2025年1月4日土曜日

2025 SAN FRANCISCO GIANTS TOP 15 PROSPECTS

2025 SAN FRANCISCO GIANTS

TOP 15 PROSPECTS

2025年 サンフランシスコ・ジャイアンツ プロスペクトランキング
Bryce Eldridge


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は25年6月30日見込みのもの。

FV55

1.ブライス・エルドリッジ(1B)/Bryce Eldridge:20歳
23年ドラフト1巡目。22年のU-18杯ではチーム最多の8本塁打を放ちMVPを獲得。6-7/223の規格外の体格を有するパワーヒッター候補で、24年は高卒1年目ながら23本塁打を放つ活躍を披露した。5月以降はA/A+/2Aでの97試合で打率.305/21本塁打/OPS.938。上位10%打球速度106マイルとすでにMLBでプラス水準の打球速度を記録しており、見極めも優秀。コンタクトを磨いていけば球界を代表するスラッガーになれるだろう。高校時には投手としても有望視された強肩の持ち主で高校までは外野を守っていたが、24年は全守備機会1Bでの出場だった。まだポジションを学んでいる段階で、18失策を喫した。マット・オルソンのような開花を期待したい。


FV45

2.
カーソン・ウィゼンハント(LHP)/Carson Whisenhunt:24歳
22年ドラフト2巡目。1巡目候補だったが禁止薬物の使用によりドラフトイヤーは公式戦に出場できずスリップ。23年はマイナー3階級で防御率2.45/奪三振率35.3%と快投。24年は3Aのロボ審判に苦しみ、与四球率11.1%/防御率5.42と思うような投球ができなかった。平均93マイルのランニングファストとダブルプラスのチェンジアップのコンボ。速球とチェンジアップが全投球の約85%を占めており、第3球種のマスターが課題。なおチェンジアップは落ち幅が40.8インチ(昨季のMLBでチェンジアップの平均落ち幅が40インチ以上あった左投手は6人だけ)もあり、空振り率47%と猛威を振るった。

24年ドラフト全体13位指名。アプローチの磨かれた打撃職人で、パワーとアベレージを両立した強打者への成長が期待される。大学3年のシーズンでは、打率.363/28本塁打/OPS1.264と圧倒的な内容。しかし、プロ入り後は小サンプルとはいえど、26試合でOPS.636/三振率31%とやや苦戦。平均以下の守備走塁もネック。肩は強いため、現在はRFを守っている。
James Tibbs


4.ジョニー・レベル(SS)/Jhonny Level:18歳
24年1月に契約金99万ドルで入団した原石。小柄ながら野球IQの高い両打ちSSで、CLE新人のブライアン・ロキオと比較する声もある。SSに定着できるだけの守備力を有し、打撃は素早いバットスピードと確かなバットコントロールを両立。DSLでは10本塁打/OPS.909と最高のデビューを飾った。


5.ダコタ・ジョーダン(OF)/Dakota Jordan:22歳
24年ドラフト4巡目。荒さはあるが、パワー&スピードの魅力的なパッケージ。並外れたバットスピードを誇り、大学のシーズンでは打率.354/20本塁打/OPS1.129をマーク。しかし変化球の見極めが苦手で、三振率29%とヒットツールは黄色信号。プラスのスピードの持ち主だが、あまり盗塁を仕掛けるタイプではなく、守備もRFがメイン。ジャイアンツ入り後はCFで起用された。

6.レイナー・アリアス(OF)/Rayner Arias:19歳
23年に260万ドルで契約したドミニカ共和国出身の原石。10代にしてパワー、アプローチ、コンタクト能力を兼ね備えたピュアヒッター候補だ。23年にDSLで16試合という限られたサンプルながら打率.414/4本塁打/OPS1.333と圧倒的なパフォーマンスを見せて飛躍が期待されていたが、24年は左手首の骨折により25試合の出場に終わった。まずは健康に過ごしてアピールしたい。守備は現在CFメインも、将来的にはビルドアップしてRFに専念するか。


FV40

7.トレバー・マクドナルド(RHP)/Trevor McDonald:24歳
コンディション不良によりブレイクできずにいるが素質は確か。24年は右鼠径部の肉離れにより出遅れたが、マイナーで86回を投げて防御率4.40/奪三振率20.7%/与四球率8.0%をマークし、9月にMLBデビューを飾った。投球の軸である平均92マイルのシンカーと83マイルのスライダーはMLB平均を大きく上回る変化量を誇り、プラスピッチ候補。耐久面の不安を克服し、第3球種のチェンジアップが向上すればローテーションポテンシャルだろう。

23年ドラフト2巡目のカレッジ左腕。切れ味鋭いスライダーが得意球で、少なくとも左殺しのリリーバーとして戦力にはなれるだろう。安定してストライクを取れるコントロールと6-5/200のガッシリした体格は先発向きであり、第3球種のチェンジアップを磨き、先発投手としての評価を上げたいところ。

9.グラント・マクレイ(OF)/Grant McCray:24歳
19年ドラフト3巡目。22年に23本塁打&43盗塁をマークしたパワー&スピードが武器で、外野守備も傘下トップ評価。24年は2AでwRC+110、3Aで103とソリッドな内容。MLBデビューを果たし、37試合で5本塁打を放った。ツールは申し分ないが、MLBで三振率43%、マイナー通算三振率28%とコンタクトが脆すぎてロマン枠止まりか。現状の成功例はトレント・グリシャム(NYY)のような下位打線タイプのCFだろう。

10.
トレント・ハリス(RHP)/Trent Harris:26歳
24歳の時にドラフト外でプロ入りの苦労人。24年はマルチイニングリリーバーとしての起用ながらもA/A+/2Aで計79.2回を投げて防御率1.81/奪三振率34.5%/与四球率8.2%と素晴らしいパフォーマンスを披露した。真上から投げ下ろすような独特のオーバースローからMAX97マイルの4シームにキレの良いカーブ&スライダー。運動能力が高く、コントロールも安定しているため、先発転向も面白いだろう。

11.メイソン・ブラック(RHP)/Mason Black:24歳
21年ドラフト3巡目。22年、23年とマイナーで防御率3点台の安定したパフォーマンスで傘下を駆け上ると、24年は球威ダウンに悩み、3Aで防御率4.59と苦戦したが、MLBデビューして8先発を務めた。平均92マイルのシンカーと80マイル台のスイーパーを軸にアグレッシブにゾーンを攻める。第3球種が不確立なため、このままだとディネルソン・ラメット(元SD他)のような2ピッチタイプの不安定な先発投手、もしくはリリーフで輝くタイプだろう。

攻守に洗練されたユーティリティー向きのプロフィール。打撃はコンタクト&アプローチが優秀で、20歳ながらA+でwRC+112、2Aで125をマークした。4本塁打/ISO.096とパワーレス。守備力は堅実だがSSとしてはややレンジ不足で、2Bに回ればプラスディフェンダーになり得るとの評価。

13.
ボー・デビッドソン(OF)/Bo Davidson:22歳
技術的に成熟すれば「CFで20-20」も狙える逸材。短大からドラフト外で23年に入団すると、24年はAでの53試合で打率.328/9本塁打/wRC+173と凄まじいパフォーマンス。パワーと肩力がプラス評価で、スピードも平均以上。ゴロが多かったり、空振りが多かったりとヒットツールは発展途上。守備は外野3ポジションで出場したが、LFでの出場が中心だった。

23年ドラフト13巡目の高卒左腕。オーバースロットの契約金でCLE入りした。24年はRで11先発して防御率2.54/奪三振率34.1%/与四球率8.6%と好投。7月にアレックス・コッブとのトレードでSFに移ってきた。92-95マイルの4シームと大きくフェードするチェンジアップ、鋭く落ちるスライダーで空振りを量産する。Aに上がってからはコマンドで苦戦したが、来季はどうか。

15.エバーソン・アルティアガ(SS)/Aeverson Arteaga:22歳
19年に契約金100万ドルで入団した原石。肩&守備力がプラス評価で、MLBでもSSにとどまれる可能性を示している。22年、23年とマイナーの監督が選ぶリーグの「best defensive shortstop」に2年連続で選出された。24年は胸郭出口症候群の手術により前半戦を欠場。25試合の出場にとどまった。アプローチの荒さがネックであり、打者としての総合評価は平均以下との見立て。それでも23年はA+で上位10%の打球速度103マイル&ゾーン内コンタクト率85%とMLB平均レベルの数字を残しており、選球眼さえ改善されれば開花の素質あり。

Notable Prospects

元々外野手だったが契約先が見つからなかっため投手に転向。すると91マイルまで出るようになり、24年1月にSFと14万ドルで契約。24年はMAX96マイルまで伸び、DSLでの10先発で防御率2.59/奪三振率27.4%/与四球率8.5%と好投を披露した。速球とハードスライダーを武器に空振りを誘う。

パワーが武器の原石。24年1月に契約金14万ドルでSF入りした。DSLでは打率.300/5本塁打/wRC+139。引っ張りフライを量産する打撃技術をすでに身に着けている。守備はCFを守ったが、最終的にはコーナーに収まるとの評価。

24年ドラフト6巡目。禁止薬物の使用により、大学2年の終わりから3年シーズンに出場停止を受けたため、スカウトへのアピール機会が少なかったが、パワーポテンシャルと選球眼の良さを買われての指名。Aでは29試合で5HR/出塁率.360をマークした一方で、打率.196/三振率29.4%とコンタクトに苦戦した。

度重なる故障により、大学から通じてここ5年間で53.2イニングしかプレーできていないが、素質はエース級。24年は3Aでリリーフとして登板していたが、6月に故障でシーズン終了。オフに左肩の手術を受け、25年は全休が濃厚。MAX100マイルのシンカーと変化量大のスライダーのコンビネーション。


2025年1月2日木曜日

2025 SAN DIEGO PADRES TOP 15 PROSPECTS

2025 SAN DIEGO PADRES

TOP 15 PROSPECTS

2025 サンディエゴ・パドレス プロスペクトランキング

Leodalis De Vries


本ランキングは各傘下の選手を現在の活躍と今後の伸びしろから総合的に判断し、作成したものである。「将来キャリアを通じてどれだけメジャーでバリューを示せるか」という点に重きを置いており、即戦力ランキングでも伸びしろランキングでもない。FanGraphsのFV(Future Value)を参考に選手の将来的なスケール像を「20-80スケール」で表している。ランキングについてはMLB.comやBaseball Americaといった媒体を参考にしつつ、独自の視点を加えて評価したつもりである。選手の年齢は25年6月30日見込みのもの。

FV55

1.レオデリス・デブリース(SS)/Leodalis De Vries:18歳
MLB公式の24年度国際アマチュアFAランキング1位のスイッチヒッターSSで、契約金420万ドルでSD入りした。入団するといきなり1Aでデビューし、wRC+116(7月以降は158)と見事なパフォーマンス。年齢離れしたアプローチとバレル技術が強みで、パワーも体格が仕上がればついてくるとの見立て。SSにふさわしい運動能力を有し、走塁でも活躍できる。
Leodalis De Vries


2.イーサン・サラス(C)/Ethan Salas:19歳
23年1月に560万ドルの大型契約で入団すると、いきなりAでプロデビューし、最終的には2Aまで昇格を果たした。24年はA+でwRC+75と適応に苦しんだが、年齢を考えれば仕方がなく、プロスペクトとしての評価を下げる必要はないだろう。未来のゴールドグラブ候補とも評される捕手守備は年齢離れしており、打撃も将来的には平均以上になり得る。バスター・ポージー(元SF)やアドリー・ラッチマン(BAL)のようなスーパーキャッチャーになり得る逸材だ。
Ethan Salas


FV45

3.
カッシュ・メイフィールド(LHP)/Kash Mayfield:20歳
24年ドラフト1巡目の高卒左腕。23年春の時点で80マイル台だった速球が、翌春には97マイルに達するなど急成長。6-4/200の理想的な体格から常時92-95マイルの4シーム、70マイル台のカーブ、ベストピッチと評される80マイル台前半のチェンジアップで打者を手玉に取る。滑らかな投球メカニクスをしており、この手の投手にしては珍しくコントロールも安定している。


FV40

4.ブレイデン・ネット(RHP)/Braden Nett:23歳 
大学では投球しておらず、サマーリーグでのプレーのみだったが、22年にドラフト外でSD入りすると、すぐさま才能を発揮。90マイル中盤でキャリー成分の強いライジングファストボールと切れ味鋭いスライダーでスカウトたちの注目を集めた。24年はA+でFIP3.66/奪三振率26.4%をマーク。与四球率13.2%という不安定なコントロールを磨いていくことが先発に残るための課題となるだろう。
Braden Nett


5.ウンベルト・クルーズ(RHP)/Humberto Cruz:18歳
16歳ながらU-18のメキシコ代表として活躍した右腕で、24年2月に75万ドルで契約した。脚の長いスラリとしたアスリート体型で、軽快なメカニクスで安定してゾーンに投げ込むことができる。94マイル前後の速球、スライダー、チェンジアップの3球種をすでにレパートリーとして扱うことができる。

6.ボストン・ベイトマン(LHP)/Boston Bateman:19歳
24年ドラフト2巡目の高校生左腕。6-8/240という迫力ある巨体からMAX97マイルの速球とスピンレート2900rpmに届く縦カーブのコンボ。ローテーション3番手級のポテンシャルの持ち主だが、フォームの再現性を高めてコントロールを安定させることと第3球種以降の質を高めていくことが今後の課題。

7.ビクター・リザラガ(RHP)/Victor Lizarraga:21歳
21年に契約金100万ドルで入団したメキシコ出身プロスペクト。打者を圧倒する球威は無いものの、速球とカーブのコンビネーションで打者を惑わし、20歳シーズンながら2Aで21先発/FIP3.96と健闘を見せた。6-3/180と体格的な伸びしろが期待でき、現在90-94マイルの速球をどれだけ伸ばせるかが投手としての天井を決めるだろう。

8.コッブ・ハイタワー(SS)/Cobb Hightower:20歳
24年ドラフト3巡目の高卒選手。ドラフト後の公式戦出場はないものの、教育リーグで好成績を出して評価を上げた。打撃能力を高く評価されており、トレイ・ターナー風のコンパクトかつ力強いスイングでライナー/フライを量産する。走力は平均以上で運動能力も高いが、最終的には2Bの方がフィットするとの評価となっている。

24年にA+/2Aで126.1回を投げて防御率2.99とブレイクした右腕。90マイル前半の速球、カーブ、チェンジアップの組み合わせで上手く打者を打ち取る。課題だった与四球率が10.8%から7.8%に改善されたことが好調の要因か。2A昇格後は奪三振率、被本塁打率いずれも大きく悪化したので、来季どうなるか。

10.イザイア・ロウ(RHP)/Isaiah Lowe:22歳
22年ドラフト11巡目。MAX97マイルの4シームと鋭く曲がるスイーパーのコンビネーションが強烈。しかし、全体的に投手として発展途上であり、磨かれる必要がある。また、身長6フィート1とアンダーサイズでリリーフ向きとの見方が強い。コントロール不足から、A+昇格後に奪三振率が29.7%から14.9%に大幅ダウンした。

11.コール・ファウンテン(3B)/Kale Fountain:19歳
24年ドラフト5巡目の高卒選手。2巡目相当となる契約金170万ドルで入団した。ネブラスカ州の高校生本塁打記録を塗り替えたパワーが最大の強みで、どれだけ打てるかにかかっている。アッパースイング気味なスイングと6-5/225の巨体から3Bに残れるかどうかが懸念されている。

12.フランシス・ペーニャ(RHP)/Francis Pena:24歳
マイナー3年目にして3Aまで登りつめたリリーフプロスペクト。24年はA+/2A/3Aで計63回を投げて防御率2.43/FIP3.16とブレイクを果たした。平均96マイルの4シーム/シンカーと90マイル前半のカッターでゾーンを積極的に攻める。奪三振率25.1%と奪三振は多くないが、ゴロ率57%とハードコンタクトを許さない。

13.カバレス・ティアーズ(OF)/Kavares Tears:22歳
24年ドラフト4巡目補完指名(ジョシュ・ヘイダーの補償ピック)の大学生選手。プラスのパワーが武器の左打者で、走守のツールも平均以上でRF適性あり。一方で大学通算三振率25.6%/コンタクト率65%とヒットツールに課題があり、プロの舞台でもパワーを発揮できるか。

14.フアン・ヌネス(RHP)/Juan Nuñez:24歳
ルール5ドラフトで今オフにBALから獲得。24年はA+で29.1回を投げてFIP3.42/奪三振率32.2%と好投していたが、肩の負傷により5月でシーズン終了となってしまった。92-95マイル、最速97マイルの高回転4シームとキレの良いスライダーのコンビネーションに、発展途上のチェンジアップを交える。5フィート11とアンダーサイズな体格とマイナー通算11%のコントロールからブルペン向きか。

15.ジャガー・ヘインズ(LHP)/Jagger Haynes:22歳
コロナで短縮された20年ドラフトで5巡目に指名された隠し玉左腕。プロ入り後はTJ手術や肩の怪我でまともにプレーできていなかったが、24年は110回を投げるなど健康に1シーズンを過ごせた。90マイル前半の速球、カーブ、チェンジアップを上手く織り交ぜて打者を惑わす。現時点では緩急で打ち取るバックエンドSPタイプだが、球速をどれだけ伸ばせるか。

Notable Prospects

ブラッドリー・ロドリゲス(RHP)/Bradgley Rodriguez:21歳
パワーリリーバー。A/A+/2Aで計61.1回を投げて防御率2.64/FIP3.23と好投を見せた。90マイル後半の速球と80マイル台後半のスプリットチェンジのコンボ。第3球種のスライダーも切れ味鋭い。セットアップ以上が務まるだけの球威の持ち主であり、あとはコントロールの改善だけだ。

元々野手としてプロ入りも大成せず、21年に投手転向。平均95-97マイル/縦変化量18インチという上質なライジングファストボールと変化量大のスライダーのコンビネーション。24年はMLBデビューして11イニングで1失点/21Kと好投。リリーバーとしてブレイク目前だ。
22年ドラフト18巡目ながら、24年はA/A+/2Aで打率.288/11本塁打/OPS.823と好成績をマーク。豪快に引っ張るパワーと四球率15.4%の選球眼を兼備している。プロ入り時は捕手だったがすぐに1Bに転向。109試合で16失策を喫しており、改善が必要だろう。