2022年5月3日火曜日

2022 TOP 100 PROSPECTS

2022 TOP 100 PROSPECTS 

Adley Rutschman

本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の詳細なスカウティングレポートはこちらから各球団のリストを参照いただきたい。

1.
アドリー・ラッチマン(C)/Adley Rutschman /BAL
19年ドラフト全体1位。攻守揃った両打ち捕手で、ジョー・マウアー(元ツインズ)やバスター・ポージー(ジャイアンツ)に匹敵するポテンシャル。
比較対象:ジョー・マウアー(元ツインズ)

2.
ボビー・ウィット Jr.(SS)/Bobby Witt Jr. /KC
19年ドラフト全体2位指名。21年にマイナーで「30-30」を達成。SS守備も素晴らしく、コンタクトを改善できれば真の5ツールプレーヤーになれる。
比較対象:アレックス・ロドリゲス(元ヤンキース)

3.
フリオ・ロドリゲス(OF)/Julio Rodriguez /SEA
30ホーマー級のパワーに加え、マイナー通算打率.331とヒットツールも隙なし。『ベースボールアメリカ』ではヒット70、パワー70の高評価を獲得。
比較対象:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)

4.
ライリー・グリーン(OF)/Riley Greene /DET
19年ドラフト全体5位。5ツール候補で、中でも打撃面が高評価。CFに残れる可能性を残すが、比較されるタッカーのように将来はRF転向か。
比較対象:カイル・タッカー(アストロズ)

5.
グレイソン・ロドリゲス(RHP)/Grayson Rodriguez /BAL
4球種全てがプラスピッチで、それをコマンドする能力も兼ね備えている。21年はマイナーで100イニング以上投げた投手ではトップとなるK/9=14.1。
比較対象:ディラン・バンディ(元オリオールズ他)

6.スペンサー・トーケルソン(1B/3B)/Spencer Torkelson /DET
20年ドラフト全体1位指名。20-80スケールで80相当のパワーを備え、球界を代表するスラッガーになれると期待されている。
比較対象:ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)

7.
マルコ・ルシアーノ(SS)/Marco Luciano /SF
「3割・40本」も狙えるパワーポテンシャル。タティスJr同様にSSに残れるかは評価が分かれるが、3Bに移ったとしても見劣りしない打撃能力を有する。
比較対象:フェルナンド・タティスJr(パドレス)

8.アンソニー・ボルピー(SS)/Anthony Volpe /NYY
パワーが開眼し、マイナーで27本塁打を放つなどブレーク。走っても33盗塁。SS守備も堅実だが、肩の弱さから守備位置は2Bが適任との声も。
比較対象:ボー・ビシェット(ブルージェイズ)

9.
オニール・クルーズ(SS)/Oneil Cruz /PIT
前例のない201cmの長身SS。荒さはあるがパワーポテンシャルを秘める。成長著しく3A昇格6試合で5本塁打、MLBでも9打数3安打1本塁打と覚醒の兆しあり。
比較対象:ジョーイ・ギャロ(ヤンキース)

10.
シェーン・バズ(RHP)/Shane Baz /TB
制球難を克服し、2A/3Aで防御率2.06・K/9=12.9・BB/9=1.5と覚醒。100マイルのライジングファストとプラスのスライダーのコンビネーションは強烈の一言。
比較対象:タイラー・グラスノー(レイズ)

11.
CJ エイブラムス(SS)/CJ Abrams /SD
19年ドラフト全体6位指名。高いコンタクト能力と20-80スケールで80評価のスピードが武器。タティスJrとの共存から2BやCFに移る可能性あり。
比較対象:ケニー・ロフトン(元ガーディアンズ)

12.
フランシスコ・アルバレス(C)/Francisco Alvarez /NYM
19歳ながらA/A+で24本塁打・OPS.941と打撃能力は傑出している。捕手に残れるように守備力を磨き、体重管理にも気を付けたい。
比較対象:マイク・ピアッツァ(元メッツ他)

13.ノエルビ・マーテイ(SS)/Noelvi Marte /SEA
ハンリー・ラミレスやフェルナンド・タティスJrが完成型の攻撃型SS。守備でのミスの多さと体格面の問題からSSに残れるかは評価が分かれる。
比較対象:ハンリー・ラミレス(元レッドソックス他)

14.
ガブリエル・モレノ(C)/Gabriel Moreno /TOR
故障で37試合の出場にとどまったが、2Aで打率.373をマークするなど打撃能力が傑出している。「3割・25本」が狙え、捕手としての守備力も平均以上。
比較対象:ジョナサン・ルクロイ(元ブルワーズ他)

15.
トリスタン・カサス(1B)/Triston Casas /BOS
アンソニー・リゾーやフレディ・フリーマンのような球界を代表する一塁手になることが期待されている。東京五輪では米国代表の4番に座り3ホーマーと躍動。
比較対象:アンソニー・リゾー(ヤンキース)

16.ジョージ・カービー(RHP)/
George Kirby /SEA
コントロールの評価は20-80スケールで最高となる「80」評価。コマンド能力と90マイル後半を叩き出す球威を兼備しており、変化球も多彩。
比較対象:シェーン・ビーバー(ガーディアンズ)

17.マッケンジー・ゴア(LHP)/MacKenzie Gore /SD
昨季開幕前の時点では、マイナーNo.1ピッチャーの呼び声高かったが、昨季はコマンドを失いマイナーで防御率3.93・BB/9=5.0と伸び悩んだ。復活に期待。
比較対象:クレイトン・カーショウ(ドジャース)

18.マルセロ・メイヤー(SS)/Marcelo Mayer /BOS
21年ドラフト全体4位指名。コリー・シーガーの打撃力&ブランドン・クロフォードの守備力と評され、スピード以外の4ツールがプラス評価。
比較対象:コリー・シーガー(レンジャーズ)

19.ブレネン・デービス(OF)/Brennen Davis /CHC
CFで「30-30」も狙えるアップサイドを誇る。昨季はフューチャーズゲームでMVPを獲得。21歳のシーズンで3Aまで到達するなど着実に成長している。
比較対象:アダム・ジョーンズ(元オリオールズ他)

20.
ジョーダン・ラウラー(SS)/Jordan Lawlar /ARI
21年ドラフト全体6位指名。傑出した5ツールを有しており、高校時のボビー・ウィットJrと比較する声も。空振りの多さを改善していきたい。
比較対象:ボビー・ウィットJr(ロイヤルズ)

21.
コービン・キャロル(OF)/Corbin Carroll /ARI
ジャコビー・エルズベリー(元BOS他)やジョニー・デーモン(元NYY他)と比較されるリードオフCF。肩を痛めて昨季は7試合の出場にとどまった。
比較対象:ジャコビー・エルズベリー(元レッドソックス他)

22.
ザック・ビーン(OF)/Zac Veen /COL
20年ドラフト全体9位指名。6-5/200の恵まれた体躯と滑らかなスイングから若き日のコディ・ベリンジャーやカイル・タッカーと比較される。
比較対象:カイル・タッカー(アストロズ)

23.
ハンター・グリーン(RHP)/Hunter Greene /CIN
最速104マイルの剛腕。21年はTJ手術から復帰すると2A/3Aで21先発して防御率3.30・K/9=11.8と素晴らしいパフォーマンス。
比較対象:ジェーコブ・デグロム(メッツ)

24.
ジョシュ・ヤング(3B)/Josh Jung /TEX
19年ドラフト全体8位指名。ヒットツールの評価が高く、21年は2A/3Aで打率.326・19本塁打・OPS.990。肩の手術により22年は全休が濃厚。
比較対象:マイケル・ヤング(元レンジャース)

25.
キーバート・ルイーズ(C)/Keibert Ruiz /WSH
コンタクトに秀でるスイッチヒッター捕手。21年はパワーが開眼し、メジャー/マイナーで計24本塁打とブレーク。22年は正捕手を務める予定。
比較対象:ホルヘ・ポサダ(元ヤンキース)

26.
ディエゴ・カルタヤ(C)/Diego Cartaya /LAD
将来像をサルバドール・ペレス(KC)と比較されているトッププロスペクト捕手。上手く育てば30ホーマー&ゴールドグラブが狙える。
比較対象:サルバドール・ぺレス(ロイヤルズ)

27.
ケード・カバリ(RHP)/Cade Cavalli /WSH
マイナートップの175Kをマークするなど一躍ブレークを果たした剛腕。2A以降はBB/9=5.23とコントロールに課題をかかえる。
比較対象:ルーカス・ジオリト(Wソックス)

28.
ユーリー・ぺレス(RHP)/Eury Perez /MIA
身長6フィート8と体格に恵まれたポテンシャルの塊。19年の契約時に80マイル中盤だった速球は、平均94.9マイル/スピンレート2671rmpに成長。
比較対象:ホセ・フェルナンデス(元マーリンズ)

29.
マックス・マイヤー(RHP)/Max Meyer /MIA
20年ドラフト全体3位指名。アンダーサイズで先発適性に疑問を持たれていたが、2A/3Aでの22先発で防御率2.27と不安を払拭。
比較対象:ソニー・グレイ(ツインズ)

30.
ジョーダン・ウォーカー(3B)/Jordan Walker /STL
現段階では攻守に粗削りも、4番サードを狙えるポテンシャル。プロ1年目からA/A+で打率.317・14本塁打・OPS.936と好成績を残した。
比較対象:ミゲル・サノー(ツインズ)

31.
ロバート・ハッセル(OF)/Robert Hassell /SD
20年ドラフト全体8位指名。高校生No.1ピュアヒッターと評判で、守備もCFに残れる可能性を残す。パワーを伸ばせるかが鍵。
将来像:アンドリュー・ベニンテンディ(ロイヤルズ)

32.アレク・トーマス(OF)/Alek Thomas /ARI
俊足巧打でCF守備も素晴らしい。二塁打が多く、将来は15本塁打程度が見込める?比較されるイートンよりもパワー面で勝るか。
比較対象:アダム・イートン(元Wソックス他)

33.
ヘンリー・デービス(C)/Henry Davis /PIT
21年ドラフト全体1位指名。パワーと打撃技術を兼ね備えた攻撃型捕手で、大学では50試合で打率.370・15本塁打・OPS1.146と圧倒的な成績。
比較対象:ウィルソン・コントレラス(カブス)

34.
ロイス・ルイス(SS)/Royce Lewis /MIN
17年ドラフト全体1位。5ツールプレーヤーへと成長する可能性を秘めているが、昨季をACL断裂で全休するなど試合経験の少なさがネック。
比較対象:ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)

35.タイラー・ソダーストロム(C)/Tyler Soderstrom /OAK
年齢離れした打撃能力は申し分なし。一方で捕手としての守備力は怪しく、一塁や外野に転向する可能性あり。
比較対象:ウィル・マイヤーズ(パドレス)

36.
オレルビス・マルティネス(SS)/Orelvis Martinez /TOR
マイナーで自己最多の28本塁打とブレーク。極度のフリースインガーかつプルヒッターであり、打席でのアプローチは要改善。
比較対象:エイドリアン・ベルトレ(元レンジャース他)

37.ジャック・ライター(RHP)/Jack Leiter /TEX
凄まじいノビを誇る速球を武器に大学ではK/9=14.6、全米1部トップタイの179Kをマーク。一方でサイズ不足であり、スタミナ面に疑問。
比較対象:ジェーコブ・デグロム(メッツ)

38.ノーラン・ゴーマン(3B/2B)/Nolan Gorman /STL
40ホーマーも狙える飛ばし屋候補。コンタクト&選球眼を磨く必要がある。ノーラン・アレナドの加入により昨季より2Bに転向した。
比較対象:ライアン・マクマホン(ロッキーズ)

39.
ボビー・ミラー(RHP)/Bobby Miller /LAD
MAX100マイルの4シームを軸にスライダー&チェンジアップでトンネルを通す。17登板で5イニングを投げ抜いたのは1度のみとスタミナ面は未知数。
比較対象:ウォーカー・ビューラー(ドジャース)

40.
リード・デトマーズ(LHP)/Reid Detmers /LAA
完成度の高い即戦力左腕で、ドラフトから1年でしっかりとMLBデビューを果たした。大きく弧を描くカーブがトレードマーク。
比較対象:アンドリュー・ヒーニー(ドジャース)

41.
カリル・ワトソン(SS)/Kahlil Watson /MIA
事前のドラフトランキングではMLB公式5位、Baseball Americaで6位に付けていたが、MIAが全体16位でスティールに成功。5ツールタイプ。
比較対象:CJエイブラムス(パドレス)

42.
ニック・ロドロ(LHP)/Nick Lodolo /CIN
6フィート6の長身を生かしたクロスファイアーは角度抜群。マイナー2年でK/BB=9.82と圧巻のコマンド能力も、耐久面にやや不安あり。
比較対象:コール・ハメルズ(前ブレーブス)

43.ブレイディ・ハウス(SS)/Brady House /WSH
メイヤーやラウラーと並んで21年ドラフト屈指のSSと評判。コンタクト面に不安はあるが、パワーと強肩が強みで開花すればスケール大。
比較対象:マット・チャップマン(ブルージェイズ)

44.ブレット・ベイティ(3B/OF)/Brett Baty /NYM
優れたヒットツールとパワーポテンシャルを兼ね備えたスラッガータイプで、昨季の22二塁打を本塁打に転換できるかがポイント。
比較対象:カイル・シーガー(元マリナーズ)

45.
ミゲル・バルガス(3B)/Miguel Vargas /LAD
2Aで首位打者となる打率.321、自身最多となる23本塁打とブレーク。ヒットツールが強みで、同じくキューバ出身のユリ・グリエルと比較される。
比較対象:ユリ・グリエル(アストロズ)

46.
タイラー・フリーマン(SS)/Tyler Freeman /CLE
マイナー4年で打率.319をマークのコンタクトヒッター。パワー&SS守備のツールは平均的でソリッドプレーヤー止まりとも。
比較対象:ケビン・ニューマン(パイレーツ)

47.
ダニエル・エスピーノ(RHP)/Daniel Espino /CLE
小柄ながらパワフルなボールを投げ込み、A/A+でK/9=14.9と空振りを量産。A+昇格後はBB/9=2.9とコントロールも改善の兆し。
比較対象:トレバー・バウアー(ドジャース)

48.
マイケル・ハリス(OF)/Michael Harris /ATL
1番CFにピッタリな5ツール候補。スムーズなスイングで長短打を量産し、21年は投手有利な本拠地でプレーしながら傘下トップの26二塁打。
比較対象:アンドリュー・マッカチェン(ブルワーズ)

49.
エイサ・レイシー(LHP)/Asa Lacy /KC
20年ドラフト組では大学生No.1左腕と評判。制球に荒さはあるが、奪三振能力が高く、3球種どれも決め球に使える。
比較対象:クリス・セール(レッドソックス)

50.
ニック・ヨーク(2B)/Nick Yorke /BOS
自慢のヒットツールは20-80スケールで「70」と高評価。しかも最終35試合で11本塁打を放つなどパワーも開眼の兆し。守備は不得意で外野転向のリスクも。
比較対象:ケストン・ヒウラ(ブルワーズ)

51.
MJ メレンデス(C)/MJ Melendezl /KC
抜群の運動能力とキャノンアームを生かした捕手守備は魅力大。打撃は三振の多さがネックだったが、21年は改善を辿りマイナー最多の41本塁打。
比較対象:サルバドール・ぺレス(ロイヤルズ)

52.
ロアンシー・コントレラス(RHP)/Roansy Contreras /PIT
高スピンの4シーム、スライダー、カーブはいずれも強烈で、21年は2A/3Aで防御率2.64とブレーク。BB/9=2.0をマークするなどコマンドも安定している。
比較対象:ルイス・セベリーノ(ヤンキース)

53.ジョーイ・バート(C)/Joey Bart  /SF
強肩強打が傑出した司令塔候補で、30ホーマー級のパワーを兼ね備える。選球眼&コンタクトに課題があり、MLBの投手に対応できるか。
比較対象:マイク・ズニーノ(レイズ)

54.
ビダル・ブルハン(2B)/Vidal Brujan /TB
小柄ながらダブルプラスのスピード&プラスのコンタクト能力を武器に優秀なリードオフになれる。守備は2B中心に複数こなす。
比較対象:オジー・アルビース(ブレーブス)

55.
ルイス・カンプサーノ(C)/Luis Campusano /SD
メジャーでも中軸を担える打撃力を備えた攻撃型捕手。捕手守備は発展途上ながらもレギュラー捕手として及第点。
比較対象:トラビス・ダーノー(ブレーブス)

56.
オースティン・マーティン(SS/OF)/Austin Martin /MIN
20年ドラフト全体5位指名。高いヒット技術と内外野守れるユーティリティー性を兼ね備える。SSに残れるかは微妙で長期的な守備位置は不透明。
比較対象:イアン・ハップ(カブス)

57.シクスト・サンチェス(RHP)/Sixto Sanchez /MIA
20年にデビューし7先発で防御率3.46。平均97.6マイルの速球と平均89マイルのスライダー&チェンジアップでピッチトンネルを通す。21年は全休。
比較対象:ルイス・カスティーヨ(レッズ)

58.
ルイス・マトス(OF)/Luis Matos /SF
卓越したコンタクト能力が武器で、パワー&スピードも「20-20」が狙えるレベル。フリースインガーなアプローチを改善していきたい。
比較対象:スターリング・マーテイ(メッツ)

59.マシュー・リベラトーレ(LHP)/Matthew Liberatore /STL
18年ドラフト1巡目。完成度が高く、スティーブン・マッツ(ブルージェイズ)やタイラー・スキャッグス(元エンゼルス)と比べられる。
比較対象:タイラー・スキャッグス(元エンゼルス)

60.
ミック・エイブル(RHP)/Mick Abel /PHI
20年ドラフト1巡目の剛腕。MLB公式、Baseball Americaともにドラフト前のランキングでは高校生投手No.1評価だった。
比較対象:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)

61.
シェイ・ランゲリアーズ(C)/Shea Langeliers /OAK
完成型は「.250・20本で守備プラス」の捕手。ダブルプラスの強肩を武器に、マイナーで盗塁阻止率42%をマーク。
比較対象:ショーン・マーフィー(アスレチックス)

62.
オズワルド・ペラザ(SS)/Oswald Peraza /NYY
マイナー3年で5本塁打止まりだったが、課題の打撃を磨いて昨季マイナーで18本塁打・26二塁打とブレーク。走守も平均以上の評価。
比較対象:エルビス・アンドラス(アスレチックス)

63.
ニック・プラット(1B)/Nick Pratto  /KC
フライボール狙いのアプローチにしたことでマイナー2位の36本塁打を放つなどブレーク。1B守備もゴールドグラブ級と高評価。
比較対象:エリック・ホズマー(パドレス)

64.
ジェレミー・ペーニャ(SS)/Jeremy Pena /HOU
アデイニー・エチャバリアのような守備型のSSと見られていたが、3Aでの30試合で10本塁打を放つなどパワー覚醒の兆し。
比較対象:ザック・コザート(元レッズ他)

65.
ジョシュ・ロウ(OF)/Josh Lowe /TB
16年ドラフト1巡目の5ツールポテンシャルがついに開花。ヒットツールの荒さを克服して3Aで打率.291・22本塁打・OPS.916をマーク。
比較対象:ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)

66.
ブライソン・ストット(SS)/Bryson Stott /PHI
19年ドラフト1巡目。走攻守に完成度が高く、SSとして打撃&守備の両面でMLB平均~平均以上の働きが期待できる。
比較対象:ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)

67.コール・ウィン(RHP)/Cole Winn /TEX
4球種を織り交ぜる完成度の高さが魅力で、21年はフューチャーズゲームの先発マウンドを託されるなどブレークを飾った。
比較対象:ジェームズ・シールズ(元ロイヤルズ他)

68.
ガンナー・ヘンダーソン(SS)/Gunnar Henderson /BAL
プラスのパワーが武器の攻撃型SS。比較されるシーガー同様にSSとしては体が大きいという欠点を抱えるが、体格に比してアスレチック。
比較対象:コリー・シーガー(レンジャース)

69.
ジョーダン・バラゾビック(RHP)/Jordan Balazovic /MIN
最速97マイルの速球とスライダーのコンビネーションはパワフル。コントロールも安定しており、ローテーション半ばクラスを狙える。
比較対象:チャーリー・モートン(ブレーブス)

70.
ニック・ゴンザレス(2B)/Nick Gonzales /PIT
20年ドラフト全体7位指名。アンダーサイズだが、20-80スケールで70評価のヒットツールが自慢。A+でOPS.950の一方で打撃能力に疑問の声も。
比較対象:アレックス・ブレグマン(アストロズ)


71.
アンドリュー・ぺインター(RHP)/Andrew Painter /BOS
21年ドラフト1巡目の高卒右腕。6-7/215の規格外の体格から最速98マイルの速球を主体に平均~平均以上の変化球3種を織り交ぜる。
比較対象:ゲリット・コール(ヤンキース)

72.
ジャクソン・ジョーブ(RHP)/Jackson Jobe /DET
21年ドラフト全体3位指名の高卒投手。スピンレート3000rpm超のスライダーがベストピッチ。運動能力高く伸びしろに期待。
比較対象:ザック・グレインキー(ロイヤルズ)

73.
リオバー・ペゲーロ(SS)/Liover Peguero /PIT
走攻守にオールラウンドで、コンタクト&スピードを武器にA+で14本塁打・28盗塁。SS守備も向上著しい。
比較対象:ケテル・マーテイ(Dバックス)

74.
クリスチャン・ヘルナンデス(SS)/Cristian Hernandez /CHC
若き日のアレックス・ロドリゲスやマニー・マチャドと比較されるポテンシャルの持ち主で、DSLではOPS.822・21盗塁と好スタート。
比較対象:マニー・マチャド(パドレス)

75.
ホセ・ミランダ(3B/2B)/Jose Miranda /MIN
セレクティブなアプローチとプラスのパワーを両立し、2A/3Aで打率.344・30本塁打・OPS.973とブレーク。平均以下のスピードがネック。
比較対象:ジャスティン・ターナー(ドジャース)

76.
マイケル・ブッシュ(2B)/Michael Busch /LAD
パワーとアベレージを両立した平均以上の打者になれると評判で、平均以下の守備力と併せてダニエル・マーフィーが理想像か。
比較対象:ダニエル・マーフィー(元ナショナルズ他)

77.
エリー・デラクルーズ(SS)/Elly De La Cruz /CIN
パワー、スピード、肩の3ツールがダブルプラスのポテンシャルお化け。しかしAで四球率4.8%/三振率31.0%とアプローチに課題あり。
比較対象:ミゲル・サノー(ツインズ)

78.タジ・ブラッドリー(RHP)/Taj Bradley /TB
マイナートップの防御率1.83をマークするなど昨季大ブレーク。伸びのある4シームとプラスのスライダーのコンボで打者を圧倒する。
比較対象:フランキー・モンタス(アスレチックス)

79.
コルトン・カウザー(OF)/Colton Cowser /BAL
21年ドラフト全体5位指名。大学屈指の好打者として評判で、21年は大学で55試合/16本塁打と長打力を伸ばして評価を上げた。守備はコーナー向き。
比較対象:ブランドン・ニモ(メッツ)

80.アーロン・アシュビー(LHP)/Aaron Ashby /MIL
平均96.5マイルの高速シンカーと切れ味抜群のスライダーは強烈。課題のコントロールを改善できればローテーション2-3番手ポテンシャル。
比較対象:ブレーク・スネル(パドレス)

81.アンディ・パヘズ(OF)/Andy Pages /LAD
アッパースイングでフライを量産するキューバ出身のパワーヒッター。三振率、四球率ともに伸ばすなどアプローチ面も進歩を辿った。
比較対象:ヤシエル・プイグ(元ドジャース他)

82.
クイン・プリースター(RHP)/Quinn Priester /PIT
19年ドラフト1巡目の高卒投手。高校ではアメフトとの二刀流で野球経験の浅さから伸びしろに期待がかかる。すでにMAX99マイルに到達。
比較対象:ゲリット・コール(ヤンキース)

83.ジョー・ライアン(RHP)/Joe Ryan /MIN
平均91マイルと球速は平凡だが、低いリリースポイントから投げ込まれるライジングファストボールが武器。メジャー5先発で被打率.168・K/9=10.1。
比較対象:ルーク・ウィーバー(元エンゼルス)

84.ロニー・マウリシオ(SS)/Ronny Mauricio /NYM
素材型でヒットツールに懸念があるが、アップサイド大。中でもパワーポテンシャルを買われている。
比較対象:カルロス・コレア(アストロズ)

85.
ブライス・トゥラング(SS)/Brice Turang /MIL
走守の評価が高く、四球率12.1%/三振率16.7%とアプローチも◎。平均以下のパワーを伸ばせるかがポイント。
比較対象:J.P.クロフォード(マリナーズ)

86.
ライアン・ぺピオ(RHP)/Ryan Pepiot /LAD
90マイル中盤の4シーム&80グレイドのチェンジアップのコンボ。コントロールに課題があり、リリーフに回る可能性も。
比較対象:デビン・ウィリアムズ(ブルワーズ)

87.
ジェームズ・ウッド(OF)/James Wood /SD
6-7/240の恵まれた体格の持ち主で、30ホーマー級のパワーポテンシャルを秘めている。走守も良く、あとは三振を減らして適応できるか。
比較対象:ジョーイ・ギャロ(ヤンキース)

88.
イゼキエル・トーバー(SS)/Ezequiel Tovar /COL
ゴールドグラブ級の守備力の持ち主で、課題の打撃も向上中。今年の春季トレーニングでは10試合で打率.550・3本塁打と猛アピール。
比較対象:トレバー・ストーリー(レッドソックス)

89.
ジョシュ・ワインダー(RHP)/Josh Winder /MIN
元々のコントロールの良さに加えて、コロナ休止中に球速を伸ばして評価を上げた。変化球の精度も高く、ローテーション3番手級の実力。
比較対象:カルロス・カラスコ(メッツ)

90.
エマーソン・ハンコック(RHP)/Emerson Hancock /SEA
20年ドラフト全体6位。完成度の高さが強みだが、21年も肩の痛みで離脱するなど耐久面への心配がある。
比較対象:カル・クアントリル(ガーディアンズ)

91.
ブランドン・・ウィリアムソン(LHP)/Brandon Williamson /CIN
6-6/210の迫力ある体格から最速97マイルの速球とプラスのカーブを投げ込む。プロ入り後は課題のコントロールが改善傾向。
比較対象:ジェームズ・パクストン(レッドソックス)

92.ハンター・ブラウン(RHP)/Hunter Brown /HOU
ホップ型のMAX99マイルの4シームを高めに集めて空振りの山を築く。先発に残るにはBB/9=4.5のコントロールを改善する必要がある。
比較対象:ライン・スタネック(アストロズ)

93.
クリスチャン・パチェ(OF)/Cristian Pache /OAK
身体能力は抜群で、外野守備はマイナーNo.1と評判。課題の打撃を磨ければオールスター選手になれる。完成型は「GG&20HR」。
比較対象:ケビン・キアマイアー(レイズ)

94.
ジョージ・バレラ(OF)/George Valera /CLE
若くして傑出した打撃技術と両翼向きの守備力はフアン・ソトを連想させる。とはいえ19歳にしてMLBで結果を出したソトと比較するのは無理があるか。
比較対象:フアン・ソト(ナショナルズ)

95.エリオット・ラモス(OF)/Heliot Ramos /SF
ガッシリとした強靭な体型に平均から平均以上の5ツールを備える。選球眼を磨く必要はあるが、20+ホーマーを狙える。守備はコーナー向きか。
比較対象:マーセル・オズーナ(ブレーブス)

96.
イゼキエル・ドゥラン(2B/SS)/Ezequiel Duran /TEX
現段階では粗削りだが「20-20」が狙えるポテンシャル。二遊間の守備も向上を辿り、Baseball Prospectusの出す守備指標FRAAで+7.8を記録。
比較対象:ジャズ・チザム(マーリンズ)

97.ブライアン・ロキオ(SS)/Brayan Rocchio /CLE
フィジカル面は傑出していないが、「プロフェッサー」のニックネームの持ち主で野球IQの高さが光る。守備力はすでに申し分なし。
比較対象:フランシスコ・リンドーア(メッツ)

98.D.L. ホール(LHP)/D.L. Hall /BAL
制球に苦しむ場面が目立つが、軽々と100マイルを叩き出すなどボール単体の威力は圧倒的。昨季は肘の痛みにより7試合の登板にとどまった。
比較対象:スコット・カズミアー(元レイズ他)


99.
ジャレン・ドゥラン(OF)/Jarren Duran /BOS
ダブルプラスのスピードが最大の武器。昨季はアッパースイングに変更し、3Aで16本塁打を放ったが、MLBでは三振率35.7%と苦戦。
比較対象:ジャコビー・エルズベリー(元レッドソックス他)


100.ケビン・アルカンタラ(OF)/Kevin Alcantara /CHC
6フィート6の恵まれたフィジカルに傑出した運動能力も兼ね備えた5ツール候補。軽々と広角に長打を生み出すプラスのパワーが強み。
比較対象:ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)