2018 MINNESOTA TWINS
TOP 20 PROSPECTS
Royce Lewis(SS) |
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。
1.ロイス・ルイス(SS)/Royce Lewis
J.マウアー以来となる全体1位指名。T.ターナー(ナショナルズ)のようなスケールの大きいリードオフマンSSになれるかもしれない逸材。20-80スケールで70評価のスピードと洗練されたメークアップに定評。SS守備と大振りなスイングは改善の余地アリも、ポテンシャル大。
【#MLBドラフト17】#1— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年6月13日
ロイス・ルイス(MIN・SS/OF)
トレイ・ターナー(WSH)のようなスケールの大きいリードオフマンになれるかもしれない逸材。20-80スケールで70評価のスピードと洗練されたメークアップに定評。大振りのスイングは改善の余地アリも、ポテンシャル大。 pic.twitter.com/CsRVox7u1v
2.スティーブン・ゴンサルべス(LHP)/Stephen Gonsalves
◯速球 チェンジアップ 奪三振 体格 / △コマンド
90マイル前後の速球とチェンジアップで積極的にゾーンを攻め、2A・3Aで19先発・防御率3.27・K/9=9.7をマーク。コマンドと第3球種であるスライダーのキレを磨いていければローテーション3~4番手級。6-5/213と体格も◎。
3.アレックス・キリロフ(1B/OF)/ Alex Kirilloff
◯打撃 パワー / ✖素材型 TJ手術明け
本人も尊敬するというJ.ハミルトン(元レンジャース)を彷彿とさせる豪快なスイングがトレードマーク。大振りながら並外れた打撃センスでパワーとアベレージを両立。高校ではCFを守っていた運動能力も合わせてC.べリンジャー(ドジャース)と共通点が多い。昨季はTJ手術によりプレーなし。
4.フェルナンド・ロメロ(RHP)/Fernando Romero
◯速球 / △体格
最速100マイルのパワーは魅力も、決して大きくない体と腕を目いっぱいに振り抜く投球フォームから耐久性を心配されている。リリーフ向きとの見立ても、チェンジアップとスタミナを磨いていければローテーション2~3番手も可能。
5.ブレイン・エンロウ(RHP)/Blayne Enlow
◯カーブ 速球 体格 / △素材型
縦横2種類のカーブは絶品で、速球も最速94マイル。6-3/180の理想的な体格に加え、投球フォームも滑らかで伸びしろは十分。コマンドも年齢に比して発達しており、チェンジアップ&体格が成熟すればエースポテンシャル。
6.ワンダー・ハビアー(SS)/Wander Javier
◯ファイブツール / △素材型
M.サノーを上回る球団最高額の契約金$4Mで入団の大器。ズバ抜けたファイブツールを有し、順調に育てばMLBを代表する遊撃手になれる。Rでは41試合に出場してOPS.855と好成績。大きく足を上げるレッグキック打法からシンプルなフォームに変えたことが功を奏した。
7.ニック・ゴードン(SS/2B)/Nick Gordon
◯打撃 / △パワー 2B向き?
ディー・ゴードン(マリナーズ)の弟。兄のようなズバ抜けた運動能力は持っていないが、確率よく外野の間を破る打撃では勝る。昨季は21歳ながら2Aで9本塁打・OPS.749と奮闘。守備範囲はあまり広くなく、SSよりも2B向きとの見方が強い。
8.ブレント・ルーカー(OF)/Brent Rooker
◯パワー / △守備走塁
昨年のドラフト全体35位で入団すると、R・Aで62試合に出場して18本塁打・OPS.930と圧巻のパフォーマンス。豪快なパワーは元ツインズ主砲のJ.ウィリンガムと比較されている。守備走塁は平凡で、LF守備は平均から平均以下の評価。
9.ルイス・ソープ(LHP)/Lewis Thorpe
◯速球 奪三振 / ✖耐久性
オーストラリア出身の逸材。TJ手術からの復帰年となった昨季は、16先発で防御率2.93・K/9=9.9と好投。90マイル前半から中盤の速球を主体に4球種を織り交ぜることができる。耐久面をクリアできればポテンシャルはエース級。
10.ブラスダー・グラテロル(RHP)/Brusdar Graterol
◯速球 / ✖耐久性 素材型 コマンド
TJ手術からのリハビリ中に60ポンドの増量に成功。6-1/225の体格から最速101マイルの速球を投げ込むまでに成長した。第2球種のスライダーも平均以上で、チェンジアップも扱える。ポテンシャルだけならツインズ傘下トップとも。まだ19歳と伸びしろを残す。
11.アキル・バッドー(OF)/Akil Baddoo
◯打撃 スピード / △肩 素材型
まだ19歳と原石ながらズバ抜けたファイブツールはチームOBのT.ハンターと比較されている。昨季はRで打率.323・4本塁打・OPS.964と素晴らしいパフォーマンス。守備ではCFを守るのに十分なスピードを有しているが弱肩がネック。
12.ラモンテ・ウェイド(OF)/LaMonte Wade
目立ったツールはないが、アプローチに優れる中距離打者。昨季は2Aで打率.292・7本塁打・OPS.805・71K/76BBをマーク。守備はCFを中心に外野3ポジションをこなせる。使い勝手の良い4番手外野手になれ、上手く育てばレギュラーも可能だろう。
13.ザック・リテル(RHP)/Zack Littell
◯コマンド / △球威
昨夏トレードでヤンキースから加入。マイナー全体トップとなる19勝(1敗・防御率2.12)をマークするなどブレークイヤーを送った。球威はそこまでではないが、速球とカーブを主体にコマンドよくゾーンを攻める。イニングイーター。
【#ブレークプロスペクト17】— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年7月9日
ザック・リテル(NYY・RHP)
今季よりトレードでSEAから加入すると、A+・2Aで12勝1敗・防御率1.89・K/BB=4.1とブレーク。球威はそこまでではないが、速球とカーブを主体にコマンドよくゾーンを攻めるローテーション下位タイプの人材。 pic.twitter.com/RkjjhpQ1pz
14.フェリックス・ホルヘ(RHP)/Felix Jorge
15.トラビス・ブラッケンボーン(3B/2B)/Travis Blankenhorn
◯打撃 / △スピード アプローチ
シンプルかつ力強いスイングは若き日のA.ゴードン(ロイヤルズ)と比較される。昨季はAで13本塁打・OPS.784をマーク。四球率9.3%・三振率23.4%と課題のアプローチでも進歩を見せた。機敏さには欠け、守備はコーナー向き。
16.ミッチ・ガーバー(C)/Mitch Garver
◯打撃 アプローチ / △スピード
M.マッケンリー(元ロッキーズ他)のような強打の2番手捕手として注目。マイナー通算四球率11.8%とアプローチが成熟しており、昨季も3Aで打率.291・17本塁打・OPS.928・四球率13.4%をマーク。1BやLFも経験し、ユーティリティー性が拡大。
17.ザック・グラニテ(OF)/Zack Granite
◯スピード / ✖パワー
16年にマイナー最多の56盗塁を決めるなど傘下随一のスピードスター。コンパクトに振り抜く打撃でも、3Aで打率.338と好成績。守備は傑出してないがCF/LFをきっちりこなせる。MLBでも40試合に出場している。
18.ルウィン・ディアズ(1B)/Lewin Diaz
◯パワー / △コンタクト 守備走塁
D.オルティズ(元レッドソックス)と比較される巨漢スラッガー。打撃技術はまだ未熟だが、豪快なパワーを秘めており、昨季Aで打率.292・12本塁打・OPS.773と順調なフルシーズンデビューを飾った。守備は一塁専門だがしっかり動ける。
◯速球 スライダー / ✖耐久性
元ソフトボール選手。野球転向3年でメキメキと力をつけている。自慢の俊足を武器に、昨季はAで打率.262・11本塁打・33盗塁をマーク。フルシーズンデビューで見事適応してみせた。CF守備もマイナー屈指の高評価。オフのオーストラリアリーグでも打率.292。
【#17WBC #オーストラリア】— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2017年2月13日
アーロン・ホワイトフィールド(MIN・OF)
野球の申し子。元ソフトボール選手で、野球転向2年目にしてメキメキと成長している。現在20歳。昨季はRでリーグ最多の31盗塁、オーストラリア冬季リーグでも打率.338・OPS.869と打ちまくった。 pic.twitter.com/XIqQloIMVS
Plus One Prospect
ユニアー・セベリーノ(2B)/Yunior Severino
◯パワー / ✖素材型
元々はブレーブスと契約も、ブレーブスが海外FAで不正をしていたためFA処分に。その後ツインズと契約金$2.5Mの契約を結んだ。18歳の両打ち内野手で、昨季はRとDSLで計58試合に出場して打率.270・3本塁打・OPS.766をマーク。パワーポテンシャルを評価されている。
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