2018年12月25日火曜日

2019 NEW YORK YANKEES TOP 20 PROSPECTS

2019 NEW YORK YANKEES  

TOP 20 PROSPECTS

Jonathan Loaisiga(RHP)

本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。

1.ジョナサン・ロアイシガ(RHP)/Jonathan Loaisiga
マイナーで防御率2.89・K/BB=8.4と支配的なパフォーマンスでMLBデビューも経験。90マイル後半の速球を主体にスライダー&スプリットも切れ味抜群。球威UPした田中将大(ヤンキース)。

2.デイビー・ガルシア(RHP)/Deivi Garcia
小柄ながら速球とカーブを低めに投げ分けて、A/A+/2Aで防御率2.55・K/BB=5.25と素晴らしいパフォーマンス。チェンジアップも悪くない。

3.エステバン・フロリアル(OF)/Estevan Florial
若き日のC.グランダーソンと比較される5ツール候補。A+では3ホーマー・OPS.713と今一つに終わった。三振率24.6%とコンタクトに課題。

4.マイケル・キング(RHP)/Michael King
91-95マイルのツーシームをコマンド良く低めに集めるグラウンドボーラー。18年はA+/2A/3Aで24先発して防御率1.79・K/BB=5.24をマーク。

5.ロアンシー・コントレラス(RHP)/Roansy Contreras
滑らかで運動能力溢れるフォームから最速98マイルの速球を投げ込む。カーブ&チェンジアップも平均以上の可能性。A-/Aで防御率2.42をマーク。

6.アンソニー・シーグラー(C)/Anthony Seigler
18年ドラフト1巡目。両投げ両打ちの四刀流プレーヤーで、投手としても非凡。抜群の運動能力と発達したキャッチング技術はA.バーンズ(ドジャース)と比較される。

7.アルベルト・アブレウ(RHP)/Albert Abreu
不安定ながら最速101マイルの速球を主体に、平均以上の3ピッチのポテンシャルはエース級。18年はマイナーで17先発して防御率5.20だった。

8.ギャレット・ウィトロック(RHP)/Garrett Whitlock 
ギクシャクしたフォームから93-94マイルのシンカー&平均以上のスライダーのコンビネーション。A/A+/2Aでは21先発して防御率1.86と支配的なパフォーマンス。

9.トレバー・スティーブン(RHP)/Trevor Stephan
速球の球威とコマンドに自信を持っており、A+/2Aで24先発して防御率3.69・K/BB=3.7をマーク。複雑な腕の振りと変化球の精度からリリーフ向きとも。

10.アントニオ・キャベロ(OF)/Antonio Cabello
17年に捕手として契約金135万ドルで入団も、俊足を生かしてプロでは外野としてプレー。Rでは5ホーマー・OPS.949と好デビューを飾った。攻守に経験不足。

11.ルイス・ギル(RHP)/Luis Gil
滑らかなフォームから最速101マイルのポテンシャルは魅力大。チェンジアップと制球力に課題で将来的にはブルペン転向か。R/A-で12先発して防御率1.96・K/9=13.3・BB/9=6.1。

12.ドミンゴ・アセベッド(RHP)/Domingo Acevedo
恵まれた体格から最速103マイルの速球を投げ込む。スライダーとチェンジアップも決め球に使え、リリーフとしても可能性十分。2Aでは64.2回を投げて防御率2.92をマーク。

13.ニック・ネルソン(RHP)/Nick Nelson
最速97マイルの速球&パワーカーブ。チェンジアップとコマンドの精度を磨く必要がある。18年はA/A+/2Aで25先発して防御率3.55・K/9=10.7・BB/9=4.7をマーク。

14.ジョシュ・ストワーズ(OF)/Josh Stowers
オフにトレードで加入の18年ドラ2。選球眼とスピードが武器で、A-ではリーグ2位の37四球、4位の20盗塁を決めた。守備はCFよりもコーナー向き?

15.パブロ・オリバレス(OF)/Pablo Olivares
コンパクトに振り抜く打撃でA/A+ではOPS.833をマーク。外野の守備では俊足と強肩を生かした広大な守備範囲を披露する。

16.クラーク・シュミット(RHP)/Clarke Schmidt
TJ手術から復帰してマイナーで防御率3.09と順調な回復ぶりを見せた。93マイル前後の速球を主体に多彩な球種を織り交ぜる。耐久面に不安。

17.ルイス・メディーナ(RHP)/Luis Medina
速球は最速102マイルを計測し、カーブ&チェンジアップも切れ味抜群というエースポテンシャル。しかし制球が壊滅的でRでは防御率6.25・BB/9=11.5と苦しんだ。

18.ハロルド・コーティジョ(RHP)/Harold Cortijo
90-93マイルの速球を軸に、キレの良いチェンジアップを両コーナーに落とす投球スタイル。A-では9先発して防御率2.63・K/BB-5.0と好投。

19.マット・サウアー(RHP)/Matt Sauer
恵まれた体格から最速97マイルの伸びのある速球と最速87マイルのスライダーを投げ込む。18年はA-で13先発して防御率3.90・K/9=6.0・BB/9=2.4をマーク。

20.フランク・ヘルマン(RHP)/Frank German
18年ドラフト4巡目。大学ではリリーバーも、プロ入り後球威がUPして先発としても4登板を任された。R/A-で防御率2.08・K/BB=6.8と好投。

21.エバーソン・ぺレイラ(OF)/Everson Pereira
17歳の原石。打撃は未発達だが、すでにゴールドグラブ級のCF守備をを披露しており、スカウトからはA.アルモラ(カブス)と比較される。RではOPS.712も、三振率32.8%と不安を露呈。

Plus One Prospect
イザイア・ギリアム(OF)/Isiah Gilliam
豪快なスイングから繰り出すパワーが自慢のスイッチヒッター。A+で三振率29%とコンタクトは荒いが13ホーマーをマーク。ハイリスクな上、守備走塁での貢献はほとんど見込めない。

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