2018 TAMPA BAY RAYS
TOP 20 PROSPECTS
Brent Honeywell(RHP) |
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。
1.ブレント・ハニーウェル(RHP)/Brent Honeywell
現代では珍しいスクリューボールの使い手で、90-96マイルの速球とのコンビネーションで打者をきりきり舞いにさせている。スライダー&カーブも交え、コマンドの評価も高い。スカウトからは先発ローテーション2番手相当の実力との評判。昨季は2A・3Aで防御率3.49・K/9=11.3・BB/9=2.3をマーク。
【#熱闘AFL】11/5— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2016年11月6日
・ハニーウェル(TB)2回パーフェクト5三振
AFLオールスターに先発したブレント・ハニーウェルが圧巻の投球。90-94マイルのストレートを完璧にコマンドし、伝家の宝刀スクリューボールも冴えわたった。今季A+・2Aで20先発して防御率2.34とブレーク。 pic.twitter.com/7tzfZ0pT8Q
2.ウィリー・アダメス(SS)/Willy Adames
◯打撃 アプローチ 肩 / △3B向き?
辛抱強いアプローチから滑らかなスイングで広角に打ち分ける打撃は、A.レンドン(ナショナルズ)とも比較される。守備では、スピードは平均的だが打球判断と肩に優れ、SSとしてプレー可能との見立て。昨季は21歳にして3Aで130試合/OPS.776。
3.ヘズス・サンチェス(OF)/Jesus Sanchez
◯ファイブツール / △素材型 アプローチ
パワーとスピードを兼ね備えたファイブツール候補。昨季はAで打率.305・15本塁打・OPS.826とフルシーズンで結果を出し評価が急上昇。昨季はLFメインでのプレーだったが、CFも可能なほどの守備力を誇り、LFとしてなら平均以上になれる。
4.ブレンダン・マッケイ(LHP/1B)/Brendan McKay
◯打撃 3球種 コマンド / △スピード
昨年のドラフト全体4位。二刀流プレーヤーとして注目されており、打者としてはエイドリアン・ゴンザレス(メッツ)、投手としてはクリフ・リー(元フィリーズ)と比較される。打撃では滑らかなスイングで広角に長打を量産し、選球眼も◎。投球では3球種をコマンドよく投げ分け、ローテーション3番手相当の実力。
【#MLBドラフト17】#4— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年6月13日
ブレンダン・マッケイ(TB・1B/LHP)
打者としてはクリーンナップ、投手としては先発ローテーション2~3番手級の評価を受けている二刀流大学生。投打に高い完成度を誇るが、野手としての指名となった。エイドリアン・ゴンザレス(LAD)と比較されている。 pic.twitter.com/OmU6jL9aO1
5.ジェーク・バウアーズ(1B/OF)/Jake Bauers
◯打撃 アプローチ 1B守備 スピード / △パワー
一塁手としてはやや長打力不足だが、抜群のバットコントロールと選球眼でマイナー屈指の1Bプロスペクトに成長。昨季は21歳にして3Aで打率.262・13本塁打・OPS.779をマーク。昨季20盗塁を決めるなど一塁手としては俊足で、外野両翼もこなすことができる。
6.クリスチャン・アローヨ(3B)/Christian Arroyo
◯コンタクト 肩 / △パワー スピード アプローチ
オフにE.ロンゴリアの交換相手の1人として加入。フリースインガーながらバットコントロールが巧みで、昨季は3Aで打率.396をマーク。MLBでは34試合/打率.192と苦しんだが、即戦力性と保有期間の長さは魅力。
7.ホゼ・デレオン(RHP)/Jose De Leon
◯速球 チェンジアップ 奪三振 / ✖耐久性
故障体質がネックでMLB定着ができずにいるが、実力はローテーション3番手級。伸びのある92-94マイルの速球と平均を大きく上回るチェンジアップ&平均のスライダーで三振の山を築く。マイナー通算K/9=12.0。
【#今日のプロスペクト】3/18— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年3月19日
・デレオン(TB)2.2回3安打無失点5三振1四球
プエルトリコ代表のホゼ・デレオンが協力ベネズエラ打線を零封。チームの勝利に貢献した。デレオンは今年1月にローガン・フォーサイスとのトレードでLADから加入。MLB公式全体33位のプロスペクト。 pic.twitter.com/Jg1YdVcgNv
8.アンソニー・バンダ(LHP)/Anthony Banda
◯速球 カーブ / △チェンジアップ コマンド リリーフ向き?
平均93マイル、最速98マイルの伸びのある速球とキレのあるカーブのコンビネーションはローテーション3番手相当のポテンシャルを秘める。昨季は打高の3Aで1年間ローテを回し、MLBでも4先発。コマンド&チェンジアップの精度を磨いてメジャーでも先発として通用する姿を見せたい。支配的なリリーバーになれる。
アンソニー・バンダ(ARI・LHP)がメジャー昇格。MLB公式のプロスペクトランキングで球団1位の23歳。90マイル前半の速球と鋭いカーブのコンビネーションが光る左腕も、今季はコマンドに苦しんでおり、3Aで防御率5.08。マイナー通算K/9=8.7と高い奪三振能力が魅力。 pic.twitter.com/R10r6GgaYF— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年7月21日
9.ジャスティン・ウィリアムズ(OF)/Justin Williams
◯パワー 肩 / △両翼向き スピード
元々は荒削りばパワーヒッターだったが、コンタクト&アプローチの成長により、評価が上昇中。昨季は故障もあったが2Aで96試合に出場して打率.301・14本塁打・OPS.853をマーク。ガッシリした体格で足は速くないが守備も成長を遂げ、RFに残れるほどになった。
10.ニック・ソラック(2B)/Nick Solak
◯打撃 アプローチ スピード / △肩 CF向き?
16年ドラフト2巡目。辛抱強くボールを見極め、広角にライナーを量産する打撃スタイル。昨季A+・2Aで打率.297・12本塁打・OPS.835・100K/63BB。14盗塁と塁に出れば足も使える。守備では肩が弱く、動きの滑らかさも欠けるため外野向きと評価するスカウトも存在する。
11.ワンダー・フランコ(SS)/Wander Franco
◯打撃 スピード 肩 / ✖素材型
今年度の海外アマチュアFAではトップ級の評価を得ており、昨夏に契約金$3.8Mで入団。16歳にして打撃技術が発達しており、打球角度をつける技術や辛抱強く見極める選球眼を備えている。守備では広大な守備範囲を示すが、安定感を磨いていきたい。2B向き?
12.ギャレット・ウィットリー(OF)/Garrett Whitley
15年ドラフト全体13位指名。運動能力抜群の原石タイプで、スピードに優れるダイナミックなセンターとして期待される。野球経験が浅いため、打撃のアプローチは未熟だが、Aで13本塁打・OPS.792をマーク。メークアップも優秀で伸びしろ大。
13.チーウェイ・フー(RHP)/Chih-Wei Hu
◯コマンド 4球種 / △リリーフ向き?
多彩な球種をコマンドよく投げ分ける台湾出身投手。昨年4月にはリリーフとしてメジャーデビュー。10イニングで平均93.4マイルを計測するなど球速も年々伸びてきた。マイナー通算K/9=7.9と支配力はそこまでではないが、4球種どれでもストライクが取れ、試合が作れるタイプ。
14.オースティン・フランクリン(RHP)/Austin Franklin
◯体格 速球 / ✖素材型 コマンド フォーム
ドラフト後着実に力を付けており、昨季A-で13先発して防御率2.21・K/9=9.2と好投。長身から繰り出す90マイル前半の速球と落差抜群のカーブはパワフル。BB/9=4.0と不安定なコマンド&フォームを固めればローテーション3番手も可能。
15.ジャーメイン・パラシオス(SS)/Jermaine Palacios
◯打撃 肩 / ✖エラー
オフにJ.オドリッジとのトレードで加入。コンパクトに左右へ打ち分ける打撃で、昨季A・A+で打率.296・13本塁打・OPS.788をマーク。SS/3B相応の強肩も兼備している。
16.マイケル・メルカド(RHP)/Michael Mercado
◯速球 体格 / ✖素材型
伸びしろ溢れる体格と4球種をコマンドよく集める投球技術の高さを両立した高校生投手。最速94マイルの速球と平均以上のカーブを主体としながら、80マイル後半のツーシームやカッターでゴロを打たすこともできる。Rでは21.1回/14K/4BB、防御率1.69。
17.ブランドン・ロウ(2B)/Brandon Lowe
◯コンタクト アプローチ/ △守備走塁 パワー
◯打撃 アプローチ スピード / △両翼向き パワー
走攻守とソツなく磨かれている選手。打撃では1B/LFの選手としては長打力不足だが、滑らかなスイングから左右に打ち分け、アプローチも成熟。2Aで打率.284・7本塁打・OPS.843、94K/90BBをマーク。プロ3年で57盗塁とスピードも使える。
19.ヨニー・チリノス(RHP)/Yonny Chirinos
◯球種 コマンド / △球威
昨季2A・3Aで13勝5敗・防御率2.73・K/BB=5.42をとブレーク。武器になるような勝負球はないが、抜群のコマンドで打者を打ち取る。中でも低めの沈む球を得意にしており、昨季GB%=52.9%とゴロアウトが多い。ローテーション下位のポテンシャル。
◯コマンド チェンジアップ/ △球威
コマンドに長けた技巧派左腕。6-5の長身から投げ下ろされる91-93マイルの速球は角度があり、ゴロを打たせるのに有効だ。決め球のチェンジアップは打者を惑わすことができる。スライダーのキレ向上が課題。昨季は3Aで13勝6敗・防御率3.43・K/BB=4.08。
21.ジョシュア・ロウ(OF)/Joshua Lowe
◯パワー スピード 肩 / ✖コンタクト 素材型
16年ドラフト全体13位。高校では二刀流としても活躍した運動能力の持ち主でアップサイド大も、攻守に未熟。118試合/144Kのコンタクトを改善できれば練習で見せているようなパワーを試合でも発揮できるようになるだろう。昨季より3BからCFにコンバート。
22.トバアイス・マイヤーズ(RHP)/Tobias Myers
昨夏にT.ベッカムとのトレードでオリオールズから加入。昨季は球速が向上し、安定して90マイル前半を出せるように。カーブも不安定ながらよく切れる。A-で12先発して防御率3.54・K/9=11.7・BB/9=1.6。
23.ジェネシス・カブレラ(LHP)/Genesis Cabrera
昨季は20歳の若さでA+・2Aで計24先発とローテを回し防御率3.22をマーク。92-95マイルの速球と80マイル後半のスライダーを軸に、チェンジアップも織り交ぜる。6-1/170と体が細く耐久性に不安。BB/9=3.5とコマンドも平凡で、リリーフ向きか?
Plus One Prospect
ロナルド・ヘルナンデス(C)/Ronaldo Hernandez
◎肩 / ◯コンタクト / ✖素材型
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