性あり。
Curve(84~86マイル)=◎
カーブは縦に大きく割れ、いわゆる「時計の12時から6時方向」に落ちる。打者の手前で変化し、球威、落差も抜群。プラスプラス評価を受けるボール。
Chenge Up(82~83マイル)=〇
ストレートとカーブがフィーチャーされるが、チェンジアップもプラス評価になり得るポテンシャルを備えている。しかしまだまだ発達段階で改善が必要。チェンジアップを向上させるため、昨夏からチームの指令でカーブを減らしチェンジアップを多投している。打者の手元までストレートと同じ軌道を描き、そこから落ちる。また球威も十分なので打者にとって厄介なボールになると言われている。
Command=◎
同年代の選手たちと比べて素晴らしいコマンドを誇る。既にメジャーレベルのコマンドを持ち、将来はプラス評価になり得る。プロ入り後も向上の一途を辿り、球威を保ちながらも安定したコマンドでボールを制御する。
メカニクスは概ね問題なく、デリバリー、ボディバランスは高評価を受ける。ただしアームアクションにばらつきが出ることがあり、いわゆる「逆W字」の軌道を描き、故障が懸念される(逆W字が肘に悪いという明確な理由はまだはっきりと証明されたわけではありませんが、アメリカでは故障しやすいと言われています。その辺りについては私の専門外ですので…)
それからまだ完璧には6フィート6たる体をコントロールするには至っていないのか、メカニクスが不安定になることがあり、カーブやストレートが乱れてしまうことも。投球時に体でボールが隠れて打者からは球が見づらくなっている。
総評
間違いなく将来のエースになる選手だと思ってます。今年は元気にケガなく投げてもらってブレイクシーズンを送ってほしいところです。ナショナルズはストラスバーグ、ジマーマンとTJ手術からの復活には定評がありますし、ジオリトも既に100マイル出せるほどに回復していますし期待できそうです。正直これほどの選手がケガをしていたとはいえ、16位で獲れたのはすごい幸運だったと思ってます。この先のナショナルズの戦績を考えれば上位指名はしばらく得られないでしょうからジオリトのような「エース」の存在は非常に大きいでしょう。
それからまだ完璧には6フィート6たる体をコントロールするには至っていないのか、メカニクスが不安定になることがあり、カーブやストレートが乱れてしまうことも。投球時に体でボールが隠れて打者からは球が見づらくなっている。
グラブの方の肘が右肘よりも高くなっています(やや逆W字) |
総評
間違いなく将来のエースになる選手だと思ってます。今年は元気にケガなく投げてもらってブレイクシーズンを送ってほしいところです。ナショナルズはストラスバーグ、ジマーマンとTJ手術からの復活には定評がありますし、ジオリトも既に100マイル出せるほどに回復していますし期待できそうです。正直これほどの選手がケガをしていたとはいえ、16位で獲れたのはすごい幸運だったと思ってます。この先のナショナルズの戦績を考えれば上位指名はしばらく得られないでしょうからジオリトのような「エース」の存在は非常に大きいでしょう。
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