2016年1月7日木曜日

2016 広島カープ  TOP10 Prospect

2016 広島カープ TOP10 Prospect

当ランキングは選手の将来性と即戦力性のバランスを考慮して作成しました。基準としては現行のNPBの新人王規準ではなく、50IP/140打席(あくまで目安)たるメジャーかぶれの基準となっております。選手名先リンクより動画をチェックできます。

1. 岡田 明丈(RHP)※ルーキー
15年ドラフト1巡目。バランスの良い癖のないフォームから最速153㌔のストレート&スライダー&フォークを投げ込む本格派。ピンチに動じないマウンド度胸も高く評価されており、即戦力エースとして期待される。大阪商業大では通算15勝3敗&防御率1.08をマーク。15年には春&秋リーグで最優秀投手のタイトルを受賞。


2. 薮田 和樹(RHP)
2軍:12登板 57.2回 65K 21BB 2.50ERA
1軍:6登板 25回 18K 20BB 5.76ERA
大学通算2登板ながら高い潜在能力を買われ、ドラフト2巡目で広島入り。1年目にして2軍で支配的なパフォーマンスを披露すると1軍でも6登板。最速151㌔のストレート&フォークのパワフルなピッチング。188cm/82㎏と体格にも恵まれており、細かいコマンドを磨いてローテーション定着を目指す。


3.美間 優槻(3B)
2軍:81試合 .264/.305/.407 7本塁打 0盗塁
1軍:1試合 .000
成長著しいパワーポテンシャル。177cm/90㎏とがっちりした体格で、14年には2軍でチームトップの11ホーマー。今季も7ホーマー&OPS.712をパワフルな内容。ツボにハマった時の飛ばす力は目を見張るものがあり、63K/11BBたる荒々しいアプローチが改善されれば一気にブレークできるはずだ。




4. 横山 弘樹(RHP)※ルーキー
15年ドラフト2巡目。尾形佳紀(広島スカウト)が「即戦力としてローテ入りできる」と評する完成度の高さを誇る。187cm/86㎏の恵まれた体格から最速150㌔のストレート&スライダー&カッター&フォーク&無回転の魔球チェンジアップをバランスよく織り交ぜる。メカニックの修正を経て課題の制球力も向上を辿る。

5. 塹江 敦哉(LHP) 
2軍:7登板 22回 11K 10BB 2.45ERA
177cm/76㎏と決して体が大きいわけではないが、柔軟性の高いフォームから最速150㌔のストレートを投げ込む。スライダー&チェンジアップもキレがあり、将来的に平均以上の3球種を扱うスターターになり得る。2軍では2.45ERAも11K/10BBとコマンドが不安定だった。メカニクスの維持に取り組みたい。

6. 飯田 哲矢(LHP)
2軍:22試合 21.2回 22K 2BB 2.49ERA
1軍:16試合 17回 11K 10BB 2.65ERA
社会人出身の即戦力リリーバー。140㌔前半のストレート&カッター&チェンジアップなど多彩な球種をコマンドよく織り交ぜる。2軍では低めに集める制球力を武器にK/BB=11.0をマークし、1軍でも16登板。

7. 上本 崇司(SS)
2軍:86試合 .238/.332/.282 2本塁打 10盗塁
上質な守備走塁を武器にブレークを目指す。SSを中心に内野全般をこなす高い守備力と2軍で10盗塁をマークしたスピードは1軍でも通用するレベルであり、非力な打撃が改善されれば木村昇吾(元広島)タイプのユーティリティーになれる。15年よりスイッチヒッターに転向。31K/24BBと粘り強いアプローチを示す。

8. 西原 圭大(RHP)
2軍:30試合 25.1回 25K 3BB 1.07ERA
1軍:3試合 2.1回 3K 0BB 0.00ERA
サイドスローから130㌔後半、最速で146㌔のよく沈むツーシームを投げ込む。スライダーは小さく曲がり、ツーシームとのコンビネーションで内野ゴロを稼ぐことができる。2軍では防御率1.07&K/BB=8.3と素晴らしいパフォーマンスを見せたが、左バッター対策が課題。現状では右のワンポイントか。

9. 磯村 嘉孝(C)
2軍:69試合 .313/.370/.403 2本塁打 1盗塁
1軍:1試合
攻守のバランスがとれたキャッチャー。2年連続で自身最高打率を更新し、15年はチームトップの打率.313をマーク。守備でもリード面やキャッチングなど着実に成長している。1軍では會澤翼が高い壁となって立ちはだかっており、まずは2軍の正捕手を脱却し、1軍の2番手捕手を目指す。

10.船越 涼太(C)※ルーキー
15年ドラフト4巡目。未完成ながらスケールの大きいアスリートC。高校まではSSとしてプレーも、社会人1年目にC転向。一般的なCに比べアスレチックで、フットワーク&スローイングは群を抜いている。2塁送球では1.8秒を記録。打撃では低打率ながらパワーポテンシャルを秘めており、適応できればラッセル・マーティン(ブルージェイズ)のようなCになれる。

Plus One Prospect
仲尾次 オスカル(LHP)※ルーキー 
15年ドラフト6巡目。日系ブラジル人で、13年WBCではブラジル代表としてもプレー。最速149㌔のパワフルなストレートを武器に即戦力としての活躍が期待される。課題の制球力も向上を辿る。球のキレで勝負できるタイプ。






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