2026 MINNESOTA TWINS
TOP 15 PROSPECTS
2026年 ミネソタ・ツインズ プロスペクトランキング
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| Kaelen Culpepper / Walker Jenkins / Connor Prielipp |
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。当ブログのスケーリングの基準についてはこちらを参照いただきたい。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。
FV55
1.ウォーカー・ジェンキンス(OF)/Walker Jenkins:21歳23年ドラフト全体5位指名。攻守の完成型をカイル・タッカー(LAD)とも比較されている5ツール外野手。若き日のジョー・マウアーを連想させるコンパクトな左スイングでラインドライブを量産し、辛抱強いアプローチで四球も稼げる。故障体質がネック。昨季は20歳ながら2Aで52試合/wRC+154をマークし、3Aでも23試合に出場。守備面ではCFにふさわしい身体能力の持ち主も、下半身の故障の多さから、両翼がフィットするか。
マイナートップクラスの打球速度と四球率を誇り、走守の能力も平均以上。故障体質と昨季三振率31.6%と三振の多さが懸念事項だが、ある球団の分析モデルによると、球界3,4位にも選ばれている賛否両論のプロスペクト。才能を発揮できればとんでもない選手になれ、仮に低打率で伸び悩んでもトレント・グリシャムのように2WAR前後は見込めるだろう。
24年ドラフト全体21位指名。昨季A+/2Aで20本塁打/wRC+138/25盗塁をマークし、フューチャーズゲームにも出場するなどブレイク。バットコントロールとスイングスピードを両立している。一方でアプローチは要改善。ボール球に手を出すことが多く、50GB%とゴロ打球の多さにつながっている。守備面はSSとしては守備範囲不足で、3Bが適正との評価。
22年ドラフト2巡目。エース級のポテンシャルだが、肘の靭帯手術を2度経験しており、健康面に不安がある。25年は球数管理下で健康にシーズンを過ごし、2A/3Aで計82.2回を投げてFIP3.54/奪三振率27.0%/与四球率8.5%と好投。平均95マイルの4シーム、平均2900rpm超のハードスライダー、変化量に優れたチェンジアップの3球種がプラスピッチ候補。
ジョアン・ドゥランのトレード相手。攻守に荒さが目立つが、豪快なパワーと年齢離れした打撃能力が魅力の攻撃型捕手。18歳シーズンにしてA/A+で14本塁打を放ち、statcast搭載のAでは90th EV105.9マイルとMLB平均以上の打球速度を記録。一方で、何でも振りに行くアプローチの改善が課題。捕手としては強肩だが、捕球能力は発展途上である。
ランディ・ジョンソンを彷彿とさせる長身細身のロマン派左腕。高卒1年目ながら速球は平均95.4マイルに達し、変化球3種いずれも空振り率40%超えとポテンシャルは高い。A/A+では奪三振率&被本塁打率の優秀さからFIP3.55を記録も、与四球率15%のコントロールは要改善。今年3月のスプリングブレイクアウトゲームではMAX100マイルを計測。
昨夏のトレードでTORから加入。昨季は故障で出遅れたが、2Aを4先発/FIP1.79でクリア。22歳シーズンにして3A昇格を果たした。平均94マイルの4シームと打者の手元で切れるスライダー&チェンジアップでトンネルを通す。今季は小サンプルながら速球が平均97マイルを超すなど覚醒の兆し。
FV45
25年ドラフト全体16位指名。25年ドラフト組でNo.1のディフェンダーと評される守備職人。打撃はコンタクト重視の下位打線タイプだが、プロ入り後にスイング改善に取り組んでいる。今季ここまで20試合(A+)で2本塁打/wRC+119とさっそく成果が出ている。
25年ドラフト全体36位。6フィート6/250ポンドの巨体から常時96-97マイルのシンカー&90マイル前半のカッターを軸にスラ&チェンジも織り交ぜるイニングイーター右腕。TJ手術により大学通算87イニングと先発としての実績は不十分で、これから証明していく必要がある。アメフトのラインマンとして大学からのオファーを受けていた選手で、頑丈な体格と運動能力の高さを兼ね備える。
23年ドラフト1巡目の高卒右腕。6フィート5/210ポンドの恵まれた体格から90マイル後半の速球、変化量大のチェンジアップ&スライダーを投じるパワーピッチャー。25年は101マイルを計測するなど球速上昇に成功するも、肘の負傷により3試合の登板にとどまった。エース級の球威の持ち主だが、まずは健康に復帰できるか。
FV40
コントロールの良いイニングイータータイプ。昨季は3Aで94.2回を投げてFIP4.14と安定した投球を披露。高アングルのオーバースローからホップ変化量の大きい平均95マイルの4シームに平均的な変化球4種をバランスよく投げ分ける。打者を圧倒する球種はないが、即戦力でスイングマンを任せられるハイフロアーさが売り。 何でも振りに行くフリースインガーながら天性の打撃センスでラインドライブを量産するヒッティングプロスペクト。昨季はA+/2A/3Aで打率.329/15本塁打/wRC+148、3階級すべてで打率3割超えとよく打った。打球速度&角度が平凡でパワーヒッター向きではなく、両翼選手としてバリューを維持できるか。
ハリソン・ベイダーの見返りとして昨夏PHIから加入。コンタクト能力が高く、昨季2Aで11本塁打/wRC+138をマーク。四球率13.6%/三振率13.2%とアプローチも見事。一方でフラットなスイング軌道のため、54.0GB%とゴロ打球が多く(それでも24年の60%から大幅改善)、パワー面には疑問。守備走塁は平均以下であり、長打力をどれだけ伸ばせるか。
25年ドラフト3巡目。複数スポーツで活躍した実績がある長身アスリート右腕。最速100マイルの4シームにプラスピッチと評されるカーブ中心に90マイル前半のカッター、プロ入り後に習得した高速チェンジアップのパワフルなコンビネーション。大学2年間でBB/9=5.6のコントロールを改善できれば大きく飛躍できる。
平均95マイルのライジングファストに高回転で切れの良いスライダー&カーブで空振りを量産。コントロールが悪いためリリーフ転向のリスクを抱えるが、昨季後半は与四球率を大幅に改善してみせた。A+昇格後は23回でFIP2.97/奪三振率27.2%/与四球率9.9%をマーク。
Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)
オニール・クルーズやエリー・デラクルーズに匹敵する可能性を秘めたロマン砲。6-6/210の恵まれた体格を有し、パワー、スピード、肩の3ツールがプラス候補というフィジカルモンスター。ヒットツールが未熟なため、昨季A+でwRC+98止まりも、17本塁打/26盗塁とツールは確か。守備はSS中心にCF/3Bでもプレー。最終的にはRFが最もふさわしいとの評価。
25年ドラフト2巡目の高卒選手。元MLB選手デルモン・ヤングの甥。6フィート6/225ポンドという迫力ある体格に恵まれたパワーと運動能力を兼ね備えたポテンシャルお化け。スイングが大振りでコンタクト能力に不安あり。守備はダブルプラスの強肩を有し、3B向きとされる。
25年に24.75万ドルで契約した原石。アンダーサイズでアップサイドは限られているが、年齢離れした完成度ど変化球への感覚の良さが強み。最速96マイルの4シームに平均以上とされるスイーパー&チェンジアップのコンビネーション。DSLでは29回でFIP3.00と年上選手を圧倒。
24年ドラフト2巡目。豪快なパワーが武器のスラッガー候補。ヒットツールに荒さはあるが、MLBでも20-25本塁打が狙えるとの評価。25年は腹斜筋と肩の怪我により59試合の出場にとどまった。また、3B守備はプロ基準で見るとは平均以下であり、長期的には1Bに回ることになるか。
MLB公式の25年度版国際アマチュアランキングで50位につけていた原石。もともとLADと契約予定だったが、佐々木朗希争奪レースの際に、MINがスティールに成功した。パワーとスピードに恵まれた5ツール候補。コンタクトの荒さを改善したい。
24年ドラフト3巡目。CFでも活躍できるほどの運動能力を有し、捕手と外野の二刀流としてプレー中。打撃はコンタクト能力に優れた二塁打マシーン。昨季は手首の骨折、ハムストリングの負傷により42試合の出場にとどまったが、A+でwRC+155と好成績を残した。
Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)
25年ドラフト15巡目指名。下位指名ながら、マイナーで優秀なstuff指標を記録している。4シームは平均92マイルとスピードは並だが、平均IVB19インチとホップ変化に富み、縦に落ちるスライダー、カーブ、落差の大きなチェンジアップでゾーンの上下を効果的に揺さぶる。球速がもう数マイル伸びれば面白い存在だ。
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