2020年3月28日土曜日

2020 NEW YORK METS TOP 20 PROSPECTS

2020 NEW YORK METS 

TOP 20 PROSPECTS

Ronny Mauricio(SS)

本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。

1.ロニー・マウリシオ(SS)/Ronny Mauricio
(A)116G 470AB 4HR 23BB 99K 6SB .268/.307/.357/.665
◯パワー 肩 / △スピード 3B向き? 素材型
17年に契約金210万ドルで入団。守備はメジャーでレギュラーを務めているアメッド・ロサリオや傘下のアンドレス・ジメネスほど傑出していないが、6-3/166の体型からパワーポテンシャルを期待されている。しかしスイングの長さが課題で、Aではグラウンドボール率53.6%とハードヒットを生み出せずに苦しんだ。それでもリーグ平均よりも3.5歳若かったことを加味したいところ。体格の成長次第では三塁の方がフィットするかもしれない。

2.フランシスコ・アルバレス(C)/Francisco Alvarez
(R)42G 157AB 7HR 21BB 37K .312/.407/.510/.916
◯打撃 肩 C守備 / △素材型 スピード 
昨夏に契約金270万ドルで入団の18歳。打者としてもキャッチャーとしてもプラスの選手になり得る未来のフランチャイズプレーヤー。打撃ではコンタクトがズバ抜けており、バレル性の打球を量産する。守備ではすでに安定したブロッキングを有しており、スローイングも優秀。経験を積んでさらなる成長に期待したい。

3.ブレット・ベイティ(3B)/Brett Baty
(R/A-)51G 188AB 7HR 35BB 65K .234/.368/.452/.821
◯パワー アプローチ / △素材型 スピード
19年ドラフト全体12位指名。パワーと辛抱強さを兼ね備えたスラッガーで、高校最終年は93打席で打率.624・19本塁打とズバ抜けたパフォーマンス。打球速度が速く、広角にも打てるため将来は25本塁打も狙える。三塁守備は要改善だがバスケ&アメフトでも活躍の運動能力を磨けば光るかもしれない。

4.マット・アラン(RHP)/Matt Allan
(R/A-)2.61ERA 10.1IP BB/9=4.4 K/9=12.2 K/BB=2.80
◯速球 カーブ 奪三振 コントロール / △素材型
ドラフト3巡ながら1巡目相当の契約金250万ドルで入団の高卒右腕。球威、体格、メークアップ、力感のないフォームどれも◎。最速97マイルの速球にダブルプラスのカーブをゾーンの低めにコマンドできる。チェンジアップも平均以上のボールになり得る可能性を示しており、ポテンシャルはローテ2番手クラス。

5.アンドレス・ジメネス(SS)/Andres Gimenez
(2A)117G 432AB 9HR 24BB 102K 28SB .250/.309/.387/.695
◯スピード 肩 SS守備 / △素材型 パワー
5ツールポテンシャル。中でもスピード、肩の強さ、守備力の3つはすでにプラス評価を得ている。マイナーでも屈指のSSディフェンダーで、守備範囲に加えてエラーの少なさも光る。打撃はライナー中心だが、後半戦に9本塁打中6本を放ち、オフのAFLでも打率.371で首位打者を獲得するなど覚醒の兆し。 

6.ジョシュ・ウォルフ(RHP)/Josh Wolf
(R)3.38ERA 8.0IP BB/9=1.1 K/9=13.5 K/BB=12.00
◯速球 カーブ コントロール 奪三振 / △素材型
19年ドラフト2巡目ながらオーバースロットとなる215万ドルで契約合意。平均94マイルの速球と縦カーブの2球種がプラスピッチで、テンポよくゾーンを攻める。チェンジアップを有効に使えるように経験を積んでいきたい。体格的な伸びしろも豊富。

7.マーク・ビエントス(3B)/Mark Vientos
(A)111G 416AB 12HR 22BB 110K .255/.300/.411/.711
◯パワー 肩 / △コンタクト 素材型 スピード
17年ドラフト2巡目。長身細身の体型から伸びしろが大きく、ズバ抜けたパワーポテンシャルを秘める。Aではシーズンを通して苦しみ、特に四球率は前年の14.1%から4.8%に大幅悪化。それでも前半戦のOPS.650から後半戦はOPS.777とスランプを脱した。守備では強肩もスピードに欠け、比較されるM.マチャド(パドレス)のようなゴールドグラバーになるのは厳しいだろう。

8.トーマス・ザプッキー(LHP)/Thomas Szapucki
(A/A+/2A)2.63ERA 61.2IP BB/9=3.8 K/9=10.5 K/BB=2.77
◯3球種 奪三振 / △耐久性 
18年にTJ手術を受けており、健康面に不安があるが、3球種を有効に織り交ぜる先発ローテーション候補。オフには40人枠入りも果たした。球持ちが良く、低めのリリースポイントから投げ込んでくるため打者は球速以上に打ちにくい。先発でもリリーフでもチームに貢献できるだろう。

9.ケビン・スミス(LHP)/Kevin Smith
(A+/2A)3.15ERA 117.0IP BB/9=3.0 K/9=10.0 K/BB=3.33
◯3球種 コントロール / △球威
速球は90マイル前半止まりと球威は平凡だが3球種を効果的に織り交ぜるバックエンドSP向きの左腕。長身を生かしたアングルとリリースの見にくいフォームで打者を惑わす。右打者を苦にしており、チェンジアップの精度が先発として通用するかを左右するだろう。

10.デビッド・ピーターソン(LHP)/David Peterson
(2A)4.19ERA 116.0IP BB/9=2.9 K/9=9.5 K/BB=3.30
◯グラウンドボーラー コントロール スライダー / △球威 チェンジアップ
18年にマイナーの規定投球回に達した投手の中では3位となるグラウンドボール率64.5%を記録したグラウンドボーラーで、マイナー4年でBB/9=2.5とコマンドも優秀。90マイル前半のシンカーとスライダーを低めに集める。19年はグラウンドボール率を52.6%に落としたもののK/9は8.1→9.5に上昇。ローテーション下位向き。

11.ジョーダン・ハンフレイズ(RHP)/Jordan Humphreys
(R)4.50ERA 2.0IP BB/9=4.5 K/9=9.0 K/BB=2.00
◎コマンド ◯3球種 / △耐久性 球威
TJ手術により18年は全休、19年も2イニングの投球にとどまった。しかしオフのAFLで11.2イニング/1失点と好投し、40人枠入りを果たした。速球は90-94マイルと球威は飛び抜けていないがコマンドに優れ、巧みな配球で打者の的を絞らせない。健康を維持さえできれば先発でもリリーフでもメジャーで計算できる投手だ。

12.アレクサンダー・ラミレス(OF)/Alexander Ramirez
◯パワー スピード CF守備 / △素材型 コンタクト  
昨夏に契約金205万ドルで入団の大型ドミニカン。現段階ではひょろひょろしているが、パワー&スピードを両立したCFになり得る。大振りなスイングでヒットツールの評価が分かれているが、バレル性の打球をキープできており、メッツ関係者は心配していない。

13.フレディ・バルデス(OF)/Freddy Valdez
(DSL/R)60G 230AB 6HR 31BB 49K 6SB .274/.367/.448/.814
◯パワー / △両翼向き スピード コンタクト 素材型
18年に契約金145万ドルで入団のドミニカン。空振りは多いがパワーは本物。フライボールの割合が高く、四球率10.9%と選球眼も優れているスラッガーとしての資質は十分。体が大きくスピードも平均以下のためRFが適任だろう。まだメジャー昇格までは長い時間が必要だが中軸を打てるポテンシャル。

14.ロベルト・ドミンゲス(RHP)/Robert Dominguez
◎速球 / △素材型 コントロール / ✖チェンジアップ
昨年11月の18歳になる直前にメッツと契約合意に達した豪腕。ドミニカの教育リーグでは17歳にして最速99マイルを計測。ちなみに今年のドラフト候補の高校生で99マイルを計測しているのは全体1位候補のジャレッド・ケリー含め2人だけ。球速が全てではないが、希少な存在であることは間違いない。

15.フランクリン・キローム(RHP)/Franklyn Kilome
※18年(2A)4.18ERA 140.0IP BB/9=3.9 K/9=8.0 K/BB=2.05 
◯速球 カーブ 体格 / △コントロール TJ手術明け
TJ手術により19年シーズンを全休。コマンドが平凡なのがネックだがポテンシャルを高く評価されている。高スピンレートの最速97マイルの速球と落差の大きいカーブはどちらも決め球に使える上質なボール。コマンドの問題からブルペン向きとの声も多い。

16.ジュニアー・サントス(RHP)/Junior Santos
(R)5.09ERA 40.2IP BB/9=5.5 K/9=8.0 K/BB=1.44
◯速球 伸びしろ 体格 / △素材型 コントロール
17年に27万ドルで入団の隠れた逸材。6-8/218と体格に恵まれており、90-95マイルの速球は表示以上に力がある。70マイル後半のカーブもスピンレートが高く、チェンジアップも扱える。しかしコントロールに課題があり、Rでは14先発して1度も5イニング以上を投げていない。メジャー昇格にはだいぶ時間がかかりそうだ。

17.ミシェル・オタネス(RHP)/Michel Otanez
(R/A-)3.14ERA 63.0IP BB/9=4.0 K/9=10.0 K/BB=2.50
◯速球 / △コマンド 素材型
95-98マイルの速球を投げ込む剛腕で、シュート方向に勢いよく切れる球質はスライダーとの相性抜群だ。チェンジアップは磨く必要があるが、平均以上のボールになると見るスカウトも存在する。ブルペンでは間違いなく輝ける素材だが、チェンジアップが安定すれば先発としての可能性も十分残っている。

18.デドニエル・ヌネス(RHP)/Dedniel Nunez
(A/A+)4.39ERA 80.0IP BB/9=2.6 K/9=10.6 K/BB=4.09
◯速球 奪三振 / △コマンド ブルペン向き
スピンレート2600超えの平均93マイルの速球を武器に高い奪三振率を誇る。80マイル前半のスラーブは平均的なボールだが、チェンジアップは平均以下の評価。四球は少ないが、細かいコマンドがあるわけでもないのでブルペン向きと見るスカウトが多い。

19.ホセ・ブット(RHP)/Jose Butto
(A)3.62ERA 112.0IP BB/9=2.5 K/9=8.8 K/BB=3.52
◯チェンジアップ 奪三振 / △カーブ リリーフ向き?
昨季はメッツ傘下4位となる防御率3.62、5位となる109奪三振をマーク。特に後半戦は2イニング限定のショートスターターとして起用されると速球が90マイル前半→最速98マイルにまで上昇。傘下ベストとも評されるチェンジアップとのコンボで球宴明けは防御率2.72と好投。カーブが今一つでブルペン向きか。

20.タイラー・メジル(RHP)/Tylor Megill
(A/A+/2A)3.52ERA 71.2IP BB/9=3.1 K/9=11.6 K/BB=3.68
◯速球 奪三振 / △コマンド チェンジアップ リリーフ向き?
6-7/230の迫力ある体躯から高スピンレートの平均93マイルの速球を投げ下ろす。80マイル中盤のスライダーも威力がある。クロスファイアー気味に投げ込んでくるため、特に右打者からすると角度が厄介。チームは今後も先発としての機会を与えていくつもりだが、コマンド&チェンジアップは平均以下のためブルペンが適任かもしれない。

Plus One Prospect
ジョシュア・コーニエリー(RHP)/Joshua Cornielly
(DSL/R)4.89ERA 46.0IP BB/9=1.8 K/9=10.2 K/BB=5.78
◯コントロール / △球威 カーブ
昨季DSL/RでK/BB=5.78をマークしたコントロールが武器の右腕。速球は90マイル前半と球威は平凡だが、チェンジアップを巧みに織り交ぜてタイミングを崩す。カーブは平均的な第3球種だがキレを磨いていきたいところ。

2020年3月16日月曜日

2020 MIAMI MARLINS TOP 20 PROSPECTS

2020 MIAMI MARLINS 

TOP 20 PROSPECTS

Sixto Sanchez(RHP)
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。

1.シクスト・サンチェス(RHP)/Sixto Sanchez
(A+/2A)2.76ERA 114.0IP BB/9=1.7 K/9=8.1 K/BB=4.90
◎速球 コマンド / ◯チェンジアップ / △体格 
ホセ・フェルナンデス以来の逸材と評されるエース候補。6-0/185と体はあまり大きくないが、最速101マイルを計測する球威とストライク先行で投げ込めるコマンドを兼ね備える。プラスのチェンジアップが第2球種で、ハードスライダーも打者の手元でよく切れる。マイナー5年でK/BB=4.59。

2.JJ ブレデイ(OF)/JJ Bleday
(A+)38G 140AB 3HR 11BB 29K .257/.311/.379/.690
◯打撃 パワー 肩 / △スピード 両翼向き
昨年のドラフト全体4位指名。滑らかなスイングと磨かれたアプローチからマイケル・ブラントリー(アストロズ)のような巧打者になれるだろう。6-3/205と体格に恵まれており、ブラントリーよりも本塁打数を伸ばせるかもしれない。スピードに欠けるが守備センスが良く、肩も投手として活躍した経歴があるほど強いためRFが適任だ。

3.エドワード・カブレラ(RHP)/Edward Cabrera
(A+/2A)2.23ERA 96.2IP BB/9=2.9 K/9=10.8 K/BB=3.74
◎速球 / スライダー 奪三振 / △素材型 コマンド
高いポテンシャルを発揮したシーズンとなった。プロ入りから3年で防御率4.42とくすぶっていたが、昨季は19先発で防御率2.23・被打率.190とブレーク。最速100マイルの角度ある速球と昨季向上を辿ったスライダーがプラスピッチで、チェンジアップも第3球種として計算できる。課題のコントロールも改善が見られたが、まだ磨いていく必要がある。

4.ジャズ・チズホルム(SS)/Jazz Chisholm
(2A/3A)112G 395AB 21HR 52BB 147K 16SB .220/.321/.441/.761
◯パワー スピード SS守備 / ×コンタクト 
「20-20」が期待できるSS。18年にマイナーのSSではトップとなる25ホーマーを放ちブレークも昨季は低打率に苦しんだ。オーバースイングで空振りが多いのが課題。守備のツールも平均以上で、上手く育てばハビアー・バエズ(カブス)になれるだろう。

5.ヘスス・サンチェス(OF)/Jesus Sanchez
(2A/3A)113G 415AB 13HR 39BB 100K 5SB .260/.325/.398/.723
◯打撃 パワー 肩 / △アプローチ 両翼向き
昨年のデッドラインでトレード加入のオールスター候補。「.280・25本」がコンスタントに期待できる打撃能力が最大の武器。しかし、フリースインガー気味で選球眼を磨いていく必要があるだろう。守備はCFの経験もあるが、強肩からRFが最もフィットするだろう。

6.モンテ・ハリソン(OF)/Monte Harrison
(3A)56G 215AB 9HR 25BB 73K 20SB .274/.357/.451/.808
◎肩 / ◯パワー スピード / ✖コンタクト 素材型  
A.マッカチェン(フィリーズ)と比べられる5ツールモンスター。「30-30」も狙えるポテンシャルもコンタクト難が致命的。それでも18年に36.9%だった三振率を19年は29.9%に一応改善させている。守備では抜群の強肩で外野3ポジションどこでも通用する。

7.トレバー・ロジャース(LHP)/Trevor Rogers
(A+/2A)2.90ERA 136.1IP BB/9=2.2 K/9=9.9 K/BB=4.55
◯体格 奪三振 / △変化球 
17年のドラフト全体13位。6-6/185と体格に恵まれており、長いリーチから放たれる90-93マイルの速球は表示以上に力がある。ギャレットと異なりこれといった決め球に欠けるのが難点で、ローテーション半ばよりも下位向きのポテンシャル。昨季はカッターをレパートリーに加えるなどの工夫は見られる。

8.ブラクストン・ギャレット(LHP)/Braxton Garrett
(A+/2A)3.54ERA 106.2IP BB/9=3.4 K/9=10.0 K/BB=2.98
◯カーブ コマンド 奪三振 / △耐久性
16年ドラフト全体7位左腕。TJ手術から復帰すると昨季は21先発を務めるなど健康ぶりをアピールした。プラスのカーブが最大の武器で、速球も90-93マイルと傑出していないものの角度があり打ちにくい。また、コマンド&チェンジアップも平均以上の可能性を示しており、ローテーション半ばクラスのポテンシャル。

9.ルウィン・ディアズ(1B)/Lewin Diaz
(A+/2A)121G 455AB 27HR 33BB 91K .270/.321/.530/.851
◯パワー 1B守備 / △スピード
昨夏にS.ロモとのトレードで加入。D.オルティーズと比較されるスラッガーで、昨季は27ホーマーを放つなどブレーク。打球速度がズバ抜けており、広角に長打が打てる。四球を稼げるタイプではないが三振数も少なくコンタクト難はない。1B守備は平均以上の評価で、守備範囲や肩の強さに優れている。

10.キャメロン・マイスナー(OF)/Kameron Misner
(R/A)42G 163AB 2HR 30BB 42K 11SB .270/.388/.362/.750
◯パワー スピード 肩 / △コンタクト
19年ドラフト全体35位指名。ヒットツールに懸念があるものの大柄なオールラウンダーで、B.ジマー(インディアンズ)と比較されている。20~30本塁打も狙えるバットスピードがあり、守備もCFとして及第点。

11.ニック・ネイダート(RHP)/Nick Neidert
(R/A+/3A)4.67ERA 54.0IP BB/9=4.5 K/9=7.7 K/BB=1.70
◯コマンド チェンジアップ ストライク先行 / △球威 スライダー
速球は90マイル前半と支配的ではないが、ストライクを積極的に攻めるコマンドと度胸を備えており、スカウトからはT.ハドソン(元ジャイアンツ)と比較される。19年はキャリアワーストの成績に終わったが、オフのAFLでは5先発で防御率1.25と復調を見せた。

12.エバン・フィッター(RHP)/Evan Fitterer
(R)2.38ERA 22.2IP BB/9=4.8 K/9=7.5 K/BB=1.58
◯速球 カーブ / △素材型 
名門UCLAへの進学が内定していたが、オーバースロットとなる契約金150万ドルでスティールに成功した右腕。91-95マイルの動きに富んだ速球と鋭いカーブを主体に4球種を織り交ぜる姿は、「球威を足したカイル・ヘンドリクス(カブス)」と形容される。
13.ホセ・サラス(SS)/Jose Salas
◯パワー スピード / △素材型 
昨夏に契約金280万ドルで入団した16歳。「20-20」を狙えるスイッチヒッターSSで、ポテンシャルは高い。体格的に長くSSに残れるかは意見が分かれているが、マーリンズ組織は運動能力の高さから可能だとの見立て。

14.ペイトン・バーディック(OF)/Peyton Burdick
(A-/A)69G 260AB 11HR 34BB 72K .308/.407/.542/.949
◯パワー 肩 / △両翼向き
19年ドラフト3巡目。筋肉質でプラスのパワーポテンシャルの持ち主。それでいてプロデビューでは四球率11%とヒットツールも上々だった。守備では強肩のおかげで外野両翼ならば平均から平均以上の選手になれるだろう。

15.コナー・スコット(OF)/Connor Scott
(A/A+)122G 476AB 5HR 42BB 117K 23SB .248/.310/.359/.670
◯スピード 肩 CF守備 / △打撃 素材型
18年ドラフト全体13位。6-4/180の長身細身の体型で、素手でバットを振り抜く姿は高校の先輩であるカイル・タッカー(アストロズ)と瓜二つ。スピードが最大の武器で、少なくとも平均以上のCFになれるとの見立て。現状ではパワー&アプローチが不安定で打撃のポテンシャルを生かし切れていない。

16.ホゼ・ディバース(SS)/Jose Devers
(R/A/A+)47G 177AB 0HR 14BB 26K .322/.391/.390/.781
◯SS守備 / △打撃 素材型 / ✖パワー
ラファエル・ディバース(レッドソックス)のいとこ。プラスのSS守備が高く評価されているが、フリースインガーかつパワーレスの打撃がネック。打撃の将来像はディー・ゴードン(マリナーズ)になりそうだ。

17.ナシム・ヌネス(SS)/Nasim Nunez
(R/A-)51G 185AB 0HR 35BB 48K .200/.327/.238/.565
◯SS守備 肩 スピード / △素材型 / ✖打撃 パワー
昨年のドラフト2巡目。運動能力に長けており、ゴールドグラブ級のSS守備と評されている。走塁も巧みで、プロデビューは30回試みて28個の盗塁を成功させた。しかし打撃に不安があり、改善しないとレギュラー獲得は難しいだろう。

18.スターリング・シャープ(RHP)/Sterling Sharp
(R/A-/2A)3.53ERA 58.2IP BB/9=2.3 K/9=8.0 K/BB=3.47
◯グラウンドボーラー / △スライダー
オフのルール5ドラフトでナショナルズから加入。シンカーとチェンジアップを器用に使い分け、昨季は2Aでグラウンドボール率63%をマーク。スライダーも扱うが平均以下。マイナーでは先発としてプレーしているが、今季はブルペンの一角として期待される。

19.ホルヘ・グズマン(RHP)/Jorge Guzman
(2A)3.50ERA 138.2IP BB/9=4.6 K/9=8.2 K/BB=1.79
◎球速 / ×コマンド
荒削りだが最速103マイルを誇る球威はマイナーでもトップクラス。昨季は高めの速球を有効に使ったことが好結果につながった。しかしマイナー5年でBB/9=4.5とコントロールが壊滅的。開花すればローテーション3番手クラスもブルペン転向のリスクが高い。

20.ブレイディ・エンカーナシオン(RHP)/Breidy Encarnacion
(DSL)1.91ERA 47.0IP BB/9=2.1 K/9=10.9 K/BB=5.18
◯速球 3球種 / △素材型
昨季DSLでプロデビューを飾ると、防御率・K/9・K/BBでチームトップをマーク。6-3/185の理想的な体躯から最速94マイルの速球にカーブ&チェンジアップを織り交ぜる。フォームも滑らかでストライク先行の投球をすることができる。まだまだ時間はかかるだろうが楽しみな選手だ。

Plus One Prospect
ハンベルト・メヒア(RHP)/Humberto Mejia
(A/A+)2.09ERA 90.1IP BB/9=2.4 K/9=8.9 K/BB=3.71
◯コントロール / △球威
傘下ベストとも評されるコントロールアーティスト。速球は90-93マイルと支配的ではないが、70マイル後半のカーブがよく切れる。チェンジアップも第3球種として確立しているが、球威の平凡さからリリーフ向きか。耐久性にも不安がある。

2020年3月9日月曜日

2020 ATLANTA BRAVES TOP 20 PROSPECTS

2020 ATLANTA BRAVES 

TOP 20 PROSPECTS

Cristian Pache(OF)
本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。

1.クリスチャン・パチェ(OF)/Cristian Pache
(2A/3A)130G 487AB 12HR 43BB 122K 8SB .277/.340/.462/.802
◯スピード CF守備 肩 コンタクト / △パワー 
傑出した運動能力の持ち主で、チームの主砲R.アクーニャと比較される原石。中でも俊足と強肩を生かしたCF守備はマイナーNo.1の呼び声高い。課題とされてきた打撃でも36二塁打・12本塁打とキャリアハイを更新。パワーを磨きつつあり、将来は20-25本塁打も可能と評されるまでになった。

2.ドリュー・ウォーターズ(OF)/Drew Waters
(2A/3A)134G 527AB 7HR 39BB 164K 16SB .309/.360/.459/.819
◯打撃 スピード 肩 CF守備 / ✖アプローチ 
卓越したヒットセンスの持ち主で、スムーズなスイングで広角に打ち分けるスイッチヒッター。19年は2Aでリーグの首位打者を獲得するなどオールスター級の打者になり得る。しかし四球率6.7%・三振率28.6%とアプローチが脆く、プレミア12では9打席で7三振を喫するなど各国の上位投手相手に苦戦した。まだ時間はかかるだろうがアプローチを修正し適応できればオールスター選手になれる。

3.イアン・アンダーソン(RHP)/Ian Anderson
(2A/3A)3.38ERA 135.2IP BB/9=4.3 K/9=11.4 K/BB=2.65
◯奪三振 体格 速球 3球種 運動能力 / △コマンド
16年ドラフト全体3位指名。長身から角度の利いたMAX98マイルの速球と縦カーブを投げ下ろす。またチェンジアップもプロ入り後に磨きがかかり、今では平均以上のボールに成長。昨季はキャリアハイとなるK/9=11.4をマークするなどボールの威力は申し分なし。しかしマイナー4年でBB/9=4.0とコントロールに課題があり、特に3A昇格後は5試合でBB/9=6.6と大荒れだった。

4.カイル・ライト(RHP)/Kyle Wright
(3A)4.17ERA 112.1IP BB/9=2.8 K/9=9.3 K/BB=3.31
(MLB)8.69ERA 19.2IP BB/9=5.9 K/9=8.2 K/BB=1.38
◯体格 速球 4球種 体格 / △コマンド
17年のドラフト全体5位指名。最速99マイルの速球を主体に平均以上のスライダー&カーブ&チェンジアップ織り交ぜるハイスペック右腕。メジャー通算25イニングでBB/9=6.7を叩き出すなどコントロールに難ありだが、昨季3AでマークしたK/BB=3.31はキャリアハイだった。今季は開幕ローテーションを争う。

5.ブライス・ウィルソン(RHP)/Bryse Wilson
(3A)3.42ERA 121.0IP BB/9=1.9 K/9=8.8 K/BB=4.54
(MLB)7.20ERA 20.0IP BB/9=4.5 K/9=7.2 K/BB=1.60
◯速球 運動能力 スタミナ / △スライダー
22歳ながら6-1/225と体格は成熟。伸びしろはあまり見込めないが、完成度が高くワークホース向きだ。常時94-95マイルを計測する速球をゾーンに集めるが、メジャーではHR/9=2.3と被弾の多さに苦しめられた。チェンジアップが第2球種で、スライダーのキレを磨く必要がある。マイナー4年でK/BB=4.01。

6.シェイ・ランゲリアーズ(C)/Shea Langeliers
(A)54G 216AB 2HR 17BB 55K .255/.310/.343/.652
◯C守備 肩 パワー / △スピード
19年ドラフト1巡目。守備能力は昨季DRS+21を記録したオースティン・ヘッジス(パドレス)と比べられる司令塔候補。Aでは盗塁阻止率41%をマークするプロデビューを飾り、フレーミングも優秀。打撃のポテンシャルは少なくともヘッジスより上で、将来的に「.270・20本」も狙えるだろう。

7.カイル・マラー(LHP)/Kyle Muller
(2A)3.14ERA 111.2IP BB/9=5.5 K/9=9.7 K/BB=1.76
◯体格 伸びしろ 速球 / △素材型 コントロール 変化球
高校では二刀流としても活躍。6-6/225の体格に素晴らしいポテンシャルを潜めており、ドラフト2巡目ながらオーバースロットとなる契約金250万ドルでブレーブス入りした。プロ入り時に80マイル後半だった速球は投手育成プログラム「ドライブライン」によってMAX98マイルに上昇。変化球&コントロールはまだ粗く、磨かれる必要がある。

8.ブレイデン・シューメイク(SS)/Braden Shewmake
(A/2A)65G 247AB 3HR 25BB 40K 13SB .300/.371/.425/.796
◯コンタクト スピード / △SSにしては体大きい
19年ドラフト全体21位。オーバーピックでの指名となったが卓越したコンタクトスキルとスピードを武器にOPS.868・13盗塁と好デビューを飾った。6-4とSSとしては長身だが高い野球IQと守備能力を持ち併せており、平均レベルの評価。打撃を活かして2Bや3Bに移る可能性もある。

9.ウィリアム・コントレラス(C)/William Contreras
(A+/2A)110G 381AB 6HR 29BB 84K .255/.315/.354/.669
◯打撃 運動能力 / △素材型 精神面
ウィルソン・コントレラス(カブス)の弟。攻守のポテンシャルは高いが、全体的に磨かれる必要がある。捕手ながら運動能力が高く、アジリティや肩の強さは申し分ないが、集中力不足などからミスの多さが目立つ。守備能力ではランゲリアーズに劣るが、打撃では優位に立てる可能性がある。

10.タッカー・デビッドソン(LHP)/Tucker Davidson
(2A/3A)2.15ERA 129.2IP BB/9=3.7 K/9=9.3 K/BB=2.48
◯速球 奪三振 / △リリーフ向き? コマンド
コントロールの悪さからドラフト19巡目でプロ入りも、昨季はコントロールを改善させてブレークを飾った。コンスタントに96-97マイルを叩き出す速球と縦カーブのコンビネーションで、チェンジアップも平均レベルまで磨きがかかった。力んで投げ込むため先発適性にはやや疑問。リリーフ向きか。

11.ジャッセール・デラクルーズ(RHP)/Jasseel De La Cruz
(A/A+/2A)3.25ERA 133.0IP BB/9=3.3 K/9=8.2 K/BB=2.47
◎速球 / △変化球 コマンド
荒削りながらハイポテンシャルで3球種揃った先発投手になり得る。速球は最速100マイルで、カーブ&チェンジアップも平均以下だったのが平均前後の水準まで向上した。コントロールもBB/9を18年の4.4から3.3に改善させるなど進歩が見られた。変化球&コマンドの改善が上手くいかなくてもブルペンで輝けるだろう。

12.マイケル・ハリス(OF)/Michael Harris
(R/A)53G 212AB 2HR 18BB 42K .277/.344/.393/.737
◯スピード 肩 コンタクト / △素材型 パワー アプローチ
19年ドラフト3巡目の高卒選手。ツールの宝庫で、スピード&肩の強さはすでにプラス評価。外野3ポジションどこでも通用する資質を備えている。打撃でもスイッチヒッターで、コンタクトを多く生み出せる。スイング自体は力強く、アプローチを磨いていけば本塁打も量産できるようになるだろう。RではOPS.917とよく打っていたがAでOPS.501と苦しんだ。18歳という年齢を考慮すれば仕方ないだろう。

13.ハスカー・イノア(RHP)/Huascar Ynoa
(A+/2A/3A)5.09ERA 97.1IP BB/9=4.2 K/9=10.2 K/BB=2.44
(MLB)18.00ERA 3.0IP BB/9=3.0 K/9=9.0 K/BB=3.00
◯速球 奪三振 / △コマンド リリーフ向き?
先発時には常時94-95マイル、リリーフ時には100マイルを叩き出すパワーアーム。80マイル中盤のスライダーは回転率が優秀で、決め球に使える。チェンジアップは平均レベルだがリリーフ時にはほとんど使わない。マイナー5年でBB/9=4.1とコントロールに課題があり、昨季はリリーフとしてメジャーデビューした。

14.ボーン・グリッソム(SS)/Vaughn Grissom
(R)44G 184AB 3HR 16BB 27K .288/.361/.400/.761
◯パワー 肩 / △3B向き 素材型
19年ドラフト11巡目ながらバットスピードとアプローチが優秀でRでは四球率8.7%・三振率14.7%をマーク。6-3/180の大柄な体格からパワーも成長が期待できる。守備ではSSを守っているが、シーズン後半は3Bでの出番が増えた。肩の強さやグラブ捌き、大柄な体格から3B向きと見るスカウトが多い。

15.フレディ・ターノック(RHP)/Freddy Tarnok
(A+)4.87ERA 98.0IP BB/9=3.3 K/9=7.5 K/BB=2.28
◯3球種 速球 / △コマンド リリーフ向き?
恵まれた体躯から豪快に投げ込む姿はケンリー・ジャンセン(ドジャース)と重なる。昨季はコントロールの改善に取り組み、BB/9を4.8→3.1に改善させた。速球は92-94マイルとデラクルーズやイノアほどではないが、チェンジアップに磨きがかかり決め球として確立。パワーカーブもよく切れる。

16.パトリック・ウェイゲル(RHP)/Patrick Weigel
(2A/3A)2.73ERA 79.0IP BB/9=4.7 K/9=8.1 K/BB=1.73
◯球威 4球種 / △コマンド リリーフ向き? 不安定
昨季はTJ手術から本格復帰となったが、術前の水準まで球威は復活。先発時には90マイル前半もリリーフ時には97-98マイルを計測することもある。スライダー&カーブに加え、第4球種にチェンジアップも織り交ぜる。大柄な体格ゆえコントロールとスタミナがネックで、ブルペンに専念した方がいいかもしれない。

17.ビクター・ボドニック(RHP)/Victor Vodnik
(A)2.94ERA 67.1IP BB/9=3.2 K/9=9.2 K/BB=2.88
◯速球 / △コマンド 変化球 リリーフ向き
最速で96-98マイルに達する速球が自慢。Aではリリーフ中心のプレーとなったが支配的な投球を見せた。スライダー&チェンジアップはキレるが安定感に欠けるのがネック。フォームも未完成でコントロールは平均以下。ブルペン向きと見るスカウトが多いが、球威は先発でも通用しうるレベル。

18.トレイ・ハリス(OF)/Trey Harris
(A/A+/2A)131G 470AB 14HR 36BB 91K 8SB .323/.389/.498/.887
◯コンタクト / △LF向き パワー
5-8と身長は低いが、シンプルなスイングで広角にライナーを弾き返す。プロ入りしてから2年続けて打率.300オーバーを記録。オフのAFLでもOPS.810と健闘。守備はLFが適任とされているが、AFLではRF
も経験。バックアップ向きだが、このまま打てればレギュラーを張れる程度の実力はある。

19.ブライス・ボール(1B)/Bryce Ball
(R/A)62G 263AB 17HR 26BB 50K .329/.395/.628/1.023
◯パワー / △守備走塁
6-6/235と体格に恵まれ、自慢のパワーは20-80スケールで70評価。RではリーグトップのISO.352と長打を量産。それでいて選球眼も備わっている。守備では1B専門だが、フットワーク等を磨いていけば平均程度の守備力になれるだろう。

20.ジャスティン・ディーン(OF)/Justin Dean
(A)109G 429AB 9HR 62BB 115K 47SB .284/.386/.431/.817
◯スピード CF守備 / △打撃 体格
プラスのスピードを備えたリードオフポテンシャル。スピードを生かしたCF守備はリーグ屈指と評判だった。14個の補殺を記録するなどスローイングも良い。5-6と体は小さいが平均程度のパワーを秘めている。しかし打撃面はまだまだ荒削りでレギュラーよりも4番手外野手が適任だろう。

Plus One Prospect
フィル・ファイファー(LHP)/Phil Pfeifer
(A+/2A/3A)2.97ERA 133.1IP BB/9=2.8 K/9=10.7 K/BB=3.79
◯カーブ 奪三振 / △コマンド チェンジアップ
すでに27歳とプロスペクトとしては高齢だが、昨季は3Aでリリーフながら7.1回/13Kと好投。オフのオーストラリアリーグでは9先発で防御率3.10と先発としても成功し、40人枠入りを果たした。90マイル前半の速球と驚異的なスピンレートを誇るカーブのコンビネーション。チェンジアップは&コマンドの質は平凡でブルペン向きか。

2020年3月2日月曜日

2020 TEXAS RANGERS TOP 20 PROSPECTS

2020 TEXAS RANGERS 

TOP 20 PROSPECTS

Josh Jung(3B)

本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。MLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。

1.ジョシュ・ヤング(3B)/Josh Jung
(R/A)44G 174AB 2H 18BB 32K 316/.389/.443/.831
◯打撃 肩 / △スピード
19年ドラフト1巡目。滑らかなスイングで二塁打を量産するヒットツールが武器。パワー面には疑問も、一部スカウトは25ホーマーレベルとも。元々は遊撃だったがスピードが平均以下のため三塁転向。堅実なグラブ捌きと平均以上の肩の強さから適任と見られている。

2.サム・ハフ(C)/Sam Huff
(A/A+)127G 475AB 28HR 33BB 154K .278/.335/.509/.845
◯パワー 肩 / △コンタクト スピード
昨季マイナーで28ホーマーを放つなどブレーク。フューチャーズゲームでも特大ホームランを放ちMVPを獲得。アプローチの荒さは懸念材料だが、メジャーで30本も狙える長打力は魅力。守備でも大柄な体格ながらフットワーク&ブロッキングに磨きがかかった。肩も強く盗塁阻止率48%とスキがない。

3.ハンス・クロウズ(RHP)/Hans Crouse
(A)4.41ERA 87.2IP BB/9=2.0 K/9=7.8 K/BB=4.00
◯速球 スライダー 奪三振 体格 / △チェンジアップ コンディション
肘の故障により19先発にとどまり、オフには手術を受けた。最速99マイルの速球と縦に鋭く切れるスライダーはいずれもプラスピッチになり得る。チェンジアップは磨いている段階だが、課題のコントロールは改善を見せた。2位でも良かったが、コンディション面を考慮して3位にとどめた。

4.ニック・ソラック(2B/OF)/Nick Solak
(3A)115G 419AB 27HR  45BB 105K 5SB .289/.362/.532/.894
(MLB)33G 116AB 5HR 15BB 29K 2SB .293/.393/.491/.884
◯パワー コンタクト スピード / △守備 肩
ズバ抜けたコンタクトスキルを活かし、昨季はメジャー/マイナーで計32ホーマーと打撃に関しては心配なし。しかし守備があまりにも拙く、内野に残るのは厳しい状況だ。ベンチに置いておくには惜しい打力だが、レギュラーで辛抱できる守備力でもない。守備難を克服できればスーパーユーティリティーになれる。

5.マキシモ・アコスタ(SS)/Maximo Acosta
◯打撃 スピード 肩 / △素材型
昨夏契約金165万ドルで加入の17歳。ツールや体格からグレイバー・トーレス(ヤンキース)と比べられる大器。すでに高い打撃技術を身に付けており、平均以上の打者になり得る。守備は傑出していないが、SSとして必要な資質を見せており、ポジションに残れるとの見立て。

6.ジョー・パルンボ(LHP)/Joe Palumbo
(2A/3A)3.01ERA 80.2IP BB/9=3.9 K/9=12.0 K/BB=3.09
(MLB)9.18ERA 16.2IP BB/9=4.3 K/9=11.3 K/BB=2.63
◯速球 カーブ 奪三振 / △チェンジアップ 耐久性
クロスファイヤーから最速96マイルの速球と平均以上のパワーカーブのコンボ。メジャーでも16.2回/21Kと自慢の奪三振能力を示した。マイナーでは4年連続K/9=11.0超。しかし、プロ7年で100イニング以上投げたシーズンが一度もなく、耐久性に不安。

7.バイロン・ローラ(OF)/Bayron Lora
◯パワー / △素材型 コンタクト
昨夏に契約金390万ドルで入団の17歳。40ホーマーも狙える驚異的なパワーの持ち主で、ジョーイ・ギャロ(レンジャース)のような選手になり得る。スイングが大振りでコンタクト面に不安。RF守備ではルート取りが荒く、1B転向になるリスクもある。

8.ルイサンジェル・アクーニャ(SS)/Luisangel Acuna
(DSL)51G 202AB 2HR 34BB 26K 17SB .342/.438/.455/.893
◯スピード 肩 / △素材型
ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)の弟。体は大きくないが、ゆったりとした一本足から素早く力強いスイングでライナーを量産する姿は兄と重なるものがある。プロ入り前は二塁かセンターへの転向が濃厚と見られていたが、飛躍的に向上を遂げ、遊撃にとどまれる可能性を示した。

9.シェルテン・アポステル(3B/1B)/Sherten Apostel
(A/A+)121G 418AB 19HR 51BB 120K .251/.339/.440/.779
◯パワー 肩 / △素材型 3B守備
キュラソー島出身のプロスペクトで、オランダのU-23やU-18でもプレーの経験がある。体格に恵まれたパワーヒッターで、打席での辛抱強さも身に付けている。守備では肩が強く、失策も減らしたが、一塁転向になるリスクもある。

10.デービス・ウェンゼル(3B)/Davis Wendzel 
(R/A-)7G 19AB 1HR 5BB 6K .316/.458/.526/.985
◯コンタクト 守備 / △パワー スピード
19年ドラフト全体41位指名。1位のヤングと同じくヒットツールに長けた三塁プロスペクトで、ヤングにはパワーで劣るが守備力で勝る。レンジャースはウェンゼルを三塁だけでなく、遊撃や二塁でも起用しているプランを持っている。

11.スティール・ウォーカー(OF)/Steele Walker
(A/A+)120G 457AB 10HR 50BB 78K 13SB .284/.361/.451/.811
◯コンタクト / △パワー 両翼向き?
今オフにノマー・マザーラとのトレードでホワイトソックスから加入。走攻守と穴がなく、中でも三振率がわずか15%コンタクト力に長けている。スピードと肩の強さが平均的で、コーナーに回ると心配するスカウトも多い。パワーナンバーを伸ばせるかが分かれ目。

12.ロニー・ヘンリケス(RHP)/Ronny Henriquez
(A)4.50ERA 82.0IP BB/9=3.0 K/9=10.9 K/BB=3.67
◯速球 3球種 / △素材型 体格
5-10/155と小柄ながら素早い腕の振りで常時93-96マイル、最速98マイルを計測するハードボーラー。スライダー&チェンジアップはどちらも空振りが奪え、決め球になり得る。安定してゾーンに集めるコントロールも備わっており、先発ローテーション半ばクラスのポテンシャル。

13.イェリー・ロドリゲス(RHP)/Yerry Rodriguez
(A)2.08ERA 73.2IP BB/9=2.6 K/9=10.4 K/BB=4.05
◯速球 コマンド 3球種 / △素材型 
92-96マイルの速球を軸にした投球が真骨頂。高めで空振りを奪ったり、低めに沈ませてゴロを打たせたりできる。カーブ&チェンジアップを織り交ぜるが、安定感を磨いていきたい。マイナー4年でB/9=1.9とコマンドにも優れている。

14.リッキー・バナスコ(RHP)/Ricky Vanasco
(A-/A)1.81ERA 49.2IP BB/9=4.5 K/9=13.6 K/BB=3.00
◯速球 奪三振 / △素材型 コントロール チェンジアップ
17年ドラフト15巡目右腕が急成長を遂げている。プロ入り時にMAX93マイルだった速球は99マイルに達し、カーブも第2球種として確立。チームはチェンジアップの向上に取り組ませている。コントロールも磨いていきたい。

15.コール・ウィン(RHP)/Cole Winn
(A)4.46ERA 68.2IP BB/9=5.1 K/9=8.5 K/BB=1.67
◯速球 カーブ 4球種 / △素材型 コントロール
18年ドラフト1巡目の高卒右腕。よく磨かれた右腕で、滑らかで無駄の少ないフォームから92-96マイルの速球を投げ込む。70マイル台の縦カーブを決め球として扱うが、チェンジアップは未発達。前半戦は制球に苦しみ6月終了時点で防御率7.59も、後半は防御率2.81と復調した。

16.アンダーソン・テヘーダ(SS)/Anderson Tejeda
(A+)43G 158AB 4HR 17BB 58K 9SB .234/.315/.386/.701
◯パワー 肩 / ×コンタクト
三振率32.2%とコンタクトは荒いが、二遊間の選手離れしたパワーが魅力。上手く育てばスイッチヒッターで20ホーマー以上が狙える。2B転向が濃厚と見られていたSS守備では、フットワークを磨いて安定感がUP。20-80スケールで70評価の強肩も魅力。

17.ブロック・バーク(LHP)/Brock Burke
(R/A/2A/3A)3.90ERA 62.1IP BB/9=2.6 K/9=9.2 K/BB=3.56
(MLB)7.43ERA 26.2IP BB/9=3.7 K/9=4.7 K/BB=1.27
◯3球種 / △コンディション 今季全休
オフに肩の手術を受け、今季は全休予定。昨季後半は肩のコンディション不良に悩まされ、メジャーでは思ったような投球ができなかった。健康ならば堅実なローテーション4-5番手になれる。90-93マイルの速球、スライダー、チェンジアップ。

18.レオディ・タベラス(OF)/Leody Taveras
(A+/2A)131G 519AB 5HR 54BB 122K 32SB .279/.344/.376/.719
◯スピード 肩 CF守備 / △打撃 パワー 素材型
「パワーを引いたカルロス・ベルトラン」と評されるポテンシャルも、マイナー4年でOPS.681とトッププロスペクトには物足りないパフォーマンスにとどまっている。守備走塁での貢献は大だが、今のままではメジャーで通用しないだろう。

19.ライアン・ガルシア(RHP)/Ryan Garcia
(R/A-)3.60ERA 5.0IP BB/9=3.6 K/9=14.4 K/BB=4.00
◯速球 4球種 コマンド / 
19年ドラフト2巡目。最速95マイルの伸びのある速球が武器。絶対的な決め球はないが、スライダー&チェンジアップは平均から平均以上の評価を得ており、カーブもレパートリーとして扱える。コントロールも良いため、バックエンドSP向き。

20.タイラー・フィリップス(RHP)/Tyler Phillips
(A+/2A)3.71ERA 131.0IP BB/9=1.8 K/9=7.0 K/BB=3.92
◯コマンド グラウンドボーラー / △球威
球威は支配的ではないが、6-5/200の長身から沈む速球を低めに集めるグラウンドボーラー。カーブ、チェンジアップも確かなボールで、3球種でストライクを奪える。昨季後半から投げ始めたスライダーも効果的。ローテーション5番手タイプ。

Plus One Prospect
テイラー・ハーン(LHP)/Taylor Hearn
(3A)4.05ERA 20.0IP BB/9=4.5 K/9=11.7 K/BB=2.60
◯速球 奪三振 / △コマンド コンディション
滑らかで力みのないフォームから軽々と97-99マイルを計測する大型左腕。昨季はメジャーデビューも果たしたが、肘の違和感によりシーズンのほとんどを欠場した。先発ローテーション3番手相当のポテンシャルを取り戻せるか。