2018 LOS ANGELES ANGELS
TOP 20 PROSPECTS
大谷 翔平(RHP/DH) |
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。
1.大谷 翔平(RHP/DH)/Shohei Ohtani
MLBの世界でも夢の二刀流に挑む。投手としての将来像はダルビッシュ有(カブス)ら疑いのないエースポテンシャルと比較される一方で、野手としての評価はスカウト間で分かれる。秋信守(レンジャース)やD.マーフィー(元レンジャース)を挙げるスカウトも。
2.ジョー・アデル(OF)/Jo Adell
◯パワー スピード 肩 / △コンタクト 素材型
昨年のドラフト全体10位指名高校生。17年ドラフトクラスではNo.1のファイブツールプレーヤー。木製バットで飛距離450フィートを記録したパワー、投手として97マイルを計測した肩、60ヤードを6.4秒で駆け抜けるスピードどれをとっても高校生の中では桁違い。
【#MLBドラフト17】#10— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年6月13日
ジョー・アデル(LAA・OF)
今ドラフトNo.1のファイブツールプレーヤー。木製バットで飛距離450フィートを記録したパワー、投手として97マイルを計測した肩、60ヤードを6.4秒で駆け抜けるスピードどれをとっても高校生の中では桁違い。 pic.twitter.com/VuQKDPbXba
3.ジャメイ・ジョーンズ(OF)/Jahmai Jones
◯スピード CF守備 打撃 / △パワー
フットボール一家に育ったサラブレッドで、身体能力が傑出している。ベストツールであるスピードを生かした守備走塁はすでに輝きを放っており、打撃もA・A+で打率.282・14本塁打・OPS.794。パワーを伸ばせれば真のファイブツールプレーヤーになれる。
【#ブレークプロスペクト17】— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年8月25日
ヤマイ・ジョーンズ(LAA・OF)
NFLプレーヤーの父と兄を持ち、飛び抜けた身体能力を備えている。加えて野球IQにも富んでいて、打撃能力も高い。ここまで25試合連続安打中。今季はA・A+で打率.295・14本塁打・27盗塁・OPS.823。 pic.twitter.com/tfyUhTowAO
4.ブランドン・マーシュ(OF)/Brandon Marsh
◯パワー スピード 肩 / △両翼向き?
パワフルなバッティングが武器で、昨季Rでは39試合に出場して打率.350・4本塁打・OPS.944をマーク。スピード&肩は平均以上でCFも可能なレベルだが、将来的には両翼向きか?健康を維持できればトップ100プロスペクト入りも見えてくるだろう。
5.ケビン・マイタン(SS)/Kevin Maitan
◯打撃 肩/ △スピード 3B向き?
殿堂選手C.ジョーンズの再来と呼ばれ$4.25Mでブレーブスと契約も、RでOPS.629と不本意なデビュー。オフにはブレーブスがアマチュアFAで不正を行っていたため契約解除となり、$2.2Mでエンゼルス入り。守備では機敏さに欠け、3B向きとの見立て。
6.ジェイミー・バリア(RHP)/Jaime Barria
◯コマンド 3球種 / △球威
コマンドと投球術に長けたワークホース型。常時90マイル前半の速球でカウントを稼ぎ、チェンジアップで仕留める。スライダーも決め球になり得るボールで3球種を操る。昨季はA+・2A・3Aで26先発して防御率2.80・K/9=7.4・BB/9=2.0をマーク。
【#ブレークプロスペクト17】— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年7月23日
ジェイミー・バリア(LAA・RHP)
90マイル前半の速球&パワーカーブ&平均以上のチェンジアップをマイナー通算BB/9=1.5のコマンドで投げ分ける。今季はA+・2Aで18先発して防御率2.60・K/9=7.7・BB/9=1.5をマークしている。 pic.twitter.com/jtdzGASFM7
7.グリフィン・キャニング(RHP)/Griffin Canning
◯球種 コマンド / △健康面
エースポテンシャルではないが、完成度の高さから早期でのMLB到達が見込める即戦力右腕。平均から平均以上の4球種をコマンドよく織り交ぜる。肘の状態不良から指名順位が全体47位まで後退。昨季はプロ未登板も今季Aでデビュー予定。
8.ヘズス・カスティーヨ(RHP)/Jesus Castillo
◯コマンド グラウンドボーラー / △球威
低めに集めるコマンドが武器のワークホース。90マイル前半のシンカーを低めに集めてゴロを打たせ、同じ軌道から落ちるチェンジアップが決め球。第3球種のスライダーもカウント球として有効に扱える。A・A+・2Aでは24先発して防御率3.32・K/BB=4.54。
9.マット・サイス(1B)/Matt Thaiss
◯打撃 アプローチ / △パワー / ✖スピード
バットコントロールと選球眼に優れる好打者。昨季A+・2Aで四球率12%・出塁率.375と出塁能力は優秀だが、一塁手としてはパワー不足が弱点。守備走塁での貢献も見込めないため、メジャーでのバリューには疑問。
◯肩 アプローチ / ✖打撃
打撃が課題の守備型捕手。20-80スケールで70相当の強肩を生かした盗塁阻止能力と捕手としてのリーダーシップが持ち味。打撃ではスイングの欠点を指摘されながらも、A+・2Aで出塁率.368(四球率14.5%・三振率15.3%)と仕事を果たしており、少なくとも2番手捕手にはなれるだろう。
11.マイケル・ハーモシヨ(OF)/Michael Hermosillo
◯スピード / △パワー
平均以上のスピードを生かした守備走塁が持ち味で、昨季マイナーで35盗塁を決めた。打撃では23歳にしてA+・2A・3Aで出塁率.366・OPS.763をマークしたが、パワーが伸びなければ4番手外野手止まりだろう。外野3ポジションをきっちりこなすことができる。
12.ルーク・バード(RHP)/Luke Bard
ルール5ドラフトで今オフ加入。兄ダニエルはレッドソックス等でプレーした元メジャーリーガー。兄と同じくハードボーラーで、90マイル中盤の速球とスライダーのコンビネーション。昨季2A・3Aで41試合に登板して防御率2.76・K/9=13.6。
13.クリス・ロドリゲス(RHP)/Chris Rodriguez
◯速球 3球種 / △素材型
ポテンシャルの高さはエンゼルス傘下の投手でNo.1。昨季はR・Aで14先発/防御率6.16と打ちこまれたが、まだ19歳と若いため問題なし。常時95マイルオーバーのツーシームは強烈の一言で、スライダー&チェンジアップも平均以上と高評価。
◯スピード アプローチ SS守備 / ✖パワー
スピーディな20歳の両打ち内野手。平均以上のスピードと昨季マイナーで出塁率.443をマークした出塁能力の高さが魅力で、守備もSSとしてプレーできる水準。昨季はR・Aで61試合に出場して打率.286・2本塁打・19盗塁をマーク。
15.ホゼ・スアレス(LHP)/Jose Suarez
◯3球種 チェンジアップ コマンド / △体格 球威
5-10/170と小柄で速球も90マイル前後とパワーレスだが、プラスピッチのチェンジアップを武器にR・Aで15先発・防御率3.28・K/9=11.8・BB/9=2.9と好投。球威よりも投球術で抑えるタイプなため、マイナー上位への適応が課題。
16.ホゼ・ソリアーノ(RHP)/Jose Soriano
◯速球 / △素材型 コマンド 変化球
19歳の素材型。未完成ながら平均93マイル・最速96-97マイルを計測する馬力は魅力。6-3/168と体格的な伸びしろも残す。変化球&コマンドの精度向上が課題だが、ポテンシャルはローテーション3番手級。昨季はRで11先発して防御率2.93と好成績。
南アフリカ出身で、マイナー通算K/BB=5.69の制球力が持ち味。90マイル前半のズッシリと沈むシンカーとブレーキの利いたカーブのコンビネーションでストライクゾーンを積極的に攻める。昨季は2A・3Aで22先発して防御率3.30をマークしている。
◯アプローチ スピード / ✖パワー
19.エドゥアルド・パレイデス(RHP)/Eduardo Paredes
◯速球 /
変則サイドから93-95マイルを叩き出し、1球ごとにリリースの高さを変えるなどして打者を惑わす。主に右打者にはスライダー、左打者にはチェンジアップを扱うが、スライダーはキレに欠ける。昨季はMLBでも18試合に登板。今季もブルペンの一角を担う予定。
◯スピード / △素材型
ゴールドグラブ9度の名選手T.ハンターの息子。16年ドラフト23巡目指名でプロ入りしたが、話題性だけではないことを証明。昨季はRで52試合に出場して打率.352・1本塁打・13盗塁をマーク。父譲りのファイブツールポテンシャルを秘める。
ジェレル・リベラ(LHP)/Jerryell Rivera
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