2026 CLEVELAND GUARDIANS TOP 15 PROSPECTS

2026 CLEVELAND GURADIANS

TOP 15 PROSPECTS

2026年 クリーブランド・ガーディアンズ プロスペクトランキング

Chase DeLauter/ Travis Bazzana/ Ralphy Velazquez


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。当ブログのスケーリングの基準についてはこちらを参照いただきたい。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。


FV55

1.トラビス・バザーナ(2B)/Travis Bazzana:23歳
24年ドラフト全体1位指名。卓越した打撃センスと選球眼、そして小柄な体格からは想像できないパンチ力を兼ね備えた攻撃型二塁手で、プラスのスピードを武器に盗塁も稼げる。守備はあまり上手くなく、平均的との評価。2Bがダメなら俊足を生かしてCF転向の可能性も。25年は故障離脱がありながらも、2A/3AでwRC+137と結果を出した。WBCではオーストラリア代表のリードオフマンとして躍動した。


22年ドラフト1巡目。カイル・タッカー(LAD)と比較される左の長身パワーヒッター。30ホーマー級のパワーに加え、優れたコンタクト能力&選球眼を兼ね備え、走守の評価も平均以上。CFならこなせる程度、両翼なら平均以上との評価。攻守の能力は申し分ないが、大学時代から故障続きで、健康に1年間プレーできるかが最大の懸念事項。


FV50

23年ドラフト1巡目の高卒スラッガー。6フィート1/240ポンドの迫力ある体格に強靭なパワーを秘めており、打撃能力も備わっている。昨季は20歳ながらA+でリーグ最多の17本塁打(wRC+120)、2A昇格後も28試合でwRC+188と打ち続けた。外野手としては機動力不足で一塁が適任だろうが、メジャーで中軸を担えるポテンシャルの持ち主だ。


4.アンヘル・ヘナオ(SS)/Angel Genao:22歳
優れたバットコントロールでラインドライブを量産するスイッチヒッター。SSに定着できるだけの守備能力も持ち合わせる。しかし、故障体質がネックで、本調子でプレーできるかが最大の課題。24年にA/A+でwRC+151とブレイクを飾ったが、昨季は右肩の故障により出遅れ、2AでwRC+103ともう一つの内容に終わった。

5.ブレイロン・ドーティ(RHP)/Braylon Doughty:20歳
24年ドラフト全体36位指名の高卒右腕。6-1/196と体格は平均的だが、運動能力と完成度の高さが際立つアスリートピッチャー。速球はすでに97マイルに達しており、カーブ&スライダーも高回転でプラスピッチ候補。特にカーブはMLBでもトップクラスとなるスピンレート3000rpmに届く。高卒1年目ながらAで22先発/防御率3.48/奪三振率27.3%/与四球率6.4%をマークした。

アンダーサイズで身体能力は抜きん出ていないが、華麗なスイングで全方向に長短打を量産する天才打者。17歳にしてAでwRC+103/三振率13%と優れたバットコントロールを示した。外野守備は両翼向きと評価されており、パワーの伸びが天井を左右するだろう。

7.パーカー・メシック(LHP)/Parker Messick:25歳
コントロールと投球術に長けた技巧派左腕。3年連続で120イニング以上を消化するなど耐久力も証明済み。速球は平均92マイル止まりだが、チェンジアップと上手く組み合わせて打者を惑わす。昨季は3Aで20先発/防御率3.47と結果を出すと、MLBでも7先発/防御率2.72と素晴らしい投球を見せた。


FV45

シェーン・ビーバーとのトレードで獲得した右腕で、昨季A+/2Aで21先発して防御率2.53/奪三振率27.1%/与四球率4.9%と好投した。平均93マイルながらホップ変化&エクステンションに優れた4シームで空振りを量産する。エース級の球威はないが、コントロールの良さと球種の多さから先発の一角として計算できるだろう。

9.クーパー・イングル(C)/Cooper Ingle:24歳
コンタクト&アプローチに優れる攻撃型捕手。25年は2A/3AでwRC+139をマークし、四球率16.9%/三振率16.7%と三振数以上の四球を奪った。守備面は要改善とされるも、捕手ながら平均レベルの走力を有し、運動能力は高い。通算175試合で捕逸を5つに抑えるなど捕球能力はまずまずだが、盗塁阻止率22%と盗塁阻止力に課題あり。

25年ドラフト全体27位指名。6フィート6/230ポンドという圧倒的な体格の持ち主で、パワー&スピードを兼ね備えたダイナミックな選手。ドラフト全体1位候補に名前が挙がっていたが、大学最終年に成績を落としてスリップした。コンタクト能力に課題があり、パワーポテンシャルをプロの舞台でも発揮できるか。


FV40

24年ドラフト3巡目の高卒右腕。6-3/195の恵まれた体格から力強いボールを投げ込むパワーピッチャー。サイド気味の低リリースからMAX99マイルでシュート方向に鋭く食い込むランニングファストと大きくスウィープする80マイル中盤のハードスライダーのコンボ。コントロールやチェンジアップは改善の必要があり、リリーフ転向のリスクは大きい。


ジャクソン・チョーリオ(MIL)の弟。現時点ではパワーレスだが、出塁能力とスピードに強みがあるオールラウンドCF。昨季はA+で四球率18.7%/出塁率.380をマークした一方で、ISO.049と長打を全く打てなかった。昨年は右肩の痛みを抱えていたため、全快の状態で評価を取り戻せるか。

25年ドラフト2巡目。パワーとスイング判断の良さを両立したバランスの良い打者で、俊敏性の乏しさと平均以上の強肩から守備適性は3Bとされている。Aでは9試合という小サンプルながら三振率31%とコンタクト面に苦戦を強いられた。

打撃センスに長けたスイッチヒッターSS。小柄で現時点ではライナー重視だが、筋力が向上すれば15本塁打程度も可能と見るスカウトも。守備面はSSとしてやっていけるだけの身体能力を有しているが、技術的に未熟で磨かれる必要がある。

15.フアン・ブリトー(2B)/Juan Brito:24歳
コンタクト&アプローチに優れたスイッチヒッター。24年に22歳ながら3AでwRC+113をマークするなど打撃能力は非凡だが、守るポジションがないのが惜しい。昨季は親指やハムストリングの故障により31試合の出場に終わった。二遊間としては守備力不足、コーナー選手としてはパワー不足で、ベンチプレーヤー向きと見なす評価もあるが、ヤンディ・ディアス(TB)のような巧打の1B/3Bとしてのブレイクもありえる。

Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)

24年に契約金50万ドルで入団した原石。野球センスの高い実戦向きな選手で、遊撃に定着し得る守備力が最大の強み。打撃は現時点ではコンタクト重視だが、スラリとした細身の体型からパワー成長に期待が持てる。

25年ドラフト全体70位指名の高卒右腕。速球は90マイル前半と突出していないが、運動能力の高さ・投球フォームの滑らかさ・ボールへのスピン感覚の良さなどから、昨季ブレイクを飾ったドーティ(本リスト5位)と重なるものがある。

21年ドラフト全体16位指名の元トッププロスペクト。空振りが多く打撃面で苦戦していたが、昨季は2A/3AでwRC+129と上位でも結果を出した。三振率27.7%とコンタクト能力に依然として弱点はあるが、22歳(大学出身選手のプロ1年目)という年齢を考えれば十分健闘したと言える。キャリア初期はSSを守っていたが、昨季からCFに完全転向。平均以上のパワー&スピードに外野3ポジション守れる守備力を兼ね備えており、打撃で適応できれば戦力になるはずだ。

25年ドラフト全体66位指名。「20‐20」が狙えるパワー&スピードを兼ね備えた大型CF。足を大きく上げる打撃フォームでパワフルな一方で、荒さが目立つ。Aでは16試合で三振率29.6%とヒットツールに不安を示したが、フルシーズンでどう適応するか。

Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)

ヨーマン・ゴメス(RHP)/Yorman Gomez:23歳
昨季一躍ブレイクを飾るとオフに40人枠入りを果たしたシンデレラ右腕。A+/2Aで計121.2回を投げて防御率2.96/奪三振率27.6%/与四球率9.5%をマーク。球速、変化球ともに急成長したことがブレイクにつながった。速球はMAX97マイルに達し、カット&スライダーの開発に成功。左打者対策が先発として大成するための課題。

コメント

人気の投稿