2018 OAKLAND ATHLETICS
TOP 20 PROSPECTS
Franklin Barreto(SS) |
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。
1.フランクリン・バレット(SS)/Franklin Barreto
フリースインガーでSS守備も△だが、パワー&スピードは傑出している。昨季は21歳にして3Aで15本塁打・OPS.796と上々の成績。SSとしては厳しいだろうが、オールスター級の2BもしくはCFになれる。
【#熱闘AFL】10/18— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2016年10月19日
・バレット(OAK)4打数4安打1ダブル2打点2盗塁
フランクリン・バレットがホームスチール含む2盗塁&4安打の大暴れ。チーム1位のプロスペクトで、傑出したスイングからハードコンタクトを生み出す。今季は2A&3Aで打率.284・本塁打11・盗塁30。 pic.twitter.com/ipE4TWyADP
2.A.J.パク(LHP)/A.J. Puk
◯速球 スライダー 奪三振 / △コマンド
長身から93-97マイルの速球と80マイル後半の切れ味鋭いスライダーを投げ下ろし、昨季はマイナー全体トップのK/9=13.2をマーク。コマンドの問題を改善できればエースポテンシャルだが、駄目でもA.ミラー(インディアンズ)のようなエリートクローザーになれるだろう。
【#MLBドラフト16】#6— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2016年6月9日
A.J.パク(OAK・LHP)
今ドラフト随一の剛腕。100球を超えても常時95マイルオーバーを叩き出す球威&スタミナは魅力も、コマンドの平凡さがネック。今季防御率3.21 K/9=12.2 pic.twitter.com/joqgCYPVc8
3.ヘズス・ラザルド(LHP)/Jesus Luzardo
◯速球 コマンド / △耐久性
昨夏S.ドゥーリトルらのトレードでナショナルズから獲得。ドラフト前に受けたTJ手術から復帰しプロデビューすると、11先発で防御率1.66・K/BB=9.6と好投。最速98マイルの速球に加え、20歳にしてコマンド&チェンジアップをマスター。G.ゴンザレス(ナショナルズ)と比較するスカウトも。
4.ホルヘ・マテオ(SS/OF)/Jorge Mateo
◎スピード / ◯肩 / △アプローチ SS守備 メークアップ
15年にはマイナー全体トップ82盗塁を決めた俊足が武器。けっして足だけの選手ではなく、昨季A+・2Aで12本塁打・OPS.781とパンチ力もある。しかし144K/40BBの未熟なアプローチ、2B/CF向きとされる守備力、謹慎処分を受けたこともある人間性など不安要素も多い。
5.ダスティン・ファウラー(OF)/Dustin Fowler
◯打撃 スピード CF守備 / △アプローチ
昨夏S.グレイのトレード相手の1人としてヤンキースから加入。平均以上のCF守備に加え、20本塁打・20盗塁レベルのパワー&スピードを備える。昨季は3AでOPS.871も、MLBデビュー戦の1回表の守備で負傷しシーズン終了となってしまった。
6.シェルドン・ノイジー(3B)/Sheldon Neuse
◯打撃 肩 /
ラザルドと共にトレードでナショナルズから加入。強肩強打が武器で、レギュラー3B相応のポテンシャルを有する。昨季はA+・2A・3Aで計117試合に出場して打率.321・16本塁打・14盗塁・OPS.884をマーク。野球IQの高さも◎。
7.ショーン・マーフィー(C)/Sean Murphy
◎肩 / ◯C守備 / △打撃
未来のゴールドグラブ捕手として期待。20-80スケールで80の強肩を武器にマイナー通算盗塁阻止率41%。さらに、運動能力もズバ抜けており、ブロッキング&レシービングも◎。打撃は低打率ながら一発がある。A+・2Aで打率.250・13本塁打・OPS.723。
8.オースティン・ベック(OF)/Austin Beck
◯パワー 肩 スピード / △コンタクト 素材型
ズバ抜けたパワー&スピードを兼ね備えたセンターになり得るファイブツール候補。打撃ではコンタクト、守備では打球判断力が課題。小さな田舎の出身で、プロレベルへの対応力を不安視されており、RではOPS.642と低調なデビューだった。
9.ラザロ・アルメンテロス(OF)/Lazaro Armenteros
◯パワー スピード / △素材型 肩 LF向き
16年に契約金$3Mで入団したキューバ出身の大器。18歳ながらパワー&スピードのツールは傑出しており、「ボー・ジャクソンとウィリー・メイズを足した選手」と絶賛するスカウトも。弱肩で守備はすでにLFに回っている。RでOPS.819と好デビューを飾った。
◯速球 変化球 コマンド / ✖耐久性
昨季はTJ手術により全休。しかし、大学時に90マイル前後だった球速はプロ入り後に最速99マイルまで上昇。しかもカーブ&スライダー&チェンジアップはいずれも決め球として使え、制球も◎。健康さえ維持できればローテーション3番手も可能。
11.ニック・アレン(SS)/Nick Allen
◯守備 スピード / ✖パワー 打撃
5-9/155と小柄ながら素晴らしい守備能力を示し、遊撃手としての能力に疑いの余地はない。非力な打撃が課題となっており、将来像はB.ライアン(元マリナーズ)か?しかし、野球IQの高さからJ.アルトゥーベ(アストロズ)のように大成すると評価するスカウトも。
【#MLBドラフト17】#81— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年7月1日
ニック・アレン(OAK・SS)
素晴らしい守備能力を示し、遊撃手としての能力に疑いの余地はない。172cm/71㎏と小柄で、非力な打撃が課題となっているが、野球IQとメークアップの優秀さからホゼ・アルトゥーベ(HOU)との共通点が指摘されている。 pic.twitter.com/uqPDOt2kOH
12.ローガン・ショア(RHP)/Logan Shore
◯コマンド チェンジアップ / △スライダー
ドラフト時からA.ノラ(フィリーズ)と比較されている即戦力タイプ。チェンジアップとコマンドを武器に、昨季R・A+で17先発して防御率3.68・K/BB=5.44をマーク。スライダーのキレ向上が課題。
13.ドールトン・ジェフリーズ(RHP)/Daulton Jefferies
◯速球 チェンジアップ コマンド / △耐久性
昨季は故障により2登板のみも、健康を維持できれば早期昇格もありうる。小柄ながら90マイル中盤の速球&チェンジアップ&スライダーをコマンドよく投げ込む姿はT.リンスカム(レンジャース)とも比較される。ローテーション3-4番手級のポテンシャルはある。
14.グレッグ・ダイクマン(OF)/Greg Deichmann
◯パワー 肩 / △両翼向き コンタクト
25ホーマー以上が見込めるコーナープレーヤー。昨年のドラフト2巡目で入団すると、A-でOPS.915.8本塁打と好デビュー。高打率は見込めないが、辛抱強いアプローチで四球は多い。守備は決して上手くないが肩が強くライト向き。
15.グラント・ホームズ(RHP)/Grant Holmes
◯速球 / ✖コマンド
92-95マイルの速球とパワーカーブのコンビネーションは球威抜群。しかし、マイナー4年でBB/9=3.7とコマンドが課題。好不調の波も激しく、好調時にはストライク先行で7-8回まで投げられるが、不調時には大荒れで5回で100球前後を要してしまう。
16.ケビン・マレル(SS)/Kevin Merrell
◯スピード / △2B向き? / ✖パワー
昨年のドラフト全体33位指名。20-80スケールで70の俊足が売りのスピードスター。出塁に徹したコンタクトヒッティングで長打は見込めないが、A-で打率.320と順調なデビュー。守備では平均的な肩の強さから2B向きか。
昨季3Aで32ホーマーを放った飛ばし屋。しかし、打率.249・三振率26.5%とコンタクトが荒く、守備走塁での貢献も見込めない。守備では本職の3Bに加え、LFでも出場があるが、将来的にはDHか?
◯アプローチ 守備 / △パワー
昨季はアスレチックス傘下トップとなる73四球・出塁率.398をマークするなどブレーク。ゾーン理解とバットコントロールに秀でている。また守備では昨季マイナーのゴールドグラブを獲得するなど外野3ポジションを堅実にこなす。少なくともプラトーンレギュラー程度にはなってくれそうだ。
元々は守備走塁のスペシャリスト的評価だったが、16年にマイナーでOPS.956・43盗塁とブレーク。しかし、昨季は2Aで打率.227・11本塁打・OPS.668とつまずいた。パワーヒッターではないが三振も多く、2A以上に通用するかは未知数。今季こそ2Aをパスしたい。
◯速球 /
アレクサンダー・カンポス(SS)/Alexander Campos
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