2016 福岡ソフトバンクホークス TOP10 Prospect
当ランキングは選手の将来性と即戦力性のバランスを考慮して作成しました。基準としては現行のNPBの新人王規準ではなく、50IP/140打席(あくまで目安)たるメジャーかぶれの基準となっております。選手名リンク先から選手の動画に飛びます。
1. 上林 誠知(OF)
2軍:88試合 .334/.372/.526 10本塁打 16盗塁
1軍:15試合 .318/.333/.591 2本塁打 0盗塁
巧みなバットコントロールの持ち主で、尊敬するイチロー(マーリンズ)に憧れて背番号51を背負う。プロ1年目の14年は3軍で88試合にプレー。2年目の15年はパワー向上に伴い2軍でOPS.898&10ホーマーとブレーク。1軍でも2ホーマーを放つなど20歳にして印象的な活躍を見せている。アプローチの粗さが唯一の懸念材料。
2. 高橋 純平(RHP)※ルーキー
15年ドラフト1巡目指名。183cm/76㎏たる体格から投げ込まれる最速152㌔のストレートは、素晴らしい腕の振りに助けられ、球速以上のノビを生み出す。130㌔台のスライダー&100㌔台のカーブで緩急を生み出すこともできる。また、制球も安定しており、四死球の少なさが光る。フォームの再現性を高めてプロの階段を駆け上りたい。
3. 牧原 大成(SS)
2軍:51試合 .321/.346/.373 0本塁打 12盗塁
1軍:43試合 .159/.170/.182 0本塁打 2盗塁
ファームNo,1のヒットマシーン。14年はファーム史上最高となる120安打&打率.374をマーク。15年もファームで.321をマークしたが、1軍では結果を出すことができなかった。巧みなバットコントロール&50mを5秒台で走り抜けるスピードが武器で、本職のSSの他、内野全般をこなす器用さも見せている。早打ちで四球が少ない。
4. 斐紹(C)
2軍:60試合 .255/.298/.312 1本塁打 2盗塁
1軍:11試合 .167/.444/.167 0本塁打 0盗塁
未来の正捕手候補を抜け出せずにいる。高校生No.1捕手たる看板を引っ提げ、10年ドラフト1巡目でホークス入り。捕手ながら50m5秒9とアスリート性に富んでおり、スローイング&ブロッキングも俊敏。C守備では着実な成長を辿っているが、高校通算35ホーマーの打撃はファームでOPS.610止まり。フリースインガーであるのもネック。
5. 塚田 正義(OF)
2軍:84試合 .281/.373/.424 7本塁打 7盗塁
1軍:12試合 .167/.167/.417 1本塁打 2盗塁
14年にはウエスタン・リーグの打点王を獲得したパワフルなバッティングが武器。15年は2軍で安定した成績を残し、プロ初ホーマーも放った。また、相応のスピードも備えており、ファームでも7盗塁。一方守備力には乏しく、レフトでのプレーに限られるだろう。
6. 笠原 大芽(LHP)
2軍:5試合 17.1回 11K 8BB 3.63ERA
笠原将生(元巨人)の弟。186cm/80㎏たる恵まれた体格の持ち主で、高いアップサイドを誇る。既に140㌔中盤をコンスタントに計測するストレートはさらなる向上が見込め、高校時から扱っていたカーブ&スライダーに加え、フォーク&ツーシームも習得。またコマンドも安定しており、アグレッシブな投球スタイルも高く買われている。
7. 小澤 怜史(RHP)※ルーキー
15年ドラフト2巡目。スケールの大きさはドラフト1位の高橋純平に引けを取らないと言われている。高校生ながら最速152㌔のストレートは威力抜群。セカンドピッチの向上が課題となっている。まずは体力強化に取り組んでいきたい。
8. 加治屋 蓮(RHP)
2軍:33試合 56.2回 38K 25BB 3.65ERA
13年ドラフト1巡目も、度重なる故障に泣く。1年目の14年は右肩を痛め1登板のみ。15年はファームで33試合に登板したが、1軍デビューは果たせず。最速152㌔のストレート主体のパワフルなピッチングで、縦のカーブ&140㌔超のスプリットを交える。フォームの再現に苦しんでおり、コマンドが安定しない。
9. 猪本 健太郎(C/1B)
2軍:92試合 .292/.352/.519 16本塁打 0盗塁
井出らっきょ開校のプロフェッショナル・ベースボール・アカデミー初のプロ野球選手。182cm/96㎏の大柄な体格から豪快なアーチを量産する。元々は捕手も、15年より正式に内野手登録となった。パワーは魅力も三振の多さが課題。
10. 釜元 豪(OF)
2軍:79試合 .277/.344/.377 1本塁打 14盗塁
アスレチック。1番の武器は50m6秒0のスピードでファームでは14盗塁をマークし、1本塁打ながらISO.100と俊足を生かした長打も多い。15年7月には支配下登録されるなどチームからの期待も大きい。外野守備では広大なカバー範囲を示す。俊足巧打と広い守備範囲をアピールして1軍デビューを目指す。
Plus One Prospect
島袋 洋奨(LHP)
2軍:9試合 11回 14K 6BB 2.45ERA
1軍:2試合 2回 2K 2BB 0.00ERA
興南高時代には甲子園春夏連覇を達成した琉球トルネード。中京大時代には極度の制球難に陥りドラフト5巡目までスリップも1軍で2登板を経験。最速150㌔のストレートは常時140㌔前半~中盤を計測し、タイミングの取りづらいフォームで打者を惑わす。ボールのキレは素晴らしいだけに、メカニック&コマンドが安定すれば1軍の戦力として期待できる。
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