2024 ST. LOUIS CARDINALS
TOP 20 PROSPECTS
MLBで遊撃守備プラスを出しながらOPS.750程度が狙え、WAR3.5程度の貢献が期待できるとの見立て。遊撃から100マイルを計測する強肩が最大の魅力で、GGレベルではないもMLBで平均以上の遊撃としてやっていけるとの評価。打者としては3Aで平均打球速度87.6/上位95%の打球速度103.4マイルとパワーは平均以下だが、コンタクト率84%・wRC+108の安定したコンタクト力&スプリント速度上位8%のスピードから攻撃面でも貢献できるだろう。
Masyn Winn
小柄ながら傑出したアスリートであり、潜在能力は非常に高い。マーカス・ストローマンやトレバー・バウアーが比較対象か。平均96マイルのホップ系4シームとプラスのカーブを主体に、スライダー&チェンジアップも扱う。全身を有効に使ったメカニクスで、オーバースローながらリリース高が5フィート2とサイドスロー並に低くなっているため、高めの4シームは数値以上によく伸びる。23年は防御率4.31と前年の1.38から大きく悪化。球威はローテーション上位クラスなだけに、耐久面と制球面の不安を払拭していきたい。
Tink Hence
昨夏ジョーダン・モンゴメリーとのトレードでTEXから加入した1人。身長6フィート1と体格はそこまでではないが、常時95マイル前後の4シーム&高スピンのハンマーカーブを武器に、スライダー&チェンジアップも効果的に織り交ぜる。23年は2Aで14先発して防御率4.63ながら、22.6K-BB%・FIP3.54と投球内容は良く、またリーグ平均より3.6歳若かったことを考慮すれば、来季以降のさらなる飛躍に期待が持てる。球威、変化球、コマンドどれも揃っている。
モンゴメリーのトレードで加入した1人。素手でバットを構え、無駄のないスムーズなスイングで左右にラインドライブを量産する。23年は2AでOPS.936、24歳以下では2A全体2位となるwRC+142を記録し、リーグMVPを獲得。ゾーン内コンタクト率93.5%とコンタクト能力は傑出しているが、ボール球スイング率38.6%・四球率8.6%とフリースインガーな点と平均以下の守備力がネック。2Bレギュラーor攻撃型ユーティリティー向きか。
22年ドラフト5巡目。両親は元大学の陸上競技選手というアスリート家系で、20-80スケールで80評価の俊足を受け継いでいる。23年はマイナートップの94盗塁、打ってもA+/2Aで打率.303・9本塁打・OPS.794と大ブレイクを果たした。CF守備でも広大なカバー範囲を示し、Baseball Prospectusの出す守備範囲指標RDAでは+6.0をマーク。パワーが平均以下で、打撃面の成長が今後の鍵を握るだろう。
メジャー即戦力の攻撃型捕手。23年は3AでwRC+147をマーク。MLBでも44打席ながら打率.297・出塁率.409をマークした。辛抱強いアプローチとコンタクト力に定評があり、3Aでは四球率20.0%/三振率20.5%。上位95%の打球速度109マイル(MLB平均106マイル)とパワーも秘めており、プルヒッティングを磨けば本塁打増が狙える。守備力も平均レベルで、ウィルソン・コントレラスのバックアップ捕手に最適だろう。
22年にはA+/2Aで139.1回を投げて防御率2.97・20.4K-BB%と好投も、昨季は3Aで防御率4.92・与四球率11.6%と苦戦。本来であれば安定したコントロールが持ち味だが、自動判定&肩の故障による影響も指摘される。平均94.1マイルの4シームと縦に鋭く落ちるスライダーで積極的にゾーンを攻める投球スタイル。球威の割に奪三振はそこまで多くなく、エース格というよりもイニングイーター向きか。
23年ドラフト1巡目。カルロス・ゴンザレス(元COL)似のフルスイングで長打を量産するスラッガー候補。大学では上位90%の打球速度108.2マイル(MLB平均103マイル)、バレル率22.8%をマークも、プロではOPS.636・平均打球速度84.9マイルと自慢のパワーを発揮できなかった。守備は両翼向きであり、プロの投手に適応しパワーを発揮できるかがポイントとなるだろう。
攻守を両立したオールラウンド捕手になり得るパナマ出身の原石。スイッチヒッターで、Aで2年続けてwRC+110以上をマーク。23年は四球率15.2%/三振率17%とアプローチ面で成長も、3本塁打・IOS.097とパワー面で後退。守備面では平均以上の強肩の持ち主も、Baseball Prospectusの出す指標ではフレーミング、ブロッキング、送球いずれもマイナス数値だった。実戦でのパワー発揮と守備力向上が今後の課題。
22年1月に契約。KBOのドラフト1巡目候補にも挙がっていたが、MLB挑戦を志し渡米。パワーポテンシャルを期待されている左打者だ。23年はAで出塁率.376・四球率14.2%をマークした一方で、ISO.119・バレル率2.5%と肝心のパワーを発揮できなかった。MAX打球速度111.1、上位95%の打球速度106.2マイルとすでにMLBレベルのパワーポテンシャルを秘めているだけに、あとは実戦で発揮できるかにかかっている。守備は両翼向き。
22年ドラフト6巡目。大学2年生ながらドラフト資格を有し、オーバースロットとなる契約金で入団を決めた。速球は平均92.9マイルと球威は平凡だが、平均2600rpm超えのカーブが得意球。第3球種のチェンジアップもアームサイドに大きく曲がる。23年はA/A+で計123.1回を投げて防御率2.48・FIP3.14・19.6K-BB%と好投。ローテーション下位~ロングリリーフ向きのポテンシャルか。
安定した捕手守備とコンタクトはやや弱いがパワーとアプローチを両立した打撃力からバックアップ適性を見せている捕手プロスペクト。23年はA+で12本塁打・四球率10.9%・wRC+122と持ち味を発揮。守備でもBaseball Prospectusの出すフレーミング指標で+24.2、送球指標でもプラスをマークした。
昨夏フラハティとのトレードでショーウォルターと共に加入。キューバから亡命前の2020年にはキューバ国内リーグで首位打者(打率.401)を獲得するなど卓越したコンタクト能力が武器。23年は2A/3Aで打率.323・10本塁打・OPS.813をマーク。パワーレス&2B向きの守備力からエリック・ソガード(元OAK他)のようなユーティリティー向きとの見立て。
23年ドラフト3巡目。ややガチャついたところはあるが、5ツール揃ったアスリートで、ハンター・ペンス(元SF他)と比較する声も。コンタクト&走力の評価が平均以上。CFの経験もあるが、プロレベルではRFが最もフィットするとの見立て。
21年ドラフト1巡目。4球種を投げ分けるコントロールアーティスト。平均91マイルのシンカーとスライダーを軸に3Aではグラウンドボール率52.4%とゴロを多く打たせていた。一方で2A以降では防御率4.00オーバー、平凡な奪三振率からローテーション下位~スイングマン向きのプロフィールか。
21年=防御率6.62、22年=5.54と苦戦していたが、23年は2Aで17先発して防御率3.24・FIP3.47・グラウンドボール率51%とブレイク。3Aでも8先発で防御率3.00だった(FIPは5.78と振るわず)。シンカーとカッターを主体に多彩な球種でゴロを打たせる。22歳にして2Aをクリアして3Aでも結果を出している点は評価したいが、速球は平均91マイルと打者を圧倒するパワーがない上にマイナー通算与四球率10.9%とコマンドも悪いため、MLBでどれだけ通用するかは未知数。
23年ドラフト4巡目のカレッジシニア左腕。90マイル前半のホップ系の4シームとプラスのチェンジアップを軸に4球種を織り交ぜるストライクスロワー。打者を圧倒するような球威は無いが、大学のシーズンでは18先発中11試合で7イニング以上を投げるなど、6フィート5の体格も含めてワークホース適性が高い。
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