2026 LOS ANGELES DODGERS TOP 15 PROSPECTS

2026 LOS ANGELES DODGERS

TOP 15 PROSPECTS

2026 ロサンゼルス・ドジャース プロスペクトランキング

Josue De Paula/ Eduardo Quintero /Mike Sirota


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。

FV55

1.
エドゥアルド・キンテロ(OF)/Eduardo Quintero:20歳
走攻守揃ったオールラウンドプレーヤー。CFに定着できる守備力とプラスヒッターになり得る打撃力を兼ね備える。25年はA/A+で打率.293/19本塁打/wRC+152とブレイク。高いコンタクト率と低いGB%を両立し、四球率16.3%と見極めも優秀。走塁でもここ2年で79盗塁と盗塁を稼げる。


2.ヨシュア・デパウラ(OF)/Josue De Paula:21歳
パワーと打撃技術を両立しており、LF/DH向きの守備能力と合わせてヨーダン・アルバレス(HOU)と比較される大器。25年はA+での98試合で打率.263/12本塁打/wRC+142をマーク。昨季の12本塁打がキャリアハイとパワー面で伸び悩んでいるが、慎重すぎるアプローチを修正すれば本塁打数は次第についてくると楽観的な評価が多い。


FV50

3.マイク・シロタ(OF)/Mike Sirota:23歳
24年ドラフト3巡目。プラスのパワーとCFに定着できる守備力を兼ね備える。大学最終年は不調だったが、25年はA/A+での59試合で打率.333/13本塁打/wRC+189とブレイク。MLB平均を大きく上回る90th EV107マイル/ハードヒット率53%を記録し、四球率17.8%と見極めも優秀だったが、ゾーン内の空振りがやや多いことと階級に対してやや高齢だったことから、2A以上でも成績を維持できるかに注目したい。

決して体は大きくないが、パワーポテンシャルはLAD傘下No.1。25年はA+で121試合に出場して打率.264/13本塁打/wRC+132をマーク。コンタクト率68%とコンタクト能力に問題があり、才能を開花させられるか。スプリント速度は平均以上だが、トップスピードに乗るまでの時間が長く、守備や盗塁に活かしきれていない。

5.エミル・モラレス(SS)/Emil Morales:19歳
24年に190万ドルで契約したスペイン生まれの原石。荒さはあるがパワーポテンシャルを秘めた大型ショート。野球IQや勤勉性も高く買われている。24年にDSLでMVP、25年もR/Aで打率.314/14本塁打/wRC+141と打ちまくった。コンタクト率65%のコンタクト能力を磨いていきたい。現在はSSを守っているが、ドッシリとした体型と平均以下の走力から3B転向が目されている。

大学では内野手兼リリーフの二刀流プレーヤーだったアスリート右腕。スムーズなメカニクスから平均96マイルのライジングファストとプラスのスライダーを軸に、カッター&カーブ&チェンジアップ&シンカーいずれも平均以上のポテンシャルを秘めるスペックの塊。24年にMLBデビューし4先発で防御率1.33と好投も、8月下旬にTJ手術。25年は全休した。スペックはエース級だが、27歳シーズンまで実績ゼロ&耐久面に不安という点がキャリアにどう響くか。ジェーコブ・デグロムのような遅咲きキャリアもあり得る。


FV45

走攻守揃ったオールラウンダー。打撃は辛抱強いアプローチと全方向にラインドライブを打ち分けるバットコントロールが武器。守備ではSS中心に2B/3Bもこなすユーティリティー性が強み。25年は3AでwRC+115と結果を出したが、MLBでは29試合で打率.190/三振率36%とコンタクト面で苦戦した。

8.ジャクソン・フェリス(LHP)/Jackson Ferris:22歳 
コントロールの改善が課題だが、球威はローテーション半ば級。マイケル・ブッシュとのトレードでCHCから23年オフに加入した。93-95マイルの伸びのある4シームと80マイル台中盤の鋭いスライダーを軸に、70マイル台のカーブにチェンジアップ&カッターと第3球種以降も豊富だ。25年は2Aで通年ローテを守ったが、FIPは前年の3.30から4.02に後退。

9.ケロン・リンジー(SS)/Kellon Lindsey:20歳
24年ドラフト1巡目の高卒SS。20-80スケールで80評価のスピードが最大の武器で、コンパクトなスイングやSSとしての守備力にやや疑問を持たれている点をも含めて、若き日のトレイ・ターナーと比較されている。高校ではアメフトのクオーターバックとの二刀流だったため、野球に専念した環境でどれだけ伸びるか。25年は肩の故障により32試合の出場に終わった。


10.ザック・ルート(LHP)/Zach Root:22歳 
25年ドラフト全体40位指名。大学での安定したパフォーマンスと質の高い変化球からハイフロアーさが光る先発左腕。速球は93マイル前後だが、カーブ&スライダー&チェンジアップはいずれもMLB平均以上の球種との評価。即戦力のローテ4番手タイプ。

11.クリスチャン・ザズエタ(RHP)/Christian Zazueta:21歳
リリース高5フィート2インチという低リリースから繰り出すライジングファストボールが武器。高めに伸びる93マイル前後の4シームとブレーキの利いたチェンジアップのコンビネーション。コントロールも良く、あとはスライダー系の開発が先発定着に向けた課題。25年はAで66.1回を投げて防御率2.44/奪三振率29.7%/与四球率5.9%をマーク。

12.チャールズ・デバラン(OF)/Charles Davalan:22歳
卓越したバットコントロールと選球眼を兼ね備えるリードオフタイプ。大学最終年はパワーも伸ばし、打率.346/14本塁打/OPS.994をマーク。コンタクト率90%&三振率8.5%と空振りの少なさが際立つ。スピードは平均以上だが、大学ではLF中心。プロ入り後は全試合CFで出場した。


FV40

13.チェイス・ハーラン(3B)/Chase Harlan:19歳
コビー・メイヨ(BAL)を彷彿とさせるガッシリ体型のスラッガー候補。パワーポテンシャルはプラス評価だが、コンタクト能力と3B守備が欠点。25年は18歳シーズンにして9本塁打を放ち、打球速度は最速114マイルを計測するなど才能の片鱗を見せた。

パワーとスイング判断に優れた左の好打者。24年ドラフトでSFから全体13位指名→ラファエル・デバースとのトレードBOSへ→ダスティン・メイとのトレードでLADへ。LAD傘下加入後は2Aでの36試合でwRC+155をマーク。守備力は平凡なため、打ち続けるしかない。
昨夏にハンター・フェデュシアを放出したトレードでCINから獲得。荒削りだが、タイミングの取りにくいショートアームからキレの良い4シームとスライダーのコンビネーションで空振りを量産する。25年はA+で23先発して防御率3.89/奪三振率28.7%/与四球率11.2%をマーク。制球力とチェンジアップの向上が課題。

Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)

コ・チンシェン(OF)/Ching-Hsien Ko:19歳
台湾出身の大型原石。台湾人の父と南アフリカ人の母のハーフで、6-3/215の強靭なフィジカルに5ツールを併せ持つ。23年夏のU-18杯では打率.550の活躍でチームを準優勝に導き、24年6月に契約金65万ドルでLAD入りした。25ホーマー相当のパワーポテンシャルにCF/RF向きの守備プロフィール。Rでは53試合でwRC+175をマークしたが、Aでは88と足踏み。

23年に契約金207万ドルで入団の原石。パワー、スピード、守備力すべてを兼ね備えた大型SS候補。しかし、25年は故障により32試合の出場にとどまった上に、三振率30.4%/wRC+77と打撃の荒さが目立った。

CFで「20-20」が狙えるハイポテンシャルなアスリート。大学進学が濃厚と見られていたが、オーバースロットとなる契約金を積んで24年ドラ8でスティールに成功。Rでは39試合で5本塁打/wRC+152をマークした一方で、三振率30.4%と空振りの多さが弱点。

25年ドラフト3巡目。打撃技術に問題がある身体能力お化けタイプ。Aでは16試合という小サンプルながらハードヒット率51%と優れたパワーを披露したが、三振率33.8%と空振りを連発。プラスの走力&ダブルプラスの強肩を武器に大学では主にRFとして活躍した。

Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)

強烈なシンカー&スイーパーのコンビネーション。95-97マイルのシンカーと3000rpm超えのスイーパーの2球種がプラスピッチ候補。25年はR/Aで計84回を投げて防御率2.79/奪三振率26.9%/与四球率12.6%をマーク。コントロールの悪さを改善できるか。


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