2026 HOUSTON ASTROS TOP 15 PROSPECTS

2026 HOUSTON ASTROS

TOP 15 PROSPECTS

2026年 ヒューストン・アストロズ プロスペクトランキング
Ethan Pecko / Xavier Neyens / Kevin Alvarez


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。当ブログのスケーリングの基準についてはこちらを参照いただきたい。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。

FV45

25年ドラフト1巡目の高卒野手。「左打者版オースティン・ライリー」との呼び声高い強打の三塁手。6-4/200と巨体ながら運動能力が高く、投手として95マイル出す強肩と合わせて3Bに定着できる素質あり。圧倒的なパワーを秘めている一方で、コンタクト能力を疑問視されており、現時点では「三振・四球・本塁打」の多いアダム・ダン系の打者である。


2.ケビン・アルバレス(OF)/Kevin Alvarez:18歳
25年1月に契約金200万ドルで入団したキューバ出身の原石。若き日のカイル・タッカーと比較される打撃センスを持ち、今年のマイナーキャンプでの打撃&外野守備コンテストでは優勝。フリースインガー傾向が強く、打席でのアプローチを磨く必要あり。守備は現在CFだが、将来的には両翼に落ち着くとの予想。


3.イーサン・ペッコ(RHP)/Ethan Pecko:23歳
23年ドラフト6巡目。プロ入り後に球速が平均94マイルにまで上昇。低リリースからのフラットアプローチで空振りを量産し、カット、シンカー、スラ、カーブ、チェンジと多彩な球種でピッチトンネルを生み出して打者を惑わす。昨季は3A昇格後35回を投げてFIP2.99と好投するなど、MLB昇格は射程圏内だ。

短大で2年活躍。その後大学に転校も、TJ手術等で活躍できず。しかしドラフト16巡指名を受けると、昨季はA/A+/2AでFIP3.24/奪三振率30.2%と好投。アストロズの最優秀マイナー投手に選出された。ホップ軌道の4シームと大きく曲がるカーブ&スイーパーのコンビネーションで空振りを量産する。


FV40

23年ドラフト1巡目指名。昨季3A/MLBで21本塁打/42盗塁を記録するなどパワー&スピードが魅力なアスリート。またセンターラインを中心に内外野こなすユーティリティー性も強み。一方でコンタクト率がパーセンタイル下位10%と弱く、MLBに定着できるかは打撃能力の成長次第。

24年ドラフト全体28位指名。大学No.1捕手に送られるバスター・ポージー賞を受賞した経歴をもち、マイナー屈指の守備力を誇る。打撃面は15HR程度のパワーを備える一方で、ヒットツールの荒さが弱点。スイング判断が甘く、空振りも多いため、上のレベルにも対応できるか。

25年ドラフト3巡目。大学では肩の負傷の影響でDHとしてプレーしていたが、アストロズは運動能力を買っており、強打のCF(平均的な走力&肩力から最終的には両翼に落ち着くとの予想)として期待している。パワーとアプローチを両立した打者であり、昨季AでwRC+166と圧倒的な成績を残した。

8.
ジョセフ・サリバン(OF)/Joseph Sullivan:23歳
アメフト家系に育ったアスリートで、昨季A+/2Aで17本塁打/90th EV106.9マイルのパワーと42盗塁のスピードを兼ね備える。辛抱強いアプローチで四球率18.3%と出塁能力も高いが、打率.220/三振率27.7%とコンタクト能力に課題がある。CF守備は平均的で、外野両翼なら平均以上になれるとの評価。

9.A.J.ブルボー(RHP)/A.J. Blubaugh:25歳
5球種をバランスよく投げ分けるバックエンドSPタイプ。昨季は平均球速が約2マイル上昇し、94マイル超に。先発候補として価値が高まった。3Aでローテーションを回し、MLBでも32回でFIP4.42とまずまずの投球を披露した。フォームの再現性に難があり、先発にとどまるにはコントロールを安定させたい。

10.ミゲル・ユローラ(RHP)/Miguel Ullola:24歳
低いリリース&大きなエクステンションから放たれるライジングファストで空振りを量産するユニークな右腕。昨季3Aで113.2回を投げて防御率3.88/奪三振率26.6%をマークした一方で、マイナー通算与四球率15.7%と制球難が課題。制球を改善できればHOU傘下出身のクリスチャン・ハビアーのようになれる可能性はあるが、現時点ではリリーフ転向が現実的だろう。

11.アルバート・フェルミン(SS)/Albert Fermin:17歳
今年1月に210万ドルで契約したドミニカ共和国出身の原石。6フィート3/190ポンドとフィジカルに恵まれた両打ちSSで、高度な打撃感覚を高く買われている。将来的な守備位置は3Bに移るだろうと予想されている。今夏DSLでプロデビュー予定。

12.ルーカス・スペンス(OF)/Lucas Spence:23歳
大学では二刀流選手として活躍したアスリート。指名からは漏れたが、ドラフト外のFA選手として入団すると、昨季A/A+/2AでwRC+123と好成績を残した。出塁能力に優れたギャップヒッターで、俊足を武器に27盗塁。CF守備は堅実で、両翼なら平均以上になれるとの評価。第4の外野手向きのプロフィールだ。

13.ザック・コール(OF)/Zach Cole:25歳
ダイナミックなアスリートで、シーリングはHOU傘下No.1とも。走力・肩・守備はいずれも20-80スケールで60-70評価を受ける。パワーもプラスポテンシャルだが、昨季三振率35%とコンタクト能力が壊滅的。最低限打てればホセ・シリやジェーク・マリスニックのような下位打線CF~控え外野手になれるだろう。

24年ドラフト3巡目。ドラフトイヤーに5先発で防御率2.13、K/9=13.3と好投し、1巡目候補だったが、TJ手術によりスリップ。25年シーズンは全休し、今季より復帰。MAX97マイルで平均ホップ変化量19-20インチに届くライジングファストボールを有し、スライダー&チェンジアップも平均以上のクオリティ。健康に復帰できれば、スペックはローテーション中軸クラス。

15.アンソニー・フエゾ(OF)/Anthony Huezo:20歳
パワーヒッター候補。オフに参加したオーストラリアリーグでリーグトップとなるOPS1.031をマークするなどブレイクの可能性あり。90th EV106マイル/最速打球速度112マイルを計測するなど30ホーマー級のパワーポテンシャルの持ち主だが、通算三振率32%とコンタクト能力に弱点がある。

Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)

23年ドラフト14巡目。93-95マイルで伸びのある4シームと質の高いスプリットのコンビネーション。昨季は肘の張りによる離脱があり、2Aで72.1回を投げてFIP4.23と後退。ブレーキングボール系の開発に試行錯誤している。速球&スプリットに絞ってリリーフ転向が現実的か。

健康面に不安があるが、ブレイクの可能性を秘めた右腕。長身オーバースローから角度のある4シーム、縦スラ、縦カーブ、チェンジのコンビネーションで空振りを量産する。大学2年まで二刀流だったため先発経験に乏しく、また故障がちであるため、リリーフに配置転換される可能性が高い。

25年ドラフト5巡目。コントロールの悪さから大学ではリリーフとしてのプレーだったが、プロでは先発に挑戦中。MAX100マイルの4シームと切れ味鋭いスライダーのコンビネーション。コントロール向上と球種レパートリーの拡大、ローテーションに慣れることが求められる。

Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)

25年に39.7万ドルで契約した原石右腕。最速95マイルの4シームにカーブ、チェンジ、スライダーと多彩に織り交ぜることができる投球感覚が強みで、細身の体型&滑らかなフォームから伸びしろも期待できる。U-18ドミニカ共和国代表メンバー。



コメント

人気の投稿