2018 SEATTLE MARINERS
TOP 20 PROSPECTS
Kyle Lewis(OF) |
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。
1.カイル・ルイス(OF)/Kyle Lewis
A.ジョーンズ(オリオールズ)と比較されるファイブツール。強肩強打の右翼手として期待される。しかし、16年ドラフト1巡目でプロに入りしてからは故障続きで、春季トレーニングでも足首を負傷。健康の維持が最大の敵?
2.エバン・ホワイト(1B)/Evan White
◯守備 スピード 打撃 / △パワー
1Bとしてゴールドグラバーになれる守備力と打撃スキルの高さからP.ゴールドシュミット(Dバックス)と比較するスカウト多数。CFとして見るスカウトがいるほどの俊足だが、1Bとしては長打力不足がネック。
3.サム・カールソン(RHP)/Sam Carlson
◯速球 3球種 コマンド / △素材型
昨ドラフト2巡目の高卒選手だが、ポテンシャルはエース級。93-97マイルの速球&平均以上のスライダー&プラスのチェンジアップを織り交ぜる。制球力も平均以上で、スライダーの精度を磨ければD.サラザー(インディアンズ)のような球威とコマンドを両立した先発投手になれる。
【#MLBドラフト17】#55— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年6月22日
サム・カールソン(SEA・RHP)
球威とコマンドを両立した完成度の高い高校生右腕。高校生ながらチェンジアップの精度に自信を持っており、93-97マイルの速球とのコンビネーションで打者をきりきり舞いにさせている。フォームも滑らかでハイポテンシャル。 pic.twitter.com/PrcqyzmBw5
4.ブレイデン・ビショップ(OF)/Braden Bishop
◯守備 スピード / ✖パワー
守備専門の外野手との評価だったが、昨オフにワシントン大の先輩であるJ.ラム(ダイアモンドバックス)とスイングの改善に取り組み、打撃力が向上。A+・2Aで3本塁打ながら34本の二塁打を放ち、打率.306・OPS.806とブレーク。
5.フリオ・ロドリゲス(OF)/Julio Rodriguez
◯パワー 肩 / △素材型
昨夏契約金$1.75Mで入団したドミニカン。MLB公式の海外FAプロスペクトランキングでは9位にランクイン。強肩強打のRFとして注目を浴びており、未来のクリーンナップとして期待。変化球への対応が課題で空振りは多め。
6.ルイス・リベラート(OF)/Luis Liberato
◯スピード 肩 守備/ △コンタクト
運動能力に富んでおり、プラスのスピードと肩に支えられた守備力はすでにメジャーレベル。しかし、メジャーリーガーになるには打撃の安定感を高めていく必要がある。昨季は14本塁打・長打率.438をマークも、打率.246・三振率26%と弱点を露呈。
7.マックス・ポブス(RHP)/Max Povse
◯体格 / △コンディション
6-8の長身から最速97マイルの速球&落差のあるカーブのコンビネーション。制球も安定しているが、故障の多さからパフォーマンスは今一つ。昨季は2A・3Aで防御率5.22も、健康に過ごせれば堅実なローテーション投手になれる。
8.ダン・ボーゲルバック(1B)/Dan Vogelbach
◯打撃 / ✖守備走塁
マイナー通算OPS.866とマイナーでのパフォーマンスは優秀だが、MLBでは16試合でOPS.540と適応できず。また、守備走塁での貢献は全く見込めず、将来はDHもしくは一塁のプラトーン要員だろう。MLBでもマイナーのような打撃成績を残せればチャンスはある?
ダン・ボーゲルバック(SEA・1B)がメジャー昇格。選球眼に優れる巨漢プロスペクト。マイナーでは2年連続で出塁率が4割超。守備走塁の貢献は見込めないが、打者として洗練されている。今季は3AでOPS.923&23本塁打をマーク。 pic.twitter.com/xMJUrXahJe— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2016年9月12日
9.アンソニー・ヒメネス(OF)/Anthony Jimenez
◯スピード 守備 / △アプローチ パワー
スピードを武器に守備走塁での貢献が見込め、打撃もフリースインガーながらAで打率.298・7本塁打・OPS.845と可能性アリ。今後は未熟なアプローチを磨いていき、上のレベルでも通用することを証明したい。
94-98マイルの速球と80マイル前半のスライダー主体にゴリゴリで攻めるパワーリリーバー。昨季はA+で43試合に登板して防御率3.03・K/9=9.3をマーク。制球にはバラツキがあるが、AFLでは11.1回/防御率0.00をマークするなど好調時は手が付けられない。
11.ニック・ランベロー(RHP)/Nick Rumbelow
◯速球 3球種 / ✖耐久性
今オフにトレードで加入。16年シーズンをTJ手術で棒に振ったが、昨季は2A・3Aで40.1回を投げて防御率1.11・K/BB=4.09と完全復活。92-94マイルの速球を主体にチェンジアップ&カーブでも空振りが奪える。開幕メジャーを目指す。
12.ジョー・リゾー(3B)/Joe Rizzo
◯打撃 / △パワー 守備走塁
打撃技術や選球眼には優れるが、実戦で長打力を発揮出来ておらず、さらに守備走塁での貢献も見込めないため、評価は二分される。しかし、長打力を伸ばせれば、D.マーフィー(ナショナルズ)やM.カーペンター(カージナルス)になれる。
13.マシュー・フェスタ(RHP)/Matthew Festa
◯奪三振 コマンド /
球威では10位のウォーレンに劣るが、コマンドや完成度の高さでは勝る。A+では42試合に登板して防御率3.23・K/9=12.8・BB/9=2.5をマーク。ストライク先行で球数の少なさも持ち味。セットアッパー以上も可能。
14.フアン・クレキュート(SS)/Juan Querecuto
◯SS守備 肩 / △パワー 素材型
昨夏に契約金$1.225Mで入団の17歳。スピードは平均的だが、野球センスに富んでおり、持ち前の強肩と合わせて平均以上のSSになれる。打撃はギャップヒッターだが、アプローチは年齢に比して発達しており、体格的な伸びしろも残す。
15.マイク・フォード(1B)/Mike Ford
◯打撃 アプローチ / ✖スピード
ルール5ドラフトで今オフ加入。打撃能力が傑出しており、昨季2A・3Aで出塁率.404・20本塁打・94BB/72Kをマーク。守備は1B専門だが、堅実にこなすことができ、プラトーンもしくはバックアップ要員としては◯。
16.ワイアット・ミルズ(RHP)/Wyatt Mills
◯速球 スライダー 変則 /
17.セス・エレッジ(RHP)/Seth Elledge
◯速球 奪三振 / △リリーフ向き
92-95マイルのスピンレートの高い速球で空振りが奪え、A-・Aで防御率3.24・K/9=15.1をマーク。制球も安定しており、6-3/220と体格も先発投手向きだが、力みの入ったフォームからリリーフとして早期昇格を目指した方が無難か。
◯スピード / ✖パワー
プラスプラスのスピードを生かしたプレースタイルで、昨季は43盗塁(盗塁成功率87.8%)をマーク。打撃は非力な上にフリースインガーだが、2A・3Aで打率.307と好成績。4番手外野手として計算できる。
ドラフト20巡目出身ながら打撃能力は非凡。卓越したコンタクトスキルを有し、昨季はA+で打率.326・65BB/45Kをマーク。AFLではリーグトップの打率.408をマーク。守備走塁は平凡。禁止薬物の使用により、開幕から50試合の出場停止が決定済み。
◯打撃 肩 / △両翼向き?
素早いスイングを武器に、A-でOPS.871をマーク。スイングが長いことが三振の多さに繋がっており、改善の必要あり。守備では昨季CFをメインにプレーも、留まるにはルート取りなどの技術向上が求められる。肩の強さからRF向き?
Plus One Prospectジョセフ・ロサ(2B)/Joseph Rosa
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