2026 CHINCINNATI REDS TOP 15 PROSPECTS

2026 CHINCINNATI REDS

TOP 15 PROSPECTS

2026年 シンシナティ・レッズ プロスペクトランキング


Alfredo Duno

本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。

FV50

1.アルフレッド・デューノ(C)/Alfredo Duno:20歳
6-2/210の強靭な体格にプラスのパワーを備えた攻撃型捕手で、25年はAで打率.287/18本塁打/wRC+163をマーク。90th EVはすでにMLB平均(104マイル)を上回る105.6マイルに到達。ボール球スイング率は15.5%とスイング判断に優れ、四球率19.2%と出塁能力も優秀。問題点は空振りの多さで、ゾーンコンタクト率72.6%はパーセンタイル下位1%相当。上位レベルでも打撃成績を維持できるか。守備ではプラスの肩力を有するが、全体的な守備力は発展途上。
Alfredo Duno


22年ドラフト全体32位指名。成熟した打撃スキルで広角にバレル打球を量産する打撃職人。25年は積極アプローチに切り替えたことでボール球スイング率は悪化したが、長打力が開眼。2A/3Aで118試合に出場して打率.309/20本塁打/wRC+152とキャリアハイをマークした。特に、3Aでの38試合で10本塁打/バレル率21%と後半にかけて調子を上げた。6-3/215という巨体のため走力は平均以下だが、守備では想定以上の軽快さを見せる。しかし3Bとしては肩力が不足しており、MLBでは1Bが適任か。
Sal Stewart


3.タイソン・ルイス(SS)/Tyson Lewis:19歳
24年ドラフト2巡目。攻守に磨かれる必要があるものの、パワー&スピードが魅力のアスリートSS。寒冷地出身でプロへの対応力を心配されていたが、25年はRでwRC+130、Aで115と順調なプロデビューを飾った。18歳ながらAでの35試合で90th EVは105.6マイルを計測。一方でコンタクト率&ボール球スイング率は最低レベルだった。守備ではSSにとどまれるだけの運動能力を有しているが、ハンドリングやフットワークに不安定なところがあり、CFや2Bに回る可能性あり。
Tyson Lewis


4.レット・ラウダー(RHP)/Rhett Lowder:24歳
23年ドラフト全体7位指名。絶対的な球種がなくエースポテンシャルではないが、ハードヒットを避ける投球能力の高さを評価されている。24年はフルシーズン1年目にしてMLB到達。25年は飛躍が期待されたが、度重なる故障で5試合の登板に終わった。健康であれば、シンカー、スライダー、チェンジアップ、4シームをプラスのコマンドで投げ分け、打者の的を絞らせない。奪三振能力を伸ばしてアーロン・ノラのようなエース投手に成長するのがベストシナリオだろう。


FV45

25年ドラフト全体9位指名。トレイ・ターナー(PHI)と比較される爆発的なアスリートで、スピードは20-80スケールで「80」評価。肩力や守備動作も高評価で、MLBでもSSに残れるとの評価。打撃はスイングスピードは十分だが、スイングの長さや選球眼に課題を抱える。

22年にルイス・カスティーヨのトレードで獲得したうちの1人。プラスのSS守備が評価されており、打撃はバレル感覚が良く、フライボール量産でギャップを破る。24年を肩の負傷で全休したが、25年は復帰。2AでwRC+107と健闘したが、GB%が37%から50.8%に悪化したのに伴い、長打が激減した。かつてのバレル感覚を取り戻せるか。

7.チェイス・ぺティ(RHP)/Chase Petty:23歳
高校時代にMAX102マイルを計測した逸材だが、プロではシンカー/スライダーを中心のグラウンドボーラーに転身。25年は3Aで26先発したが防御率6.39と不調だった。4シームは平均95マイル出るが、ホップ変化量が小さく空振りを量産できるタイプではないため、細かいコマンドを磨いていくことがローテーション定着の鍵を握るだろう。

8.キャム・コリアー(3B)/Cam Collier:21歳
22年ドラフト全体18位指名。高校を飛び級で卒業→短大進学というブライス・ハーパーと同じルートで1年早くドラフト対象となり、オーバースロットとなる契約金500万ドルで入団。しかしプロ入り後は伸び悩んでいる。25年は20歳シーズンながら2Aで74試合/wRC+114と健闘(20歳シーズンに2AでwRC+100以上を記録した選手は大方MLBに定着できる)したが、2本塁打/ISO.085と持ち味のパワーを発揮できなかった。親指を負傷した後遺症の可能性もあり、来季全快の状態でパワーを取り戻せるか。


FV40

25年ドラフト2巡目の高卒右腕で、オーバースロットとなる275万ドルで契約した。6フィート5インチ/205ポンドの恵まれた体格&滑らかでバランスの取れた投球フォームから伸びしろを期待されている。MAX96マイルの速球と80マイル中盤の高速スライダー中心。25年春の全米招待大会では7回零封&10Kの好投で沸かせた。
Aaron Watson


10.スターリン・トーレス(RHP)/Stharlin Torres :20歳
アンダーサイズながら、若くして球威とコマンドを兼備した原石右腕。25年はRで計38.1回を投げて防御率1.88/奪三振率30.6%/与四球率4.9%をマークした。94-97マイルの速球に開発中のスライダー&大きく横にフェードするチェンジアップ。

11.ヘクター・ロドリゲス(OF)/Héctor Rodríguez:22歳
昨季スイング率56%という超フリースインガーながら類まれなバットコントロールとパンチ力を持ち合わせる。25年は21歳の若さで2Aで82試合/wRC+140をマークするなど打撃センスは非凡。3Aでは低出塁率が足を引っ張り、wRC+85と今一つだった。MLBでCFを張れるほどの守備力はなく、24年から外野両翼中心の起用になった。

12.リン・シェンエン(RHP)/Sheng-En Lin:20歳
「台湾の大谷翔平」とも形容される二刀流プレーヤー。25年はDH兼投手としてプレーしていたが、7月中旬以降は投手に専念。R/Aで計47回を投げて防御率3.06/奪三振率31.8%/与四球率7.8%と好投した。4シームは平均91.5マイルにとどまったが、最速で98マイルを計測。変化球を扱うセンスにも長ける。もしこのまま投手に専念となれば、さらなる成長が期待できる。

巨体からMA102マイルの剛腕リリーバー。平均99マイルの4シーム&変化量大のスライダーがダブルプラスピッチ候補だが、コントロールの悪さが永遠の課題。25年は3Aで51試合に登板して防御率4.17/奪三振率
26.8%/与四球率14.5%をマーク。MLBでは10回/3被弾。コントロールの成長が将来を決める。

14.ホゼ・フランコ(RHP)/Jose Franco:25歳
プロ入りが遅い上にコロナ休止やTJ手術などで育成が遅れているが、じわじわと成長を見せる右腕。6フィート2/257ポンドの巨漢から平均95マイルでホップ成分の強い4シームをゾーン上部に投げ込み、空振りを誘う。速球とカーブが全投球の約9割という2ピッチタイプ&平均以下のコントロールからブルペン向きか。

15.リベルツ・アポンテ(RHP)/Liberts Aponte:18歳
25年1月に契約金190万ドルで入団の原石。華麗な内野守備を評価されており、MLBでSSに定着できる可能性を秘める。打撃の成長は未知数ながら、DSLでは45試合で7本塁打/wRC+111と健闘をみせた。

Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)

海外ボーナスプール資金とのトレードでLADから加入。長身のパワーヒッターで、R/Aでの81試合で12本塁打/wRC+110と健闘。コンタクト率も悪くない。守備は外野3ポジションで出場しているが、最終的にはコーナーに回るとの評価。

24年に契約金270万ドルで入団の原石。プロ1年目は苦戦したが、25年は2度目のDSLでwRC+156と活躍。シンプルな左スイングでライナー/フライを量産し、守備走塁のツールも平均レベルでCF/RF適性あり。

25年はTJ手術で全休。26年シーズンで復帰予定。24年は2A/3Aで防御率3.79とソリッドな成績を残し、MLBでも7先発。計148イニングを投げて耐久力をアピールした。平均94マイルのシンカーを軸に右打者にはスライダー、左打者にはチェンジアップを第2球種として扱う。打者を圧倒する球威はなく、ローテーション4~5番手のイニングイータータイプと見ている。

小柄ながらコンパクトなスイングでラインドライブを量産し、パンチ力もある。またマイナーで5年連続27盗塁以上をクリアするなど足も使える。プロ入り時はSSだったが、24年からは俊足を生かしてCFに転向。25年はA+でwRC+101をマーク。

25年ドラフト4巡目手。プラスのパワーとCFを守れる運動能力を持ち合わせる点が魅力だが、コンタクト能力に課題がある。Aでは23試合という小サンプルながら三振率34%と脆さを露呈した。

Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)

25年ドラフト5巡目の高卒選手。爆発的なアスリートで、スピードは20-80スケールで60~70評価。打撃では素早いスイングスピードを有するが、全体的な打撃技術は荒削り。それでも5巡目選手としては異例のアップサイドがあり、パワーとスピードを両立したダイナミックなCFへの成長が期待できる。


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