TOP 100 PROSPECTS
FOR 2019
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。
1.ブラディミール・ゲレーロJr.(3B)/Vladimir Guerrero Jr. /TOR
父譲りの打撃能力は文句無し。三塁守備は向上し、好守も披露しているが、すでに113kgと成熟しきった体格から将来的には1B/DH?
将来像:フランク・トーマス(元ホワイトソックス他)
2.フェルナンド・タティスJr.(SS)/Fernando Tatis Jr. /SD
遊撃で30-30を狙えるポテンシャル。遊撃守備も◎。球界を代表するプレーヤーになれる。
将来像:アレックス・ロドリゲス(元ヤンキース他)
3.イロイ・ヒメネス(OF)/Eloy Jimenez /CWS
G.スタントン、A.ジャッジ(両ヤンキース)に次ぐパワーモンスターの系譜。守備は両翼向き。開幕前に6年契約を結んだ。
将来像:ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
4.ビクター・ロブレス(OF)/Victor Robles /WSH
穴のない5ツールプレーヤー。将来は「3割・15本・30盗塁・GG賞」をコンスタントにクリアできる。
将来像:ロレンゾ・ケイン(ブルワーズ)
5.ニック・センゼル(3B)/Nick Senzel /CIN
攻守に穴のないコンプリートプレーヤー。唯一の欠点は故障の多さ。マイナーでは内外野をこなしている。
将来像:アンソニー・レンドン(ナショナルズ)
6.ケストン・ヒウラ(2B)/Keston Hiura /MIL
打撃技術はマイナー屈指。未来の首位打者候補。打球に角度も付いて長打も増えてきた。守備走塁での貢献はあまり見込めない。
将来像:アレックス・ブレグマン(アストロズ)
7.ワンダー・フランコ(SS)/Wander Franco /TB
来年のNo.1プロスペクトと評判。昨季Rで打率.351・11本塁打をマークし、『ベースボールアメリカ』ではヒット70、パワー70の高評価を獲得。
将来像:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
8.フォレスト・ウィットリー(RHP)/Forrest Whitley /HOU
現マイナーでは頭一つ抜けたボールを持っている。5球種全てがプラスピッチというスペックの高さ。
将来像:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
9.ジョー・アデル(OF)/Jo Adell /LAA
荒さはあるが傑出した5ツールプレーヤー。M.トラウトに次ぐスター外野手として期待。昨季A/A+/2Aで20ホーマー・OPS.897。
将来像:ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)
10.ケーシー・マイズ(RHP)/Casey Mize /DET
18年ドラフト全体1位。速球とスプリットで打者を圧倒し、まるでクローザーが9イニング投げているかのような投手。
将来像:ゲリット・コール(アストロズ)
11.ボー・ビシェット(SS)/Bo Bichette /TOR
17年にA/A+で打率.362をマークしたマイナー屈指の好打者。遊撃でありながら打撃タイトル獲得も狙える。遊撃としてどれだけやっていけるかがポイント。
将来像:ジャスティン・ターナー(ドジャース)
12.ブレンダン・ロジャース(SS/2B)/Brendan Rodgers /COL
MIF離れした打力があり、マイナー5年でOPS.848をマークしている。すでに3Aまで到達しておりデビュー間近。遊撃に残れる守備力があるが、二塁に回れば平均以上。
将来像:イアン・キンズラー(パドレス他)
13.ヘズス・ラザルド(LHP)/Jesus Luzardo /OAK
速球、変化球、コマンドどれもすでにメジャー級。春季トレーニングでは9.2回を投げて防御率0.93・15Kと好投したが、肩の違和感によりシャットダウンとなった。
将来像:ヨハン・サンタナ(元メッツ他)
14.カイル・タッカー(OF)/Kyle Tucker /HOU
「テッド(ウィリアムズ)」の異名を誇る打撃が自慢。昨季メジャーデビューしてOPS.439と苦しんだが、3Aでは24ホーマー・OPS.989と圧倒。
将来像:チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
15.ロイス・ルイス(SS)/Royce Lewis /MIN
17年ドラフト全体1位。まだ未洗練ながら運動能力に恵まれており、スケールの大きい1番打者になれる。将来はCFに転向する可能性も。
将来像:トレイ・ターナー(ナショナルズ)
16.アレックス・キリロフ(OF)/Alex Kirilloff /MIN
TJ手術から復帰すると昨季A/A+で打率.348・20本塁打・OPS.970とブレーク。強烈なフルスイングがトレードマーク。
将来像:ジョシュ・ハミルトン(元エンゼルス他)
遊撃で長くプレーできるかは微妙なところだが、打撃は二塁や三塁であっても十分な水準。マイナー4年でOPS.844をマークしている。
将来像:ブライアン・ドージャー(ナショナルズ)
攻守揃ったオールラウンド三塁手。30ホーマー相当のパワーの持ち主だが、三振の多さが課題。守備は肩が強く、ゴールドグラブも狙える水準。
将来像:エバン・ロンゴリア(ジャイアンツ)
19.ジョーイ・バート(C)/Joey Bart /SF
18年ドラフト全体2位指名。強肩強打が傑出した司令塔候補で、平均以上の守備力と年25ホーマーが期待できる打撃力を兼ね備える。
将来像:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
20.クリス・パダック(RHP)/Chris Paddack /SD
15年ドラフト8巡目の出身ながら今季メジャーデビューを飾ったシンデレラボーイ。昨季A+/2Aで90回を投げて防御率2.10・K/9=12.0・BB/9=0.8と圧倒的な内容。
将来像:90マイル中盤を投げる上原浩治(元レッドソックス他)
21.テイラー・トランメル(OF)/Taylor Trammell /CIN
昨季フューチャーズゲームでMVP。アプローチも成熟しておりスキのない5ツール候補。肩は弱いがセンターでやっていける守備力を持っている。
将来像:クリスチャン・イエリッチ(ブルワーズ)
22.ミッチ・ケラー(RHP)/Mitch Keller /PIT
長身から速球とカーブを投げ下ろすパイレーツ好みの投手。安定して試合を作れ、ローテーション3番手投手になれる。
将来像:ジェームソン・タヤン(パイレーツ)
23.マイケル・コペック(RHP)/Michael Kopech /CWS
100マイル超を連発するスピードマシーン。マイナー通算BB/9=4.4の制球力で比較対象のN.シンダーガード(メッツ)とは劣る。TJで今季は全休。
将来像:ノア・シンダーガード(メッツ)
24.アレックス・バードゥーゴ(OF)/Alex Verdugo /LAD
豪快なスイングから長短打を生み出すヒットマシーン。適応できればコンスタントに「3割・10本」を期待できる。守備は両翼向き。
将来像:ニック・マーケイキス(ブレーブス)
25.トゥキ・トゥサント(RHP)/Touki Toussaint /WSH
制球難に苦しんでいるが、サイドハンド気味のリリースから強烈な速球&カーブ。チェンジアップも良く、エース相当のポテンシャル。
将来像:マックス・シャーザー(ナショナルズ)
26.ルイス・ロバート(OF)/Luis Robert /CWS
キューバ出身の5ツール。パワーとスピードに優れ、強打のCFとして期待。昨季は故障に苦しんだが、19年シーズンの開花に期待。
将来像:アレックス・リオス(元ホワイトソックス他)
27.マッケンジー・ゴア(LHP)/MacKenzie Gore /SD
17年ドラフト全体3位。エースポテンシャルの大型サウスポー。4球種全てプラスピッチで、コマンドも◎。
将来像:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
28.マイク・ソローカ(RHP)/Mike Soroka /ATL
将来像:コリー・クルーバー(インディアンズ)
29.ピート・アロンゾ(1B)/Pete Alonso /NYM
昨季2A/3Aでマイナートップの36本塁打をマーク。広角に長打が打て、四球も選べる生粋の長距離砲。
将来像:エドウィン・エンカーナシオン(マリナーズ)
卓越したコンタクト技術を備える未来の首位打者。内野全般を守れ、最低でもユーティリティーにはなれる。パワーが付けばオールスターレベルの選手になれる。
将来像:DJ.ラメイヒュー(ヤンキース)
31.ブレント・ハニーウェル(RHP)/Brent Honeywell /TB
マイナー4年でK/BB=4.92をマークしている実力派。90マイル中盤の速球とスクリューボールで打者をきりきり舞いにする。今季はTJからの復帰年。
将来像:カルロス・カラスコ(インディアンズ)
32.アレク・ボーム(3B)/Alec Bohm /PHI
18年ドラフト全体3位。パワーとアベレージを両立したピュアヒッターだが、三塁守備に不安。一塁や外野に移る可能性もある。
将来像:クリス・ブライアント(カブス)
33.キーバート・ルイーズ(C)/Keibert Ruiz /LAD
コンタクトに秀でるスイッチヒッター捕手。19歳にして2Aで12ホーマー・OPS.728をマーク。捕手としての守備力も平均以上との評判。
将来像:カルロス・ルイーズ(元フィリーズ他)
34.ブレンダン・マッケイ(LHP/1B)/Brendan McKay /TB
二刀流プレーヤー。昨季マイナーで防御率2.41・K/BB=7.36と好投したが、打つ方では打率.214と苦労している。
将来像:クリフ・リー(元フィリーズ)/エイドリアン・ゴンザレス(元ドジャース)
35.ジョナサン・ロアイシガ(RHP)/Jonathan Loaisiga /NYY
90マイル後半の速球に切れの良いスライダー&チェンジアップ。メジャーではBB/9=4.4とコマンドに苦しんだが、マイナー5年でBB/9=1.7と本来は優秀。
将来像:球速を上げた田中将大(ヤンキース)
TJを経て覚醒。常時前後94マイルの速球に精度の高いカッター、カーブを精密機械のように投げ分ける。即戦力でローテーションを守れる。
将来像:トレバー・バウアー(インディアンズ)
16年にマイナーで50試合連続安打の偉業を達成。捕手としても打者としてもオールスターレベルのポテンシャル。
将来像:ヤスマニ・グランダル(ドジャース)
高校時代は二刀流で、あるアリーグスカウトが「投打のポテンシャルは高校時代の大谷翔平以上」と絶賛していた大器。TJで今季は全休。
将来像:大谷翔平(エンゼルス)
39.シクスト・サンチェス(RHP)/Sixto Sanchez /PHI
小柄ながら最速100マイルの速球と両コーナーに投げ分けるコマンドを備えている。メジャー昇格にはまだ数年かかりそうだ。
将来像:ルイス・セベリーノ(ヤンキース)
40.イアン・アンダーソン(RHP)/Ian Anderson /ATL
長身から速球とカーブを繰り出し、A+/2Aで防御率2.49・K/9=10.7をマーク。コマンドは要改善だが、高卒投手ながらここまで順調に育ってきている。
将来像:ディラン・バンディ(オリオールズ)
41.クリスチャン・パチェ(OF)/Cristian Pache /ATL
将来像:バイロン・バクストン(ツインズ)
42.菊池 雄星(LHP)/Yusei Kikuchi /SEA
エースとまではいかなくてもローテーション3-4番手の働きが見込めるだろう。速球、スライダーに次ぐ第3球種をマスターできればワンランク上に行ける。
将来像:パトリック・コービン(ナショナルズ)
小柄ながらコンタクト、スピード、二塁守備に優れる。メジャーでやっていくにはパワーを磨いていく必要がある。
将来像:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
44.ジャスタス・シェフィールド(LHP)/Justus Sheffield /SEA
小柄ながら常時90マイル中盤の速球と80マイル中盤のスライダー&チェンジアップとメジャーレベルの3球種が揃っている。
将来像:ブレーク・スネル(レイズ)
45.ディラン・シーズ(RHP)/Dylan Cease /CWS
常時95-98マイル、100マイルも軽々と計測する本格派。コマンドは荒いが、年々良くなってきている。
将来像:クリス・アーチャー(パイレーツ)
46.ショーン・マーフィー(C)/Sean Murphy /OAK
未来のゴールドグラバーも狙える守備型捕手。打撃も2Aで8ホーマー・OPS.856と力をつけている。
将来像:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
47.ジャレッド・ケレニック(OF)/Jarred Kelenic /SEA
18年ドラフト全体8位指名の高校生。18年ドラフトではNo.1のピュアヒッターで、走守の評価も高い。オフのトレードでメッツから移籍。
将来像:グレディ・サイズモア(元インディアンズ他)
48.ケブライアン・ヘイズ(3B)/Ke'Bryan Hayes /PIT
三塁守備はマイナーNo.1と絶賛されている未来のゴールドグラブ候補。打撃もコンパクトにライナーを打ち分ける。
将来像:ブレット・ロウリー(元ブルージェイズ他)
49.ギャビン・ラックス(SS)/Gavin Lux /LAD
A+/2Aで打率.324・15本塁打・OPS.913をマーク。複数ポジションを守れ、スーパーユーティリティーになれる。
将来像:クリス・テイラー(ドジャース)
50.ダスティン・メイ(RHP)/Dustin May /LAD
スラリとした長身から投げ下ろされる93-97マイルのツーシーム、パワーカーブ、カッターはどれも威力抜群。
将来像:ジェーコブ・デグロム(メッツ)
51.トリストン・マッケンジー(RHP)/Triston McKenzie /CLE
20歳ながら2Aで16先発して防御率2.68と実力は申し分ない。196cm/74㎏という超痩せ型のため、先発投手としての耐久性が懸念されている。
将来像:ホゼ・べリオス(ツインズ)
52.マット・マニング(RHP)/Matt Manning /DET
父は元NBAプレーヤー。抜群の球威と運動能力からエース相当のポテンシャルを秘めている。A/A+/2Aで22先発して防御率3.29・K/9=11.8。
将来像:ザック・ウィーラー(メッツ)
53.A.J. パク(LHP)/A.J. Puk /OAK
長身長髪から投げ下ろす姿はランディ・ジョンソンと重なる。マイナー2年でK/9=12.8と球威は抜群だが、BB/9=3.5の制球は要改善でリリーフ向き?昨季はTJで全休。
将来像:アンドリュー・ミラー(カージナルス)
54.ジャズ・チズホルム(SS)/Jazz Chisholm /ARI
荒削りだが20-20が期待できる大型遊撃手。A/A+で打率.272・25本塁打・OPS.842とブレークも、三振率29.7%とコンタクト&選球眼に課題。
将来像:ハビアー・バイエズ(カブス)
55.ヘズス・サンチェス(OF)/Jesus Sanchez /TB
パワーとスピードを兼ね備えたファイブツール候補。守備力は外野両翼であれば平均以上。
将来像:グレゴリー・ポランコ(パイレーツ)
56.ノーラン・ジョーンズ(3B)/Nolan Jones /CLE
昨季A/A+で19ホーマー・OPS.871をマーク。傘下最多の89四球を選ぶなどアプローチも辛抱強い。
将来像:ジェーク・ラム(ダイアモンドバックス)
故障続きで評価を落としているが、健康を維持できれば先発でもリリーフでも活躍間違いなし。
将来像:カルロス・マルティネス(カージナルス)
58.ノーラン・ゴーマン(3B)/Nolan Gorman /STL
18年ドラフトNo.1の飛ばし屋。コンタクト&選球眼を磨く必要がある。昨季R/Aで17ホーマー・OPS.949をマーク。
将来像:マイク・ムスタカス(ブルワーズ)
59.コルトン・ウェルカー(3B)/Colton Welker /COL
攻守揃っており、若き日のN.アレナドと比べられる。アレナド同様に選球眼と長打力を不安視されている。
将来像:ノーラン・アレナド(ロッキーズ)
60.ブレイディ・シンガー(RHP)/Brady Singer /KC
即戦力でローテーション入りが見込める18年ドラフト1巡目右腕。シンカーとスライダーの2ピッチでコマンドよくゾーンを攻める。
将来像:マーカス・ストローマン(ブルージェイズ)
61.ヨーダン・アルバレス(OF/1B)/Yordan Alvarez /HOU
守備走塁は平均以下だが、パワーとアベレージを両立したプラスヒッター。昨季2A/3Aで打率.293・20本塁打・OPS.904。
将来像:アダム・リンド(元ブルージェイズ他)
62.ジョン・ダプランティアー(RHP)/Jon Duplantier /ARI
球威とコマンドを両立したローテーション2-3番手ポテンシャルも、故障の多さがネック。昨季は2Aで14先発して防御率2.69をマーク。
将来像:ジョシュ・ジョンソン(元パドレス他)
63.ジャスティン・ダン(RHP)/Justin Dunn /NYM
95マイル前後の速球を主体に切れの良いスライダー&チェンジアップで三振の山を築く。昨季K/9は7.1→10.4に、BB/9は4.5→3.5に大幅改善。
将来像:ヨーダノ・ベンチュラ(元ロイヤルズ)
64.ネイト・ピアーソン(RHP)/Nate Pearson /TOR
昨季は故障で1登板に終わったが、オフのAFLでは104マイルを計測。19年シーズンのブレークに期待。
将来像:アンドリュー・キャッシュナー(オリオールズ)
65.ジョナサン・インディア(3B)/Jonathan India /CIN
走攻守揃ったオールラウンド三塁手。打撃は選球眼に優れ、長打力も昨春に開花。大学では遊撃や二塁の経験もある。
将来像:ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)
66.ユスニエル・ディアズ(OF)/Yusniel Diaz /BAL
昨夏M.マチャドとのトレードでドジャースから移籍。パワーを磨く必要がある点を含めて、若き日のA.マッカチェンと比べられている。
将来像:アンドリュー・マッカチェン(フィリーズ)
67.ブランドン・ロウ(2B)/Brandon Lowe /TB
守備走塁は平均的な攻撃型二塁手。昨季2A/3Aで22ホーマー・OPS.949をマークするとメジャーでも43試合で6ホーマー。
将来像:ダニエル・マーフィー(ロッキーズ)
68.ルイス・ガルシア(SS)/Luis Garcia /WSH
18歳にして打撃技術が洗練されており、J.ソト(ナショナルズ)のように早期デビューも狙える。昨季Aで7ホーマー・OPS.742をマーク。
将来像:アズドゥルバル・カブレラ(レンジャース)
69.ダニー・ジャンセン(C)/Danny Jansen /TOR
成熟したアプローチで二塁打を量産する攻撃型捕手。昨季3AでOPS.863・12ホーマー。盗塁阻止率の低さがネック。
将来像:カート・スズキ(ナショナルズ)
70.マイケル・チャビス(3B)/Michael Chavis /BOS
17年にマイナーで31ホーマー・OPS.910とブレーク。選球眼が向上し、甘い球をじっくりと選ぶ長距離砲らしいアプローチを習得した。
将来像:トッド・フレイザー(メッツ)
71.ブラスダー・グラテロル(RHP)/Brusdar Graterol /MIN
最速101マイルを計測する球威は文句無し。コマンドを磨く必要があるが、TJ復帰2年でBB/9=2.5と改善の兆し。
将来像:カルロス・マルティネス(カージナルス)
72.ライアン・マウントキャッスル(3B)/Ryan Mountcastle /BAL
守備面はまだまだ磨かれる必要があるが、打撃はピカイチ。昨季2Aで13ホーマー・OPS.806をマーク。一塁や外野転向も考えられる。
将来像:マイク・モース(元ジャイアンツ他)
73.デイビー・ガルシア(RHP)/Deivi Garcia /NYY
小柄ながら速球とカーブをコマンドよく投げ分け、A/A+/2Aで防御率2.55・K/BB=5.25と素晴らしいパフォーマンス。
将来像:マイク・リーク(カージナルス)
74.アンドレス・ヒメネス(SS)/Andres Gimenez /NYM
運動能力の高い遊撃手。昨季38盗塁を決めた俊足と遊撃にふさわしい守備力のパッケージ。
将来像:エルビス・アンドラス(レンジャース)
75.ビダル・ブルージャン(2B)/Vidal Brujan /TB
運動能力が抜群の二塁手で、非力ながら打撃センスも本物。20歳ながらA/A+で打率.320・9本塁打・四球率11.5%をマーク。55盗塁を決めた俊足も注目。
将来像:オジー・アルビース(ブレーブス)
76.ジョーダン・グロシャンズ(SS/3B)/Jordan Groshans /TOR
18年ドラフト全体12指名。パワーと打撃技術を兼ね備える攻撃面の評価が高い。Rでは48試合で5ホーマーを放った。
将来像:イアン・デズモンド(ロッキーズ)
5ツールを秘めた原石。昨季はアプローチを見失い苦しんだが、20-20を十分に狙えるポテンシャル。
将来像:スターリング・マーテイ(パイレーツ)
78.ギャレット・ハンプソン(2B/OF)/Garrett Hampson /TB
チャンスメークに長けたスーパーユーティリティー候補。マイナー3年で123盗塁を決めた俊足が武器。
将来像:スピードを足してパワーを引いたベン・ゾブリスト(カブス)
79.トニー・ゴンソリン(RHP)/Tony Gonsolin /LAD
昨季先発に転向すると傘下トップとなる10勝・防御率2.60・155Kをマーク。90マイル中盤の速球に切れ味抜群のスプリットで三振を奪う。
将来像:タイラー・クリッパード(インディアンズ)
80.オニール・クルーズ(SS)/Oneil Cruz /PIT
前例のない198cmの長身遊撃手。荒さはあるがパワーポテンシャルを秘める。将来は三塁や外野に転向する?
将来像:ジェイ・ブルース(マリナーズ)
81.ハンス・クロウズ(RHP)/Hans Crouse /TEX
素材型でリスクはあるが、最速99マイルの速球と縦に鋭く切れるスライダーのコンビネーションはエースポテンシャル。
将来像:マット・レイトス(元レッズ他)
82.ウィル・スミス(C/3B)/Will Smith /LAD
運動能力の高いアスリート捕手。捕手として素晴らしい守備力を誇るだけでなく、内野もこなすスーパーサブ。
将来像:オースティン・バーンズ(ドジャース)
83.エイドリアン・モレホン(LHP)/Adrian Morejon /SD
3つのプラスピッチを持っている。球威は傑出しているが、シーズンで70イニング以上投げたことがなく耐久性に不安。
将来像:ジョン・レスター(カブス)
84.コービン・マーティン(RHP)/Corbin Martin /TOR
最速98マイルの速球とカーブのコンビネーションはパワフル。プロ入り後に課題のコマンドとチェンジアップの精度が向上した。
将来像:チャーリー・モートン(アストロズ)
85.ビクトル・ビクトル・メサ(OF)/Victor Victor Mesa /MJA
キューバ出身のツールに富んだ外野手。スピードと強肩を兼ね備えた外野守備の評価が高い。
将来像:ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)
86.エバン・ホワイト(1B)/Evan White /SEA
ゴールドグラブの一塁守備が魅力。パワー不足が指摘されるが、打球速度は優秀なので改善の見込みあり。
将来像:エリック・ホズマー(パドレス)
87.ロナルド・ヘルナンデス(C)/Ronaldo Hernandez /TB
昨季Aで21ホーマー・OPS.832をマークした貴重な強打の捕手。肩は強いが、全体的な守備力は発展途上。
将来像:ウィルソン・ラモス(メッツ)
88.ミゲル・アマヤ(C)/Miguel Amaya /CHC
20歳にして捕手としての守備力に優れており、打撃も及第点。昨季はフューチャーズゲームにも選ばれた。
将来像:ヤン・ゴームズ(ナショナルズ)
89.クリスチャン・ロビンソン(OF)/Kristian Robinson /OAK
豪快なパワーとスピードを兼ね備えた原石。Rで57試合に出場して打率.279・7本塁打・OPS.791と十分アピールに成功した。
将来像:アダム・ジョーンズ(ダイアモンドバックス)
90.エステバン・フロリアル(OF)/Estevan Florial /NYY
荒削りながらパワーとスピードを備えたCFで、若き日のC.グランダーソン(マーリンズ)と比べる声多数。三振が多くコンタクトに不安。
将来像:カーティス・グランダーソン(マーリンズ)
91.マシュー・リベラトーレ(LHP)/Matthew Liberatore /TB
18年ドラフト1巡目の高卒左腕。完成度が高く、Rでは防御率1.38と圧巻のデビューを飾った。
将来像:タイラー・スキャッグス(エンゼルス)
92.テイラー・ウィデナー(RHP)/Taylor Widener /ARI
92-95マイルの速球、スライダー、チェンジアップはいずれも空振りの取れるボールで、18年は2Aでリーグ最多の176K、リーグ2位の防御率2.75をマークする好投。
将来像:ギャレット・リチャーズ(パドレス)
将来像:ギャレット・リチャーズ(パドレス)
93.ドールトン・バーショー(C)/Daulton Varsho /ARI
捕手離れしたしたアスリートタイプで、スピードの評価は平均以上。一方で捕手としては肩が弱く、外野手や二塁手として評価するスカウトも。
将来像:オースティン・バーンズ(ドジャース)
94.コール・タッカー(SS)/Cole Tucker /PIT
運動能力抜群の遊撃手で、グラブの評価が高い。打撃は発展途上ながら昨季後半に向上を辿った。俊足で盗塁も稼げる。
将来像:スピードを足したブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)
95.ジョシュ・ジェームズ(RHP)/Josh James /HOU
95-100マイルの速球に切れの良いスプリット&スライダー。球威は圧巻だが、コマンドに難がある。
将来像:ネイサン・イオバルティ(レッドソックス)
96.ブライス・ウィルソン(RHP)/Bryse Wilson /ATL
最速で97-98マイルに達する速球を武器に打者を捻じ伏せるイニングイーター。変化球は平均的だが、緩急をつけるのには十分。
将来像:ランス・リン(レンジャース)
コンタクトに難があるが、パワーとスピードを兼ね備えた5ツール外野手。昨季は2Aで27ホーマー・37盗塁をマーク。
将来像:ドリュー・スタッブス(元ロッキーズ他)
まだ18歳だが、スケールの大きい5ツールを秘めた原石。中でもパワーが傑出。DSLではOPS.929の好デビュー。
将来像:マーセル・オズーナ(カージナルス)
99.ルイス・ガルシア(SS)/Luis Garcia /PHI
まだ18歳だが、スケールの大きい5ツールを秘めた原石。中でもパワーが傑出。DSLではOPS.929の好デビュー。
将来像:エリック・アイバー(元エンゼルス他)
100.サンディ・アルカンタラ(RHP)/Sandy Alcantara /MIA
先発で常時95-98マイルを計測する馬力は魅力。コマンドが平凡で球威を活かし切れていない。
将来像:ホゼ・ウレーニャ(マーリンズ)