2026 SEATTLE MARINERS TOP 15 PROSPECTS
2026 SEATTLE MARINERS
TOP 15 PROSPECTS
2026年 シアトル・マリナーズ プロスペクトランキング
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。当ブログのスケーリングの基準についてはこちらを参照いただきたい。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は26年6月30日見込みのもの。
FV60
1.コルト・エマーソン(SS)/Colt Emerson:20歳23年ドラフト1巡目。マイナー最高クラスのヒットツールの持ち主と評判で、アプローチとラインドライブ感覚に長ける。「ベースボールアメリカ」は高い出塁率と15HR程度のパワーからチェイス・ヘッドリー(元SD他)と比較。25年は19歳シーズンにしてA+/2A/3Aで16本塁打/wRC+129をマーク。3B転向が予想されていた守備面でも大きく成長を遂げ、コンバート論を払拭。Baseball Prospectusの出す総合守備指標DRPでは+4.7を記録した。
Colt Emerson wins this battle of Top 100 prospects vs. Cade Horton.
— MLB Pipeline (@MLBPipeline) March 8, 2025
The @Mariners' top-ranked prospect leads the club's Spring Breakout contingent next week: https://t.co/v5G6R3Ks4n pic.twitter.com/DQCi675MU2
FV55
2.ライアン・スローン(RHP)/Ryan Sloan:20歳エースポテンシャル。6フィート5/220ポンドの理想的な体格、最速100マイルの球威、プラス評価のスイーパー&チェンジアップ、高いストライク率、滑らかな投球フォーム。投手に必要とされる資質をすべて兼ね備えている。昨季は高卒1年目ながらA/A+で計21先発して奪三振率27.0%/与四球率4.5%/FIP3.18と圧倒的なパフォーマンス。
25年ドラフト全体3位指名のカレッジ左腕。エースとしてルイジアナ州立大をカレッジワールドシリーズ制覇に導き、最優秀選手賞を受賞した。ギリギリまでリリースが見えない独特のフォームから伸びの良い92‐94マイルの4シームで空振りを量産し、変化球3種はどれも決め球に使える。投球能力を疑う声は少ないが、細身の体型&TJ手術歴から耐久面はどうか。
FV50
22年にコロンビア出身選手としては最高額となる137.5万ドルで契約した巧打者。打撃能力の高さと平均的な守備力からハウィ・ケンドリック(元WSH他)と比較されている。ゴロ率34%とバレルコントロールに長けており、広角にライナー/フライを量産してパワーを発揮する。守備走塁能力は傑出しておらず、打撃能力が将来を左右するだろう。
5.ラザロ・モンテス(OF)/Lazaro Montes:21歳
キューバ出身。ヨーダン・アルバレス(HOU)を彷彿とさせる左のパワーヒッター候補。昨季マイナー3位タイの32本塁打を放つなど長打力は申し分ないが、三振率29%とコンタクト能力に弱点がある。RFの守備では強肩を武器に14捕殺を記録しているが、全体的な守備力は発展途上。DHになるか、外野両翼に定着できるかどうかも将来的な価値を左右するだろう。
23年度のMLB公式国際アマチュアリストで2位にランクインしていた大器で、球団史上最高額となる契約金470万ドルでSEA入りを決めた。身体能力に恵まれた大型スイッチヒッターで、SSに定着できる資質を備えている。昨季はAで93試合に出場してwRC+108をマーク。パワー自体はあるので、打球角度と引っ張り技術を改善すれば長打数を伸ばせるはず。
FV45
25年ドラフト全体35位指名。ノースカロライナ大学では1年時から正捕手を務め、大学USA代表としてもプレーした実力者。卓越した守備力とパワーポテンシャルを兼ね備える。辛抱強いアプローチで高い出塁率をマークしているが、コンタクト能力を疑問視されている。プロデビューでは22試合で出塁率.460/四球率23%と素晴らしい選球眼を披露した。
フリオ・ロドリゲスの新人王獲得による指名権により、23年ドラフト全体29位で指名され、オーバースロットとなる契約金320万ドルでプロ入りとなった。「20-20」が狙える5ツールアスリートであり、中でも走力は70評価。ここ2シーズンで75試合の出場にとどまっている健康面と通算三振率25.7%というコンタクト能力が欠点。
25年ドラフト2巡目の高卒選手。父は元マイナーリーガー、兄は今年のドラフト1巡目候補の大学生という野球家系。運動能力に恵まれたアスリート選手で、打撃能力も平均以上の評価。滑らかなスイングでバットコントロールに優れ、長身細身の体型からパワー向上に期待が持てる。
FV40
10.メイソン・ピーターズ(LHP)/Mason Peters:22歳
25年ドラフト4巡目。大学では主にリリーフとしてプレーしていたが、今季8先発で防御率1.74/奪三振率37.5%/与四球率5.8%と支配的な投球を見せている(5月29日現在)。切れ味鋭いカーブで空振りを量産する。速球、カーブに次ぐ第3球種の開発が課題。また、小柄な体格で先発経験にも乏しいため、耐久力はどうか。25年の国際FAで契約金210万ドルで入団した原石。圧倒的な打撃ポテンシャルを秘めている一方で、マイナーでのパフォーマンスは不発気味。春のスプリングブレイクアウトゲームでは打球速度110マイルの華麗なホームランを放ち、今季も116マイルの二塁打を放つなどパワーはすでにメジャー級。コンタクト率の低さとゴロ打球の多さを改善したい。
110.2 mph off the bat for Yorger Bautista 👀
— MLB Pipeline (@MLBPipeline) March 21, 2026
The @Mariners' No. 10 prospect homers in Spring Breakout. pic.twitter.com/OWH01r58aH
25年ドラフト9巡目の掘り出し物候補。TJ手術によりドラフトイヤーの25年を全休したが、今季6登板(4先発)で防御率1.42/奪三振率43.9%/与四球率3.0%と圧倒的な投球を見せている。伸び上がるライジングファスト、カット系スライダー、フェード軌道のチェンジアップをコマンド良く織り交ぜてゾーンの上下左右を幅広く揺さぶる。
25年ドラフト5巡目。パワーとスピードを兼ね備えたポテンシャルの高い選手だが、ヒットツールに不安がある。大学での打球速度&バレル率は優秀だった一方で、チェイス率とコンタクト率は平均以下だった。プロの投手に対応できるか。
14.フアン・リホ(OF)/Juan Rijo:17歳
26年度のMLB公式国際アマチュアランキングで12位につけていた原石。今年1月に220万ドルで契約した。洗練された左打者で、パワーと高い出塁能力を両立している。守備走塁能力は平均的で、外野コーナーに落ち着くとみられている。健康ならエース級の投球ができるパワーピッチャー。アマチュア時代に2度のTJ手術をしており、24年にも肘を負傷。昨年6月にようやく復帰すると、マイナーで28.1回を投げてFIP2.76/奪三振率27.5%/与四球率6.7%と好投を見せた。MAX98マイルのシンカーとプラスのスライダーでゴロと三振の山を築く。
Notable Prospects (惜しくもランクインを逃した注目選手)
24年のU-18アジア選手権では決勝の日本戦で4.1回1失点の好投。見事台湾の優勝に貢献し、大会MVPを獲得した。90マイル前半の伸びのある速球と鋭く落ちるスプリットのコンビネーションを得意とする。速球とスライダー系の球威を伸ばしたい。
エイデン・トーレック(OF)/Aiden Taurek:22歳
25年ドラフト13巡目。シンプルなスイングでコンタクト能力に優れる。下位指名ながら、昨年のプロデビューではAでwRC+130と好調だった。大学では主にLFを守っていた。CFとしては守備力が、LFとしては長打力が足りないとの評価。ロビンソン・オルティーズ(LHP)/Robinson Ortiz:26歳
速球、カット、スライダーの組み合わせで打者をねじ伏せるリリーフ左腕。すでに3Aまで昇格済みで、リリーフの一角としてMLB昇格間近。マイナー通算与四球率11.4%とコントロールが不安定。
グラント・ニップ(RHP/DH)/Grant Knipp:24歳
スカウトからは投手として評価されているが、マリナーズは二刀流選手として育成中。昨季をTJ手術で棒に振ったが、健康ならば最速96マイルの速球と切れの良いパワーカーブのコンボ。打者としては大学最終年に29試合で18本塁打を放ったパワーが武器だが、コンタクト能力に疑問。
Sleeper Prospect (MLB公式トップ30圏外から選出)
チャーリー・パグリアリーニ(2B/1B)/Charlie Pagliarini:25歳
23年ドラフト19巡目。規格外のパワーと高い出塁率を両立した左打者で、昨季A+で21本塁打/四球率15%をマーク。一方で打率.224/三振率26.5%とコンタクト能力に弱点がある。守備は2Bと1Bを中心に内外野こなす。強打の控え内野手のスポットを射止めることができるか。My goodness Charlie Pagliarini crushes a 3-run HR. pic.twitter.com/qYlgLVwWxt
— Mariners Minors (@MiLBMariners) May 21, 2026




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