2023 WASHINGTON NATIONALS
TOP 20 PROSPECTS
James Wood |
FV60
1.ジェームズ・ウッド(OF)/James Wood:20歳(R/A)76G 12HR 50BB 75K .313/.956
◎パワー / ◯走力 打撃 守備 / △両翼向き?
フアン・ソトの見返りの1人。6-7/240の恵まれた体格、30ホーマー級のパワーポテンシャル、CFに残れるだけの運動能力のパッケージは、アーロン・ジャッジ(NYY)を彷彿とさせる。ドラフト時はヒットツールを懸念されていたが、22年はAでwRC+150と対応力の高さを見せつけた。内角の速球や左投手の逃げていく変化球も苦にしないなどパワーだけの選手ではないことは確かだ。上位90%の打球速度106.7マイル/MAX打球速度114.3マイルは、フアン・ソト(同107.2/113.2)とほぼ同じ水準だった。守備のセンスも良く、CF残留の可能性を示すが、体格を考慮するとジャッジ同様にCFよりもRF転向が現実的だろう。
◎パワー / ◯走力 打撃 守備 / △両翼向き?
フアン・ソトの見返りの1人。6-7/240の恵まれた体格、30ホーマー級のパワーポテンシャル、CFに残れるだけの運動能力のパッケージは、アーロン・ジャッジ(NYY)を彷彿とさせる。ドラフト時はヒットツールを懸念されていたが、22年はAでwRC+150と対応力の高さを見せつけた。内角の速球や左投手の逃げていく変化球も苦にしないなどパワーだけの選手ではないことは確かだ。上位90%の打球速度106.7マイル/MAX打球速度114.3マイルは、フアン・ソト(同107.2/113.2)とほぼ同じ水準だった。守備のセンスも良く、CF残留の可能性を示すが、体格を考慮するとジャッジ同様にCFよりもRF転向が現実的だろう。
James Wood
FV50
(A+/2A)112G 11HR 57BB 113K .273/.763
◯コンタクト 走力 / △パワー
フアン・ソトの見返りの1人。20年ドラフトの高校生ではNo.1ピュアヒッターと評判だった選手で、ヒットツールがプラス評価。しかしWSH加入後は当てに行くスイングが目立ち、ISO.062・wRC+70と課題のパワー面で不安を露呈してしまった。守備はプラスとまではいかないが、CFに残れる可能性を残す。プラスのヒットツール、平均以下のパワー、CFなら平均/コーナーなら平均以上の守備力から将来像の比較対象はアンドリュー・ベニンテンディ(CWS)やMIA時代のクリスチャン・イエリッチ(現MIL)だろう。
Robert Hassell
3.アライジャ・グリーン(OF)/Elijah Green:19歳
(R)12G 2HR 6BB 21K .302/.939 ◎5ツール / △コンタクト 素材型
22年ドラフト全体5位指名の高卒大型選手。NFL選手だった父譲りのズバ抜けたアスリートであり、真の5ツールプレーヤーになり得る大器。最大の心配事項はコンタクト能力で、Rでは三振率40%と空振りの多さが目立った。それでも逆方向に100マイル超えのホームランを放つなどポテンシャルの片鱗は見せつけており、プロのレベルに適応できればとんでもない選手になるはずだ。コンタクトの改善が将来を左右する。
(3A)3.71ERA 97.0IP BB/9=3.6 K/9=9.6
(MLB)14.54ERA 4.1IP BB/9=4.2 K/9=12.5
◎速球 / 〇奪三振 変化球 / △コントロール 耐久面
20年ドラフト1巡目。21年にマイナートップの157Kと大ブレークを飾った剛腕で、軽々と100マイルを叩きだす馬力が魅力だ。22年は変化球の精度に磨きがかかり、第2球種のパワーカーブ、大きく外にフェードするチェンジアップ、80マイル後半のカット系のスライダーはいずれもプラスピッチ候補。ポテンシャルを開花させられるかは、コントロールと耐久面の不安を克服できるかにかかっているだろう。22年は8月のMLBデビュー戦で肩を痛めてシーズンを終えているが、春季トレーニングには万全の予定。
20年ドラフト1巡目。21年にマイナートップの157Kと大ブレークを飾った剛腕で、軽々と100マイルを叩きだす馬力が魅力だ。22年は変化球の精度に磨きがかかり、第2球種のパワーカーブ、大きく外にフェードするチェンジアップ、80マイル後半のカット系のスライダーはいずれもプラスピッチ候補。ポテンシャルを開花させられるかは、コントロールと耐久面の不安を克服できるかにかかっているだろう。22年は8月のMLBデビュー戦で肩を痛めてシーズンを終えているが、春季トレーニングには万全の予定。
Cade Cavalli
◎速球 / △コントロール 素材型
フアン・ソトの見返りの1人。WSHのマイク・リゾーGM曰く、「ソトを放出するトレードでジョシュ・ベルを付け足したのはスザーナを獲得するためだった」とのこと。6-6/235の恵まれた体格から最速103マイルを投げ込む剛腕。80マイル後半のスライダーも切れ、チェンジアップの軌道も良いが、コントロールの悪さからリリーフ転向のリスクもある。とはいえ、制球さえ改善できればエース級の投手になれる可能性があるシーリングは要注目。
Jarlin Susana
(A)45G 3HR 12BB 59K .278/.731
〇パワー 肩 / △素材型 アプローチ
21年ドラフト全体11位指名の高卒選手。ダブルプラスのパワーと投手として96マイルを計測した強肩のパッケージで、MLB公式はマット・チャップマン(TOR)と比較している。22年は背中の故障&コロナ感染によるコンディション不良もあり、ISO.097と自慢のパワーを発揮できなかった。23年は万全な健康状態のようだが、パワーポテンシャルを発揮するには、四球率5.9%/三振率29.1%、ゴロ率50.9%というアプローチの荒さを取り除いていきたい。守備面では6-4/215とSSとしては大柄であり、23年から3Bに転向する予定。
(DSL)55G 1HR 33BB 38K .256/.719 〇パワー 肩 / △素材型 アプローチ
21年ドラフト全体11位指名の高卒選手。ダブルプラスのパワーと投手として96マイルを計測した強肩のパッケージで、MLB公式はマット・チャップマン(TOR)と比較している。22年は背中の故障&コロナ感染によるコンディション不良もあり、ISO.097と自慢のパワーを発揮できなかった。23年は万全な健康状態のようだが、パワーポテンシャルを発揮するには、四球率5.9%/三振率29.1%、ゴロ率50.9%というアプローチの荒さを取り除いていきたい。守備面では6-4/215とSSとしては大柄であり、23年から3Bに転向する予定。
◎5ツール / △素材型
キューバ出身の両打ち外野手で、21年1月に契約金492万ドルで入団した。5ツールを兼ね備えた原石であり、中でもベストツールである走力はダブルプラスの評価。プラスの肩力と合わせてCFに長くとどまれるとの評価を得ている。打撃では平均以上のパワーポテンシャルを秘めるが、ISO.085と実戦では長打を打てなかった。フライ性の打球を増やしてパワーナンバーを供給していくことが今後の課題だろう。
(A/A+)101G 11HR 48BB 115K .280/.794
◯パワー 走力 / △素材型 失策多い
第2のフアン・ソトとして注目の原石。22年はにアプローチが改善(Aでの三振率を34%から24.8%に)され、パワー&スピードを実戦で発揮。Aでの69試合でwRC+147、シーズン通じて39盗塁を記録した。守備はズバ抜けてはないもののCF残留の可能性を示す。Aでは67試合CFを守って7失策を喫し、Baseball Prospectusの出す守備範囲指標RDAも-2.8と低調だったが、A+昇格後は+0、3補殺を記録するなどやや改善傾向だった。
◯パワー 走力 / △素材型 失策多い
第2のフアン・ソトとして注目の原石。22年はにアプローチが改善(Aでの三振率を34%から24.8%に)され、パワー&スピードを実戦で発揮。Aでの69試合でwRC+147、シーズン通じて39盗塁を記録した。守備はズバ抜けてはないもののCF残留の可能性を示す。Aでは67試合CFを守って7失策を喫し、Baseball Prospectusの出す守備範囲指標RDAも-2.8と低調だったが、A+昇格後は+0、3補殺を記録するなどやや改善傾向だった。
(A)5.51ERA 101.1IP BB/9=3.9 K/9=9.3
◯速球 体格 / △素材型
19年に契約金125万ドルで入団のベネズエラン。6-5/235の立派な体格とそれをコントロールできる運動能力を兼ね備える。ムラッ気はあるものの、好調時は94マイル前後の速球で両コーナーの低めを突き、低めのスライダーor高めの4シームで打者を制圧できる。リーグ平均よりも2.7歳若かった点、8月以降は7先発で防御率3.89・FIP3.47・K/BB=3.40と好調だった点はポジティブな要素だ。チェンジアップの質向上が課題。
(A)4.90ERA 97.1IP BB/9=2.7 K/9=9.2 19年に契約金125万ドルで入団のベネズエラン。6-5/235の立派な体格とそれをコントロールできる運動能力を兼ね備える。ムラッ気はあるものの、好調時は94マイル前後の速球で両コーナーの低めを突き、低めのスライダーor高めの4シームで打者を制圧できる。リーグ平均よりも2.7歳若かった点、8月以降は7先発で防御率3.89・FIP3.47・K/BB=3.40と好調だった点はポジティブな要素だ。チェンジアップの質向上が課題。
◎速球 / ◯スライダー 体格 / △コントロール 耐久面
19年ドラフト1巡目。6-8/250の恵まれた体躯から常時94-95マイル、MAX99マイルの速球を投げ込む剛腕。85マイル超のパワースライダーもプラスピッチ候補で、カーブ&チェンジアップも平均レベル。22年はBB/9が前年の5.0から2.7に改善されるなど、課題のコントロールにも向上が見られた。しかし真ん中周辺の甘いボールが多いため、細かいコマンドは依然として発展途上だ。加えて、故障体質により23歳でAでのプレーと育成が遅れており、今季の出来次第ではリリーフ転向の可能性がある。
〇チェンジアップ 完成度 / △スライダー
22年ドラフト2巡目の大学生左腕。球威よりも完成度の高さを評価されている手堅いワークホースタイプで、MLB公式はジョーダン・モンゴメリー(STL)と比較している。91-94マイルの速球とプラスのチェンジアップ、平均的なスライダーのコンビネーション。チェンジアップが良いため、左打者よりも右打者の方を得意にしている。左打者をより抑えられるように、スライダーの質向上がプロ入り後の課題だろう。
22年ドラフト2巡目の大学生左腕。球威よりも完成度の高さを評価されている手堅いワークホースタイプで、MLB公式はジョーダン・モンゴメリー(STL)と比較している。91-94マイルの速球とプラスのチェンジアップ、平均的なスライダーのコンビネーション。チェンジアップが良いため、左打者よりも右打者の方を得意にしている。左打者をより抑えられるように、スライダーの質向上がプロ入り後の課題だろう。
12.コール・ヘンリー(RHP)/Cole Henry:23歳
(2A/3A)1.71ERA 31.2IP BB/9=3.1 K/9=9.7
◯3球種 / ✖健康面
20年ドラフト2巡目。93-97マイルの速球にカーブ&チェンジアップもよく切れ、マイナー2年で19先発/防御率2.06・K/BB=4.52と投球能力は申し分なし。しかし、21年は肘痛で半休、昨年8月には胸郭出口症候群の手術を受けるなど故障体質が深刻。すでにブルペン投球を再開しているが、胸郭出口症候群はスティーブン・ストラスバーグのように選手生命に関わる場合も多い故障のため、まずは健康に復帰できるかを見てから評価したい。
FV40
13.T.J. ホワイト(OF)/T.J. White:19歳
(A)92G 11HR 44BB 104K .258/.784
◎パワー / △素材型 守備走塁21年ドラフト5巡目の高卒スイッチヒッター。自慢のパワーは20-80スケールで70評価をつけるスカウトもいるほど。22年は初のフルシーズンでwRC+118と好発進。パワーだけの1ツールプレーヤーとの見方もあったが、四球率11.5%と見極めも良かった。とはいえ守備走塁の能力は平均以下で、1B転向の可能性もあるため、MLBに昇格するには打ち続けるしかない。
(R/A)55G 2HR 13BB 41K .275/.683
◎守備 / △素材型 打撃 / ✖パワー
21年に球団記録タイとなる390万ドルで契約の原石。芸術的な守備が自慢で、未来のゴールドグラブ候補と評判。パワーレスでコンタクト重視の打撃も含めて理想の完成像はホセ・イグレシアス(元COL)か。イグレシアスのようなレギュラー選手に成長するには、打撃の向上が課題となる。
◎守備 / △素材型 打撃 / ✖パワー
21年に球団記録タイとなる390万ドルで契約の原石。芸術的な守備が自慢で、未来のゴールドグラブ候補と評判。パワーレスでコンタクト重視の打撃も含めて理想の完成像はホセ・イグレシアス(元COL)か。イグレシアスのようなレギュラー選手に成長するには、打撃の向上が課題となる。
(R)50G 5HR 9BB 46K .289/.781
◯パワー / △素材型 アプローチ19年に契約金82万ドルで入団のベネズエラン。運動能力に富んだフィジカル面と平均以上のパワーからマーセル・オズーナ(ATL)を彷彿とさせる。21年はハムストリングの故障で7試合の出場に終わったが、22年は健康にシーズンを過ごし、ルーキーリーグのオールスターに選ばれるなど活躍を見せた。よりパワーナンバーを供給できるように、四球率4.5%&グラウンドボール率46%のアプローチ面を修正していきたい。(A)23G 1HR 4BB 19K .299/.719
◯打撃 肩 / △フライ少ない
22年ドラフト3巡目指名。シンプルかつ無駄のないスイングで広角にライナーを量産する打撃が長所。Aではゴロ/ライナー中心のアプローチで、外角球を逆らわずにライト前に放つなど器用さが光った。3Bのレギュラーとしてはややパワー不足であり、パワーナンバーを伸ばせるかが今後を左右するだろう。守備は強肩で3Bとして及第点との評価。2Bなど複数ポジション守れれば起用の幅が広がるか?(R/A/A+/2A)2.28ERA 51.1IP BB/9=3.3 K/9=11.6
◯シンカー スライダー / △コントロール 対左打者 耐久面
ルール5ドラフトで今オフにBOSから加入した右腕。22年はTJ手術から復帰すると13先発で防御率2.28・FIP3.01と見事なカムバックを見せた。90マイル前半のシンカーと大きく横に曲がるスイーパーのコンビネーションで三振とゴロアウトの山を築く。対左打者被OPS.874と左打者対策が課題で、先発よりもリリーフ向きか?チームは今季に関してはロングリリーフ起用も、長期的には先発として期待しているようである。(A/A+/2A) 2.48ERA 65.1IP BB/9=1.5 K/9=10.7
◯速球 3球種 コントロール / △リリーフ専門
22年はフューチャーズゲームにも選ばれるなど一躍ブレーク。MAX99マイルの速球、スライダー、チェンジアップをコントロールよくゾーンに投げ込むリリーフ左腕で、セットアップ以上が狙えるポテンシャルだ。特にチェンジアップは速球とほぼ同じ軌道で少し遅い特殊なボールで、打者を惑わすのに有効だ。23年中のMLBデビューが射程圏内。
19.イスラエル・ピネダ(C)/Israel Pineda:23歳
(A+/2A/3A)99G 16HR 36BB 95K .258/.783
(MLB)4G 0HR 1BB 7K .077/.220
◯パワー 肩 / ✖アプローチ元々は荒削りながらもパワフルなバッティング面を評価されていたが、昨季は守備面で大きく成長。フレーミングは発展途上だが、プラスの強肩を武器にマイナーで盗塁阻止率38%を記録した。また、打撃でもISO.200と捕手離れした長打力を示した。フリースインガーなアプローチを改善できれば、キーバート・ルイーズのバックアップとして計算が立つだろう。
22年ドラフト4巡目ながら、スロット額の倍近い契約金100万ドルで入団した高卒選手。プラスの走力の持ち主で、加えて6-3/195という恵まれた体格からパワーも伸びしろ大。上手く育てばパワー&スピードを両立したダイナミックなCFになり得る。育成に時間はかかるだろうが、ポテンシャルの高さは魅力だ。
Sleeper Prospects
(A+/2A)3.83ERA 103.1IP BB/9=2.4 K/9=9.3
◯コントロール 3球種 / △健康面 年齢
19年にAで128.1回/防御率3.79と結果を出したが、20年をコロナ休止、21年をTJ手術で棒に振ってしまった。22年はTJ手術から復帰すると速球が90マイル中盤、MAX97マイルを計測するなどパワーアップ。速球、カーブ、チェンジアップをコントロールよく扱えるバックエンドSPタイプだ。26歳の年齢面がネックだが、先発デプスの1人として今季MLBデビューの可能性あり。
◯コントロール 3球種 / △健康面 年齢
19年にAで128.1回/防御率3.79と結果を出したが、20年をコロナ休止、21年をTJ手術で棒に振ってしまった。22年はTJ手術から復帰すると速球が90マイル中盤、MAX97マイルを計測するなどパワーアップ。速球、カーブ、チェンジアップをコントロールよく扱えるバックエンドSPタイプだ。26歳の年齢面がネックだが、先発デプスの1人として今季MLBデビューの可能性あり。
◯速球 伸びしろ / △素材型 コントロール
22年ドラフト11巡目。アップサイドを秘めた掘り出し物候補で、コミュニティカレッジ(2年生の公立大学)出身のため、年齢の若さも魅力。6-3/170と長身細身の体格から94-96マイルの速球&変化の大きなスラーブのコンビネーション。制球面など磨かれるべき点は多いが、伸びしろも大きい。
22年ドラフト11巡目。アップサイドを秘めた掘り出し物候補で、コミュニティカレッジ(2年生の公立大学)出身のため、年齢の若さも魅力。6-3/170と長身細身の体格から94-96マイルの速球&変化の大きなスラーブのコンビネーション。制球面など磨かれるべき点は多いが、伸びしろも大きい。
ライリー・コルネリロ(RHP)/Riley Cornelio:23歳
◯シンカー スライダー / △コマンド22年ドラフト7巡目。92-95マイルのシンカーとプラスのスライダーのコンビネーション。左打者には外に逃げるチェンジアップを決め球に使えたり、カーブで有効にカウントが取れたりと投球能力の高さも備えるが、コマンドに課題がある。大学ではBB/9=4.2・HR/9=1.6を喫するなど、与四球と被弾を多く与えてしまった。
ジェーク・アルー(3B)/Jake Alu:26歳
(2A/3A)132G 20HR 51BB 103K .299/.871◯打撃 複数ポジションOK / △年齢
23年で26歳を迎えるオールドプロスペクトながら、昨季3Aでの59試合で打率.323・11本塁打・OPS.925・wRC+140を記録したバッティングは要注目。打撃技術が高く、バレル性の打球を放つのが上手い。守備の評価は決して高くないが、昨季114試合3Bを守って、Baseball Prospectusの出す守備範囲指標RDAで+6.8という高数値を記録している。2BやLFも守れるユーティリティー候補。
ジャレッド・マッケンジー(OF)/Jared McKenzie:22歳
(A)17G 2HR 1BB 19K .400/1.039
◯打撃 / △パワー アプローチ
22年ドラフト5巡目。華麗なスイングで左右にライナーを打ち分けるヒットマシーン。プロでは17試合という限られたサンプルながらwRC+183と打ちまくった。平均以下のパワー&四球率1.4%/三振率26%という荒っぽいアプローチが不安材料。それでも外野3ポジションをこなせる守備力&17試合で11盗塁(0失敗)の走力から第4の外野手にフィットするか。
◯打撃 / △パワー アプローチ
22年ドラフト5巡目。華麗なスイングで左右にライナーを打ち分けるヒットマシーン。プロでは17試合という限られたサンプルながらwRC+183と打ちまくった。平均以下のパワー&四球率1.4%/三振率26%という荒っぽいアプローチが不安材料。それでも外野3ポジションをこなせる守備力&17試合で11盗塁(0失敗)の走力から第4の外野手にフィットするか。