Washington Nationals
Prospects Ranking Top 20 2014
Mid Season
Mid Season
※このランキングは私個人の独断によって作成したものです。過度な期待はしないでください。アップサイドと今現在のスタッツのバランスを基に考えてランキングを作成しました。選手名先のリンクにある詳しいスカウティングレポートと合わせて読んでいただけると幸いです。
1.【Lucas Giolito(RHP)】
将来のエース候補。6フィート6、230ポンドたるフレームから100マイルのストレート&プラスプラス評価のカーブ&平均以上のチェンジアップを投げ込む。カーブはBaseball AmericaのBest toolにも選ばれた代物。トミージョン手術の影響も心配なく今年はフューチャーゲームにも選出された。
2.【Micheal Taylor(OF)】
AAで.313/.396/.539/.935&22HR&34SBと大躍進を果たし、フューチャーゲームではUSA選抜のリードオフを務めた。アダム・ジョーンズ(BAL)とも比較されるダイナミックなスケールを誇り、守備はプラスのスピード&アームを併せゴールドグラブ級。荒削りのアプローチはBB%=11.3%と向上を辿るが、三振の多さは相変わらず(K%=29%)。
3.【A.J.Cole(RHP)】
既にAAAに到達しておりエースポテンシャルを秘める。98マイルのストレートは抜群の威力を誇り、コマンドよくゾーンを攻める。カーブ、チェンジアップはまだまだ改善が必要。下降気味なK/9は懸念材料。BB/9はキャリア通算でも2.1と安定。
4.【Steven Souza(OF)】
パワーとスピードを兼ね備えたOF。ここ2年はケガで100試合以下の出場にとどまるも、今年はAAAで.354/.435/.601/1.036たる素晴らしいパフォーマンスを示し、打率、出塁率、長打率、OPSでリーグトップ。スイングスピードの速さはピカイチ。強肩を生かした外野守備も平均以上。
5.【Austin Voth(RHP)】
90マイル前半の威力あるツーシームと抜群のコマンドで2013年はK/BB=9.17をマーク。セカンダリーピッチに課題も、昨オフからチェンジアップは向上を辿る。安定したコマンドとクレバーなピッチングスタイルを武器にイニングイーターになりうる素材。既にAAまで到達。
6.【Jakson Reetz(C)】
U-18代表にも選ばれた強肩強打の捕手で、MLB.comのドラフトランキングでは全体40位の評価を受けていた。素早いバットスイングの持ち主で平均以上のヒットツールを示し、相応のパワーも
秘める。マイナーでは出塁率.449&20K/18BBと熟練したアプローチも披露。守備にも不安がなくキャッチャーとしての素質は十分。
7.【Drew Ward(3B)】
ビッグフレームな体格からヒットツール&上質なアプローチを発揮。パワーポテンシャルは無限でアップサイドに期待がかかる。アスリート性に欠け、守備走塁は平均以下。6月は5HR&OPS.947もそれ以降は下降気味。
8.【Blake Treinen(RHP)】
90マイル後半を軽々と計測するハードシンカーを武器に谷間の先発およびリリーフを務めるなどメジャーでも存在感を発揮。細かいコマンド、変化球はまだまだ磨く必要があるが、どちらも平均以上のポテンシャルを秘める。リリーフ向きか。
9.【Brian Goodwin(OF)】
ファイブツールプレイヤーたる評価を受けるが、盗塁技術、守備に不安。打撃では上質な見極めとパンチ力を兼ね備える。将来の1番センター候補だが、今年は初のAAAに苦戦中でライバルのテイラーに差をつけられてしまった。
10.【Tony Renda(2B)】
小柄でパワーに欠けるが65K/68BBたる上質なアプローチが持ち味。走塁は巧みで守備は堅実。パワーに欠けるがギャップヒッターとしての可能性はダスティンペドロイアと比較される。突出したツールがなく将来はユーティリティ止まりとの声も。
11.【Eric Fedde(RHP)】
ドラフト直前にTJもナッツが全体18位で指名したアーム。97マイルのストレート&プラスのスライダーのコンビネーション。サードピッチとしてチェンジアップも交える。ジオリトのように復活なるか。
12.【Wilmer Difo(SS/2B)】
大躍進を果たした22歳のドミニカン。スピードツールを武器にこれまで42盗塁を決め、打率も3割超え。守備でも向上を辿り、強肩を生かした守備でBaseball AmericaのBest Defensive Second Basemanに選出された。ハードワーカーとしても知られコーチからの評価も高い。
13.【Pedro Severino(C)】
盗塁阻止率40%のキャノンアームで注目を浴びるディフェンス型キャッチャー。ブロック技術も熟練のもので、メイクアップにも優れる。バットは未発達も、それを補ってなお余るディフェンスツールを示す。20歳ながらA+でプレー。
14.【Matt Skole(1B)】
豪快なパワーと上質な選球眼を持ち合わせる。昨年は故障で2試合のみの出場にとどまるも、AFL&STでは復活ぶりをアピール。ところが今季は初のAAで大不振。肩は良いが、守備は平均以下で今年は一塁メインの起用。
豪快なパワーと上質な選球眼を持ち合わせる。昨年は故障で2試合のみの出場にとどまるも、AFL&STでは復活ぶりをアピール。ところが今季は初のAAで大不振。肩は良いが、守備は平均以下で今年は一塁メインの起用。
15.【Sammy Solis(LHP)】
昨年トミージョンからカムバック。安定したコマンドとスムーズなメカニクスは高評価。ツーシーム&チェンジアップを低めに集めゴロを打たせるスタイル。STでは順調な仕上がりを見せるも背中の張りを訴え離脱。復帰後も好投を見せたが、5月26日の9失点した直後、肩の痛みを訴えDL。実力は十分も26歳という年齢がネックに。
16.【Jefry Rodriguez(RHP)】
98マイルのストレート&プラスピッチになり得るカーブを投げ込む。エースクラスの投手になる可能性を秘めるが、まだまだ未完成でメジャーへの道は険しい。プロ入り前は内野手で、投手転向から今年で3年目。
17.【Rafael Bautista(OF)】
Baseball AmericaのBest BaserunnerとFastest Baserunnerに選ばれたスピードモンスター。小さくコンパクトなスイングでコンタクトに優れた打撃を披露しており、安定したアベレージを残している。スピードを生かした守備で、肩は平均レベル。
18.【Nick Pivetta(RHP)】
6-5/220のフレームから最速97マイルのストレートを投げ込む素材型。ソリッドなカーブを交え、さらにチェンジアップの向上に取り組んでいる。まだまだ粗削りだが、ローテーションクラスのポテンシャルの持ち主。A級のオールスターに選出されたが故障のため辞退。
6-5/220のフレームから最速97マイルのストレートを投げ込む素材型。ソリッドなカーブを交え、さらにチェンジアップの向上に取り組んでいる。まだまだ粗削りだが、ローテーションクラスのポテンシャルの持ち主。A級のオールスターに選出されたが故障のため辞退。
19.【Spencer Kieboom(C)】
ディフェンスで一定の評価を得ていた素材だったが、今年は打撃好調でAの4番を任されている。盗塁阻止率は40%を越え、相応のアームを示している。
20.【Eury Perez(OF)】
20-80スケールで80評価のスピードツールが武器。マイナーで毎年安定して3割前後打てるヒットツールを持つが、パワーレス。守備は平均以上。フリースインガーで四球の少なさは致命的。今季は故障に苦しみ満足なパフォーマンスができていない。
Notable Player
【Destin Hood(OF)】
ハイポテンシャルな5ツールが7年目にして才能開花?一時は高評価もここ2年は不振で、特に2013年はOPS.605にとどまっていたが、今年は開幕から打撃好調。打率は3割を超え、AAAに到達。アスリート性は十分で守備にも定評あり。
【Stephen Perez(SS)】
アームを生かしたダイナミックな守備とスピードツールが持ち味。ここ2年のOPSは.616→.630と打撃はイマイチも、今年に入り、キャリアで147K/44BBだったアプローチは69K/65BBと向上を示す。
【Randy Encarnacion(OF)】
ファイブツールを備える原石。13年は18歳で、34試合のみの出場にとどまるもRkで.349/.437/.523たる活躍。12年は60試合で25盗塁をマークしておりスピードツールも良い。守備は平凡でコーナー向きとされる。